衣類スチーマーのメリット
アイロンかけはアイロン台を出したりしまったり、かけ方もある程度テクニックが必要です。
最近では手順が面倒なアイロンかけを苦手に思う人が増えてきました。
そういう人にとって衣類スチーマーは使い方や素材などによってはアイロンよりずっと便利で使いやすいです。
それでは衣類スチーマーにはどういうメリットがあるのか早速見ていきましょう!
- 軽くてコンパクトで立ち上がりが早い
- においが取れる
- ハンガーにかけたまま使える
衣類スチーマーメリット①:軽くてコンパクトで立ち上がりが早い
アイロンなどと比較すると軽量でコンパクトなものが多いです。
衣類スチーマーを使うときは手に持って動かす動作を繰り返すので、比較的軽くて小さなものが使いやすいです。
また、スイッチを入れてから使える状態になるまでの立ち上がりが早いものが多いです。
朝出かける直前などにサッと使えて便利です。
衣類スチーマーメリット②:ニオイが取れる
機種の中には高温でたくさんのスチームを吹きかけてしわを伸ばすだけでなく、衣類に付いたニオイも脱臭・除菌する効果もあるものも出ています。
手軽に洗濯できない衣類のニオイが取れるという点はアイロンと比較すると衣類スチーマーの便利な点です。
衣類スチーマーメリット③:ハンガーにかけたまま使える
洗濯ものにアイロンがけをするとき、アイロン台に衣類を置いて使いますが、衣類スチーマーはいちいち下ろすことなくかけたまま使えて便利です。
また、アイロンだとかけづらい細かいところもスチームを当てるだけでしわが伸びるので比較的簡単できれいに仕上がります。
衣類スチーマーのデメリット
衣類スチーマーはお手軽に使て便利な反面、衣類スチーマーが向かない場合もあります。
せっかく買った衣類スチーマーですが使い方を間違えると効果的ではありません。
衣類スチーマーを使用する際のデメリットにはどのようなことがあるのでしょう。
- 水のなくなりかたが早い
- 重さに慣れるまでは扱いにくい
- 綿や麻のシワはビシッとしない
衣類スチーマーメーカーデメリット:①水のなくなりかたが早い
例えば人気のパナソニックの衣類スチーマーですが、軽量でコンパクトな分、連続使用時間が4分と短いことがデメリットでしょう。
4分ほどで水がなくなってしまうので、また水を補充して使う必要があります。
衣類スチーマーメーカーデメリット:②重さに慣れるまでは扱いにくい
ロングセラーのツインバードの製品は多くの方に支持されている優秀な衣類スチーマーです。
しかし軽量タイプと比較すると長時間使用で手が疲れてくるところがデメリットです。
930gは重くはないですが、ツインバードの製品に限らずこのくらいの重量があると長時間片手で動かし続けると疲れるでしょう。
衣類スチーマーメーカーデメリット:③綿や麻のシワはビシッとしない
衣類スチーマーだけで綿や麻のシワをとってキレイに仕上げるのは難しいでしょう。
こういう素材のシワをとるにはやはり、アイロンかけがベストです。
衣類スチーマーは強いシワがない場合やフワフワした素材に威力を発揮します。
衣類スチーマーメーカー比較
各メーカーから色々な衣類スチーマーが販売されています。
各メーカーの特徴を比較し、自分の使い方を考えて自分に合ったものを探しましょう。
- パナソニック
- 日立
- T-Fal
- アイリスオーヤマ
- TWINBIRD
衣類スチーマーメーカー比較①:パナソニック
パナソニックの衣類スチーマーNI-FS340はとても人気が高い商品で今一番売れていると言ってもいいほど売れ筋の衣類スチーマーです。
アイロンのようにプレスすることもできます。
消臭機能が高いということが特徴で、タバコ・汗・飲食臭・防虫剤の臭いの他、全機種から追加されて加齢臭対応となっている商品です。
水タンクには50ml入り、立ち上がり時間が30秒、重さは665g、稼働時間が約4分という仕様で、朝忙しいときにすぐに使える点、他社製品と比較して重量が軽い点がおすすめの良い所です。
衣類スチーマーメーカー比較②:日立
水タンクには70ml入れられ、立ち上がり時間は30秒、重さが約690g、稼働時間が5分という仕様です。
パナソニックの製品と比較して約1分くらい長く使えて、スチームの量もパナソニックの製品と比較するとやや多めです。
この衣類スチーマーもプレスが可能です。
プレスのとき「高・中・低」の温度設定が可能でプレスに対応できるものが多いのが良いところです。
衣類スチーマーメーカー比較③:T-Fal
キッチン周りの製品で有名なT-Falですが、アイロンも鍋などに使う独自のセラミック技術を活かし30年ほど前から発売しています。
アイロンやスチーマーの種類が豊富にあり、好みや使い方に合わせて選べます。
T-Falのアクセスチームプラスは、ハンガーショットとしての使いやすさを追求したタイプです。
スチームのみでプレスはできません。
水タンクに185ml入って、立ち上がり時間は40秒程、重さは1200gくらいで、稼働時間は18分という仕様です。
これまでご紹介した製品と比較して1200gと重量がありますが、持ちやすい形になっているところが特徴です。
タンクの量、稼働時間はプレスできるタイプよりかなりパワフルなスチーム量で長時間使えるところがおすすめポイントです。
衣類スチーマーメーカー比較④:アイリスオーヤマ
使い手の目線で様々な商品を開発し、低価格で販売しているアイリスオーヤマの製品です。
プレスすることもできるプレス兼用の衣類スチーマーです。
水タンクには60ml入って、立ち上がり時間は35秒、重さは790g、稼働時間は5.5分という仕様です。
パナソニックや日立の製品と比較すると少し重量があって、立ち上がりも少しですが遅いです。
他製品より価格が安く人気のある製品であることがおすすめポイントです。
衣類スチーマーメーカー比較⑤:TWINBIRD
ツインバードの衣類スチーマーは3ロングセラー機で人気があります。
水タンクには100ml入って、立ち上がり時間が40秒、重さは930gという仕様になっています。
プレスすることも可能なプレス兼用の衣類スチーマーです。
衣類ブラシと毛ブラシがアタッチメントとして取り付けられます。
スチームの噴射が弱めで他と比べて重さもあるのがデメリットですが、格安機を選ぶのならオススメです。
衣類スチーマーの消臭効果比較
各社が製品の脱臭効果を比較する試験を行っています。
衣類にニオイを付着させて、スチームを当てて脱臭効果を評価しています。
パナソニックと日立の製品は、タバコ臭、焼き肉・焼き魚などの飲食臭、汗のニオイ、防虫剤臭、加齢臭の試験を行い、スチームを当てる前と当てた後のニオイを比較するといずれも数値が下がっている評価が出ています。
高温のスチームを当てることによって汚れやホコリなどを吹き飛ばすことができ、それと共にニオイも取ることができるのです。
洗濯をすればニオイの多くが取れますが、手間をかけずにスチームを当てることによってニオイが取れるのは手軽で便利です。
衣類スチーマーは布団にも使える?
衣類スチーマーはハンガーに掛けたままの衣類のしわ伸ばしとニオイ取りを手軽にできる製品ですが、その使用方法は衣類だけにとどまりません。
布団にも使えてとても便利です。
布団は簡単に洗うことができませんが、衣類スチーマーを使えば比較的簡単に脱臭除菌ができるのです。
衣類スチーマーの高温スチームはダニも殺せるパワーがあります。
布団やカーペット、カーテンなどに使用することでダニ退治も可能です。
布団の素材によっては使えないものもあるので確認してから使用して下さい。
おすすめの衣類スチーマーメーカー比較が掲載された本
アマゾンの製品を比較検証しておすすめ商品を紹介する本です。
2019年の完全保存版アマゾン大全というタイトルで、759製品について紹介しています。
ホーム・キッチン、家電・デジタル、アウトドア・カーグッズ、ビジネス・トラベルなど幅広いカテゴリーで検証しています。
衣類スチーマーについての比較検証紹介ページもあるので購入を検討されている方におすすめの本です。
衣類スチーマーを上手に活用する
衣類スチーマーはアイロンのようにアイロン台を使って使用する必要がなく手軽で便利に使えるところが魅力です。
比較的コンパクトで軽量なものが多く高温スチームでしわを伸ばし、脱臭・除菌効果も期待できます。
立ち上がり時間がアイロンと比較すると早くスイッチを入れてすぐ使えるのもいいところです。
衣類スチーマーはプレスするのではなくスチームを当ててしわを伸ばします。
アイロンをかけた状態と比較するとアイロンのようにパリッとした仕上がりにはなりませんし、洗濯後と比較しても汚れがしっかりと落ちた状態とは異なります。
その点を理解して上手に使うととても役立つ便利な家電です。