赤ちゃんの前髪カットに必要な道具
「ハサミはあるけど、他にも何かいるの?」と思った方も多いのではないでしょうか。
小さな赤ちゃんの前髪をカットする前には、次のような道具を揃えましょう。
- 散髪ハサミ(あればベビー用)
- すきバサミ
- 散髪ケープ
- 新聞紙またはレジャーシート
- 目の細かいくし
- クリップやダックカール
- お気に入りのおもちゃやDVD
赤ちゃんの前髪の切り方
赤ちゃんの前髪を初めてカットする時ってドキドキしますよね。
基本の切り方を確認していきましょう。
- カットする準備
- 前髪をブロッキングする
- 中央部分をカット
- 両サイドをカット
- すきバサミなどで調節
赤ちゃんの前髪の切り方①:カットする準備
まずは髪の毛が床に落ちても大丈夫なように、新聞紙や大きめのレジャーシートを敷きます。
次に赤ちゃんに散髪ケープをつけましょう。
散髪ケープをそのままつけると、ケープの間から髪の毛が入ってきたり、マジックテープが首に当たって赤ちゃんが嫌がってしまうことがあります。
ケープをつける前に、首にタオルを巻いて隙間がないようにセットしてください。
また、寝ぐせは直してからカットましょう。
赤ちゃんの前髪の切り方②:前髪をブロッキングする
前髪を切る時に大事なのがブロッキングです。
余計な部分まで切ってしまわないように、前髪の範囲を決めて、クリップやダックカールなどで留めておきましょう。
ブロッキングのやり方は後から詳しく説明してありますよ。
赤ちゃんの前髪の切り方③:中央部分をカット
前髪を少し濡らし、コームでとかします。
まずは中央部分からカット。
斜め上の方に毛束を持ち上げて、顔にかからないようにしながら切っていきましょう。
最後に重い部分を軽くするので、イメージの長さより少し長めに切ると良いですよ。
動画はすきバサミを使ってカットする方法ですね。
すごく簡単に自然な前髪カットが出来るので、ぜひ参考にしてみて下さい。
赤ちゃんの前髪の切り方④:両サイドをカット
中央の長さに繋げるようにして、両サイドをカットしていきましょう。
この時、一番両端は少しだけ長めにするとキレイに仕上がります。
赤ちゃんの前髪の切り方⑤:すきバサミなどで調節
最後に全体をチェックして、重い部分は軽くします。
ハサミを斜めに入れると量の調節が出来ますよ。
すきバサミがあれば簡単ですね。
散髪バサミは大人用でも問題ないのですが、ハサミの先が赤ちゃんの顔に当たらないよう十分に注意しましょう。
ベビー用の散髪バサミは先が丸くなっていて安全なので、準備できる方はベビー用の方がおすすめです。
赤ちゃんのぱっつん前髪の切り方
赤ちゃんのぱっつん前髪って何とも言えないくらい愛らしいですよね。
基本的な切り方とほとんど同じですので、確認していきましょう。
- 前髪をブロッキングする
- 中央部分を平行にカットする
- 両サイドをカットする
- 全体を見て調節する
赤ちゃんのぱっつん前髪の切り方①:前髪をブロッキングする
まずはブロッキングしましょう。
赤ちゃんのぱっつん前髪の場合は、前髪が広い方が可愛いので、眉尻の両端くらいまで取るのがおすすめです。
サイドの髪の毛はダックカールなどでしっかり留めておきましょう。
落ちてきそうな場合は、ヘアゴムで結んでも良いですね。
赤ちゃんのぱっつん前髪の切り方②:中央部分を平行にカットする
まずは基本の切り方と同じく、中央から切っていきます。
目印のように、イメージの長さまでカットします。
赤ちゃんのぱっつん前髪の切り方③:両サイドをカットする
先ほど切った中央部分に繋げるように、両サイドをカットします。
動画はラウンドバングと言って、丸い形のぱっつんなので、丸くカットしてますね。
まっすぐにしたい場合は、中央部分の長さに合わせて端まで切りましょう。
ぱっつん前髪の場合は、ハサミは平行にするとキレイに切れますよ。
赤ちゃんのぱっつん前髪の切り方④:全体を見て調節する
ぱっつん前髪は長さが揃っていないとキレイに見えません。
全体を確認して、飛び出ている部分は切りましょう。
コームを使いながら長さを揃えると良いですよ。
赤ちゃんの髪の毛と頭皮はとっても繊細でデリケートです。
とかす時は優しくとかしてあげましょう。
赤ちゃんの前髪を上手にカットするコツ5選
じっとしていない赤ちゃんの前髪を上手に切るのは、簡単とは言えません。
5つのコツを押さえておきましょう。
- 髪を少し濡らす
- ブロッキングをする
- 少しずつカットする
- なるべく手早く!
- 赤ちゃんの気を逸らす
カットするコツ①:髪を少し濡らす
髪が乾いた状態だと、切った髪がパラパラと落ちて顔にかかり赤ちゃんが嫌がったり、目に入ってしまう可能性があります。
前髪を霧吹きなどで湿らせてからカットすると、細かい毛が落ちることもないので切りやすいですよ。
霧吹きでは髪の毛が濡れすぎてしまう場合は、コームを水で濡らしてから前髪をとかすとちょうど良い感じになります。
カットするコツ②:ブロッキングをする
前髪の範囲がどこからどこまでなのか、最初にきちんとブロッキングしておくと良いですよ。
つむじを頂点とし、目の端と端をつなぐ三角形を残してブロッキングしましょう。
この時、サイドの髪を取りすぎて前髪の範囲を広げすぎないように注意してください。
サイドの髪はダックカールなどでしっかり留めて、落ちてこないようにしておきましょう。
カットするコツ③:少しずつカットする
切る時は毛束を少し取って、少しずつカットしていきましょう。
ばっさり切るより失敗が少なくて済みます。
まっすぐ揃えたいときはハサミは平行に。
自然な感じに切りたいときは少しずつ、ハサミを斜めに入れるように切っていきましょう。
お持ちの場合は、すきバサミで切るのもおすすめですよ。
ただ、すきバサミでバッサリ切ると、切りすぎてしまうことがあるのでこちらも少しずつ切ることを意識してください。
カットするコツ④:なるべく手早く!
好奇心旺盛な赤ちゃんに、「何十分もじっとしていなさい!」というのは無理難題です。
少しずつ、でも手早くカットを済ませましょう。
「えらいね~!カッコいいね~!」と話しかけながら切っていくのがおすすめです。
一回で終わらせなくても、次の日など何日かに分けてカットしても良いですね。
赤ちゃんの様子を見ながら、負担が少ないようにカットしてあげて下さい。
カットするコツ⑤:赤ちゃんの気を逸らす
初めてのカットは、赤ちゃんにとっても不安でいっぱいです。
お気に入りのDVDを見せたり、おもちゃで気を逸らしながらカットすると良いですよ。
どうしても嫌がる場合は無理をしないでおきましょう。
少し切りにくいですが、寝ているときにカットするのも一つの方法ですよ。
最後に散髪が終わったら、頑張った赤ちゃん必ず褒めてあげましょう。
「めちゃめちゃ可愛いよ!」
「うわ~!カッコいい!!」
「よく頑張ったね~!えらいえらい!!」
赤ちゃんは、ママに褒められるのが大好きです。
「髪の毛切るのって楽しいな」と思ってもらえたら、次に切る時かなり楽になりますよ。
赤ちゃんの前髪を切るタイミング3選
「もう少し大丈夫かな…でももう切った方が良いかな?」と、前髪を切るタイミングを迷う人も多いはず。
3つのタイミングを確認しておきましょう。
- 前髪が目にかかるようになってきた
- 赤ちゃんが前髪を邪魔そうにしている
- 暑い季節の前
赤ちゃんの前髪を切るタイミング①:前髪が目にかかるようになってきた
前髪が目にかかる長さは視界が悪くなりますし、視力低下の原因になります。
目にかかる長さになったら早めに切りましょう。
赤ちゃんの前髪を切るタイミング②:赤ちゃんが前髪を邪魔そうにしている
前髪を触る回数が増えてきたら、赤ちゃんが「邪魔だな」と思っているサインです。
遊んでいるときに前髪をはらったり、頭を振ったり、邪魔そうにしているのなら切った方が良いでしょう。
赤ちゃんの前髪を切るタイミング③:暑い季節の前
髪が伸びるスピードは人それぞれです。
髪の毛がふさふさで、生後5ヶ月頃に散髪デビューする子もいれば、1歳半でまだ切る必要がない!というう赤ちゃんも。
そのため「何ヶ月になったら」という基準はありません。
しかし、梅雨時期や夏場には汗をたくさんかくので、髪が長いと汗もの原因になることもあります。
暑くなる時期より前に、さっぱり短くしてあげるのがおすすめです。
赤ちゃんの長い前髪アレンジアイデア5選
赤ちゃんの長い前髪アレンジアイデア①:ちょんまげアレンジ
長くなってきた前髪をヘアゴムで結ぶだけの簡単なアレンジ。
男の子だって出来ちゃいます。
髪の毛を結んであげたいけど、横の毛はまだ短い!という赤ちゃんにもおすすめです。
安くて可愛いヘアゴムもたくさん売っているので、お気に入りを探してみて下さいね。
赤ちゃんの長い前髪アレンジアイデア②:ヘアピンアレンジ
ヘアゴムを嫌がって取ってしまう子も、ヘアピンなら大丈夫な場合が多いです。
長い前髪も簡単にまとめられます。
赤ちゃんの頭皮はまだまだデリケートなので、痛くないようにクリップタイプがおすすめですよ。
ヘアゴム同様、可愛いヘアピンやクリップもたくさんありますので、ぜひお子様と一緒に選んでみてくださいね。
赤ちゃんの長い前髪アレンジアイデア③:ヘアバンドアレンジ
ヘアバンドを使うのもおすすめです。
可愛いデザインがたくさん売っているので、選ぶのが楽しくなりそうです。
長い前髪もしっかりと押さえることができますね。
暑い季節にもサッと髪の毛をあげられるので、あせも防止にもなりますよ。
赤ちゃんの長い前髪アレンジアイデア④:アシンメトリー前髪アレンジ
斜めにカットされた前髪がおしゃれですね。
ハサミも斜めに入れていくと軽さが出てキレイに仕上がりますよ。
アシンメトリーな前髪は、ラフなスタイルなので伸びてきても目立ちにくいです。
何度もカットするのが面倒なママにおすすめ。
赤ちゃんの長い前髪アレンジアイデア⑤:ぱっつん前髪アレンジ
先ほど切り方をご紹介したぱっつん前髪。
視界も開けますし、可愛いおでこが見えてとってもキュートです。
短くぱっつんにしてしまえば、しばらく切らなくても大丈夫ですし、楽ちんですね。
思わずおでこを撫でたくなってしまうくらい可愛いぱっつん前髪。
大きくなってからは拒否されがちな髪形ですので、赤ちゃんのうちにぱっつん前髪を楽しんでみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんの前髪カットを美容院でする時の注意点3選
お母さんが切るのがどうしても自信がないというう場合は、プロにお任せしちゃいましょう。
しかし、美容院でカットする時には注意しなければならないことがあります。
- 赤ちゃんの機嫌のいい時間を選ぶ
- 下調べをしてから予約
- 赤ちゃんが落ち着くアイテムを持参する
赤ちゃんの前髪カットを美容院でする時の注意点①:赤ちゃんの機嫌のいい時間を選ぶ
赤ちゃんにとって、知らない大人に髪の毛をカットされるのはかなり不安なことです。
大泣きしたり、騒いでしまうことも珍しくありません。
眠くなる時間や、お腹がすく時間帯は避けて、なるべく赤ちゃんが機嫌の良い時間帯を選んで予約しましょう。
「美容院は怖いところだ」と思ってしまうと、なかなか行ってくれなくなってしまいます。
赤ちゃんがあまり嫌がるようなら、無理はせずに日を改めることも大切ですね。
赤ちゃんの前髪カットを美容院でする時の注意点②:下調べをしてから予約
キッズカット対応している美容院がほとんどですが、ごくまれにお断りしている美容院もあります。
お値段も1,000円前後という場合もあれば、3,000円前後と大人と大差ない場合も。
事前に確認してから予約をしましょう。
カット中、DVDやおもちゃなどであやしてくれる美容院もあります。
ママの膝でカットするのか、子供用のイスに座るのかも、事前に確認しておけると安心ですよ。
写真のように、車の形のイスに座れる美容院なら、赤ちゃんも喜びそうですね。
赤ちゃんの初めてのカットであれば、希望すれば記念に切った髪の毛を持ち帰ることが出来るかもしれません。
その髪の毛で筆を作ったりする方もおられますよ。
気になる方は美容師さんに相談してみて下さいね。
赤ちゃんの前髪カットを美容院でする時の注意点③:赤ちゃんが落ち着くアイテムを持参する
初めての美容院はママも赤ちゃんも緊張するはず。
もしも大泣きしてしまった時に備えて、赤ちゃんが落ち着くアイテムがあると安心です。
大好きなおもちゃや、いつも食べているお気に入りのおやつを持参しましょう。
赤ちゃん歓迎の美容院なら、大泣きしてしまうことも慣れっこですので、遠慮せずに問い合わせてみて下さいね。
おすすめのヘアカットアイテム
赤ちゃんのヘアカットに欠かせない、ベビー用散髪ケープです。
ベビー用ですが、何と大人のヘアカットや毛染めにまで使える優れもの。
髪の毛が飛び散らないように裾が上向きになっているので、快適にヘアカットができます。
散髪が終わったら、溜まった髪の毛をまとめてごみ箱にポイっと捨てるだけ!
後片付けがかなり楽になりますね。
他にも無地のタイプも見かけますが、こちらは可愛い柄が入ったデザインなので、お子様も喜んでつけてくれますよ。
お子様の手元が透明になっているので、おもちゃやタブレットを持たせておけます。
初めてのヘアカットにぴったりの散髪ケープですよ。
前髪カットはまずはパパママが楽しんで!
コツさえつかめば、赤ちゃんの前髪カットはそんなに難しいものありません。
パパやママに髪の毛を切ってもらうのは、幼いころの大事な思い出となるはず。
親としては「せっかく切るなら可愛くしてあげたい!」と思いますが、失敗しても、切りすぎてしまっても、気にしないことが大事です。
「ちょっきん、ちょっきん、楽しいね~」
「○○ちゃん、すっごく可愛くなってきたよ~」と声かけしながら、まずはパパとママが楽しんでカットしてくださいね。
初めての前髪カットが、良い思い出になりますように。