コーヒーメーカーの種類
コーヒーの味は「香り」「酸味」「コク」「風味」の4つで決まると言われています。
美味しいコーヒーの味というのは人それぞれ異なりますが、この4つのバランスを調整することになります。
4つのポイントのどれを重視するかによって選ぶべきコーヒーメーカーは異なります。この他にも、簡単に淹れられるか、エスプレッソやカプチーノ、カフェラテも淹れられるかなどによって様々なタイプがあります。
ここでは、ドリップ式、ミル付き全自動、エスプレッソマシン、カプセル式、サイフォン式の5つの特徴を解説します!
家庭でコーヒーを淹れる人に人気なのはドリップ式コーヒーメーカー
コーヒーメーカーを購入する人は自宅での利用が多いですが、自宅で利用する人に人気なのは一体どのタイプのコーヒーメーカーでしょうか?実際にコーヒーメーカーを自宅で使っている男女100人にアンケートを実施しました。
一番人気なのはドリップ式で73人が利用しているという結果になりました!
ドリップ式は低価格なのに加えて、操作が簡単なのが特徴です。
その点が手軽に美味しいコーヒーを飲みたいというニーズとマッチしているのではないでしょうか。
本格的な味わいが出せるサイフォン式は1%と少数派でした。コーヒーを淹れるのに時間がかかるのがデメリットです。
しかし、通常のコーヒーメーカーは豆の引き具合と抽出時間で味を調整しますが、サイフォン式はこの2つに加えて火力も味を調整する要因になります。
これにより、サイフォン式のコーヒーメーカーは香りとコクをしっかり出すことが可能になり、お店と変わらない味わい深いコーヒーを淹れることができるので、いまだに根強い人気があるようです。
ドリップ式コーヒーメーカーの特徴
もっとも一般的で、家庭で利用するのに適していると言われるのがドリップ式のコーヒーメーカーです。
ドリップ式は、ドリッパーと呼ばれるコーヒー豆を挽いた粉にお湯を浸透させる方法を用いたマシンです。
ドリップ式コーヒーメーカーでは「お湯をかけすぎてしまう」「均一にお湯が回しかけられなく味にムラが出る」など手動でありがちな難しさを簡単にクリアできるのが大きなメリットです。
また、保温性が高いのも家庭用として人気の理由の一つです。
ドリップ式コーヒーメーカーは、ミル付きとミル無しの2タイプがあります。ここからはそれぞれの特徴をご紹介します。
ミルなしタイプ
お湯の注ぎ方に注力したのがミル無しタイプのコーヒーメーカーです。
特徴は大きく2つあります。
- 2000円ほどで買える低価格
- コーヒー粉をセットしてボタンを押すだけのお手軽さ
また、ミル無しコーヒーメーカーは自分で好みの粗さに豆を挽きたいという人にも人気です。
ミル無しコーヒーメーカーは、掃除が楽であったり、構造と機能がシンプルなため低価格で買いやすいというメリットがあります。
しかし、すでにコーヒー豆を挽いて粉にしたものを使うため、酸化が進んでいたり、香りが抜けていてコーヒー本来の味や香りが損なわれがちというデメリットがあります。
ミルありタイプ
ミル付きコーヒーメーカーの一番のメリットは「味の安定感」です。
コーヒー豆は挽き方によって味が変わります。
挽き具合が細かくなると、ドリップした際にお湯の通りが遅くなります。粉の間にお湯がしっかりと浸透するのでコーヒー豆の成分が出やすく、渋みや苦みが出るコーヒーが淹れられます。
逆に挽き具合が荒くなると、お湯の通りが早くなるので成分の抽出があまりされずスッキリとした味わいになります。
コーヒー豆を挽き慣れていない人はこの調整が難しいので、ミル付きコーヒーメーカーを買うことをおすすめします!
また、ミル付きコーヒーメーカーには挽き方によって3つのタイプがあります。
タイプ名 | メリット | デメリット |
---|---|---|
プロペラ式 | 価格が安い・手入れが簡単 | 挽き具合にばらつきがある |
コーン式 | 低速回転で挽くので摩擦熱で香りが飛ばない | 価格が高い |
臼式 | 豆の挽き具合が均一 | 熱で香りが飛びやすい・手入れが大変 |
全自動ミル付きタイプ
5000円程度の買いやすいものから10万円を超える高価なものまで価格帯がバラバラで選ぶのが最も難しいのが全自動ミル付きコーヒーメーカーです。
全自動ミル付きとは別に半自動ミル付きコーヒーメーカーもあります。特徴は以下の通りです。
タイプ名 | メリット | デメリット |
---|---|---|
全自動 | 豆をセットするのみ | 挽きにムラがある・抽出杯数が少ない |
半自動 | コンパクトで大容量 | コーヒー粉を詰める手間がかかる |
全自動ミル付きタイプは抽出まで出来ますが、コーヒーメーカーによって一度に淹れられるコーヒー豆の量がや機体のサイズが異なるので、よく飲む人数などを考慮して選びましょう。
また、全自動ミル付きコーヒーメーカーは他のタイプに比べると圧倒的に手軽に美味しいコーヒーを淹れられますが、「自動洗浄機能」が付いているか、フィルターは使い捨て可能か、などによって全自動ミル付きの中でも手軽さが変わるのでチェックしてみてください。
カプセル式コーヒーメーカーの特徴
コーヒー粉が入ったカプセルをセットするだけでお手軽に入れられるのがカプセル式のコーヒーマシンです。
ネスレの「ネスプレッソ」や「ドルチェグスト」で聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
カプセル式には以下のようなメリットがあります。
- ラテやマキアートなど様々な味が楽しめる
- 水だけ用意すればOK
- 最大1.5Lまでタンクで淹れられる
- 1杯あたりのコストが安い
カプセルはメーカーによって値段が異なります。主要なメーカーのカプセル1個あたりの値段を比較しました。
本体名 | カプセル価格 | 種類 |
---|---|---|
ネスレ イニッシア | 約76円 | 24種類 |
ネスレ ドルチェグスト ジェニオ2プレミアム | 約58円 | 20種類 |
ネスレ ピッコロプレミアム | 約58円 | 20種類 |
タイガー カフェバリエ | 約86円 | 23種類 |
キューリグ・エフイー ネオトレビエ | 約86円 | 18種類 |
UCC ドリップポッド | 約68円 | 19種類 |
また、メーカーによってはカプセルを定期購入することでマシン本体を無料で使うことができます。
カプセルが最安値で購入できたり、カプセルの送料が無料になるなど、よくコーヒーを飲む人にとって嬉しい特典が多い点もコーヒーをよく飲む人にカプセル式コーヒーメーカーがオススメな理由です。
エスプレッソマシンの特徴
コーヒー豆の苦みやコクが楽しめることから日本でも人気が出てきたエスプレッソですが、マシンで淹れるためには専用のエスプレッソマシンが必要になります。
エスプレッソマシンにも全自動と半自動に2種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。
タイプ | 特徴 |
---|---|
半自動 | 一番難しい抽出を自動で行うのでエスプレッソを淹れる楽しさが味わえる |
全自動 | 豆挽きから抽出まで自動で行うので手間をかけずに飲める |
また、エスプレッソを淹れるにはコーヒー豆を挽いて、パウダー状にしたものをタンピングという作業で圧縮してエスプレッソ抽出を行うという工程があります。この工程がコーヒー初心者には難しいのですが、最近では「カフェポッド」という商品の登場により劇的に楽になりました。
カフェポッドとは、すでにパウダー状にしてあるコーヒー豆をフィルターで包んだ状態でマシンにセットすることでエスプレッソ抽出を楽にしたものです。
カフェポッドの大きさは世界共通の規格で定められているので、メーカーが異なっても使用することができます。
サイフォン式マシンの特徴
サイフォン式コーヒーメーカーはフラスコ内の気圧の変化を使ってコーヒー成分を抽出するのが特徴です。
詳しい流れは以下の通りです。
- フラスコ内の水を熱する
- 沸騰により蒸気が発生する
- 蒸気圧により加圧がかかりお湯が上部の容器に流れる
- 火を止めることでフラスコを真空状態にする
- 容器からフラスコへ吸引の力がかかる
- 吸引される際に布製のフィルターを通ることでろ過される
- コーヒー液がフラスコに溜まる
サイフォン式は90度近い高温のまま淹れるため、他のドリップ式に比べるとコーヒーの温度が高く、華やかな香りが楽しめます。
また、ドリップ式でよく使われるペーパードリップ式は3分近くかけてゆっくりとお湯を浸透させます。しかし、サイフォン式は専用の布製のフィルターを使って1分程度でお湯を注ぐため、コーヒーオイルが抽出されやすく、まろやかな味わいのコーヒーになります。
また、アルコールランプを火力によって調整するのがハードル高いと感じている人には電気式のサイフォン式コーヒーメーカーがオススメです。
仕組みはアルコールランプを使うものと同じなので、サイフォン式を初めて使ってみる人はぜひ使ってみてください。
コーヒーメーカーの選び方
コーヒーメーカーには選ぶ観点が様々ありますが、主にみるべきポイントは以下の7つです。
- 飲みたいコーヒーの種類
- 容器のタイプ
- フィルターのタイプ
- 容量
- 蒸らし機能と湯温の調整機能
- 保温性能
- お手入れのしやすさ
この他にも日本のメーカーと海外のメーカーかなど、細かいポイントはありますが大きくはこの7つを押さえていれば問題ありません。
これらのポイントに関して、具体的にどのようにチェックしたらいいのかライトアップコーヒーの川野優馬さんに解説していただきました。
飲みたいコーヒーの種類
コーヒーにはブラックコーヒーから始まり、エスプレッソ、カフェラテ、カプチーノなど様々な楽しみ方があります。
安定した美味しさをお手軽に楽しみたい人にはドリップ式のコーヒーメーカーがオススメです。
毎朝の忙しい時にも必ずコーヒーを飲みたいし、色々な味を楽しみたい人にはカプセル式がオススメです。
コーヒーの深いコクや苦味を楽しみたい人はエスプレッソ式のコーヒーメーカーが良いでしょう。また、エスプレッソ式のコーヒーメーカーの中には、本格的なカプチーノやカフェラテを楽しめるモデルもあります。
コーヒーを淹れること自体が大好きで、自分好みに細かく味を調整したい人はサイフォン式のコーヒーメーカーがオススメです。加減が難しい分、コツを掴めば最上の香りと風味を味わうことができます。。
デロンギのエスプレッソメーカーが良いと思います!
普通の濃さのコーヒーにミルク入れても薄まってしまいますので濃く入れる必要があります。普通の濃さでコーヒーを飲むのならドリップ式で大丈夫です。
容器のタイプ
ドリップ式コーヒーメーカーの容器にはガラス製とステンレス製の2種類があります。
それぞれのメリットとデメリットをまとめました。
容器の種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ガラス製 | 匂いや汚れがつきにくい・値段が安い | 割れやすい・冷めやすい |
ステンレス製 | 保温性が高い・煮詰まりしづらい | 手入れがしにくい・やや高い |
フィルターのタイプ
コーヒーメーカーを使ってコーヒーを淹れる際に味に影響を大きく与える要素の一つがフィルターです。コーヒーメーカーのフィルターには「紙タイプ」と「金属タイプ」の2種類あります。
フィルターの種類 | 味の特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
紙タイプ | スッキリした味わい | 使い捨てで簡単 | 買い替えコストが高い |
金属タイプ | しっかりとした味わい | コーヒー本来の味を楽しめる | 掃除などの手入れが大変 |
この他にも紙フィルターは台形と円錐の2種類あり、機械に合わせて選ぶ必要があり、金属フィルターは細かな粉がフィルターを通過するので濁ったコーヒーになりやすいが、その分風味が楽しめるなどの特徴があります。
紙フィルターの特徴は目が細かいのでしっかり濾すことができてクリアな味わいになります。
金属は物理的に穴が空いており、細かい粉や油分がそのまま通ります。
そうなるとコーヒーの口当たりがトロッとします。また、香りの成分が油に溶けるので香りが感じやすくなり、リッチなテイストの味わいになります。
容量
コーヒーメーカーはタイプによって、一回で淹れられる量が異なるので目的に合ったものを選ぶのが大切です。ドリップ式が5杯程度、カプセル式やサイフォン式は1杯が1度に淹れられる目安になります。
コーヒーは1杯120~180mlであることが多く、ドリップ式のタンク容量は600ml程度のものが多いです。
ただし、オフィスや飲食店で使う場合は1度に10杯以上淹れられるものもあるので、そちらがオススメです。
コーヒー屋さんは1杯200mlで出しているところが多く、コンビニは150mlくらいです。
コーヒーメーカーの4杯分でも500mlくらいなので2人で飲める量だとは思います。MAXが4杯分なのでそれ以下で淹れる分には問題ないです!
蒸らし機能と湯温の調節機能
コーヒーの香りを楽しみたい人に必ずチェックしてほしいのが蒸らし機能の有無と湯温の調整機能です。
コーヒーの香りや旨みを抽出するために必要なのが蒸らし工程で、コーヒーの味を決めるのが湯温だからです。
コーヒーをドリップした際にふわっと膨らみますが、この膨らみはコーヒー豆に元々の含まれている炭酸ガスが放出されてできるものです。炭酸ガスが放出されることでコーヒー豆にお湯が浸透しやすくなり、豆の成分が抽出しやすくなります。
蒸らし時間と味の目安は以下の通りです。
蒸らし時間 | 味の特徴 |
---|---|
短め(20秒程度) | 酸味が際立つ味わい |
標準(40秒程度) | バランスが取れてる |
長め(60秒程度) | 雑味と渋みがでる |
また、湯温によって味は以下のように変わります。
湯温 | 味の特徴 |
---|---|
80℃~85℃ | 酸味が出やすい |
85℃~90℃ | バランスが取りやすい |
90℃~95℃ | 豆の個性が出やすい |
ドリップなら絶対蒸らした方が味は良くなりますし、ライトアップコーヒーでは30秒蒸らすようにしています。
また、湯温に関しては高い方が味が出やすいです。
豆も同じパック内でも味にばらつきがあります。温度を下げることによってこれらの味のばらつきが均質化されます。マイナス要素がなくなるくらいでプラスではないですが。
なるべく90度以上の温度で淹れることをお勧めします。一般的にコーヒー屋さんでは92度で淹れることが多いです!
保温性能
コーヒーメーカーの多くはドリップしたらコーヒーサーバーに貯められます。そのため、保温をしたいならばステンレス製かヒーター機能のコーヒーメーカーがオススメです。
ガラス製のものは熱が逃げやすいため保温機能の観点からはオススメできませんが、ヒーター機能つきのものや、底面に保温プレートがあるモデルなら問題ありません。
また、最近では保温によって水分が蒸発してコーヒーのえぐみが出てしまうのを防ぐ温度調整機能がついた優れたコーヒーメーカーもあります。
ただ、あえて違いを挙げるなら魔法瓶は加熱しないので味の成分が壊れずらいですが、魔法瓶が金属の場合には味に影響が出ることがあります。
加熱するタイプはダメージを受けやすいですが、グラスだから味の変化が起きずらいという特徴があります。
お手入れのしやすさ
コーヒーメーカーはコーヒー粉のカスなどを丁寧に掃除しないとコーヒーの味に影響が出てしまいます。また、詰まりや破損などの故障の原因にもなるので定期的にメンテナンスをすることが大事です。
そのため、お手入れをしやすいタイプを選ぶというのはポイントになります。
お手入れのしやすさを測るポイントは以下の通りです。
- 給水タンクやドリッパーなどのパーツの取り外しが簡単にできるか
- ミルの洗浄は簡単か
- 水洗いできるか
また、お手入れは水洗いが基本です。水垢を落とす際にはクエン酸を使い、コーヒーの黒ずみを落とす際には重曹を利用すると綺麗にお手入れできます。
ドリップ式は半年に1回、カルシウムを溶かす洗剤を使って洗ってあげるくらいでOKです!
便利なプラスアルファの機能
機種によっては以下のような便利なプラスアルファの機能があるものもあります。
機能名 | 特徴 | メリット |
---|---|---|
浄水機能 | 水のカルキを抜きコーヒーに適した水質にする | 水道水臭さのない美味しいコーヒーを淹れることができる |
高機能ミル | コーン式などが代表的。コーヒー豆に熱を加えず均一に挽くことができる | コーヒー豆の風味を保ち味ムラもなくす |
カフェインレスコーヒー抽出 | 高温で蒸らし、低温でじっくり抽出することでカフェインレスでもコクと香りを引き出す | 妊娠中・授乳中でも美味しいコーヒーを楽しめる |
デザイン性 | 材質、カラーにこだわったスタイリッシュなフォルム | 生活感を押さえインテリアにもなる |
様々なプラスアルファの機能がついたコーヒーメーカーがありますので、用途や好みに合ったものをぜひ選んでみてください。
日本一のバリスタ川野優馬さんがおすすめするコーヒーメーカー
川野さんにお家で美味しいコーヒーが淹れられるおすすめのコーヒーメーカーを教えてもらいました!
【第1位】豆を長く楽しめる!無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1 MUJI
挽く性能もよくできており、タイマーなど嬉しい機能もついているので使い勝手が良いです。
【第2位】コスパ最高!Kalita コーヒーメーカー 5カップ用 EC-650
【第3位】こだわりたい人向け!wilfa Svart Aroma ウィルファ スヴァート アロマ [CGWS-130B] コーヒーグラインダー
おすすめの全自動式コーヒーメーカー
ミル内蔵でコーヒー豆とお水を入れるだけでOK!
手間なく本格的なコーヒーを楽しめる全自動式のおすすめコーヒーメーカーをご紹介します。
【雑味なし】siroca 全自動コーヒーメーカー SC-A211 ステンレスシルバー 新ブレード搭載
こちらのコーヒーメーカーの最大の魅力は、ドリップしたコーヒーに雑味がないこと。
コーヒー抽出の際に蒸らす工程を好みの時間にプログラムできるのが特徴です。
また、ブレードを改良したことによりコーヒーの粉を均一に淹れられるようになり、コーヒー本来の味を味わいやすくなっています。
本体サイズ | 幅17.3cm×奥行22cm×高さ27cm |
---|---|
重さ | 約2.2kg(サーバー含む) |
容量 | 0.58L |
消費電力 | 600W |
付属品 | 計量スプーン |
【操作しやすい】siroca コーン式全自動コーヒーメーカー SC-C121 タングステンブラック
シンプルな操作パネルで使いやすいコーヒーメーカーです。
感覚的に操作できるデザインで、味・挽き方・杯数などを簡単に選べます。
豆の自動計量機能が付いてるので、いちいち計らずにコーヒー豆をセットできます。
また、タイマーが付いているので事前にセットしておけば忙しい朝でも手軽に淹れたての美味しいコーヒーを飲むことができます。
本体サイズ | 43cm×33cm×22cm |
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重さ | 4.95kg |
容量 | 0.54L |
消費電力 | 750W |
付属品 | ペーパーフィルター(5枚)、計量スプーン、お手入れブラシ |
【しっかり蒸らす】タイガー コーヒーメーカー 8杯用 真空 ステンレス サーバー アイス機能付き カフェブラック ACE-S080KQ
「マイコン深蒸しドリップ」「シャワードリップ」の2つの機能でしっかり蒸らし、コーヒーの旨みを引き出します。
「マイコン深蒸しドリップ」で、少量のお湯で蒸らしを行い旨みを抽出した後に、「シャワードリップ」で全体的にお湯を注ぐことで、旨みを逃さずにドリップします。
また、付属のサーバーは電気を使わない真空のステンレスサーバーなので、煮詰まりも起こさず、ホットは温かいままに、アイスは冷たいままに保ち、美味しく飲むことができます。
本体サイズ | 幅28cm×奥行17.4cm×高さ34.5cm |
---|---|
重さ | 2.8kg |
容量 | 1.08L |
消費電力 | 750W |
材質 | 本体・軽量スプーン:ポリプロピレン、サーバー:ステンレス魔法瓶 |
付属品 | ペーパーフィルター(2枚)、計量スプーン |
【香り豊か】アイリスオーヤマ コーヒーメーカー 全自動 メッシュフィルター付き 1~4杯用 ブラック IAC-A600
手軽に香り豊かなコーヒーを楽しめるアイリスオーヤマ のコーヒーメーカー。全自動ミル付きコーヒーメーカーでありながら圧倒的なコスパが人気の理由です。
挽き方を2種類から選べるので、その日の気分で味を調整できます。
また、メッシュフィルターはコーヒー豆本来の旨みを活かした抽出ができるので、手軽にご家庭で本格コーヒーを味わいたい方におすすめです。
本体サイズ | 約幅17.7cm×奥行28.6cm×高さ29.2cm |
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重さ | 2.5kg |
容量 | 0.6L |
消費電力 | 900W |
付属品 | 計量スプーン(粉・豆兼用)(掃除用ブラシ付き) |
【リッチな味わい】パナソニック ミル付き浄水コーヒーメーカー ブラウン NC-R500-T
通常の蒸らし方に加えて、さらにバスケット内でも蒸らす「Wドリップ」機能により、コーヒーのコクを楽しめます。
ボタン一つでマイルド、リッチ、アイスへの淹れ分けも可能なので、コーヒーの味を色々楽しみたい人にオススメです。
本体サイズ | 24.5cm×17cm×30cm |
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重さ | 2.3kg |
容量 | 0.68L |
消費電力 | 680W |
付属品 | 計量スプーン、ペーパーフィルター、ステンレスフィルター |
おすすめのドリップ式コーヒーメーカー
低価格と扱いやすさがが魅力のドリップ式コーヒーメーカー。
たくさんの機種がありますが中でもおすすめのものをご紹介します。
【4種類楽しめる】パナソニック 沸騰浄水コーヒーメーカー 全自動タイプ ブラック NC-A56-K
「淹れ分け」と「豆の挽き分け」で4種類のコーヒーを楽しめます。
「淹れ分け」はマイルドとリッチの2つ。
「豆の挽き分け」は粗挽きと中細挽きの2つから選べます。
それぞれの組み合わせで、好みや飲み方に合わせた4種類のコーヒーを抽出可能です。
組み合わせ次第で渋みを抑えたり、コクと苦みをしっかり出すことができます。
本体サイズ | 22cm×24.5cm×34.5cm |
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重さ | 2.9kg |
容量 | 0.67L |
消費電力 | 790W |
付属品 | ペーパーフィルター(5枚)、計量スプーン、メッシュフィルター(粗びき) |
【ペーパーレスでコスパ良し】ティファール コーヒーメーカー スビト ペーパーレスフィルター メタリックルビーレッド CM151GJP
シンプル機能のコンパクトなコーヒーメーカーです。
ペーパーレスフィルターは洗って繰り返しも使えます。
ペーパーフィルターは必要ないのでコスパも良いです。
また、小さいので置き場所を選びません。
本体サイズ | 幅17.7cm×奥行18.7cm×高さ27.5cm |
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重さ | 1.1kg |
容量 | 0.6L |
消費電力 | 600W |
付属品 | 計量スプーン |
【保温性抜群】Melitta(メリタ) NOAR(ノア) ブラック SKT541B
ポットの保温性が高く、コーヒーが煮詰まらないのが特徴です。
ステンレス製シンク二重構造のポットは保温性が抜群!
ガラスジャーなどで保温し続けるより、長く美味しいコーヒーを楽しめます。
保温ポットは蓋が大きいので、洗いやすくお手入れも簡単です。
本体サイズ | 31.1cm×26.5cm×15.2cm |
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重さ | 1.7kg |
容量 | 0.7L |
消費電力 | 650W |
付属品 | ペーパー(5枚)、メジャースプーン |
【本格的な味】APIX 『Drip Meister』 コーヒーメーカー ブラック ADM-200-BK
ハンドドリップの再現にこだわったオリジナル構造で、本格的な味わいを楽しめます。
給湯タンクを回転させてお湯を注ぐことにより、手でお湯を回しかける工程を再現した結果、まるで専門店ような本格的で贅沢なコーヒーに仕上がりになります。
オーク材を使った温かみのあるデザインも魅力的です。
本体サイズ | 幅16.8cm×奥行16.8cm×高さ29cm |
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重さ | 0.9kg |
容量 | 0.35L |
材質 | 本体:ABS、底部:PP、給湯タンク:トライタン(コポリエステル)、給湯タンク蓋:PP、ドリッパー固定プレート:ステンレス、ガラスサーバー:ガラス、ハンドル:オーク材 |
付属品 | 計量スプーン |
【大容量】タイガー コーヒーメーカー ドリップタイプ 12杯用 アーバングレー ACJ-B120HU
職場にもおすすめの大容量コーヒーメーカーです。
1.6l(約12杯分)のコーヒーを一気に抽出できます!
水タンクはは取り外しが可能なので給水がしやすく、お手入れも簡単です。
お湯がシャワー状でコーヒーに注がれるので、アクの少ないコーヒーを淹れることができます。
本体サイズ | 22.5cm×21.4cm×37.8cm |
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重さ | 2.6kg |
容量 | 1.6L |
消費電力 | 680W |
付属品 | ペーパーフィルター(5枚)、計量スプーン |
おすすめのカプセル式コーヒーメーカー
手軽にいろいろなフレーバーコーヒーを楽しめる、おすすめのカプセル式コーヒーメーカーをご紹介します。
【コンパクトで軽量】ネスプレッソ コーヒーメーカー イニッシア ルビーレッド C40RE
ネスプレッソの中でも最もコンパクトで軽量なコーヒーメーカーです。
モノが多いキッチンでもスペースをとりません。
ネスプレッソを使いたいけど、置ける場所が限られる…という方におすすめ。
コンパクトでありながら、ボタン一つで本格的なコーヒーを楽しめます。
本体サイズ | 幅12cm×奥行32.1cm×高さ23cm |
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重さ | 2.4kg |
容量 | 約0.6L |
消費電力 | 1200W |
材質 | ABS樹脂他 |
付属品 | ネスプレッソコーヒーカプセルセット、スターターパック |
【高級感あるデザイン】ネスプレッソ コーヒーメーカー ラティシマ・ワン シルキーホワイト F111WH
どんなインテリアにも馴染みのよい、シンプルで上品なデザインが魅力です。
上品なつや感とマット感を持ち合わせた本体と、メタル調のレバーが高級感を演出。
操作パネルもシンプルで、ボタンが悪目立ちすることもありません。
またミルクタンクが付いており、きめ細かいフォームミルクも楽しめます。
本体サイズ | 幅15.5cm×奥行32.4cm×高さ26.5cm |
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重さ | 4.3kg |
容量 | 水タンク:1L、ミルクタンク:0.12L |
消費電力 | 1300W |
付属品 | ネスプレッソコーヒーカプセルセット、水硬度チェッカー(水の高度測定時に使用)、ウェルカムブローシャー |
【紅茶もお茶もOK】UCC コーヒーメーカー [ドリップポッド] 本格 ドリップコーヒー カプセル式 (レッド) DP2(R)
これ一台でコーヒー・紅茶・お茶が楽しめます。
専用カプセルはコーヒーの他に紅茶・お茶もあり、気分に合わせて使い分け可能。
コーヒー以外の飲み物もお好きな方におすすめです。
またコーヒーカプセルは香りにこだわっているので、いつでも新鮮で華やかな香りのコーヒーを飲むことができます。
本体サイズ | 幅13cm×奥行28.8cm×高さ22.4cm |
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重さ | 2.7kg |
容量 | 0.75L |
消費電力 | 1350W |
材質 | ABS樹脂他 |
【3ステップで簡単】ネスレ ネスカフェ ドルチェグスト レッドメタルECLIPSE(エクリプス) MD9776-RM
ドーナツ型の神秘的なデザインとタッチパネル搭載の、次世代型コーヒーメーカーです。
一見使い方が難しそうですが、操作はタッチパネルを使った3ステップです。
タッチパネルでメモリをセットし、カプセルを差し込んだら、抽出ボタンにタッチするだけ。
スターバックスブレンドのカプセルもあるので、自宅で簡単にスタバの味を楽しめます。
本体サイズ | 幅27.4cm×奥行33.2cm×高さ32.1cm |
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重さ | 3.5kg |
容量 | 1L |
消費電力 | 1460W |
【多彩な機能】ネスプレッソ コーヒーメーカー エキスパート ブラック C80BK
多彩な機能で本格的なエスプレッソを楽しみたい方におすすめです。
従来の3種のエスプレッソ(リストレット、エスプレッソ、ルンゴ)にアメリカーノが加わり、お好みで選べます。
さらに3段階でお湯の温度調整も可能。
種類と温度の組み合わせでお好みの一杯を淹れることができます。
また専用アプリでスマホと連動すれば、お手入れのお知らせもしてくれます。
本体サイズ | 幅38cm×奥行22.5cm×高さ29cm |
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重さ | 4.5kg |
容量 | 1.1L |
消費電力 | 1430W |
付属品 | ネスプレッソコーヒーカプセルセット、水硬度チェッカー、ウェルカムブローシャー |
編集部おすすめのコーヒーメーカー
ここからは編集部が注目するおすすめのコーヒーメーカーを紹介します!
新商品や話題の商品をピックアップしているのでぜひ参考にしてみてください!
OFFROAD COFFEE(オフロードコーヒー)
OFFROAD COFFEE(オフロードコーヒー)は2019年7月に販売された「アウトドアに最適な」コーヒーメーカーです。
電源はバイクや自動車から取ることができ、いつでもどこでも美味しいエスプレッソを作ることができます。
大きさは水筒くらいのサイズなので、荷物にもなりません!
そして、OFFROAD COFFEEは自分で挽いた豆はもちろん、純正のNESPRESSOカプセルやコーヒー粉、44mmカフェポッドなど幅広いレパートリーを楽しむことができます。
本体サイズ | 幅7cm×高さ15cm |
---|---|
重さ | 600g |
容量 | 60g |
消費電力 | 75W |
コーヒーメーカーで美味しくコーヒーを淹れるコツ
コーヒーメーカーで美味しいコーヒーを淹れるコツは以下の3つです。
- 豆の鮮度と品質
- 水の温度と硬度
- コーヒーを挽く時の豆の量
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
豆の鮮度と品質
コーヒーの味を大きく左右するのはコーヒー豆です。コーヒー豆の賞味期限は焙煎をしてから「豆の状態で」2週間になります。
コーヒー豆は焙煎してから時間が経つにつれて、空気に触れて酸化していきます。
酸化するとコーヒーの香りが弱くなり、酸味や苦味が出やすくなります。
コーヒー豆が美味しくなるのはある程度酸化が進んだ3~4日目です。この状態になると香りが豊かになり、程よい酸味が出てきます。
焙煎したてのコーヒー豆は、豆自体が大量の炭酸ガスを含んでおり、この状態で抽出するとガスが放出されすぎて味がぼんやりしてしまうので注意してください。
また、買ったコーヒー豆は気温が20度前後、湿度30%程度のところで空気に触れないようにして保管しておきましょう。
美味しく飲める4日前後で飲みきれないことがわかっている場合は、ジップロックに入れて空気を抜いた状態で冷蔵庫や冷凍庫に保管しましょう。
水の温度と硬度
水の温度で味が変わるのは先ほど説明した通りですが、水の硬度によっても味が変わります。
水の硬度はカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分によって決まり、ミネラル分が多いほど硬度になります。
一般的に、国産のミネラルウォーターは軟水が多く、外国産のミネラルウォーターは硬水が多いです。
軟水で淹れたコーヒーは「まろやかさ」と「酸味」が特徴的な味になります。
硬水で淹れたコーヒーは「コク」や「渋み」が特徴的な味になります。
コーヒーを挽く時の豆の量
コーヒーは粉の量とお湯の量で濃度が決まります。
多くのコーヒーショップでは、一般的に1杯につきお湯が150~180mlに対してコーヒー豆10gが目安になります。
ドリッパーのスプーンの1杯の量はハリオは12g、カリタは10g、メリタは8gなどメーカーによって量が異なるので注意しましょう。
また、一度に1杯以上入れる際は杯数が増えるごとにお湯に対するコーヒー豆の量の比率は小さくするのがオススメです。
日本一のバリスタが教えるコーヒーメーカーで美味しくコーヒーを淹れるコツ
その次は挽き目にこだわることです。
コーヒーメーカーで調整できるのは挽き目と粉とお湯の比率の2つくらいです。
挽き目は細かくすると甘い味わいになり、荒くなると酸味が目立ち、少しクリアになります。飲んで酸っぱいと思ったら細かい挽き目にしましょう!
比率は濃さの調節ということで、お勧めは15倍です。例えば300mlのコーヒーを淹れる際に最適な豆の量は20グラムになります。
コーヒーメーカーを使って自宅で本格コーヒーを楽しもう!
リラックスタイムに欠かすことのできないコーヒー。
コーヒーメーカーなら簡単にお店のようなコーヒーを淹れることができます。
コーヒーメーカーは種類や機種により特徴がさまざまです。
あなた好みのコーヒーメーカーを見つけて、自宅で本格コーヒーを楽しんでみてはいかがですか?
2012年ラテアート全国大会優勝。自家焙煎コーヒーショップ「LIGHT UP COFFEE」代表。「日本のコーヒーは苦い大人の飲み物」という文化を変えため、スペシャリティーコーヒーを提供する「LIGHT UP COFFEE」を創業。2016年に京都の出町柳、2017年に下北沢に店舗拡大。NHK「U-29」、朝日放送「おはよう朝日です」、テレビ神奈川「関内デビル」、日本テレビ「ヒルナンデス」などテレビ出演も多数。