生ゴミにおける基本の臭い取り方法とコーヒーを使った対策術をご紹介
温かくなってくると気になるのが、生ゴミの臭い。
特にキッチンは、家の中でも温度が上がりやすい場所である上に、湿気の多い場所なので臭いやすいんです。
生ゴミの臭いは、生ゴミを餌にして菌やカビが増殖することが原因です。
水分と酸素、温度が関係していて、生ゴミには水分が多く含まれているので、三角コーナーなど水がかかりやすい場所は菌が繁殖しやすくなり、臭いが発生しやすくなります。
水分が多ければ多いほど菌が増殖しニオイを発生させてしまうので、三角コーナーに生ごみを溜めるのはおすすめ出来ません。
新聞紙で生ゴミの水気が漏れないように包んで捨てるようにすることで、生ゴミの臭いは軽減されます。
ゴミ箱の中にも新聞紙を敷いておくことで、生ゴミの水気や臭いをとってくれます。
生ゴミの臭い対策には、コーヒーのカスもおすすめです。
コーヒーのカスはタバコの臭いも消すと言われているほど消臭効果が高いです。
どうしても、生ゴミを捨てる時に三角コーナーを利用したいときは、直接生ゴミの上にコーヒーのカスを振りかけましょう。
ゴミ箱の中にも振りまくことで臭いをしっかりと消してくれます。
コーヒーのカスがない場合は、お茶のカスでも代用出来ます。
コーヒーやお茶を毎日飲む人は、試してみてください。
100均グッズを使った生ゴミの臭い対策術8選
生ゴミの臭い対策はいろいろな方法やグッズがあって、何を揃えたらいいかわからない…という人も多いのではないでしょうか。
ネットやホームセンターだとお値段も高くなってしまいます。
100均にも、生ゴミの臭い対策に使えるグッズがたくさんあるので活用しましょう。
- 防臭シートで臭いを断つ
- 小さなレジ袋でこまめに捨てる
- ダストホルダー・ゴミ袋キーパーを利用する
- 重曹を使って生ゴミの臭いを消臭
- チャック付きフリーザーパックで生ゴミ冷凍
- パイプ洗浄剤で臭いの元を徹底掃除
- アロマオイルで消臭&抗菌
- 可愛い自立型ぷちゴミ袋を利用
100均グッズを使った生ゴミの臭い対策術①:防臭シートで臭いを断つ
生ゴミの臭いは、三角コーナーなどからゴミ箱に捨てても臭いますよね。
そんな時は、防臭シートをゴミ箱の底に敷いたり、フタに貼って臭い対策をしましょう。
防臭シートを使うことで、生ゴミの臭いを防ぐだけでなく、いろいろなゴミを捨てて臭いが籠りやすいゴミ箱が臭うのを防ぐことも出来ます。
防臭シートは、効果がずっと持続するわけではないので、ゴミ箱の掃除も兼ねて2週間に1回は交換することで、衛生的に保つことも出来ます。
100均グッズを使った生ゴミの臭い対策術②:小さなレジ袋でこまめに捨てる
生ゴミの臭いの原因は、三角コーナーなどに長時間生ゴミが置かれていることで菌が繁殖してしまうからです。
長時間溜め込まずに素早く処理することで臭いの原因をなくすことが出来ます。
100均には、SSサイズの小さいレジ袋が販売されています。
横幅15センチとサイズはとても小さめです。
調理1回分程度しか入らないので、ゴミを溜めてしまうことを防げます。
1枚当たり1円程度とコスパも良いので、気にせず使えるのもメリットです。
100均グッズを使った生ゴミの臭い対策術③:ダストホルダー・ゴミ袋キーパーを利用する
三角コーナーは調理中にゴミを捨てるのに便利ですが、水気が多いので臭いの原因になったりぬめりなどの掃除も意外と大変ですよね。
ダストホルダー・ゴミ袋キーパーを使えば三角コーナーがなくてもゴミを捨てることが出来ます。
生ゴミ用のゴミ袋をシンクや流しにセットして使います。
シンクスペースの節約にもなります。
100均グッズを使った生ゴミの臭い対策術④:重曹を使って生ゴミの臭いを消臭
食べものが傷んで出てくる生ゴミの臭いは酸性のことが多いので、重曹のアルカリで中和することで臭いを取ることが出来ます。
スーパーやドラックストアにも売られていますが、100均でも買うことが出来ます。
ゴミ箱にまくだけでもいいですし、ゴミ袋の中にパラパラと振り掛けるのでもOKです。
重曹は、濡れてしまうと防臭効果が薄くなるので、粉末のまま使ってください。
また、重曹が水気を吸ってくれて、pHが上がる(アルカリ側に傾く)ことで臭いの原因でもある雑菌の繁殖スピードを落とす効果もあります。
生ゴミ入れやゴミ箱に袋をセットする時、底に重曹をひとつかみ程度入れておくと、多少の水気なら吸いとってくれます。
100均グッズを使った生ゴミの臭い対策術⑤:チャック付きフリーザーパックで生ゴミ冷凍
臭いの原因は生ゴミですが、数分前までは食材だったものです。
キッチンは高温多湿になってしまうのでそのままにしておくと当然臭います。
それを防ぐため、調理が終わって水を切ったゴミをチャック付きのフリーザーパックに入れて、ゴミの収集日まで冷凍しておく方法があります。
ビニール袋では密封することは出来ませんが、チャック付きなら水気も臭いも漏れないので安心です。
高いジップロックを使うのは躊躇してしまうかもしれませんが、100均で買うことが出来るので気にせず使えます。
ゴミ収集日になったら冷凍庫から出してそのまま指定のゴミ袋に入れて捨てれるので臭うこともありません。
100均グッズを使った生ゴミの臭い対策術⑥:パイプ洗浄剤で臭いの元を徹底掃除
キッチンの排水口は生ゴミのカスが流れていくところなのでお掃除をしないと臭います。
毎日排水管の奥まで掃除するのはとても大変なので、100均のパイプ洗浄剤がおすすめです。
排水口にポンと入れるだけで、イヤな臭いやヌメリの予防になります。
手が届きにくい奥までジュワーッと発泡して汚れを落としてくれます。
あとは、排水口付近の汚れだけスポンジでキレイにするだけなので定期的にすることで生ゴミの臭い対策になります。
100均グッズを使った生ゴミの臭い対策術⑦:アロマオイルで消臭&抗菌
アロマオイルに消臭効果はありませんが、ティッシュなどにアロマオイルを数滴垂らしてゴミ箱に入れておくと臭いが軽減されます。
アロマオイルは高価なイメージですが、100円均でも手軽に購入できます。
ラベンダーやミントのアロマオイルには抗菌作用があるのでおすすめです。
アロマオイルが余っている方なども試してみてください。
臭い対策とプラスすれば、消臭だけでなく芳香剤としての効果もありますね。
100均グッズを使った生ゴミの臭い対策術⑧:可愛い自立型ぷちゴミ袋を利用
DAISOで販売している、自立型ぷちゴミ袋。
25枚入りで1枚4円とコスパも良く、可愛くて使いやすいと人気です。
濡れたゴミでもOKなので、キッチンの生ゴミ入れに便利です。
見た目が可愛いく自立させることが出来るのでキッチンだけでなく、食卓で果物を食べた時の皮やコーヒーを飲んだ時の砂糖やミルクのゴミを入れるために置いておくことも出来ます。
お酢やスプレーを使った生ゴミの臭い消し5選
生ゴミの臭いに直接スプレーをして臭いを元から消し去りましょう。
- ゴミ袋にお酢を染み込ませたシートを敷く
- アルコールスプレー
- クエン酸スプレー
- ごぼう消臭スプレー
- 逆性石鹸スプレー
お酢やスプレーを使った生ゴミの臭い消し①:ゴミ袋にお酢を染み込ませたシートを敷く
酢には生ゴミの臭いを取る効果があります。
酢は身近にある酸性の物でキッチンに必ずありますよね。
酢は食品なので人体に害がないため、誰にでも使える非常に安全で便利な方法です。
キッチンペーパーと酢と水だけでOK。
どれもキッチンにありますよね。
大さじ3杯くらいの量の水で2倍に薄めた酢を、キッチンペーパー2枚全体に染み込ませます。
酢が染み込んだキッチンペーパーが生ゴミから出た汁を吸って、酢で中和して臭いを消してくれます。
お酢やスプレーを使った生ゴミの臭い消し②:アルコールスプレー
雑菌を消毒するアルコールスプレーは薬局などで売られていて、生ゴミの臭いにも効果的です。
生ゴミやゴミ袋の中に直接吹きかけたり、ゴミ箱掃除に使えるので用意しておくと便利です。
ゴミ箱に使われているプラスチック素材は臭いを吸着しやすい素材なので、こまめにアルコール消毒をして、臭いの吸着を防ぎましょう。
アルコールでゴミ箱を手入れするとカビや雑菌が減り、臭い予防になります。
スプレーしたあとは水気が残らないようきちんと拭きとってください。
水気をが残っているとかえって雑菌を増やしてしまいます。
精油を混ぜると香りも楽しめます。
使うなら抗菌作用がある、ティートゥリー・ユーカリ・ミント・ラベンダーなどがおすすめです。
精油を混ぜるときはスプレー容器に耐油性があるかどうかは事前に確認してくださいね。
お酢やスプレーを使った生ゴミの臭い消し③:クエン酸スプレー
クエン酸には殺菌効果があるので、臭いの元である生ゴミの雑菌の繁殖を抑制することが出来ます。
臭い物質を中和する効果もあるので、簡単に消臭が出来ます。
お酢と同じような効果なので、お酢の臭いが苦手な人はクエン酸がおすすめです。
クエン酸は、100均でも手軽に購入出来ます。
お酢や重曹と同じく、キッチンで使うのに安心で、生ゴミの臭い対策だけでなく、キッチンの水垢掃除としても使えます。
水250mlにクエン酸小さじ1~2杯入れたらクエン酸スプレーの完成です。
クエン酸は水に溶けにくい性質があるので、しっかり振ってく溶かしてくださいね。
お酢やスプレーを使った生ゴミの臭い消し④:ごぼう消臭スプレー
意外かもしれませんが、ごぼうのアク抜きをしたときの水には脱臭効果があります。
ほとんどの方がアク抜きの水は捨ててしまうと思いますが、活用出来るのでスプレーに入れて置いておきましょう。
冷蔵庫で保管すると1ヶ月程保存が可能です。
お酢やスプレーを使った生ゴミの臭い消し⑤:キッチンハイタースプレー
キッチンハイターを薄めたものを生ゴミにスプレーすることで、消臭と抗菌効果があります。
ゴミを捨てるたびに生ゴミに直接スプレーします。
キッチンハイターは消毒や抗菌効果が高いので、キッチン用品の消毒のために持っておくと便利ですよ。
生ゴミの臭い対策におすすめの袋5選
- 生ゴミが臭わない袋BOS
- 水切りゴミ袋
- 排水口生ゴミ水切り用 バスケットいらず
- ダストマン○(マル)
- シンクにペタッと穴あきゴミ袋
生ゴミの臭い対策におすすめの袋①:生ゴミが臭わない袋BOS
一見、普通のビニール袋のように見えますが、名前の通り、かなり臭いを防ぐことが出来る優れものです。
生ゴミを普通のビニール袋に入れて縛ってゴミ箱に捨てていたとしても、フタを開けると臭いますよね。
この袋に生ゴミを入れて捨てれば、本当に臭いません。
生ゴミ用にSサイズとMサイズがあり、おむつ用やペット用もあるので使いこなせばゴミ箱の臭いはかなり軽減出来ますよ。
生ゴミの臭い対策におすすめの袋②:水切りゴミ袋
三角コーナーがなくても大丈夫な、自立する水切りゴミ袋です。
底に穴が空いているので、袋を絞るだけで手を汚すことなく簡単水切りをすることが出来ます。
生ゴミの臭いの原因は、水気が多いところで発生する菌です。
絞って水切りをすることで、生ゴミをそのままビニール袋に入れて捨てるよりも衛生的で、臭いの発生を防いでくれます。
生ゴミの臭い対策におすすめの袋③:排水口生ゴミ水切り用バスケットいらず
キッチンが臭うのは、排水溝のバスケットに溜まった生ゴミのヌメリや菌が原因です。
これは、排水口用のリングと専用袋がセットになっていて、キッチンに備え付けのバスケットを使わなくて良くなります。
専用ネットは水切れも良く、細かいゴミもしっかりキャッチしてくれるだけでなく、強力脱臭・抗菌剤デオセプト配合されているので、嫌な臭い・ヌメリがでません。
専用ネットにはリボンがついているので、結んでで捨てることが出来ます。
細かい網目のお手入れが大変で、ついヌメリを放置してしまうと温かい時期はあっという間に菌が繁殖して臭います。
これを使うと、バスケットのお手入れの手間が必要なくなります。
生ゴミの臭い対策におすすめの袋④:ダストマン○(マル)
抗菌効果のある繊維を使用した不織布素材とパルプ・ポリエステルの素材を使用したネットです。
三角コーナー用・排水溝用・自立式など種類も多く、ヌメリや臭いを抑制する消臭、抗菌効果があるのでシンクをキレイに保つことが出来ます。
穴あきメッシュ構造なので、水切れはスムーズに。
でも、小さなゴミもしっかりキャッチ出来るようになっています。
生ゴミの臭い対策におすすめの袋⑤:シンクにペタッと穴あきゴミ袋
まな板の上のゴミを簡単にすっきり片付けながらスムーズに調理したい、という主婦の声から生まれた、シンクにペタっと貼れるゴミ袋。
貼り付けた部分の上にまた板を置くと、手を止めてゴミ処理をしなくても、包丁をスライドさせるだけで野菜くずなどを簡単に片付けながら作業が出来ます。
シールで大きく開いてとめることが出来るので、まな板の上からでもゴミが捨てやすいです。
余分な水気は切ることが出来るように穴が空いていて、後片付けが簡単な「口止め」も付いているので、捨てる時に中に水が残ったりゴミが外に飛び出すことがありません。
使い捨てながら三角コーナー以上に便利で使いやすいゴミ袋です。
おすすめの生ゴミの臭い対策グッズ
イヤな臭いを99%吸着・分解してくれる蓋付きゴミ箱専用シートです。
臭いを吸着するだけでなく、細菌・ウィルス・大腸菌・カビ・花粉などの微細な物質まで吸着分解し無害化することができる粉末材料であるアースプラスというものを使っています。
厚生労働省に認可された食品添加物を組み合わせているので安心して使えます。
全国の医療機関約3,000施設に感染対策・消臭対策・アレルギー対策として使用されているほどの実力があります。
生ゴミを温風で処理して肥料づくりが出来る、家庭用生ごみ処理機です。
ごみ箱感覚で置けるコンパクトサイズ とスタイリッシュなデザインなので、キッチンに置いていても邪魔になりません。
生ごみの処理中に発生するニオイはも、パナソニック独自技術でしっかりカットされるので気になりません。
夜、1日分の生ゴミを入れてタイマーのスイッチを入れれば、寝ている間に処理できて翌朝にはサラサラに変身します。
3人家族1日分の生ごみ平均約400グラムなら約100分・約16円程度で処理出来るのでコストもかかりません。
家庭菜園をしている人は、自宅で肥料が作れて、生ゴミの処理にも困らないのでおすすめですよ。
温かくなる前に生ゴミの臭い対策グッズを揃えておきましょう
温かくなってくると途端に気になり始める生ゴミの臭い。
臭ってから慌てて処理するよりも、今のうちから自分が出来る生ゴミの臭い対策グッズを揃えておくのがおすすめです。
自宅にあるものや100均でもたくさんあるので、早めの対策で清潔なキッチンを目指しましょう。