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2019/07/17

腐れ縁について徹底調査!本当の意味と特徴を細かくご紹介  

「腐れ縁」は日常でもよく聞く言葉です。
しかし、なんとなく意味はわかっていても正確な意味や正しい使い方をマスターしている人は意外と少ないかもしれません。

今回はよく聞く「腐れ縁」の意味や使われるシーンなどを詳しく掘り下げていきたいと思います。
知っているつもりの「腐れ縁」と言う言葉の用法などをいまいちど再確認してみましょう。

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腐れ縁の意味と類語

腐れ縁とは強力に続く関係

「腐れ縁」とは、基本的に 本人にとって心地よいとは言えない関係や不快に思う関係であるにも関わらず意図せず長く続いてしまう関係のこと。

自分では関係を継続したいと思っていないのに、「やむを得ない事情で続いてしまう」「偶然にも長く続いてしまう」と言った関係が「腐れ縁」です。

「腐れ縁」という言葉を使う対象は特に決まりはありません。
相手が男女どちらでも、年が上でも下でも、「続けたいと思っていないのに偶然が続いて結果的に長い付き合いになってしまった関係」であれば“ 腐れ縁”という表現を使うことができます。

腐れ縁の類語には「悪縁」「しがらみ」「切っても切れない縁」などがあり、いずれも「本人が望んでいないのにずっと続いてしまう縁」「断ち切ることが難しい縁」という意味があります。

“ 縁”というとスピリチュアルな世界を連想する方もいるかもしれませんが、そういった精神世界に関係するかどうかは別として、多くの方が人生で一度は経験する「運命的なめぐり合わせ」が言い換えると“ 腐れ縁”という事になります。

夫婦や恋人、かつての友人など、「もう縁を切りたい人に限ってなぜか関係が続いてしまう」。
不思議とそんな経験はあるものですよね。

<下に続く>

腐れ縁の心理

腐れ縁とは?と鳥を見ながら考える猫

腐れ縁は、占いやスピリチュアル的な観点から言えば「偶然のめぐり合わせ」「たまたまの事故」のようなものですが、この腐れ縁を自分から招いてしまうケースも中にはあります。
「良くない縁だ」と分かっていてもそれを断ち切ることができない人の心理にはいくつかの共通する特徴があります。

ここでは、その特徴を確認してみましょう。

  1. 寂しがり屋
  2. 自己肯定感が低い
  3. 相手に弱みを握られている

心理①:寂しがり屋

腐れ縁だと分かっていながら“ 悪縁”とも言える相手との夫婦関係、恋愛関係、友人関係が解消できない人には「寂しがり屋」であるケースが非常に多く見られます。

相手と一緒にいる時間が楽しいわけでないどころか、本音ではストレスすら感じている。
なのに相手との関係をバッサリと断ち切る事ができないのは、なんだかんだで「孤独になることが怖いから」という人が実は多いもの。

これが“ 分かっているのに“”悪縁を断つことができない大きな心理的要因のひとつなのです。

心理②:自己肯定感が低い

腐れ縁を切ることができないもうひとつの心理として、「自己肯定感の低さ(自信のなさ)」があげられます。

育ってきた環境やこれまでの辛い経験などで自分の価値を必要以上に低く考えてしまう人=自己肯定感の低い人ですが、こういった人は、表向きではイヤがっているように見えても、実は心の奥底で「辛い目にあう自分」に安心したりそれを受け入れてしまう傾向にあります。

そのため、自己肯定感の低い人は表面上は「腐れ縁」をイヤがっていても、心のどこかで“ 不幸な自分でいること”に安堵を覚えるため、いつまでたってもこの縁を断ち切ることができません。

心理③:相手に弱みを握られている

寂しがり屋でも自己肯定感が低いわけでもないのに腐れ縁を切ることができない人の中には、「相手に何かの弱みを握られている」というケースもあるでしょう。

例えば、むかし付き合っていた恋人に“ 人に知られては困る情報”を握られていたり、同性・異性の友人にピンチを救われたなど、大きな“ 借り”があって切りたくても縁を切ることをためらったり、申し訳なく思ってそのまま関係を継続してしまう人も少なくありません。

ここまでで分かるように、「腐れ縁を切ることができない心理」にもいくつかのパターンがあり、ひとりひとりで微妙にその理由には違いがあります。

<下に続く>

腐れ縁と呼べる関係性の特徴

腐れ縁の恋人を考えながら散歩する人

「腐れ縁」の意味やどのようなケースで使うのかを先で見て来ました。
このパートでは、腐れ縁と呼べる関係性の特徴を詳しく掘り下げていきます。

  1. 家が近い、職場などが一緒
  2. 幼なじみ、親同士が親友
  3. かつて結婚していたなど、お互いを深く知っている
  4. メリットだけでつながっている
  5. 体だけでつながっている
  6. お互いのダメな部分を引き出し合う
  7. 一緒にいることでマイナスになっていく
  8. 金銭や高価な物の貸し借りをしあう
  9. 都合のいい時に「自尊心」を満たしてくれる
  10. 秘密や悪事を共有できる

特徴①:家が近い、職場などが一緒

腐れ縁と言われる関係性の代表的な例のひとつに、「お互いの家が近い」「職場が一緒」などがあります。

例えばお互いに実家住まいで家と家が“ 目と鼻の先”といったぐらいに近かったり、一人暮らしをしてもバッタリ会う、職場が同じ場合は異動をしてもなぜか高確率でその相手と一緒の部署になってしまうなど、「運命のいたずら」としか思えないほどどこへ行っても出会ってしまうのが腐れ縁の特徴です。

特徴②:幼なじみ、親同士が親友

相手と自分が幼なじみだったり、もしくは「自分の親と相手の親が親友同士」といった場合もそこに“ 腐れ縁”の関係が生まれがちです。
保育園や幼稚園、小学校で出会った相手と意図せずその後もずっと同じような環境で過ごすことになり、進学や就職をしても関係が途切れない。

特に小さな頃から関係が続いてきた場合は、相手への情が深くなりすぎたり、親同士の関係性を考えてしまうなどして断ち切ることがとても難しいケースが多く見られます。

特徴③:かつて結婚していたなど、お互いを深く知っている

かつて結婚して夫婦として過ごした期間がある、恋人として真剣に愛し合っていた時期がある…という関係性も、お互いの気持ちと状況次第では腐れ縁を生みがちです。

人の心理は不思議なもので、いちど交際・結婚してその後ダメになった関係であっても、精神的に弱っていたりするとその“ 過去の関係”にすがってしまう場合があります。

そのように「終わった関係」にすがろうとしても相手が拒否すれば続くことはほぼありませんが、お互いに依存心が強いタイプであった場合、「互いに依存しあう関係」が生まれ、時にはドロ沼のような腐れ縁の関係に2人で落ちてしまうケースもあります。

特徴④:メリットだけでつながっている

腐れ縁の中には「メリットだけでつながり合う関係」もあります。

例えば、有名企業や芸能人に多くの知り合いがいる女友達がいて、その友人と一緒にいると自分にも“ 人脈のおすそ分け”がある。
または、相手もあなたといることで一般人の入場が許されない特別な場所に出入りできたり、ハイクラスなサービスをタダ同然で受けられるなど。

“ メリットでつながり合う関係”はどちらか一方だけが得をする場合もありますが、お互「利用し合う関係」になると味を占めてさらに離れがたくなるものです。

特徴⑤:体だけでつながっている

体の関係だけで成り立っている腐れ縁は、心を満たすどころか虚しい気持ちにすらさせます。
特に女性の場合、一見「体の関係だけでつながっている」ように見えても、その裏では寂しい気持ちを満たしたい、誰かに愛されている実感が欲しいと思って“ その場しのぎ的に”そのような関係に陥ってしまうケースが圧倒的に多いはずです。

しかし、男性側はそうとは限りません。
男性の場合は寂しさというよりは欲求を満たしたいという気持ちが大きい可能性があります。

うすうす心の奥底ではそれを分かっていても、「愛されている実感」を求めて体の関係を持ち続けてしまう。
これも腐れ縁の一種であると心得ましょう。

特徴⑥:お互いのダメな部分を引き出し合う

「気の置けない関係」「本心で付き合える関係」というと多くの人は良い印象を持つものですが、そういった関係を続けるうちにお互いに堕落して“ ダメ人間”になるようでは考え物ですよね。
腐れ縁が「腐った縁」という好ましくない言葉で表現されるのは、こういった部分にあります。

一緒にいることで人間的に成長したり、運気がグングン良くなったり…ということがあればそれは「良縁」「ベストパートナー」と言える訳ですが、残念ながら「腐れ縁」の場合はその逆です。

お互いに悪い部分を見せあえて一緒にいると安心する状態は、言い換えれば「ダラダラした関係」「お互いの悪い部分を増長させる関係」でもあります。

一緒にいることでお互いの悪い部分、イヤな部分が増える、ダメな部分がどんどん明るみになる…という関係は、決して良い縁とは言えません。

特徴⑦:一緒にいることでマイナスになっていく

「本当に良い関係は、何も失わない関係である」。
こんな言葉を聞いたことはありませんか?

例えばあなたが束縛や監視がキツい異性と付き合ったとします。
その場合、「あの人と出かけてはダメ」「ミニスカートで外出してはいけない」「1時間おきに必ず何をしているかLINEで連絡すること」など、さまざまな制約ができ、この時点でまず「自由」を失っていると言えます。

また、悪い関係で失うものはこれだけではありません。
人にお金を払ってもらうことを当たり前と考える女友達と付き合えば、なんだかんだと理由をつけてこちらばかりがお金を払うことになったり、容姿や性格をいつもけなされてばかりでは「自分への自信」を失ってしまうこともあります。

また、恋人から「人と会うこと」を厳しく制限されることで友人を失ったり、時には家族との関係すら揺らぐこともあります。
このように、悪い関係ではお金や人間関係など、あらゆるものがマイナスになる(失う)という特徴があります。

そうであるにも関わらず断ち切れないのであれば、やはりその場合も「腐れ縁」という事になります。

特徴⑧:金銭や高価な物の貸し借りをしあう

関係を切る勇気のある、なしではなく現実的に「関係を切ったら大変なことになる」という理由で付き合いを続けざるを得ないのが「高価な物の貸し借りがある関係」です。

解決するまで関係を解消できないものの代表例に「お金の貸し借り」がありますが、貸した側であっても借りた側であっても、こういったケースではきちんと返済が終わるまでは関係が終わらないのが一般的です。

関係を切ることが出来ないほど高額な物の貸し借りというとお金だけを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、まれに「相手が所有する部屋を借りている」「車を借りている」といったようなケースもあります。

こういったケースでは、お互いにきちんと借りた物を相手に返し終わるまでは関係を解消することが困難であるため、返済が長引くほど関係は“ 腐れ縁”に近づきます。

特徴⑨:都合のいい時に「自尊心」を満たしてくれる

仕事や人間関係で辛いことがあった時、誰かに優しい言葉をかけて欲しいと思った経験はありませんか?
こんな時、普段から仲の良い友人に愚痴を聞いてもらう分には問題ありませんが、“ 傷ついた時専用の相手”がいるという人は要注意です。

仕事や私生活の対人関係で誰かから否定されたり、ショックなことを言われた時に「つい元カレに連絡してしまう」「自分に思いを寄せているあの男性にそんな時だけ連絡してしまう」という人は、その依存心の強さから自分で腐れ縁を生んでしまう傾向にあります。

こういった人は都合のいい時に「自分の欲しい言葉」をくれる相手に傷を舐めて欲しい、失った自尊心を復活させて欲しいと考えているため、「連絡をしたら絶対に望む言葉をくれる相手」を手離すことができません。

このように、自分にとって都合のいい時だけ利用しあう関係も「腐れ縁」の代表といえるケースです。

特徴⑩:秘密や悪事を共有できる

相手との関係が腐れ縁化するポイントには、「秘密や悪事を共有できる」という事もあります。
例えば今あなたが不倫をしている立場だったとして、“ 正しい友人”はそれをとがめたり、注意したり、やめるように忠告してくると思います。

しかし人間の感情はそう単純ではないので、あなたはその瞬間、その友人の言っている内容が正しいと頭で分かってはいても心ではまた別の感情を持つはずです。

そんな瞬間、たとえそれが一般的には間違ったことであっても肯定してくれるような相手は一緒にいて心地よい部分があるのが正直なところ。

このように、自分がしていることが社会的には“ 間違い”であっても否定せず認めてくれたり、他の人が眉をひそめるようなバカ騒ぎにも付き合ってくれるような“ 悪友”とも人はついつい腐れ縁の関係を続けてしまいがちです。

<下に続く>

腐れ縁の中でも切っても切れない縁の特徴

腐れ縁と切っても切れない縁の違いについて話し合う夫婦

腐れ縁の類語のひとつに「切っても切れない縁」という言葉があることは先でも触れましたが、「腐れ縁」と「切っても切れない縁」はどう違うのでしょうか?
ここではその違いを見ていきましょう。

  1. 別れても自然にまためぐり合う
  2. 利用するのではなく「助け合う関係」
  3. お互いの良い部分が伸びる
  4. 心でつながっている
  5. 一緒にいると人生がプラスになっていく

特徴①:別れても自然にまためぐり合う

「切っても切れない縁」と「腐れ縁」はいちど別れてもまた二度、三度…と“ 偶然(必然)の出会いが訪れる”という点では同じ。

こちらが望まずとも、そうなる運命であるのが「切っても切れない縁」と「腐れ縁」の両方に共通する特徴という事になります。

この点においてはどちらも違いはありません。

特徴②:利用するのではなく「助け合う関係」

「切っても切れない関係」と「腐れ縁的な関係」の違いは、お互いのつながり方にあります。
腐れ縁の場合は都合よく相手を使う、お互いを都合よく利用しあうなど「自分さえ良ければいい」という自己中心的な考えが最優先の関係性です。

しかし、「切っても切れない関係」にはどちらかと言うと良い意味があり、相手を利用するというよりは「相手のために動く」「協力する」「お互いに助け合う」という関係性で、“ ベストパートナー”的な意味合いが強い表現になります。

特徴③:お互いの良い部分が伸びる

切っても切れない縁の相手は、自分のダメな部分を指摘して正しい方向へ導いてくれたり、その相手自身にも尊敬できる部分が多いのが特徴です。

自分が望んで一緒にいる訳ではなくても、なぜかその人と継続して付き合うことで「気付くと自分が成長している」。

“ 腐れ縁”の相手といるとお互いの成長が望めないどころか悪い方向に進んでしまうケースもあるのに対し、切っても切れない縁の相手は「この人といると不思議と運気が上がるな」「いいことが増えるな」と感じるので、その違いはしばらくすると自分でもハッキリと分かるはずです。

特徴④:心でつながっている

腐れ縁の場合は「体だけでつながっているケースもある」ことを書きましたが、切っても切れない縁は基本的に“ 心でつながる関係”です。

切っても切れない縁は「相手への尊敬」「信頼」をベースにした関係なので、一時の寂しさを紛らわせるためや自分勝手な欲望のために相手を利用することも、されることもありません。

自分から望んだわけでなく続いている関係だけれど、相手とは互いに敬意を払った付き合い、相手を尊重した付き合いができている。
そんな関係は「切っても切れない縁」と言えます。

特徴⑤:一緒にいると人生がプラスになっていく

切っても切れない縁と呼べる相手の最大の特徴は、「その人といることで人生がプラスに転じること」です。
腐れ縁の相手や相性の悪い相手といると「お金」「自由」「時間」「友人」など大切なものを失うことも多いことは先でも書きましたが、“ 良縁”の相手であればその逆の結果が訪れます。

「切っても切れない縁」の相手は、あなたを不要に束縛したり、容姿や性格を否定し続けて自尊心を奪うようなことはしません。

むしろ相性の良い相手であれば、あなたの長所を褒めて自信を持たせたり、あなたの時間が2倍にも3倍にもなるように日頃から協力してくれたり、新たな人脈を運んできてくれるなど、その人といることで人生がプラスになっていきます。

切っても切れない縁(良縁)の人といると失うものがないどころか、多くの物を与えられることも少なくありません。

<下に続く>

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腐れ縁を断ち切り、新たな一歩を踏み出す勇気が欲しい時の必読書です。

<下に続く>

その「腐れ縁」捨てるべきか見極めが肝心

腐れ縁の夫との今後について目を閉じて占う女性

「腐れ縁」と言うと悪い関係性・デメリットしかない関係性のことになりますが、あなたが今悩みを抱えているその関係は本当に腐れ縁でしょうか?

冷静に考えてもし相手との関係が「腐れ縁」であれば、それは未練を断ち切り、できるだけ早くに関係を解消したほうがあなたの人生にとってプラスになるでしょう。

しかしそれが、「よく考えてみるとプラスの要素も多い関係性」であれば、それは断ち切らず大切にすべき縁である可能性もあります。
冷静に考えて、あなたの人生が良い方向へ進む判断をし、素敵な未来を手に入れましょう。

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