バナナは寒いところが苦手！最適な温度は？
バナナの生産量世界一はどこの国かご存知ですか？
日本で売られているバナナはフィリピン産のものが多いですが生産量世界一はインドです。
フィリピンもインドも温かい国ですね。
そのため温かい国で生まれたバナナは寒いところが苦手です。
バナナの最適温度は15〜20℃なので買ったばかりのバナナは室温で保存しましょう。
「ためしてガッテン」でのバナナの長期保存方法」
バナナを少しでも長く保存できる方法があったら知りたいですよね。
そこで以前「ためしてガッテン」で紹介されていたバナナの長期保存方法をお伝えしたいと思います。
- バナナを切り離す
- お湯保存
- ラップ保存
それでは具体的に見ていきましょう。
バナナを切り離す
バナナは時間が経つと黒く変色してきます。
これはバナナが「エチレン」というガスを発生させているからです。
バナナの重みなどでエチレンを発生させるためバナナをただ切り離すだけで1週間ほど長持ちします。
手軽にできるので是非今日から実践してみて下さい。
お湯保存
50℃のお湯にバナナをつける聞いたら保存どころか食べられなくなりそうですよね。
この保存方法はバナナにストレスを与えることで抵抗力を高める目的があります。
保存方法はまず50℃のお湯を準備しましょう。
次にバナナを1本ずつに分けて50℃のお湯にしっかりつけます。（5分間）
5分経ったらお湯から出して1時間程室温で保管します。
最後に清潔な袋に入れ野菜室で保存しましょう。
保存する時はバナナの皮を剥かずそのまま保存します。
通常より2週間ほど長持ちさせることができます。
ラップ保存
バナナを1本ずつに分けそれぞれラップに包みましょう。
保存する時はバナナのカーブしている部分が上になるよう保存します。
冷蔵保存する場合はバナナを1本ずつラップに包んだ後清潔な袋に入れます。
保存期間はおよそ10日を目安に食べるようにしましょう。
なるべく早めに食べることをおすすめします。
冷凍保存する場合もバナナを1本ずつラップに包んだ後清潔な袋に入れます。
保存期間はおよそ1ヶ月ほどですが保存から1ヶ月近く経ったバナナを食べる時はバナナの色や匂いを確認してからにしましょう。
バナナが黒くなるのを防ぐには
買った時は美味しそうな黄色いバナナだったのに気がついたら食べるのをためらうほど黒くなっていることはありませんか？
なぜバナナが黒くなるかというと、先ほど少し触れましたがバナナはエチレンガスを発生させるため黒くなります。
このエチレンガスは成熟ホルモンと呼ばれ、エチレンガスを発生させることで成熟してきます。
つまり黒くて食べるのをためらうその時こそ「食べごろ」ということになりますね。
ちなみに黒い部分を「シュガースポット」と呼び見た目とは違いとても美味しそうな名前です。
いくら食べごろと言われてもやっぱり黒いと食べる気がしない。
という人もいると思います。
そういった時は、バナナが黒くなる= 熟成してきている。
ということなので、バナナから発生するエチレンガスを防ぐことと、保存する温度を下げることが大切です。
みんなが試しているバナナの保存方法
それでは具体的にいくつかのバナナの保存方法を紹介していきます。
- 新聞紙を使う
- アルミホイルを使う
- ラップを使う
- 保存袋を使う
- バナナスタンドを使う
- 冷凍庫で保存
新聞紙を使う
必要なものはバナナと新聞紙だけです。
八百屋さん直伝のとても簡単にできるバナナの保存方法です。
保存方法は正直新聞紙に包んで冷蔵庫へ入れるだけです。
バナナは1本ずつ包んでも良いですし房ごとでも良いですが 1本ずつの方が食べる時その1本だけ出せばいいので楽かもしれませんね。
アルミホイルを使う
バナナを1本ずつ分け全体をアルミホイルで包み冷蔵庫に入れます。
皮は黒くなりますが中のバナナはおいしそうな色のままです。
アルミホイルはキッチンにあるのですぐにできますね。
ラップを使う
バナナを1本ずつ分け、分けた部分にラップを巻き付けます。
保存場所は常温でも野菜室でも大丈夫です。
ポイントとしてはバナナのヘタ(分けた部分) からエチレンガスが発生するので防ぐためにしっかりとラップをしましょう。
冷蔵保存(野菜室)の場合は、ヘタの部分とバナナ全体にラップをするようにします。
見た目は黒くなりますが中身は綺麗な色のまま保つことができます。
保存袋を使う
バナナを1本ずつに分け1本ずつ保存袋に入れます。
入り口に向かってクルクル回しながら密閉していきましょう。
密閉したら野菜室で保存します。
1ヵ月経過した写真を見るとバナナの皮は黒くなっていましたが中身はほとんど変わりありませんでした。
バナナスタンドを使う
バナナを保存するためのバナナスタンドがあるのご存知ですか。
バナナは柔らかい果物なので衝撃に弱いです。
そのため直接置くことで下のバナナが圧迫され傷みやすくなります。
そういった場合は100均のバナナスタンドを試してみてください。
バナナスタンドでバナナを吊り下げると圧迫されることがなくなるので傷みにくくなります。
冷凍庫で保存
バナナの保存方法はいくつかありますが暑い夏は冷凍保存すると食べる時に冷たくて良いかもしれませんね。
冷凍保存の方法はまずバナナの皮を全てむきましょう。
バナナの両端を切りラップできっちり包みます。
フリーザーバックに入れ冷凍庫で保存します。
バナナにレモン汁をかけるとバナナの色が変わるのを防ぐことができるので試してみてください。
冷凍バナナで作るレシピ
冷凍バナナを食べる時そのままでも美味しいですが毎回だと飽きてしまいますよね。
そのため冷凍バナナでできるレシピを紹介します。
- スムージー
- ジャム
- ヨーグルト
それでは具体的に作り方を見ていきましょう。
スムージー
材料は冷凍バナナ1本、イチゴジャム大さじ1、牛乳100cc。
作り方は材料を全てミキサーに入れ撹拌します。
グラスに注いで完成。
あれば冷凍ブルーベリーなどを乗せるとおしゃれですね。
とても簡単にできるので夏の暑い日に作ってみてはどうですか。
ジャム
冷凍バナナでジャムも作れます。
材料は冷凍バナナ、きな粉。
作り方は冷凍バナナを解凍してスプーンで潰します。
あとはきなこと混ぜパンに挟んで食べます。
バナナときなこで栄養も満点なので朝食にどうですか？
ヨーグルト
バナナの甘さで砂糖いらずのヘルシーなヨーグルトです。
材料はヨーグルト150 g、バナナ半分、冷凍ブルーベリー大さじ2、ジャム小さじ1。
作り方は熟したバナナを薄切りにし冷凍しておきます。
ヨーグルトに冷凍バナナと冷凍ブルーベリーをのせ好みでジャムをかけます。
こちらも簡単にできるヨーグルトなので朝食にいいですね。
便利な保存容器2選
便利な耐熱ガラスでできた保存容器。
節約のためにおかずの作り置きや持ち寄りパーティー時にそのままレンジで温めることができるのでとても便利です。
サイズは3種類あり用途に応じて使い分けることができるので助かりますね。
また透明のガラスなので中に何が入っているのかすぐにわかるので冷蔵庫からの取り出しもスムーズです。
家にあると重宝すること間違いなしです。
シンプルなデザインの密封瓶。
キッチンに置いてもゴチャゴチャせずすっきり見えます。
ジャムを入れたり乾物なども入れるのに使ってみてはどうでしょうか？
またしっかりと密封できるので梅酒などの液体も入れることができます。
ちょっと保存したいと言った時に便利なのでキッチンに1つ置いておきたいおすすめの商品です。
身近で栄養価が高いバナナ
バナナは手ごろな価格で手に入れることができるフルーツです。
皮を剥くのも簡単なので食べやすいですよね。
ところでバナナは栄養価が高いと言うのをご存知ですか？
ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており美肌効果や貧血予防、ダイエットなどに最適です。
また運動前に食べるとエネルギーに変わり、運動後に食べると筋肉の修復を促し疲労回復に効果があります。
今回紹介してきたバナナの保存方法を活用し、毎日バナナを食べるよう心がけたいですね。
