固まった砂糖をサラサラに戻す方法
食事を作る時間帯はとても忙しいです。
そんな忙しい時間帯に砂糖を使おうとしたら固まっていた。
そういった経験をお持ちの方は多いと思いますが、忙しい時間帯に固まった砂糖と格闘している暇はありませんよね。
そこで固まった砂糖を元に戻す方法を紹介します。
ぜひ試してみてください。
- 食パンを一緒に入れる
- キャベツを一緒に入れる
- キッチンペーパーを使う
- 電子レンジでチンする
- 濡れた布を敷く
- 霧吹きをかける
- 新しい砂糖を混ぜる
- 冷凍庫に入れる
では具体的に見ていきましょう。
固まった砂糖をサラサラに戻す方法①:食パンを一緒に入れる
食パンと聞いて驚いた人は多いのではないでしょうか。
食パンを使って固まった砂糖を元に戻す方法はシンプルです。
まず密封容器の中に食パンを入れます。
次に食パンの上に固まった砂糖を乗せましょう。
砂糖の上にさらに食パンを乗せサンドイッチのような感じします。
その後約6時間放置し砂糖が柔らかくなったのを確認したら食パンを取り出してください。
食パンはちぎってする方法とちぎらないでする方法がありますがしやすい方で大丈夫です。
砂糖の量が少ない場合などは食パンの大きさを調整しましょう。
固まった砂糖をサラサラに戻す方法②:キャベツを一緒に入れる
食パンに比べ少し時間はかかりますが、冷蔵庫の中によくある食材なので手軽にできます。
キャベツは綺麗な部分でなくても外側の捨てる葉っぱで大丈夫です。
こちらも砂糖の大きさによってキャベツの大きさも変えていきましょう。
固まった砂糖とキャベツの葉を一緒に密封容器に入れるだけ。
目安としてキャベツの水分がなくなってきたら砂糖が崩れやすくなっている頃です。
およそ 1日〜2日かかります。
前もって砂糖が固まっているのに気付いたら時間をかけてすることもできますが、普段は時間がかかるのであまりおすすめできません。
固まった砂糖をサラサラに戻す方法③:キッチンペーパーを使う
食材では腐ったりしないか心配。
そういう人にはキッチンペーパーがおすすめです。
方法としてはキッチンペーパーを水で湿らせしっかり絞ります。
固くなった砂糖を容器に入れその上から覆いフタをしましょう。
後は1日放置しその後キッチンペーパーを取り除くと固まっていた砂糖は崩れやすくなっています。
注意点としてキッチンペーパーから水滴が垂れないようにしっかり絞ることが重要です。
固まった砂糖をサラサラに戻す方法④:電子レンジでチンする
何時間も待てない、今すぐに砂糖を使いたい。
そういった人には電子レンジがおすすめです。
固まった砂糖を耐熱容器に入れ、30秒チンしましょう。
この時ラップをしないのがポイントです。
普段は時短でできる電子レンジがいいですね。
30秒チンしても砂糖がまだ固い場合は時間を足していきましょう。
秒数を足す時は必ず砂糖の状態を見ながらしないと溶けてしまう可能性があるので注意してください。
固まった砂糖をサラサラに戻す方法⑤:濡れた布を敷く
固まった砂糖が入った容器の下に濡れた布を敷きましょう。
濡れた布を敷くことで少しずつ砂糖が水分を吸収していき崩れやすくなります。
また容器の下に濡れた布を敷くことは砂糖が固くならないための予防策にもなるのでおすすめです。
固まった砂糖をサラサラに戻す方法⑥:霧吹きをかける
こちらの方法も100均の霧吹きで手軽にできます。
砂糖が固まる原因は先ほどお話ししましたがそれが100均の霧吹きで解決するのは嬉しいですね。
方法は砂糖にひと吹きかけるだけ。
お子さんに頼むこともできますね。
その後3〜4時間そのままにしておきましょう。
もし霧吹きがない場合は容器の中に1滴水を入れるだけで崩しやすくなります。
ここでのポイントはひと吹きかけるところ。
たくさんかけると砂糖が溶け乾燥したときに大きな結晶の塊となるので余計に崩しにくくなります。
固まった砂糖をサラサラに戻す方法⑦:新しい砂糖を混ぜる
新しい砂糖のストックがあったら固まった砂糖が入っている容器の中に新しい砂糖を入れてフタをしましょう。
固くなった砂糖は新しい砂糖の水分を吸収することで崩れやすくなります。
同じ砂糖同士なので取り出す必要もなくすぐに使えるところが嬉しいですね。
固まった砂糖をサラサラに戻す方法⑧:冷凍庫に入れる
固まった砂糖を冷蔵庫に入れるとさらに固まってしまいそうですよね。
本当に元に戻るのでしょうか?
方法としては、容器の中に固まった砂糖を入れフタをし冷凍庫へ約3時間入れます。
約3時間経ったら冷凍庫から取り出し30分そのまま置いておきます。
この時密封容器のフタは開けておきましょう。
30分経ったらスプーンやフォークなどで砂糖を押してみてください。
崩すのに苦戦していた砂糖が嘘のように簡単に崩れていきます。
いろいろな方法を紹介してきましたがどれも難しくなかったと思います。
今まで苦労して固まった砂糖を崩していたのに、こんなにも簡単に崩す方法があったのには驚きですね。
固まった砂糖をサラサラにする時の注意点
固まった砂糖をサラサラにする方法をいくつか紹介してきましたが注意点もあります。
砂糖をサラサラにする際は気をつけるようにしましょう。
- 食パンは取り出す
- キッチンペーパーはしっ では具体的に紹介していきます。
固まった砂糖をサラサラにする時の注意点①:食パンは取り出す
固まった砂糖と食パンを密封容器の中に入れ6時間ほどしたら食パンを取り出すと言う方法を紹介しました。
この方法の注意点は必ず食パンを取り出すこと。
湿気の多い空間で食パンをそのまま放置しておくとカビが生え食べられなくなってしまいます。
固まった砂糖をサラサラにする時の注意点②:キッチンペーパーはしっかり絞る
キッチンペーパーを濡らして固まった砂糖をサラサラにする方法を紹介しました。
キッチンペーパーを使用する時の注意点は水分をしっかり絞るところです。
水滴が垂れると砂糖が水分を吸収してしまいさらに固くなる可能性があります。
砂糖が固まる原因は湿気と乾燥
なぜサラサラして柔らかかった砂糖が固くなってしまうのでしょうか?
その原因は湿気と乾燥。
砂糖には「水分を吸収しやすい」という特徴があるためキッチンなど湿気の多い場所では砂糖は水分を吸収してしまいます。
水分を吸収することで砂糖の結晶同士がくっつき大きな結晶へと姿を変えます。
その状態で乾燥すると「カチカチの固まった砂糖の完成!」
となります。
ほとんどの家庭で砂糖はキッチンに置いていると思います。
しかし湿気の多いキッチンこそが砂糖が固くなる原因だったんですね。
固まった砂糖は安全に食べられる
砂糖の賞味期限は正しい方法で保存したら半永久的であるというのはご存知ですか?
しかし今回のように砂糖がカチカチに固まってしまった場合はどうでしょう?
砂糖が固まったくらいでは捨てる必要はありません。
安全に食べることができるので使う際は今回紹介した方法でサラサラにしてみてください。
ただし賞味期限が半永久的な砂糖でも破棄の目安というものがあります。
それは砂糖が変色もしくは溶け出している場合です。
このような時は新しいものを使うようにしましょう。
砂糖が固まらない予防法
砂糖を使いたいと思った時にすぐに仕えることが理想ですよね。
そのためには砂糖が固まらないように未然に防ぐことが大切です。
そこで砂糖が固まらない予防法を紹介します。
- 密封容器に入れ冷蔵庫へ
- 珪藻土スプーン
- 固まらない容器
それでは具体的に見ていきましょう。
砂糖が固まらない予防方法①:密封容器に入れ冷蔵庫へ
砂糖が固まる原因、それは「湿気と乾燥」だったのでまずは湿気と乾燥から砂糖を守ります。
砂糖を購入した際、袋を開けずにそのまま保管するのは一見良いように見えます。
しかしそのまま保管していたら砂糖が固くなってしまった経験はありますよね。
砂糖を購入したらそのまま保管するのではなく密封できる容器に入れ替え冷蔵庫で保管しましょう。
砂糖が固まらない予防方法②:珪藻土スプーン
珪藻土スプーンと言うのを聞いたことがありますか?
珪藻土スプーンは砂糖と一緒に入れておくことで砂糖の湿気を吸収し崩しやすくしてくれます。
食パンやキャベツと違って珪藻土スプーンだとカビが生える心配がないので嬉しいですね。
砂糖が固まらない予防方法③:固まらない容器
入れておくだけで砂糖が固まらないと言う不思議な容器もあります。
「ソルトシュガーさらさらポット」と言う商品名で砂糖だけでなく塩も固まりません。
容器自体は美濃焼で作られており日本製と言うことも安心できますね。
デザインも可愛いため女性を中心に人気の高い商品です。
気になる値段は2678円と決して安くはありません。
しかしデザイン性や機能性にも優れており一度買ったら長期間使うことができるので買って損はしないと思います。
おすすめの調味料に関する本
調味料は日頃よく使う物から滅多に使わないものまで様々な種類があります。
以前買ったけどその料理にしか使わず他の料理にどう使ったら良いかわからない。
と言う人は多いのではないでしょうか?
今回紹介する本はそれぞれの調味料のポイントを押さえると共に、新しい使い方も紹介しています。
料理のレパートリーが増えるだけでなく賞味期限を切らす心配もなくなります。
この調味料どうしよう。
と悩んでいるのでしたら一度手に取ってみませんか?
固まった砂糖から学ぶ
これからの時期は砂糖にとって過酷な時期だということかわかりましたがその対処法もわかりましたね。
今まではなんで固くなるの?
と思いながらガシガシ力強くでしていたと思いますが、これからは無駄な力を使わずに済みますしイライラしなくても済みます。
今から保存方法を見直し砂糖に優しい環境を作ってあげましょう。