塩ビパイプで棚作りが人気
配管に使われる塩化ビニール配管(PVC)はホームセンターなどで売られているもので、値段も比較的安く手に入れることができます。
その塩ビパイプを骨組みにして棚を作るDIYが人気になっています。
様々なパーツを自在に組み合わせる事が出来て、好きな色に塗る事でインテリアとしてお洒落な棚を作る事が出来る事が人気の秘密になっています。
塩ビパイプを加工するための道具は、マジックペンとメジャースケール、塩ビパイプを切るためのノコギリとしっかりジョイントさせるためのハンマー(ゴムハンマーが傷つかないので良い)があればできます。
あとは棚となる板を用意すれば自分好みのお洒落な棚が完成します。
塩ビパイプで棚を作るには、作る前にしっかりサイズを測って図面を描くことが失敗しないコツです。
塩ビパイプ棚のおすすめ図面と作り方
塩ビパイプで棚を作る場合まず、どんな棚を作るのかを図面に描くということから始めましょう。
棚に乗せる物の重さによってパイプの径をどのくらいの太さにするのかを決めます。
棚を何段にするのかによりジョイントの数を決めます。
ジョイントの形も様々なので、その種類も図面に書き入れます。
ジョイントにハマる部分やジョイントパイプの厚みなどがあるため正確な寸法に作るにはコツがいります。
切断寸法を間違えてしまう失敗は結構ありがちなので慎重に組み合わせを考える必要があります。
初めて作る場合は多少アバウトな寸法でも大丈夫な場所に設置する棚から始めると良いでしょう。
塩ビパイプを塗装する場合は、有機溶剤に弱いので水性塗料を使う事をおすすめします。
塩ビパイプの棚は強度が心配
配管資財である塩ビパイプは軽くて丈夫で耐久性があります。
しかし塩ビパイプで作った棚などは本来の使い方ではないので、使用目的により強度が心配になります。
重たいものを乗せたり、サイズの大きな棚を作る場合には強度を考えて作らなければなりません。
ジョイント部分や補強パイプを増やしたりすれば強度も増して耐荷重も増えますので設計段階でしっかり考えておく事が大事になります。
他の人が作った作品をブログや本などで見て勉強することも失敗しないコツです。
ちょっとした工夫や考え方で作品も見違えるように変わると思います。
また、ホームセンターなどに通ってどんな部材があるのかを見ることも大事です。
自分の作りたい棚のイメージに近づけるために情報集めをすることも成功のための一歩です。
塩ビパイプ棚の補強方法
塩ビパイプの棚の補強方法として使える部材がサドルバンドです。
サドルバンドには、鉄製・ステンレス製・樹脂製などがあり、形も様々ありますので用途によって選ぶ事が出来て便利です。
長尺の棚板などを取り付ける場合にはサドルバンドでパイプを固定すればヨレる事がなくなり補強になります。
塩ビパイプのジョイント部分にはしっかりと接着剤を塗り組み立てる事も補強につながります。
床に接地する部分には壁付用のパーツを付けたり設置面が多くなるように工夫すると安定感が増します。
ただし、あまり神経質になって補強をし過ぎるとデザイン的に見栄えが悪くなる可能性もあるので、バランスよく仕上がるように考えながら設計し、図面を書いて組み立てる必要があります。
塩ビパイプ棚は車に便利
キャンプなどアウトドアを楽しむために、荷物が沢山積めたり車中泊が出来たりする車が人気になっています。
アウトドアの目的により積み込む荷物も様々なので、効率よく積み込むためには棚が必要になります。
塩ビパイプの棚は軽くて取り扱いも楽なので自分の目的に合った棚を作って車に載せれば最高のアウトドア車を作る事が出来ます。
また、塩ビパイプは錆びることもないし水洗いもできるので、釣り用の荷物を積んだり、泥だらけの荷物を載せても安心です。
また、補強をしっかりと組み立てれば車中泊用のベッドを作ることも可能です。
塩ビパイプは好きな色に塗る事ができるので、車の色に合わせて塗り替えればオリジナルの専用棚になり、アウトドアの楽しみ方も増えてきます。
塩ビパイプで作れるものは棚だけではない
塩ビパイプは棚だけではなくアイデア次第で色々な物に使う事が出来ます。
ホームセンターなどに売っているワイヤーラティスと組み合わせると、ペット用のゲージを小型犬や大型犬のサイズに合わせて作る事が出来ます。
猫が遊ぶためのキャットタワーもパイプの組み合わせで、部屋の形に合わせる事が出来て楽しい物が作れます。
屋外に置いても錆びたりしないので前輪を挟み込むタイプの自転車置きや屋外用の椅子なども作る事が出来ます。
作品を作ったら塗装にもこだわる事で、さらにお洒落でカッコ良く仕上げる事が出来ます。
色々なカラーに塗るだけでなく、錆びた鉄パイプのように仕上げたりする事でインテリアとしてもお勧めできる作品になります。
おすすめの塩ビパイプDIY本
DIYで作れる色々なインテリアを紹介した本です。
ホームセンターなどに売っている様々な用途に使う資材を視点や発想を変えて使うことで、形を変えてオリジナルのインテリアになります。
業務用の資材や農業で使うための用品、ロープやボトルなど様々な資材を工夫して元々の用途とは別の使い方をすることで便利なインテリアが出来上がります。
アイディア次第で意外なものが重宝したりするものです。
実際に作った実用例が数多く紹介されており、その中に塩ビパイプを使ったインテリアの紹介もあります。
参考にしてDIYを楽しみましょう。
塩ビパイプで自分だけのお気に入りの棚を作る
塩ビパイプは軽くて耐久性があり加工も比較的簡単に出来て値段も安く手に入るので、DIYに最適の素材です。
ちょっとした小物と合わせたり、凝った塗装を施したりとアイデア次第で色々使うことができるのでオリジナリティーに溢れた棚を作る事が出来ます。
大きさも形も自在な用途に合ったお好みの棚を作ったり、シューズボックスやベッド、犬用のゲージや猫用のキャットタワー、普段使うもののホルダーなど必要な分だけ思いついた分だけ作れます。
自分だけのお気に入りの棚を作って活用しましょう。