カルディのチャイは本格派なのにインスタント
カルディオリジナルのインスタントチャイは、お湯を注ぐだけで楽しめる、便利でありがたい商品ですよね。
ところで、チャイとはそもそも、どんな飲み物なのでしょうか、気になる所を見ていきましょう。
チャイとは？
チャイは、東南アジアやインド北部で、古くから庶民に親しまれているミルクティです。
紅茶の茶葉を少量の水で沸騰させて煮出し、牛乳を入れ、更に煮出し、砂糖をたっぷり入れます。
スパイスを一緒に煮出したものも同じくチャイですが、区別してマサラチャイと呼ばれています。
日本では、マサラチャイの方が根付いていますね。
チャイは、上等の茶葉でなく、紅茶には出来ない型落ちの茶葉で作ります。
とにかく砂糖たっぷりで甘いので、現地の人はおやつ感覚で楽しんでいますよ。
チャイの効能
温かい飲み物は、それだけでも体に良いですよね。
スパイスが入ったチャイは、もっと色んな効能が得られるのです。
一般的に、チャイには、ジンジャー、コリアンダー、カルダモン、シナモンが使われることが多いです。
どれも、体を温め、消化や血行を良くし、心身をリラックスさせる効果のあるものばかりです。
特に、コリアンダーはデトックスに良い、カルダモンは口臭防止効果があると言われていますね。
コリアンダーとは、すなわちパクチーのことで、これもまた大人気の香辛料ですよね。
カルディのチャイに入っているスパイス
カルディのチャイにはどんなスパイスが入っているのか、パッケージには表記がありません。
- シナモン
- カルダモン
- ジンジャー
- ブラックペッパー
- メース
- クローブ
- ナツメグ
- 陳皮
しかし、カルディの公式サイトにはちゃんと載っているんですね。
基本的なチャイのスパイスに加えて、メース、クローブ、ナツメグ、陳皮、クローブやナツメグはまだ、お料理でなじみがありますが、メースや陳皮はちょっとなじみがないですね。
メースとはナツメグの種子の周りの赤い皮の事で、陳皮とはみかんの皮の事です。
陳皮は七味唐辛子にも入っていますね。
メースも陳皮も血行を良くし、体を温める効果があるんですよ。
カルディのチャイは口に含むと、ピリッとした感じがしますが、これは、ブラックペッパーが入っているからです。
このブラックペッパーが、よりスパイシーな味わいを引き出しているんですね。
カルディのチャイのカロリー
さて、カルディのチャイ、気になるカロリーですが、粉末のままだと1袋150g入りで、633kcalあります。
これをパッケージ通りの分量（粉末をティースプーン山盛り3杯を150mlのお湯で溶く）で作ると、1杯当たりのカロリーは105.5kcalになります。
一般的な、砂糖なしのミルクティ1杯が58kcal程度ですから、ずいぶん高カロリーですよね。
もちろん、このカロリーは、牛乳と砂糖によるものです。
カルディのチャイを楽しむ際、カロリーが気になる人は、粉末の量を控えめにし、少なく作りましょう。
どうしても、ある程度の量を楽しみたいと言う場合は、薄い目になりますが、少しお湯を多くして作ると良いですよ。
カルディのチャイの美味しい飲み方とアレンジ
カルディのチャイを、おいしく楽しむ淹れ方を紹介しましょう。
カルディのチャイの美味しい飲み方（ホットで飲む）
カルディのチャイをホットで飲む場合は、パッケージの表示通り作れば何の問題もありません。
カップに、ティースプーン山盛り3杯の粉末を入れて、熱湯を150ml注ぎ、良く混ぜて完成です。
ホットで作る場合の注意点は、まず、しっかり沸騰したお湯を使う事、ぬるいお湯で作ると、とても飲めたものではなくなってしまいますよ。
あと、味が薄くなりますからお湯をたくさん入れ過ぎないことも、大切ですね。
カルディのチャイの美味しい飲み方（アイスで飲む）
カルディのチャイは、冷たくして飲む事も出来ます。
表示通り、分量の水でチャイの粉末を溶かして、お好みで氷を浮かべれば良いのです。
しかし、冷たい水だけで溶かそうとすると、どうしても無理がありますよね、溶けきれずに粉末がダマになって残ってしまったり。
初めは少量のお湯を入れて粉末を溶かしましょう、その上から冷たい水を入れて混ぜるときれいに溶けてくれますよ。
アイスの場合も同じく、水を入れ過ぎないように、また、氷を浮かべる場合は、氷が解けて水かさが増す事を考えて作ると、最後までチャイが薄まらず、おいしく飲めますよ。
ほかのスパイスを加える
そもそも8種類のスパイスが入っているカルディのチャイ、他のスパイスを追加してみましょう。
カルディのチャイはすでに粉末になっていますから、追加するスパイスも粉末のものにしましょう。
チャイ専用の粉末スパイスは、市販されていますよ。
味が物足りないと感じた時、ちょっと振り入れるだけですから、便利ですよね。
こちらは、色んなスパイスがミックスされていますが、シナモンだけ、とか、ナツメグだけ、とか、お気に入りのスパイス1種類だけ追加する方法もありですよ。
ミルクでわる
カルディのチャイを、さらにおいしく味わいたい場合は、ホットミルクを使いましょう。
お湯だとどうしても水っぽさがありますが、ホットミルクで溶かすと、味に、まろやかさと濃厚さが増します。
ミルクがスパイシーさを妨げることもありませんから、牛乳がたくさんある時などに、是非ともやってみましょう。
全てホットミルクにしなくても、お湯や水の分量の一部を牛乳にするだけでも、随分違いますよ。
豆乳でわる
そもそも、カルディのチャイには牛乳の成分が入っていますが、豆乳を入れて作ってみましょう。
もちろん、ホットもアイスも作れますよ。
豆乳でわると、少し泡が目立ちますが、豆乳も牛乳も白い色をしていますから、お茶の色は全然変わりませんね。
しかし、豆乳でわると、お湯や水、牛乳で割った場合より、ぐっとおいしさが増すのです。
ホットで作る場合は、先に、豆乳を好みの温度に温めておく事、温まってからカルディのチャイを分量入れて溶かしましょう。
アイスの場合は、粉末を少しのお湯で溶いてから、冷たい豆乳を注ぎましょう。
もちろん、全量豆乳でわらなくても、水の分量の一部を豆乳に置き換える方法でも大丈夫です。
また、豆乳は温めると、急激に沸騰して火傷したり、沸騰すると成分が分離して固まったりしますから、強く温め過ぎないようくれぐれも気を付けてくださいね。
豆乳でわる飲み方を覚えると、もう、お湯や牛乳でわったチャイには戻れない、と言う人も多いですよ。
注目したいカルディのチャイ
カルディのチャイは、インスタントだけでなく、色んな種類のものがあります。
どれも注目ですよ。
シャンティ・マサラチャイ
こちらは、カルディで販売している、もう1つの粉末チャイです。
カルディオリジナルのインスタントチャイと違う所は、まず、量が多い所ですね。
カルディオリジナルは150gなのに対して、こちらは380gも入っています。
作り方は、アイスでもホットでも、カルディオリジナルのインスタントチャイと同じです。
しかし、マサラチャイと言いながら、こちらにはスパイスがシナモンしか含まれていません。
その分、癖がないと言えばないのですが、チャイを飲みなれた人には、物足りなく感じるチャイです。
お値段は税込み980円です。
ティーファンタジーチャイ
カルディでは茶葉のチャイも扱っています。
普通の茶葉の紅茶を作るのと同じ要領で、作ります。
基本はアッサムティーですが、本物のスパイスではなく、シナモン、カルダモン等のスパイスの香料で香りづけされていて、また、クミンの香りが最も強いのが特徴です。
砂糖とミルクは入っていませんから、飲む直前にお好みで入れて下さいね。
お値段は税込み360円、カルディオリジナルのインスタントチャイより安いですね。
Janat ジャンナッツ ブラックシリーズ エベレストチャイ（茶葉）
こちらは、茶葉が缶に入っています。
その分、200gで税込み1447円とお値段も高めです。
ベースはネパールティで、スパイスはシナモン、ブラックペッパー、クローブ、ナツメグ、カルダモン、ジンジャーが入っています。
ホットで飲むと、しっかり体を温めてくれますよ。
普通の紅茶と同じ要領で作っても良いですが、少しの水で沸騰して煮だして、牛乳を入れてさらに煮出すと言う本格的なチャイの作り方で作ると渋みが消えますよ。
このチャイをおいしく味わうコツは、とにかく、紅茶を濃い目に出す事です。
後は、牛乳や砂糖で、お好みの味を付けてくださいね。
Janat ジャンナッツ ブラックシリーズ エベレストチャイ ティーバッグ
先ほど紹介したエベレストチャイの、ティーバッグ版もカルディに置いています。
お値段も税込み518円と安いですね。
ティーバック1つの中に2gの茶葉が入って1箱に25袋入っています。
缶入りのものと同じく、ベースの茶葉はネパールティで、スパイスも缶入りのものと全く同じです。
ティーバッグなので、手軽に楽しめるのが良いですね。
砂糖、牛乳も後から入れますから、好みの量に調整できます。
スパイシーさはよく効いているのですが、難点は、ティーバッグ１つに2gと、茶葉が少ないため、1つではしっかりと味が出ないことです。
思い切って、ティーバッグを2つ使う、あるいは、鍋で直接煮出すと言う方法を取ると良いでしょう。
いずれにしても、濃い目に紅茶を出さないと、おいしくありません。
モナン シロップ チャイティー
カルディには、シロップタイプのチャイもあります。
これも、インスタント感覚で作れるので、ありがたいですね。
作り方も簡単、シロップ20mlを、牛乳120mlに混ぜるだけです。
シロップなので、本物のスパイスではなく、クローブエキス、シナモンエキス、ジンジャーエキス、緑茶エキス、オレンジフラワーエキス、スパイスやお茶の香料を使われています。
また、色も紅茶そのものの色ではなく、カラメル色素を使って色付けされています。
本格的なものではないので、飲むよりは、他のスイーツのシロップなどにする方が向いていると言えますね。
ホットでもアイスでも楽しめますよ、ホットで楽しむ場合は、先に牛乳を温めておいてくださいね。
お値段は税込み650円です。
スタッセン チャイ スパイスティー
再び、ティーバッグのチャイです。
こちらは、セイロンティーをベースにしています。
スパイスは本物で、カルダモン、シナモン、ジンジャー、ナツメグ、ペッパー、クローブが入れられています。
作り方も普通のティーバッグの紅茶と同じで大丈夫、しかし、ティーバッグ1つあたり、茶葉は２gと少ないですから、濃い目に出すことを意識して作り方を工夫しましょう。
少量のお湯で煮出して、さらに牛乳で煮出す、本場の作り方も出来ますよ。
シナモンが香り高い、25袋入りで税込み448円とお得感のあるチャイです。
おすすめのおしゃれティーカップ
チャイをおいしく味わうために、おススメのティーカップを紹介しましょう。
チャイは、本場では素焼きの器で、カップからソーサーに入れて冷ましながら飲まれているものなのです。
カルディのチャイを味わう時も、素焼き風のカップを使うと、本格的ですね。
こちらの商品は少し高めですが、ハンドメイドであること、ソーサーもついて6つセットなので、お客さんにも出せるのが良いですね。
チャイだけでなく、コーヒーなど他の飲み物にも使えますよ。
カルディのチャイで、異国の地に想いを
カルディは食のワンダーランドとも呼ばれ、近年、たくさんの人から愛されていますね。
カルディのお店の中には、世界中の食材、食品が種類豊富に並べられています。
食は、その土地の気候風土、文化、歴史を映しています。
カルディのチャイを楽しみながら、遠い異国の地に想いを馳せてみませんか？
