妊娠初期の旅行前には絶対に体調の確認を!
妊娠する前は自分一人だけの身体でしたが、妊娠すると赤ちゃんとの身体になります。
そうだと考えると何をするにも躊躇してしまいますよね。
妊娠前に出来ていた旅行が妊娠初期にできるかどうか不安になる理由のひとつが体調の不安です。
本当は体調が不安定な妊娠初期に旅行に行くよりも、妊娠五か月ほどからの安定期に旅行に行くことをお勧めします。
しかし、どうしても妊娠初期に行かなければいけないこともあると思います。
妊娠初期はつわりが始まり、出血や下腹部の痛みなど体調を崩しやすくなります。
そのため、旅行前の体調確認は必ず行ってください!
妊娠中は市販の薬が飲めなくなります。
そのため、つわりが心配な方は旅行前に、かかりつけの産婦人科に相談してから行くようにしましょう。
また、旅行先の産婦人科を調べておくとよいです。
診断時間や目的地から病院への行き方などが事前に分かっておくと、旅行中でも安心して遊ぶことができます。
妊娠初期旅行のおすすめ持ち物
妊娠初期の旅行で持っていくと安心な持ち物が以下の通りです。
検査結果表のコピー
旅行中になにかあった時、旅行先の病院で提出してください。
初めての病院でも安心して診察できます。
保険証
旅行中に医療機関へ検査が必要になった場合に必要になります。
必ず持っていくようにしましょう。
母子健康手帳
母子健康手帳は赤ちゃんの心拍が確認できた10週くらいに市役所でもらうことができます。
旅行する際に、母子健康手帳が手元にある場合は持って行ってください。
また、母子健康手帳に行きつけの病院名や電話番号・緊急連絡先などを記入しておくとなにかあったときにすぐ対応できるので書けるところは書いておきましょう。
産婦人科で処方された薬
定期検診で処方された薬がある場合は、旅行に持参してください。
市販の薬は飲めないので、病院で処方された薬を持っていると安心です。
マスク
妊娠初期は免疫力が普段より弱くなります。
新幹線や飛行機など人が多いところに行くと、病気に感染してしまうかもしれません。
念のため、マスクをして予防したほうがよいですね。
羽織もの
旅行中に身体は冷えないよう体温調節できる羽織ものを用意してください。
車の中ではお腹にかけてブランケットとしても使えるので、カーディガンなどがおすすめです。
冷え性に注意!妊娠初期旅行のおすすめ服装
冷え対策
妊娠中の身体の冷えは大敵です。
特に妊娠初期はホルモンバランスが崩れ、冷えやすいくなります。
身体の冷えはつわりやお腹の張りにも影響してきます。
そのため、身体はなるべく暖かくしておきましょう。
夏は外は暑くても室内は冷房でかなり冷えていていたり、日中と夜と外とでは温度差がかなり違うことが多いです。
すぐに体温調節できるように羽織ものを一つ用意しておくとよいでしょう。
また、車や新幹線など車内ではブランケットがあるといいですね。
ゆるい服装をえらびましょう。
妊娠初期はお腹が大きくないので、今まで通り好きな服装をして旅行に出かけがちですが、お腹に赤ちゃんがいることを忘れないでください。
身体を締め付けないようなゆるい服装で旅行に行きましょう。
旅行となると車内で過ごす時間が長くなります。
同じ体勢で過ごすことになりますので、締め付けは血流が悪くなったりと身体に負担がかかります。
下着や服はゆるくて楽な格好がおすすめです。
また、靴は低いヒールを履くようにしてください。
妊娠初期での旅行中の過ごし方
妊娠初期に限らず、妊娠中の旅行では激しい動きは避け、スポーツやジェットコースターなどのアトラクションに乗るのはやめましょう。
また、なるべく人ごみは避け、病気に感染しないように注意したほうがよいです。
旅行中はどうしても長時間の移動になってしまいます。
妊娠中は疲れやすくなりますので、何か所もめぐりたくなる気持ちもわかりますが、妊娠初期の旅行は一か所に留まりのんびりと過ごしましょう。
最近の旅行プランでは、マタニティープランというのがあります。
ノンカフェインの飲み物を提供してくれたり、抱き枕を用意してくれたりと妊婦にやさしい旅行プランを利用してもよいですね。
妊娠初期での旅行における飛行機・新幹線・車移動などの注意点や対策をご紹介
旅行中で不安な点といえば、飛行機や新幹線などの長距離の移動です。
そこで、移動中の注意点を詳しく見ていきましょう。
妊娠初期での旅行における飛行機移動の注意点や対策:5時間以内のフライトに乗りましょう。
飛行機の移動は5時間以内で行けるフライトに乗りましょう。
気圧の影響や機体の揺れなど身体の影響があります。
妊娠初期といっても体調面などを考えると飛行機に乗るのは妊娠12週経ってからのほうが好ましいです。
また、飛行機の座席は通路側を予約したほうがよいでしょう。
妊娠初期はつわり症状や頻尿症状がみられます。
何かあった時にすぐトイレにいけるよう通路側の席が安心して過ごせます。
妊娠初期での旅行における新幹線移動の注意点や対策:指定席をとりましょう
新幹線で旅行に行く場合は、指定席を必ず取るようにしましょう。
お盆やお正月など繁忙期は自由席でも座れないということがあります。
長時間立って移動すると、身体に負担がかかってしまいます。
指定席を事前に予約して旅行に行くようにしてください。
新幹線も飛行機同様、通路側の席を予約したほうがよいでしょう。
妊娠初期での旅行における車移動の注意点や対策:車酔いに注意しましょう。
妊娠初期はつわりが始まり、車酔いが起こりやすくなります。
市販の酔い止め薬を事前に飲むのは避けましょう。
そのため、車休憩を1時間おきなど細かくとり、外の空気を吸ったり、少し歩いたりと気分転換をするようにしましょう。
おすすめの妊娠情報誌
妊娠初期に読んでほしい本を2冊紹介します。
1人目できたんです1巻~妊娠、出産、新米ママの育児コミックエッセイ~
漫画になっているので、読みやすくわかりやすくすらすらと読める本です。
1人目で不安なことや心配なことも笑いながら学ぶことができるので、おすすめです。
マンガ 妊娠・出産リアル体感BOOK 助産師さん呼びましょうか? 1 妊娠初期編 (スマートブックス)
妊娠初期の様子が細かく書かれているので、この1冊があると安心です。
プレママ・プレパパには一度は読んでほしい本です。
妊娠初期の旅行を終えたら
旅行を終えたら、定期健診をうけて異常がないか診てもらうようにしましょう。
妊娠初期で身体も心も不安定な部分があります。
長時間の旅行を過ごすと、自分が思っている以上にお腹に負担がかかっています。
そのため、安静に過ごすように心がけてください。
妊娠初期で不安なところもありますが、のんびりと旅行を楽しんでくださいね!