定規の特徴
定規の特徴を紹介しますね。
きれいに直線が引ける
そもそも定規とは、きれいな直線を引くための道具です。
曲線や角が書けるものも定規と呼んでいますが、数学上の定義では、直線を引くだけのものについてだけ、そう呼ぶんですよ。
まっすぐの定規でも、長さ色々、デザインも素材も、本当にいっぱいありますよね。
好みに合った、使いやすいものを選ぶのがおすすめです。
使いやすく楽しい工夫がされている
定規は、直線を引く以外にも便利に楽しく使えるように、工夫されているものが多いですね。
本体部分に綺麗な図形が書ける型がくり抜かれていたり、目盛りごとに点を打つための穴を開けてあったり、本当に色々です。
透明なプラスチック素材で、下にある文字や線を確認しながら線を引ける、という物は多いですね。
金属製の定規は、カッターナイフをあてがって使うのにおすすめですよ。
目盛りに工夫が凝らされている
本来の定義からすると、定規に目盛りは必須のものではないのです。
しかし実際は、どんな定規も目盛りが付けられていますよね。
近年はユニバーサルデザインで、見やすい、分かり易い工夫がされている定規が増えています。
こういう物は本当に使いやすいので、健康な人にもおすすめなんですよ。
目盛りは長さを測るためにつけられているものですから、簡単に変わってしまっては困りますね。
だから、定規はラスチックや金属、竹と言った、伸縮しにくい素材を使って作られているのです。
定規の種類
一般的に、定規と呼ばれているものの種類を紹介しますね。
三角定規
これは、小学校時代に皆さん買った経験があるでしょう。
二等辺三角形のと、直角三角形のセットの2つで1セットになって売られていますね。
これを使えば、垂直な線、平行な線も楽々で引けます。
真ん中の穴は、定規を紙と密着させるために、間に入った空気を逃すためのものなんですよ。
また、セットになっているゆえに、どちらかだけ行方不明になる事も多いんですよね。
使い終わったらきちんとケースに入れるのがおすすめです。
三角スケール
三角スケールは、縮尺を読み取るために使う定規です。
こちらは、製図をする人以外は見る機会も少ないかもしれませんね。
立体的な定規で、三角柱の形をしていて、少し溝が作られていますね。
サイズも太いものから、ペンポーチに入るぐらいにスリムなものまであります。
地図の縮尺も読めますから、一般の人には全くおすすめできない、なんてことはないですよ。
また、単純にノートに線を引きたい時にも、案外便利だったりします。
円定規
円定規も、一般の人にはあまり縁のない物ですね。
幅広い定規の本体に、たくさんの円が、大きさを違えてくり抜かれています。
こちらもやはり、製図用などに使われるもので、コンパスの代わりに使う事も出来ます。
何より良い所は、きれいな円が描けること、ノートやメモにちょっと円を描きたい人にもおすすめですね。
実は円定規って、100均でも買えるんですよ。
直定規
始めに紹介した、そもそもの定義の通りのまっすぐな定規の事です。
これを持っていない、家に無いと言う人は、まずいませんよね。
学校でもオフィスでも、なくてはならない文房具です。
線を引きやすいように、色んな工夫がされていますね。
三角定規、分度器とこの直定規がワンセットになっている商品も多いです。
カッティング用定規
カッターナイフでまっすぐに切りたい、と言う時には、是非このカッティング用定規を使うのがおすすめです。
普通のプラスチック製や竹製の定規では、カッターナイフで傷がついてしまいますよね。
これなら、カッターナイフの刃をガードする機能が付いていたり、また、方眼紙のような目盛りが付いていたりするので、とても使いやすいです。
工作をよくする人なら、是非とも1つ手に入れておきましょう。
紙切り定規
こちらは、ペーパーナイフのように、紙をまっすぐ切る機能を付けた定規なんです。
よく、普通の定規でもこれをする人がいますが、綺麗に紙を切れたら、嬉しいですよね。
使い方は、ペーパーナイフと同じ使い方も出来ますが、広げた紙の上の定規をあてがって、定規の縁に沿って紙を引っ張っていく方法でもつかえます。
ノートを少し切りたい時に使いやすいですね、あと、よく不要な紙でメモ用紙を作る人など、まさに一石二鳥のおすすめ定規なんですよ。
定規の素材の種類
定規の素材について、紹介しますね。
ステンレス製
ステンレス製はしっかりしていて、カッターナイフで何かを切りたい時にも安心して使えますね。
何と言っても丈夫なのが特徴で、簡単に折れたりしません。
しかし、丈夫と言っても案外衝撃に弱く、定規を高い所から落とすと角が潰れたり、変形したりしますから気を付けてくださいね。
この頃は、目盛りが消えにくいよう工夫された商品も出回っています。
カッターナイフに、紙切に、用途も広いので一番おすすめできる定規ですね。
プラスチック製
一番一般的なのは、プラスチック製の定規ですね。
市販品でも一番多いですし、小学校で生まれて初めて買う定規も、大抵プラスチック製でしょう。
キャラクター商品や、可愛らしい絵柄があしらってあるものが多いのも特徴ですね。
小学校の子どもさんにプレゼントするのに、最もおすすめな定規と言えます。
しかし、ステンレス製より傷つきやすく、乱暴に扱うと簡単に壊れてしまうのが難点です。
木製
木製の定規も、使ったことある人が多いでしょう。
30cm以上の定規に多いですね。
一番多いのは竹製の定規ですが、それ以外の木材の定規もありますよ。
木製の定規は軽くて、ぬくもりを感じられますね、また、木材はしなりますから、少々の衝撃では折れたりしないのが良い所です。
しかし、湿度や温度の影響を受けやすく、目盛りの幅が微妙に変化しやすいのが難点ですね。
定規の選び方
定規の、おすすめの選び方を紹介しますね。
何のために使うか
定規は、線を引くために使うだけではありませんね。
ですから、用途をはっきりさせてから探しに行くのがおすすめです。
長さを測りたい、カッターナイフと一緒に使いたい、ノートで使う、木材など、もっと大きく長いものに使う、などで、選ぶべき定規は変わってきますよ。
学校の指定や、仕事で使う定規ならおのずと何定規、と決まってきますから、その場合は、その通りのものを買って下さいね。
オプション機能を含めて選ぶ
この頃の定規は、オプション機能があるものが結構あります。
図形が書けるのもそうですし、郵便物の厚みが測れるもの、折り畳めるもの、本当に色々ありますね。
こういう物は、本当に思いがけないアイデア商品が多いですから、お店に行って実際に文具売り場を歩いて探すのがおすすめですよ。
思いがけない定規に出会えるかもしれませんね。
これ!と思ったら、即お買い上げ、がおすすめですよ。
綺麗な線が引けるか
定規で一番大事なことは、綺麗な線が引けることです。
そうでないものは買わないようにしましょう。
しかし、定規はシャーペンやボールペンのように、お店で試させてもらうのは難しいですよね。
恐らく今日まで、色んな定規を使ってるはずですから、経験で選ぶのがおすすめです。
パッケージにインクがにじみにくいとか書かれている商品は、一つの目安ですから、これを目印に探すのもおすすめですよ。
形、重さで選ぶ
直定規に限っても、形や重さは実に色々ですね。
紙の上に置いても指で簡単につかめるもの、重さもある程度あるものの方が使いやすいのでおすすめです。
この頃の定規はとても優秀で、紙に張り付いて取れない物はありませんが、小学校低学年ぐらいのお子さんなら、ある程度厚みのある定規の方がつかみやすいので、おすすめですよ。
デザインで選ぶ
頻繁に使うものですから、お気に入りのものが良いですよね。
デザインで選ぶのも、おすすめの方法ですよ。
日本の文具類はデザインも優れています。
どれにしようか迷うほどですよね。
好きなキャラクターで固めるのも良いですし、今流行りのハーバリウムのものも、きれいで素敵ですね。
こういうものを持っていると、周りの人が興味を持ってくれて、思わぬコミュニケーションに発展することがありますよ。
おすすめのステンレス製定規5選
ステンレス製定規の、おすすめ品を紹介しますね。
【丈夫でお得】 LOKIPA ステンレス直尺 定規 大小セット
大きさを変えて2本セット、使い分け出来るおすすめな定規セットですよ。
サイズ | 33cmx2.5cmx0.2cm(大)、17cmx1.5cmx0.2cm(小) |
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最大メモリ数 | 30cm(大)、15cm(小) |
材質 | ステンレス |
裏側には、センチとインチの変換表が載っています。
【専門的な技術職の方におすすめ】コクヨ ステンレス直定規 30cm TZ-1343
文房具の老舗、コクヨから、専門家におすすめな直定規ですよ。
5本セットもあれば、単品もあります。
サイズ | 幅25×長さ335×厚さ1mm |
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最大メモリ数 | 30cm |
材質 | ステンレス |
目盛りが、定規そのものの端から振られているんです。
1本548円とお値段は高いですが、一般の人にもおすすめできる定規ですね。
【目盛が読み取りやすい】シンワ測定 スケール シルバー 30cm
センチの所は赤字で、ミリの所は黒字で、分かり易く書き分けられた、おすすめ定規です。
サイズ | 35.6×6×0.3cm |
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最大メモリ数 | 30cm |
材質 | ステンレス |
お値段はここまで紹介した定規と、ほとんど変わりませんね。
【ストッパー付きが魅力】 シンワ測定 直尺 シルバー ストッパー付き 30cm
工場やDIYでの作業におすすめの定規です。
ストッパーがあるんですよ。
サイズ | 38.8×5.6×0.7 cm |
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最大メモリ数 | 30cm |
材質 | ステンレス |
目盛りが読みやすいのも、おすすめできる点ですね。
【錆びにくく丈夫】プラス ステンレス直尺 シルバー 100cm
1メートルもありますから、ものさしと言う方がふさわしいですね。
錆びにくく、丈夫なおすすめ品なのですよ。
サイズ | 4.6×106.5×0.1cm |
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最大メモリ数 | 100cm |
材質 | ステンレス |
DIYをよくする人に特におすすめですね。
おすすめのプラスチック製定規5選
プラスチック製の定規で、おすすめ品を紹介しますね。
【線が引きやすい】 ステッドラー 定規 溝付 線引き 30cm
文房具の非常に優秀なメーカー、ステッドラーの定規です。
定規に溝があるおかげで、筆やペンで線を引いても、紙ににじまないんですよ。
サイズ | 334mm×45mm×3mm |
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最大メモリ数 | 30cm |
材質 | アクリル樹脂 |
プロにも、一般の人にもおすすめできる定規ですね。
【丈夫で長持ち】ライオン事務器 定規 ハイカットスケール 30cm
丈夫なので、幅広い年齢層におすすめな定規です。
サイズ | W310×H3×D45mm |
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最大メモリ数 | 30cm |
材質 | アクリル製 |
セット販売もありますから、オフィスでまとめて買うにもおすすめですね。
【小学生も使いやすい】レイメイ藤井 定規 見やすい方眼定規 15cm AJH158
目盛りハッキリ、方眼が色分けされていて使いやすい定規です。
2008年にグッドデザイン賞を受賞していますよ。
サイズ | 160×35×2mm |
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最大メモリ数 | 15cm |
材質 | アクリル製 |
デザイン性に欠けるので、嫌がられるかもしれませんから、小学生にはちょっとおすすめしにくいですね。
【カッティングしやすい】 レイメイ藤井 定規 すべらないカッティング定規 30cm
工作をよくする人に、おすすめな定規ですよ。
カッターナイフが定規で滑りません。
サイズ | 4.5cm×31cm×0.3cm |
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最大メモリ数 | 30cm |
材質 | ペットボトル再生樹脂 |
自然環境にも配慮した定規なんですね。
【昔ながらで使いやすい】白黒定規10CM
モノトーンで見やすいおすすめな定規です。
どこか、懐かしさを感じますね。
サイズ | 横幅2cm×奥行き0.2cm×高さ11cm。 |
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最大メモリ数 | 10cm |
材質 | アクリル製(メタクリル樹脂) |
ペンポーチに入れて持ち歩くのに、ピッタリですよ。
おすすめの木製定規5選
木製の定規で、おすすめ品を紹介しますね。
【暖かみのあるデザイン性】 e+m 定規 スケール 15cm
黒色のは、パッと見た感じでは、木製って思えない定規ですね。
見るからに木製という感じのものが欲しいなら、ナチュラルの方を選ぶのがおすすめですよ。
サイズ | W160×D8×H8mm |
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最大メモリ数 | 15cm |
材質 | 木材 |
SNSに乗せる写真で、撮影したものの寸法比較で使う人が多いですね。
【耐久性に優れた】+LUMBER by Hacoa RULER 無機質なアルミに銘木をプラスした定規
目盛りの部分は、アルミを採用されている定規です。
カッターナイフも安心して使えますから、おすすめですよ。
サイズ | - |
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最大メモリ数 | 16cm |
材質 | 木材、アルミ |
しかし、木材は本当に飾り、と言う感じですね。
【インテリアにも最適】DESKSTORE of Sweden ウォールナット天然木製の直線定規 15cm
見た目が美しい定規です。
デスクにをおしゃれにするのに、おすすめですよ。
サイズ | 全長 160mm |
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最大メモリ数 | 15cm |
材質 | ウォールナット |
厚みがあって、指でつまみやすいです。
木製ですから、ペンや筆での使用は避けて下さいね。
【動物の絵柄が可愛い】 moin moin 定規 木製 4種
木製の定規だって、可愛いデザインのがありますよ。
こちらは、定規の頭にかわいらしい動物をあしらわれて、色までついています。
サイズ | 195mm × 20mm |
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最大メモリ数 | 15cm |
材質 | 天然木 |
ちょっとしたプレゼントにおすすめですね。
【お裁縫にも最適】Cheekbonnie 木製定規15cm
お裁縫では、木製定規が活躍しますね。
サイズ | - |
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最大メモリ数 | 15cm |
材質 | 天然木 |
定規も、お裁縫専用のを用意するのがおすすめですよ。
定規の基本的な使い方
定規の基本的な使い方を紹介しますね。
定規は真ん中あたりで押さえる
定規で線を引く時は、利き手でない方の手で、定規の真ん中あたりを押さえましょう。
人差し指、中指、薬指の3本で押さえるんですよ。
それから、定規に沿って筆記用具で線を引くのですが、定規が動かないよう、しっかり押さえましょう。
筆記用具を持つ利き手は、力を入れ過ぎないのがおおすすめですよ。
横線を引く時
定規で横線を引く時は、定規を抑えている方の手から筆記用具を持っている方の手に向かって引きましょう。
右利きの人なら、左から右へ、となりますね。
定規の上側の辺で線を引きますよ。
これを守ると、綺麗な横線が引けるんです。
ボールペンやサインペンで線を引く時
定規の目盛りの部分は、どちらか片面が斜めにカットされていますね。
鉛筆やシャーペンで線を引く時は、斜めになった面を上に、ボールペンやサインペンで引く時は、平らな面を上にして引くのがおすすめです。
こうすると、紙と定規の間にインクが吸い込まれないんですね。
結果、にじみのない、綺麗な線になりますよ。
定規の便利な使い方
定規の便利な使い方を紹介しますね。
ブックマークとして使う
定規は薄いですよね。
ブックマークとも形状が似ていますから、実際、ブックマークとして使うのもおすすめですよ。
実際、ブックマークとして使える定規と銘打って売っているものもありますね。
始めからそういう定規を買うのもおすすめです。
勉強中のノートに挟んでおくと、ちょっと休憩の時便利ですよ。
お絵かきに使う
落書きだけでなく、メッセージカードやスケジュール帳なんかに、ちょっとイラストが欲しいってことありますね。
そんな時は、図形が書ける定規を使うのがおすすめです。
綺麗な図形が書けますから、これをもとに、色んな絵を描いたり、その中にメッセージを書き込んだりできますね。
お洒落かつ、丁寧な感じがしますから、とてもおすすめですよ。
装飾品のパーツとして使う
定規は形が良いですから、装飾品のパーツとして使うのもおすすめですよ。
ピアスのパーツにする人が多いですね。
装飾品のパーツにするなら、小さいサイズの定規がおすすめですが、直定規なら幅の狭いものを自分で切るのもおすすめですね。
アクリル製の定規を熱で柔らかくして曲げて、指輪にするのも楽しいですよ。
また、定規そのものにデコパーツやレジンでデコレーションするのも手軽でおすすめですね。
定規はワンセット家に揃えておくのがおすすめ
線を引くだけでなく、色々使える定規。
この記事で紹介した使い方も、無意識にしているっていう人が多いのではないでしょうか。
定規って案外適材適所があるもので、これ1つで全て回るって案外難しんですね。
プラスチック製の三角定規セットを1セット、ステンレス製の定規を1本、30cmの定規を1本、最低限、これだけは定規セットとして家に置くのがおすすめです。
また、子どもにも必ず買い与える事になるのが定規ですね。
直定規と三角定規、分度器など、学校での学習に必要になって買うのっですが、必ず何かが行方不明になってしまうものです。
持ち物なのですから、名前を書く、目立つものを買うのも方法ですが、使ったら必ずペンポーチとか、すぐ元の場所に戻すように教えましょう。
また、乱暴に扱わない事もきちんと教えたいですね。
定規は大切に使えば、一生同じものを使っていける、そんな文房具なのですよ。