ラブリコで棚をDIYしてみよう!
ラブリコの商品は壁や床を傷つけず簡単に扱うことができるのが特徴なので、賃貸住まいでも女性の方でも気軽にDIYにチャレンジすることができますよ。
なかでも特に簡単なのがラブリコ商品を使って作る棚です。
自分でDIYすると棚の段数を増やしたり、棚の幅や奥行きも部屋に合わせて作ることができるので、自分仕様の使いやすい棚になりますよ。
のちほど具体的な作り方をご紹介しますが、ラブリコの商品を使って作る棚は床と天井で突っ張って固定するので、地震が来ても棚自体が倒れてくる心配もありません。
最近地震も多いので、地震対策にもなるのは安心ですね。
棚の基本的な作り方さえマスターすれば、そこからアレンジしていくこともできるので、可能性は無限大です。
まずはラブリコ商品を使って棚をDIYしてみましょう。
ラブリコの棚受けの種類
では、棚をつくるのにはどんなパーツが必要になるのでしょうか。
以下4種類のラブリコの棚受けをご紹介します。
- 2×4シェルフサポート
- 1×4シェルフサポート
- 1×6シェルフサポート
- 1×8シェルフサポート
- シェルフサポートアイアン
ラブリコの棚受け①:2×4シェルフサポート
ラブリコの2×4シェルフサポートにはシングルとダブルの2種類があります。
シングルは柱の片方向のみに棚受けがつくタイプでダブルは柱の両方向に同じ高さで棚受けがつくタイプです。
どちらも2×4材用の棚受けになっており、正面からはネジが見えないように工夫されています。
棚の幅を広くするなど2×4材で柱3本を立ててすべて同じ高さで等間隔に棚板を付けたい場合は、ダブルを使うといいでしょう。
色はオフホワイト、ブロンズ、ヴィンテージグリーンの3種類あります。
ラブリコの棚受け「2×4シェルフサポート」の商品概要
製産国 | 中国 |
価格 | 1080円(税込) |
容量 | アジャスタ- 1セット、取扱説明書 |
注意事項 | この商品は屋内用です。 この商品は市販の2×4材(38×89mm)に装着することでねじ・釘を使わず柱を床と天井に突っ張ることを目的とした商品です。天井の高さから95mm短い2×4材を用意してください。下地のしっかりした場所に設置してください。下地の弱い所に設置すると転倒の原因となったり、天井を破損したりする恐れがあります。 |
ラブリコの棚受け②:1×4シェルフサポート
ラブリコの1×4シェルフサポートは1×4材専用の棚受けで、木材はもちろん石膏ボードの壁面にもつけることができるので、木材の柱がなくても棚をDIYすることができるのが特徴です。
棚板を固定する過程で棚板の両端にキャップをはめ込む形になるため、棚板のカットの仕方が多少雑になってしまっても隠れて見えないので安心です。
木材の柱を立てて棚をDIYする場合でも、柱を立てた後からでも棚受けをつけることができるので、後付けで棚の段数を増やすこともできますよ。
色はオフホワイト、ブロンズ、ヴィンテージグリーンの3種類あります。
ラブリコの棚受け③:1×6シェルフサポート
ラブリコの1×6シェルフサポートは1×4シェルフサポートと同じつくりで、1×6材専用の棚受けです。
棚板に奥行きをつけたいときは1×6シェルフサポートが便利です。
棚板に合わせて柱も1×6材にすると統一感が出てスマートですね。
ラブリコの棚受け④:1×8シェルフサポート
ラブリコの1×8シェルフサポートも1×4シェルフサポートと同じつくりで、ラブリコの棚受けのなかで最も奥行きがある、1×8材専用の棚受けです。
奥行きをいかして収納スペースにするのにおすすめですよ。
ラブリコの商品でも1×8材を柱として固定できる商品はないのですが、上の画像のように1×4材を2本並べて使えば、安定感もあり見た目もいいですね。
ラブリコの棚受け「1×8シェルフサポート」の商品概要
製産国 | 中国 |
価格 | ¥1123(税込) |
容量 | 棚受2個、ねじ4本、ボードアンカー4本、取扱説明書 |
注意事項 | この商品は屋内用です。直射日光の当たる所、高温となる所、浴室のような湿度の高い所では使用しないでください。 |
ラブリコの棚受け⑤:シェルフサポートアイアン
ラブリコのシェルフサポートアイアンは1×4材、2×4材に対応している棚受けです。
二重塗装しているため、サビに強く耐久性もあり、直接雨の当たらない場所であれば屋外でも使うことができますよ。
もちろん室内でも問題なく使うことができます。
アイアン素材でできているため、男前インテリアにもよく合うでしょう。
色はブラックとホワイトの2色です。
1×4シェルフサポートアイアンと同様に後付けできる棚受けなので便利ですね。
ラブリコを使った棚の作り方
それではラブリコを使った棚の作り方をご紹介します。
今回は1番メジャーで応用のきく、2本の柱を立ててその柱に棚板をつける方法です。
棚受けは2×4シェルフサポート、柱を立てるためのパーツとしてラブリコ商品の2×4アジャスターを使います。
- 設置場所をきめる
- 材料を手に入れる
- 棚板に棚受けをつける
- 柱に棚板をつける
- 設置場所に固定する
- 応用編
ラブリコを使った棚作りの手順①:設置場所をきめる
まず、どこに棚を設置するのか、どのくらいの大きさの棚を作るのかきめましょう。
棚を設置することができる場所は床や天井に傾斜がないところ、しっかりした下地があるところにします。
基本壁際にそって棚をつくる場合は下地があるので、問題はないのですが、壁際から離れた場所だと下地がない可能性もあります。
今はホームセンターでも手ごろな価格で下地があるか確認できるアイテムも売られていますので、気になる方は使ってみるといいですよ。
ラブリコを使った棚作りの手順②:材料を手に入れる
まず、棚のDIYに必要なラブリコの商品は、2×4アジャスターと2×4シェルフサポートです。
2×4アジャスターは柱を立てて固定するためのパーツです。
今回のように柱を2本立てる場合は2つ必要になります。
2×4シェルフサポートは1セットで2つ入っており1段の棚ができるので、作りたい棚の段数分用意しでください。
次に木材です。
柱となる2×4材2本と棚板になる2×4材を作りたい棚の分だけ必要です。
柱となる2×4材2本は棚を設置したい場所の高さより95㎜短い長さで用意するのがポイントです。
棚板となる2×4材は作りたい棚の横幅そのままの長さでいいですよ。
最後に、工具として電動ドライバーが必要です。
電動ドライバーがない場合は、少し力がいりますがプラスドライバーでもできますよ。
設置する場所が手の届かない高い場所の場合は脚立が必要ですので用意しておいてくださいね。
ラブリコを使った棚作りの手順③:棚板に棚受けをつける
それでは、実際にラブリコの商品を使った棚をDIYしていきましょう。
棚板の両端に2×4シェルフサポートをつけていきます。
2×4シェルフサポートの長方形の面を棚板の端に合わせて付属のねじでとめます。
このとき、2×4シェルフサポートの半分は棚板からはみ出る向きでつけてください。
もう片方も同じようにつけてくださいね。
これで棚受けがついた棚板が出来上がります。
ラブリコを使った棚作りの手順④:柱に棚板をつける
③でできた棚板を柱につけていきます。
棚板の両端から半分はみ出ている2×4シェルフサポートに柱となる2×4材をそれぞれ通し、棚板をつけたい高さで付属のねじでとめます。
棚板の両端が同じ高さになるように気をつけてとめてくださいね。
この作業を棚板をつけたい分だけ繰り返してください。
ラブリコを使った棚作りの手順⑤:設置場所に固定する
④で完成した棚をラブリコの2×4アジャスターを使って設置します。
2×4アジャスターは調節ねじがついているものとついていないものの2つのパーツがセットになっています。
まず、調節ねじがついているパーツを柱となる2×4材の天井側に、ついていないパーツを床側にはめ込みます。
2×4アジャスターを全てはめ込んだ棚を設置したい場所に垂直にたて、天井側にある調節ねじを時計回りにまわすと、圧着されて固定することができます。
もう片方の柱も同じように固定してくださいね。
しっかり棚が固定しているのを確認したら、棚の完成です。
ラブリコを使った棚作りの手順⑥:応用編
より良い棚をつくるための応用編をご紹介します。
⑴木材を塗装する
2×4は比較的きれいな木材なので塗装しなくても充分綺麗に仕上がりますが、部屋のテイストに合わせて塗装すると、より一層自分好みのものに仕上がりますよ。
塗装は組み立てる前に全て終わらせましょう。
⑵アレンジする
完成後にラブリコ1×4シェルフサポートやシェルフサポートアイアンを使って棚を増やすこともできますよ。
さらに、ラブリコ商品には柱2本の間にポールをつけることができる伸縮アイアンロッドという商品もあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
他にも様々なアイディアでラブリコの棚をDIYしている人がたくさんいるので、次の章で紹介したいと思います。
ラブリコで作った棚のDIY実例集
では、ラブリコでどんな棚をDIYすることができるのでしょうか。
以下のラブリコで作った棚のDIYの実例を10個ご紹介します。
- 小スペースで飾り棚
- 電子レンジラック
- スパイスラック
- 洗濯機ラック
- シューズラック
- 本棚
- 有効ボード付き壁面収納
- カフェ風飾り棚
- 間仕切り棚
- 子供用ドレッサー
ラブリコを使った棚DIY実例①:小スペースで飾り棚
ラブリコを使った柱1本のみでつくる飾り棚です。
柱にL字型の金物をつけて棚板をつけるだけの簡単DIYですが、木材を塗装していることで1本の柱がアクセントとなり、とってもおしゃれに見えますね。
このひと手間がぐんと完成度をあげてくれますよ。
柱を1本しか立てていないので、少しのスペースでもつくることができ、材料費も安く済むのでDIY初心者にはおすすめの棚です。
ラブリコを使った棚DIY実例②:電子レンジラック
ラブリコの1×4材専用のパーツを使ってつくる電子レンジラックです。
キッチンカウンターと吊戸棚の間の限られたスペースをうまく使い、柱4本立て、電子レンジの高さに合わせてすのこで棚板をつくっています。
手の届く範囲に設置しているので固定しやすく、木材の長さも短いので楽に調達することができますね。
すのこは100円ショップにも売られており簡単に手に入るだけでなく、電子レンジの熱も逃げやすくなるので、とてもいいアイディアです。
デッドスペースをうまく活用したDIYですね。
ラブリコを使った棚DIY実例③:スパイスラック
このスパイスラックもスペースをうまく活用しています。
ラブリコを使って1×4材で柱を2本立て棚板をつけています。
棚の段数も3段と少なめで手の届く場所なので作りやすいですよ。
スパイスの大きさは様々で規制のものだと入らなかったり、大きすぎたりすることがありますが、DIYすると持っているスパイスに合わせて高さを決められるので、とてもきれいにおさめることができますよ。
毎日使うところなので、ストレスなく使うことができるのは嬉しいですね。
料理をするのも楽しくなりそうです。
ラブリコを使った棚DIY実例④:洗濯機ラック
ラブリコを使って2×4材で柱を2本立てて洗濯機ラックにしています。
写真では棚は2段ですが、増やすこともできますよ。
UTでは、洗濯洗剤やハンガー、シャンプーリンスなどの詰め替え、タオルなど意外と収納するものが多く、収納スペースが足りなくなることがよくあります。
生活スタイルに合わせて、収納スペースをつくれるのは嬉しいですね。
木材の白い塗装も清潔感がありいいですが、ラブリコのパーツも塗装していて、空間の雰囲気ととてもあっています。
ラブリコを使った棚DIY実例⑤:シューズラック
ラブリコを使って2×4材で柱を2本立てシューズラックにしています。
棚受けに2×4シェルフサポートシングルを使い、棚板に1×8材を使うことで靴を置くのに十分な奥行きができます。
柱と棚板の種類が違いますが全く違和感はなくすっきりと仕上がっています。
棚のサイズとしては大きく設置する際に一人では重たく難しいかもしれませんが、使用する材料もパーツも今までに紹介しているものできるので、作り方は簡単です。
玄関の床から天井までの高さのシューズラックになるので、たっぷり収納することができますよ。
オープン収納なので、湿気やにおいがこもらないのもいいですね。
ラブリコを使った棚DIY実例⑥:本棚
ラブリコを使って2×4材で柱を4本立ててつくっている収納力抜群の本棚です。
棚受けには2×4シェルフサポートシングルと2×4シェルフサポートダブルの2種類を使っています。
この本棚も見ての通り作り方はとっても簡単ですよ。
ただし、シューズラックよりも大きく重たいので、必ず複数人で設置するようにしてくださいね。
これだけ大きいと木材の塗装をしなくてもインパクトがあり、木の質感がおしゃれにみえます。
この実例のように、木材の色ではなく、棚受けの色を数種類使って遊び心をもたせるのもいいですね。
ラブリコを使った棚DIY実例⑦:有効ボード付き壁面収納
今までの棚に少しだけアレンジを加えた、有効ボード付き壁面収納です。
ラブリコを使って2×4材で柱を2本立て棚板をつけるところまでは基本の棚の作り方です。
今回の実例では上から1番目と2番目の棚板の間に有効ボードを取り付けています。
有効ボードを取り付けると、フックをかけることができたり、画鋲でポスターを飾ることも気軽にできるようになりますよ。
最近有効ボードを使ったディスプレイも流行っており、100円ショップでも有効ボードや有孔ボード用のフックなんかもたくさん売られています。
とっても簡単なアレンジですが、これだけで棚としての使い方はもちろん、アイディア次第で様々の使い方は無限大ですね。
ラブリコを使った棚DIY実例⑧:カフェ風飾り棚
ラブリコを使って2×4材で柱を2本立て、カフェ風の飾り棚をつくっています。
作り方は今まで紹介している実例と変わらないのですが、棚だけではなく、一番上をポールにしてフックをかけれるようにしています。
またこの実例は棚自体のアレンジよりも、カフェをイメージした棚の飾り方が特徴的でかわいいですね。
棚にものを置くだけではなく、柱に飾りをつけたり、グリーンを飾ることで、カフェの世界観に深みが増しています。
今までの実例は収納メインでしたが、飾りメインにすることで、部屋自体の雰囲気をかえることができていますね。
特に賃貸アパートだと、飾り棚がなかったり飾り棚を置くスペースがないケースも多いです。
そんな方はぜひDIYでお気に入りを飾るスペースをつくっちゃいましょう。
ラブリコを使った棚DIY実例⑨:間仕切り棚
ラブリコを使って2×4材で柱を2本立て間仕切り棚にしています。
今までの実例と違い、壁沿いに棚を設置するのではなく空間を仕切るように設置し、棚に背板をつけることで間仕切り壁の役割も果たしています。
基本の棚の作り方に背板をつけるだけなので、簡単に作ることができますよ。
事例では背板を板壁のようにすることでデザイン性があり、見た目もとてもおしゃれにみえますね。
片面から見たら間仕切り、もう片面から見たら棚ととても実用的な間仕切り棚になっています。
ワンルームの部屋でもリビングスペースとベッドスペースをわけたり、キッチンの目隠しにしたりできますよ。
ラブリコを使った棚DIY実例⑩:子供用ドレッサー
ラブリコを使って2×4材で2本柱を立てて、子ども用のドレッサーにしています。
服をかけられるようにフックをつけたり、棚にライトを置き棚と棚の間の空間に鏡を置いたりと女の子なら誰もが喜ぶドレッサーにしあがっていますね。
子どもが小さいうちは特に細々としたお世話グッズがたくさんあるのでそれらをひとまとめに収納できるのはとても便利です。
全てホワイトに塗装して部屋の雰囲気にもあっており、かわいらしいキッズスペースになっています。
ラブリコを使ったDIY活用本
いま、DIY関連の本もたくさん売られています。
その中でもラブリコを使ったDIYの本「魔法のつっぱり棒でお部屋が変わる」を紹介しますね。
「魔法のつっぱり棒でお部屋が変わる」の著者竹内香予子さんは、今回紹介しているラブリコのメーカー「平安伸銅工業」の三代目社長なのです。
そのため本の中では、ラブリコの使用例はもちろんのこと、つっぱり棒を知りつくしている著者自身の自宅も公開しています。
機能面だけではなく、おしゃれであることにもこだわった内容になっているので、見ているだけでも楽しいです。
ラブリコに興味を持った方は一度手に取ってみてください。
ラブリコであなただけのオーダーメイドの棚をDIYしよう
ラブリコの商品自体もホームセンターで買うことができるので、思い立ったその日に作り始めることができますよ。
自分の好きな色で好きなサイズに、オーダーメイド品のようにできるのがDIYの醍醐味です。
今までDIYをしたことがない人もまずは簡単にできるラブリコ商品を使った棚から挑戦してみてはいかがでしょうか。