ローソンからゆうパックを送るメリット
全国にある郵便局とローソンで発送が可能なゆうパックですが、ローソンから発送する方がお得なその理由を、一緒に確認していきましょう。
郵便局は全国各地にたくさんありますし、郵便局まで自力で持ち込めなければ自宅や会社まで集荷もお願いできますが、ローソンから発送すると以下のメリットがあるのです。
- 持ち込み割引が適用される
- クレジットカード・電子マネー・クオカードも使える
メリット①:持ち込み割引が適用される
集荷を依頼せず、郵便局やローソンへ荷物を持っていくと、120円の持ち込み割引が適用されます。
メリット②:クレジットカード・電子マネー・クオカードも使える
持ち込み割引の適用は、郵便局でもローソンでも、どちらへ持ち込んでもOKなのですが、郵便局では現金や切手払いなど、支払い方法が限定されます。
ローソンでは、現金の他にクレジットカード、電子マネー、クオカードまで使用可能。
カードで払ってポイントを付与してもらえるのは、郵便局にはないメリットなのです。
ローソンからゆうパックを送る方法
それでは、ローソンでゆうパックを送るのに何をするのか、具体的に確認していきましょう。
とてもシンプルで、どなたでも簡単にできますよ。
- 荷物を梱包する
- 送り状を記入する
- 荷物と送り状を最寄りのローソンのレジに持参する
- 発払いは送料の支払いをする
- 送り状の控えを受け取る
手順①:荷物を梱包する
まずは荷物を梱包しましょう。
ゆうパックは、荷物の大きさ(縦・横・高さの三辺の合計で、60から170までサイズがあります)と、差出地から宛先地までの距離に応じて、変わってきます。
送る品物が小さい場合は、段ボールや袋の大きさを調整して、コンパクトに収まるようにすると、送料も安く済みますよ。
手順②:送り状を記入する
次に送り状を記入しましょう。
ゆうパックの場合、送り状は2種類の色に分かれています。
青い色の送り状は発払い用、赤い色の送り状は着払い用。
送り状は最寄りの郵便局やローソンでもらえますよ。
ローソンの店頭で記入すると、他のお客さんが気になって気持ちが焦ってしまうという方は、ご自宅で落ち着いて記入するといいですね。
手順③:荷物と送り状を最寄りのローソンのレジに持参する
その次に最寄りのローソンのレジに、荷物と送り状を持っていきましょう。
この時、送り状はまだ荷物に貼ってしまわない方が、店員さんにとってありがたいかもしれません。
サイズを測ったり、店員さんが送り状に記入する項目がありますからね。
コンビニは24時間開いているので、残業して遅くなっても、朝早くても、土日祝日でも、受け付けてもらえるのは本当に助かりますよね。
郵便局の場合、地域の中央郵便局まで足を運ばないと、時間外や土日祝日の受付はできないので、この点もローソン発送のメリットです。
手順④:発払いは送料の支払いをする
サイズの確認をして料金が確定したら、レジで支払いをしましょう。
現金の他に、クレジットカード、電子マネー、クオカードが利用できますが、Tポイントカードでの支払いと切手払いはできませんので、ご注意くださいね。
手順⑤:送り状の控えを受け取る
レジで料金を支払って、送り状の控えを受け取ったら、終了です。
送り状の控えは忘れずに受け取って、最低でも荷物のお届け予定日まではお手元に保管してくださいね。
送り状に印刷されているお問い合わせ番号は、荷物が相手方に届くまで、いつ必要になるかわかりません。
日本郵便のホームページ上で、発送した荷物の状況を随時確認することができます。
お問い合わせ番号を入力するだけなので、とっても簡単。
今、輸送中なのか、配達中なのかわかりますので、心配な時には調べてみてくださいね。
荷物について問い合わせをする際には必要な番号になりますので、紛失しないようご注意ください。
ローソンで扱うゆうパックの種類
ローソンでゆうパックを発送するとお得に使えて便利なのですが、ゆうパックにも種類がありますよね。
ローソンで対応しているゆうパックのサービスと、そうでないサービスを確認しておきましょう。
- ゆうパック
- 空港ゆうパック
- ゴルフゆうパック
- スキーゆうパック
- 【扱えないもの】重量ゆうパック・チルドゆうパック
ローソンで扱うゆうパックの種類①:ゆうパック
縦横高さの三辺の合計が170までのサイズ、25kg以内の荷物は、ゆうパックで送ることができます。
国内向けのサービスなので、海外宛てには利用できません。
荷物の追跡サービスや30万円までの補償はつきますが、信書や現金は同封して送ることができませんので、梱包する時には注意しましょう。
ローソンで扱うゆうパックの種類②:空港ゆうパック
飛行機を利用して海外旅行や国内旅行にお出かけする方におススメなのが、空港ゆうパック。
スーツケースやゴルフバッグなど、重くて大きなものをご自宅から空港まで持っていくのは、なかなか大変ですよね。
このサービスを利用すれば、身軽に空港まで行くことができます。
出発日の前日までに発送し、羽田空港など、空港の中にある指定のカウンターで荷物を受け取るだけ。
逆パターンで、空港からご自宅まで荷物を送ることもできますよ。
ご自宅から最寄りのローソンで発送する時に、片道用伝票ではなく往復用伝票を使用すれば、帰りも空港で宛名を記入する手間が省けます。
お土産で重くなったスーツケースを送ってしまえば、楽ちんですよね。
ローソンで扱うゆうパックの種類③:ゴルフゆうパック
ゴルフ場やホテルまで、ゴルフバッグを送ることができるサービスです。
170までのサイズに収まらないゴルフバッグも、こちらのサービスなら、送ることができます。
プレイ前日までに届くように送りますので、当日慌てることもありません。
こちらも片道用伝票と往復用伝票の2種類ありますので、ご自宅から最寄りのローソンで発送する時に、どちらか選んでご記入くださいね。
面倒な方は往復用伝票にまとめて記入してしまいましょう。
ローソンで扱うゆうパックの種類④:スキーゆうパック
スキーゆうパックは、スキー板・スノーボードをスキー場やホテルまで配達してくれるサービスです。
ゲレンデで滑る前日までに届くように配送してくれますよ。
スキー板やスノーボードはかさばる上に、ずっと持っていると重さもずっしり食い込んできますよね。
重たい靴も一緒に送ってしまえば、手で持っていく荷物も大幅に減ります。
荒天が予想されて心配な時は、日数に余裕を持って発送すれば、万が一吹雪などで交通が停滞しても、焦ったりせずに済みますよ。
ローソンで扱うゆうパックの種類⑤:【扱えないもの】重量ゆうパック・チルドゆうパック
郵便局では受付可能なのに、ローソンでは受付がないゆうパックもあります。
重量ゆうパックとチルドゆうパックです。
重量ゆうパックは、25kgから30kgまでの重さの荷物を送ることができ、チルドゆうパックは冷蔵で荷物を送ることができます。
これらはどちらもローソンから発送できませんので、郵便局に持ち込むか、集荷依頼をして取りに来てもらいましょう。
ローソンでゆうパックを利用する時の注意点
このように、ローソンからゆうパックを発送するととてもお得で便利なのですが、いくつか注意しなければならない点があります。
一緒に確認していきましょう。
- 梱包用段ボール箱は販売していない
- Tポイントカードは使えない
- 集荷時間が店舗ごとに異なる
- 受け取りはAmazonの商品のみ可能
注意点①:梱包用段ボール箱は販売していない
ゆうパックとプリントされた白い段ボール箱、ご覧になったことがあるでしょうか。
郵便局で販売されている、ゆうパック用の段ボール箱です。
あの段ボール箱なのですが、実は、ローソン店頭では取り扱いがありません。
購入するには郵便局まで行く必要があります。
ゆうパックとプリントされていない、普通の段ボール箱もローソンでは販売していませんので、箱はご自身でご用意くださいね。
注意点②:Tポイントカードは使えない
クレジットカード、電子マネーやクオカードでゆうパック料金の支払いが可能なローソンですが、意外なことに、Tポイントカードでの支払いはできないのです。
ゆうパックの発送と一緒に食べ物や飲み物を購入しても、Tポイントがつくのはゆうパックを除いた購入代金分のみとなりますので、注意しましょう。
注意点③:集荷時間が店舗ごとに異なる
ローソンから発送したゆうパックは、ただちに宛先地に向かって移動するわけではありません。
ローソンはあくまでもゆうパックの受付窓口なので、郵便局が各店舗を回って荷物を集荷し、まずは地域の中央郵便局に集約されます。
例えばローソンが24時間営業なので、夜中の23時に発送したとしても、すぐに集荷されません。
この集荷時間は店舗によって変わってきますので、注意しましょう。
最寄りのローソンで、毎日何時ごろに集荷にくるのかあらかじめ聞いておけば、発送する時間の目安が分かって、安心ですね。
注意点④:受け取りはAmazonの商品のみ可能
ローソンではゆうパックをはじめとした日本郵便のサービスを取り扱ってはいますが、郵便局と違って、店頭で荷物を受け取ることはできません。
自宅以外に荷物を受け取れるのは、郵便局留めにして郵便局でという方法のみとなります。
ただし例外があり、Amazonで注文した商品の受け取りはローソンでも可能です。
Amazonで注文する時に、配送先をコンビニでの受け取りにして、最寄りのローソンを指定しましょう。
ローソンではまずLoppiでの操作を行うのと、その際にAmazonのお問い合わせ番号が必要になりますので、注意してくださいね。
ネットで買える梱包材
ローソンからの発送を活用すれば、ゆうパックを送るのが億劫にならずに済みますね。
でも「やっぱり梱包って面倒くさい」という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方には、こちらの梱包材をおススメします。
無地でインクを使っていない梱包材です。
くしゃくしゃっと丸めれば、ちょっとした隙間を埋めることができますし、割れものも包んでしまえば大丈夫。
大量パックなので、惜しげもなく使えますよ。
インク不使用なので、古新聞よりもいろいろな用途に使えますので、大変便利です。
ローソンを活用して、お得にゆうパックを送ろう
大手コンビニエンスストアは24時間開いている上に、全国各地に店舗を展開しているので、いつでもどこでも利用できるのが本当にありがたいですよね。
ローソンでこんな郵便のサービスが受けられると、意外とご存知ない方も多いようです。
もうわざわざ地域の中央郵便局まで行く必要はありません。
ローソンを活用して、郵便局よりもお得にゆうパックを使いこなしてみてくださいね。