100均すのこはDIYのマストアイテム!
DIYにすのこを買うなら100均が断然おすすめです。
その理由は、下記の3つです。
- コストがかからない
- 使いやすい大きさ
- 軽い
では、ひとつずつご説明します。
1.コストがかからない
100均のすのこは1枚100円で買うことができる為、
DIYの為に何枚か買ってもほとんどが1000円以内で抑えることができます。
初めてのDIYであまりコストをかけたくない人にもおすすめです。
2.使いやすい大きさ
100均のすのこは、ホームセンターなどのすのことは違い、女性でも扱いやすい大きさです。
また、各ショップでいくつかサイズ展開があるので、切ることもなく使えることが特徴。
3.軽い
扱いやすいサイズである分、重さも軽いのです。
軽いので持ち運びも簡単ですし、部屋の上の方に設置したい場合でも、女性にもやりやすいですね。
100均で買えるすのこのサイズ一覧
ダイソー、セリア、キャンドゥ、3つの100均にあるサイズを紹介します。
ダイソーで買えるすのこのサイズ
- 45×20㎝
- 40×25㎝
- 40×23㎝
- 36×18㎝
- 35×25㎝
- 31×30㎝
- 31×27㎝
番外編(流し台用)
・25×35㎝
・25×30㎝
・22×29㎝
番外編(収納用)
・25×35㎝
・25×30㎝
・22×30㎝
番外編(ジョイント収納すのこ)
収納用のプラスチック製すのこもあります。
こちらは連結することもできる大人気アイテムです。
キャンドゥで買えるすのこのサイズ
- 40×20㎝
- 30×15㎝(2P)
セリアで買えるすのこのサイズ
- 45×20㎝
- 40×25㎝
- 33×37㎝
ダイソーが一番種類が豊富だということがわかりますね。
キャンドゥでは2枚セットで売っているものもあり、100均と言えども各ショップで展開商品は違うようです。
また、各ショップではサイズ以外にも、板と板の間隔や、板の太さで違いが見られます。
板の間隔や太さの違いだけでも、雰囲気はかなり変わるので、自分の使いたい雰囲気を頭に描いて選ぶのがポイントです。
100均すのこの強度は大丈夫?
100均だと言うと、気になるのは強度。
結論から言えば、飾り棚として使う分には強度はまったく問題ないでしょう。
100均のすのこを使ったDIYでは、本棚として使用したり、
屋外で植木鉢置いたり、靴箱としての使うことが多いパターン。
すのこをを立てかけて、雑貨を吊り下げる壁掛けラックもよく見かけます。
上記した程度の重量なら問題ないですが、
100均のすのこは軽くて扱いやすい反面、板が1枚あまり厚くので、
大型商品や重いものを載せようとしているのであれば注意してください。
念のため、人が乗る踏み台や、すのこベットには、もっと厚みのあるすのこの方が良さそうです。
とは言っても、じゃあだめだ、と諦める必要はありません。
もし、もっと強度を強くしたいのなら、
すのこを2枚重ねて作ったり、支える板を増やすなどして、
すのこがたわむのを防止する工夫をすればOK。
アレンジ次第でどんなアイテムにも変身しますよ。
100均ショップによってサイズや素材が違う
では、各ショップにはどのような特徴があるのでしょう。
- ダイソー:サイズ展開が豊富。ゴムの木が主な素材。
- キャンドゥ:主な素材は桐。明るい色。2個入りがある。
- セリア:主な素材は桐。展開サイズは大きめがメイン。
ダイソーのすのこの特徴①:サイズ展開が豊富
100均3ショップの中で断トツに種類が豊富なのはダイソーです。
種類が多く、切らなくても様々な組み合わせができるので、
DIY初心者、特にできるだけのこぎりを使いたくない人にもおすすめ。
ダイソーのすのこの特徴②:ゴムの木が主な素材
ゴムの木は滑らかで柔らかい素材です。
その為、加工も塗装もしやすく、比較的軽い素材なので、DIYには最適とされています。
キャンドゥのすのこの特徴①:主な素材は桐
桐は、日本で採れる最も軽い木材。
湿気にも強いので、湿気の多い棚の中でも活躍してくれるでしょう。
キャンドゥのすのこの特徴②:2個入りで販売している
どの100均のショップでも、基本的に1枚で100円なのですが、
キャンドゥには2個入りで100円というお財布に優しい商品があります。
なるべくコストを抑えてDIYをしたい人には最適ではないでしょうか。
セリアのすのこの特徴①:主な素材は桐
キャンドゥと同じで素材が桐なので、こちらも軽くて扱いやすいと人気です。
しかし、同じ素材を使用していても、色合いがショップによって違うようです。
キャンドゥに比べるとセリアの方が色は濃い目。
塗装するのであれば気にしなくて平気ですが、
ナチュラルな色を楽しみたいのなら好みの色合いで使い分ける必要があります。
セリアのすのこの特徴②:展開サイズは大きめがメイン
ダイソー、キャンドゥでは大小様々な大きさを揃えているのに対し、
セリアは比較的大きめなサイズ展開のみとなっています。
大きさのある棚などを作ることもできますし、自分である程度切ったりすることができる人であれば、
少ない枚数でアレンジすることができます。
すのこを分解する方法
すのこの裏側には、下駄という板が付いていて、この板によって組み立てられています。
その為下駄を外すことが、すのこを分解する重要項目です。
また、ほとんどの100均のすのこは、
下駄と表の板が接着剤と針でついているということも、頭に入れておいてくださいね。
では、すのこを分解する方法をご紹介します。
- ゴムハンマーを使う
- マイナスドライバーを使う
- マイナスドライバーとゴムハンマーを使う
続いて、すのこを分解する方法を、それぞれ詳しくみていきます。
すのこを分解する方法①ゴムハンマーで下駄を外す
すのこを立てて、下駄部分をハンマーで優しく叩いていきます。
1か所だけを叩くのではなく、少しずつずらしながら全体をまんべんなく叩くようにします。
あまり力ずくでやると、木材にひびが入るなどしてきれいに取れないので、あくまで優しく叩いてくださいね。
すのこを分解する方法②マイナスドライバーで下駄を外す
こちらは、てこの原理を使った方法。
表面の板と、下駄の接着面にマイナスドライバーを差し入れ、外します。
ただ、こちらも力ずくになりやすいので、木が欠けることが多いようです。
焦らず少しずつ、外していってください。
すのこを分解する方法③マイナスドライバーとゴムハンマーで下駄を外す
こちらは①と②を組合わせたやり方です。
表面の板と、下駄の接着面にマイナスドライバーを差し込みます。
そのマイナスドライバーをハンマーで少しずつ叩いていきます。
ずらしながら、全体を叩くことで綺麗に板を外すことができます。
この方法が一番木を傷つけずに外せるのでおすすめです。
いずれの方法も、下駄を外すと針があるので、ペンチでこの針を取り除いて終了です。
また、ここでは音や衝撃を考慮してゴムハンマーを使用していますが、金槌でも代用は可能です。
もし木が欠けてしまったり、ヒビが入ってしまっても、
マイナスドライバーとゴムハンマーで少しずつ削れば問題なく使えますよ。
100均すのこの簡単な棚の作り方
では、100均すのこの簡単な棚の作り方をみていきましょう。
- すのこをペイントする
- すのこを組合わせて好みの高さの棚にする
- ボンドなどで接着する
大まかに説明すると工程はこれだけ。
続いて、100均すのこの簡単な棚の作り方をそれぞれ詳しくみていきます。
100均すのこの簡単な棚の作り方①:すのこをペイントする
組み立ての前に、まずペイントをするのが鉄則です。
普通の木材であればまずはサンドペーパーで表面を磨かなくてはいけませんが、
100均のすのこはすでに表面が滑らかに作られているのでそのままペイントすることができます。
少量のペンキも100均には売っているので、合わせて購入しましょう。
カラー次第で様々なお部屋の雰囲気に合わせることができますが、
もちろん何も塗らずにナチュラルな木の風合いを楽しんでもいいでしょう。
1色だけにこだわらず、文字を書いたり、何色か使ってもOK。
せっかくDIYをするのなら、自分好みに仕上げましょう。
100均すのこの簡単な棚の作り方②:すのこを組合わせて好みの高さの棚にする
同じサイズのすのこを2枚、下駄と下駄が向き合うように縦に置きます。
縦に置いたすのこの下駄部分に棚となるすのこを載せるだけ。
縦にしたすのこの長さを変えたり、
下駄部分に載せるすのこのサイズを変えたりするだけで様々なサイズの棚にすることができます。
組合わせるとすのこが飛び出してしまう場合は、のこぎりで切り落とすと見た目もすっきりしますよ。
100均すのこの簡単な棚の作り方③:ボンドなどで接着する
DIY初心者であれば、ボンドやグルーガンで取り付ける方法が一番簡単です。
接着剤だけで不安であれば、結束バンドを合わせて使ってもいいでしょう。
より強力に作りたい方や、これまでもDIYをしたことのある人は、小さな釘を打ち付けて作りましょう。
100均のすのこは木材1枚1枚が薄めなので、
大きな釘は飛び出してしまうので、小ぶりの釘をおすすめします。
100均すのこの簡単なラックの作り方
では、100均すのこの簡単な壁掛けラックの作り方をみていきましょう。
- 100均のすのこをペイントする
- すのこにフックや取り付け棚を付ける
- すのこを壁に取り付ける
続いて、100均すのこの簡単なラックの作り方をそれぞれ詳しくみていきます。
100均すのこの簡単なラックの作り方①:100均のすのこをペイントする
こちらは棚の作り方と同じです。
まずは、好きな色や柄にペイントをしましょう。
マスキングテープで色のつけたくない部分を覆い、スプレータイプの塗料で色付けしたあと、
そのテープをはがせば簡単に模様をつけることができます。
100均すのこの簡単なラックの作り方②:すのこにフックや取り付け棚を付ける
壁にすのこをかけた際に使うフックや、アイアンバー、
取り付け棚をネジでつけましょう。
ボンドやグルーガンなど接着剤で取り付けても良いですが、
壁につけるウッドラックなので、
取り付けたあとに落ちてしまっては危険です。
出来るだけネジで取り付けたほうがいいでしょう。
ネジはプラスドライバーで簡単につけることができますので、
今までやったことのない人でももちろん取り付けることができますよ。
100均すのこの簡単なラックの作り方③:すのこを壁に取り付ける
さて、ここまできたらあとは壁に取り付けるだけです。
壁に穴をあけ、ねじで取り付けるのが一番頑丈ですが、
賃貸だと壁に穴をあけることもできませんよね。
そこで使用するのが、マスキングテープと両面テープです。
すのこの下駄がくる位置の壁に、マスキングテープを貼ります。
マスキングテープは壁に貼っても粘着を残さずにはがすことができるので安心してください。
そして、その上に強力両面テープを貼り、すのこを取り付けます。
飾りラックであればこの方法で問題でしょう。
もっと強力にしたい場合は、すのこの裏面にフックを取り付け、紐で吊り下げると安全です。
賃貸だからといって諦めず、自分にできる方法を探してみましょう。
すのこでおしゃれにDIYしたアレンジ例
すのこでおしゃれにDIYしたアレンジ例①:
こちらはキッチン用の壁掛けラックとしてアレンジしています。
フックを全体に取り付けるだけではなく、
ポールやボックスを取り付けることでタオルや洗剤も一緒に収納ができます。
キッチン周りのアイテムがこの壁掛けラックひとつですっきり片付けることができます。
すのこでおしゃれにDIYしたアレンジ例②:
100均のすのこを利用すれば、こんな隙間スペースも活用できます。
作り方も簡単。
左右にすのこを立て、底の木材と垂直に取り付けます。
あとは、下駄部分にボックスをひっかけるだけ。
とても簡単ですよね。
わざわざ隙間用の棚を買わなくても、100均で集まる材料で作れるなら、お財布にも優しいです。
すのこでおしゃれにDIYしたアレンジ例③:
こちらは下にキャスターを取り付けた移動もできるワゴン。
メインの材料は100均のすのこ2枚と四隅の木材4本、キャスター4つです。
上部はこの画像のように、
お洒落にペイントした板を取り付けでもいいですし、
ウッドボックスにすればさらに収納も増えます。
基本的には材料をくっつけるだけなので、
材料の大きさを変えるだけでアレンジは自在です。
すのこでおしゃれにDIYしたアレンジ例④:
こちらは上級者向けですが、
全て100均のアイテムでできているというから驚き。
アレンジ次第でこんなにお洒落にできるのです。
様々なアレンジがブログで紹介されていますので、参考にしてみてください。
すのこでおしゃれにDIYしたアレンジ例⑤:
こちらはキッズ用のキッチン。
買うと高いおもちゃのキッチンも、100均のアイテムで作ることができます。
カラーもポップに仕上げると、お子様も喜ぶ可愛いキッチンになりますね。
下駄部分にすのこを載せたシンプルな作りなので、お子様と一緒に作るのも楽しいかもしれません。
すのこでおしゃれにDIYしたアレンジ例⑥:
こちらは傘立てです。
好みの大きさに組合わせるだけなので、こちらも簡単に作ることができます。
木でできた傘立てはあまり見かけないので一気にお洒落度が増しますね。
すのこでおしゃれにDIYしたアレンジ例⑦:
こちらは換気扇カバーを100均のすのこで作っています。
一度分解をして組み立てていますね。
このように、収納以外にも隠したいもののカバーにするのもひとつの手。
見せたくないものであったり、子供が触らないようにガードにしたりと、使い方は様々です。
すのこでおしゃれにDIYしたアレンジ例⑧:
すのこを使えばレターボックスだって簡単に作ることができます。
つい散らかりがちなレター類。
お子様のいるお家なら学校からのお便りもあり、尚更ですよね。
それを解決してくれるのが、このレターボックス。
使っているのは100均のすのこ2枚。
1枚はそのまま、もう1枚は3つに分解して作ります。
オイルを塗るだけで簡単にアンティーク調に。
難しそうな文字の転写も、印刷した反転文字を除光液で転写するだけなんです。
これならすぐに挑戦できそうですね。
すのこでおしゃれにDIYしたアレンジ例⑨:
先程文字を転写する方法をご紹介しましたが、こちらはステンシル。
文字が入るだけで一気にお洒落度が増します。
こんなにお洒落なのに、100均のすのこを合わせ、
取っ手をつけるだけで完成してしまうんです。
すのこでおしゃれにDIYしたアレンジ例⑩:
え、これがすのこなの!?と言ってしまいそうな、ヘリンボーン柄のこのトレイ。
ヘリンボーン柄が高級感を出してくれますね。
定規で図りながら、のこぎりでひとつずつパーツを切って仕上げています。
すのこでおしゃれにDIYしたアレンジ例⑪:
初心者でも簡単、折り畳みのできる作業台です。
作業台としても使えますし、収納棚の中に使ってもいいですね。
用意した2枚のうち1枚を分解し、もう1枚のすのこの隙間に貼り付けて1枚の板にします。
そこに結束バンドで折り畳みのラックを取り付けるだけ。
ネジを使わないので、初めてでも挑戦しやすいDIYです。
すのこでおしゃれにDIYしたアレンジ例⑫:
つっぱり棒だけでは味気ない収納も、すのこを載せるだけで一気にお洒落に。
すのこの幅次第で収納のスペースも自在です。
載せる重さは、つっぱり棒の耐荷重量を超えないようにしましょう。
また、上の収納にするのであれば、
つっぱり棒とすのこを固定するのも忘れずに。
つっぱり棒の壁との接着面に耐震マットをつけると、
ずり落ち防止にもなりますよ。
すのこでおしゃれにDIYしたアレンジ例⑬:
100均のすのこを駆使すれば、
こんなに大きな棚だって作ることができます。
大きくなるほど必要な枚数は増えるので、
コストはかかってしまいますが、買うより断然安く済みます。
自分好みの棚が売ってないという人は、作ってしまうのもいいのではないでしょうか。
100均DIYグッズが見つかるおすすめ本
現在100均グッズを使ったDIYが人気ということもあり、本も数多く出版されています。
そこで、100均DIYグッズが見つかるおすすめの本をご紹介致します。
100均のショップの中でもDIY女子に人気のあるセリア。
こちらの本はセリアの人気商品を特集しています。
実際に読者が使ってみて良かったもののランキングから、プロの驚きアイディアまで盛りだくさんの内容となっています。
100均のアイテムといえども、お洒落に仕上げたい人も多いはず。
この本はそんな人におすすめしたい1冊です。
100均のアイテムでカフェ風のインテリアを手に入れるヒントが盛りだくさんですよ。
100均のすのこは絶対買うべき!
ここまで紹介したように、一見ハードルの高そうに思えるDIYも、
100均のすのこで簡単・お洒落・低コストのDIYをすることが可能なのです。
すのこはそのまま組合わせるも良し、分解して組合わせるも良しなので、
そのアレンジ方法は数えきれないほど存在します。
初心者でも、上級者でも100均のすのこはDIYに欠かせないアイテムと言えるのではないでしょうか。
人気のあるアイテムはすぐに売り切れてしまうこともあります。
ショップごとに品揃えは異なるので、ぜひ定期的に足を運んでみてくださいね。