家族4人で一週間5000円の予算で生活できる
家族が多いとどうしても食費がどんどん膨らんでしまいがちで、子供が育ち盛りの食べ盛りだとさらに増えてしまいます。
家族4人で一週間の食費の予算が5000円というのは、例えばごはんの品数を少なくしたり、間食をなくしたりと我慢が必要そうに思えますよね。
たしかに家族4人で一週間の食費を5000円にするには多少の我慢や努力は必要になってしまいますが、ごはんが1食につきおかず1つだったり、節約のためにもやしばかり使ったりというようなことをせずに家族4人の一週間の予算を5000円にすることができますよ。
ごはんや間食の献立やレシピを少し工夫することで予算を抑えて節約していくのが目標なので、無理な節約にはなりません。
今回は、家族4人で一週間の食費を節約するための献立やレシピについてご紹介していきます。
家族4人で一週間5000円の予算で生活する方法4選
家族4人で一週間5000円の予算で節約して生活することができれば良いですよね。
ですが、節約したいと思ってもなかなか最初から効果を実感できることは少ないのではないでしょうか。
ここでは、家族4人で一週間5000円の予算で生活する方法について4つご紹介していきます。
- 現在の食費の実態を知る
- お金の管理の仕方を見直す
- 自宅の周りのスーパーの特徴を知る
- 必要なものだけを購入するように心掛ける
家族4人で一週間5000円の予算で生活する方法①：現在の食費の実態を知る
食費を節約したり節約献立やレシピを学ぶ前に、現在どれくらい食費を使っているのかをまず知る必要があります。
どのような部分にお金をかけていて、無駄遣いしている部分はないのかなど、普段の買い物を見直すきっかけにもなりますよ。
食費の見直しの際には購入した商品をしっかりと無駄にせず使い切れているかどうかも確認しましょう。
賞味期限が過ぎていたり、腐ったりして食べられなくなって捨てた食品はありませんか？
家族4人で一週間5000円の予算で生活する方法②：お金の管理の仕方を見直す
一週間単位の食費の見直しをした後にもしも無駄遣いが見つかった場合には、お金の管理の方法に問題があるのかもしれません。
お金を簡単に払ってしまえるシステムだとついついあれもこれもと購入し、使い切れなくなってしまう…という悪循環になります。
そのため、一週間ごとの家族4人の食費をあらかじめ決めておき、買い物にいく際にはその予算に2000円程度プラスした金額だけを持っていくなどの工夫がおすすめです。
予算ぴったりの金額だと購入するものが予想以上に高い場合に困ってしまうので、気をつけましょう。
家族4人で一週間5000円の予算で生活する方法③：自宅の周りのスーパーの特徴を知る
あなたの自宅の周りや仕事場の近くにどのようなスーパーがあるのかどれくらい把握しているでしょうか？
何曜日に特売を行なっているか、いつも野菜が他のスーパーより安いなど様々な情報を持っているとより効果的に節約することができます。
また、献立やレシピを考えるときにも役立つ情報が多いのでぜひスーパーの情報を知っておくようにしましょう。
家族4人で一週間5000円の予算で生活する方法④：必要なものだけを購入するように心掛ける
買い物の時についで買いをしてしまう人はとても多いものですが、ちょっとした出費だと思っていると一週間、一ヶ月と長いスパンで見るとかなりの出費になってしまっていることがあります。
そのため、できるだけ必要なもののみを買うように心がけたり、買い物メモなどを上手に活用して無駄買いを防ぐようにしましょう。
家族4人の節約には一週間分のまとめ買いがおすすめ
先ほどご紹介した家族4人の食費を5000円に節約する方法を実現するためには、一週間ごとにまとめて食材を購入する方法がおすすめです。
こうすることによって使わない食材を購入してしまう確率も減らすことができますし、お金の管理もしやすいですよ。
また、一週間分の食材をまとめ買いすることで献立やレシピを考えやすいというメリットがあり、節約に役立ちます。
まとめ買いをすることによって一週間の中でやりくりしようという意識も生まれるので、なかなか節約に踏み出せない人にもおすすめです。
献立やレシピが決まっていれば冷蔵庫の余り物でレシピや献立を考える必要もありません。
献立やレシピをその場で決めるのは苦手だという人も多いので、先にゆっくり考えておけるまとめ買いは時短にも効果的です。
まとめ買いした食材の保存方法5選
まとめ買いをした食材類は、正しい方法で保存しておかないと使い切れずに腐らせてしまうこともあり、取り扱いには注意が必要です。
ここでは、まとめ買いをした野菜や肉などの食材のおすすめの保存方法を5つご紹介していきます。
- 様々な切り方をして冷凍保存する
- 新聞紙やストッカーを利用して保存する
- 下処理をして冷凍保存する
- 肉や魚は一枚ずつラップでくるむ
- 下味をつけてから冷凍する
それではこれら5つのまとめ買いをした食材の保存方法について1つずつ見ていきましょう。
食材の保存方法①：様々な切り方をして冷凍保存する
まとめ買いをしてきた食材をそのまま冷蔵庫に保存するとかさばってしまいがちで、購入したすべてのものを冷蔵庫に収めきれないということにもなりかねません。
そのため、まとめ買いをしてきた食材は基本的に切って冷凍できるものはそうしたほうが良いでしょう。
例えばにんじんは千切り、いちょう切り、乱切り…など、献立やレシピの予定に合わせた切り方にしておくと実際に作るときに役立ちます。
きって冷凍することによってコンパクトに収納することができるので、かさばらずに冷蔵庫に収めることができますよ。
食材の保存方法②：新聞紙やストッカーを利用して保存する
購入してきた食材の中にはじゃがいもやさつまいもなど、切って保存するだけでは変色してしまうことがあり、冷凍保存をすることに向いていないものもあります。
そのような場合には、新聞紙や野菜ストッカーを利用して保存するようにすると食材を長持ちさせることができますよ。
例えばさつまいもでは新聞紙にくるんで暗く風通しの良いところに置いておくようにしましょう。
また、100円ショップでは冷暗所に野菜を保存するためのストッカーも販売されているので、そのようなアイテムを利用するのも良いですよ。
食材の保存方法③：下処理をして冷凍保存する
食材の中には、冷凍保存をする前に下処理をしておくと献立やレシピを作るときに使いやすくなるものもあります。
例えばエビの背わたを取った状態で冷凍しておけば解凍してからの手間が少なくなりますよ。
食材の保存方法④：肉や魚は一枚ずつラップでくるむ
購入した肉や魚は、一枚ずつラップに包むようにすると空気と触れる部分が減り、腐ってしまうのを遅らせることができます。
ですが、ラップが勿体無いと感じる場合にはなるべく重ねないようにして平たく並べて4枚〜5枚を目安にまとめてくるむと良いでしょう。
食材の保存方法⑤：下味をつけてから冷凍する
献立やレシピを作る時にすぐ使える食材の保存方法として、下味をつけてから冷凍するというものがあります。
肉や魚、野菜と一緒に味付け用の調味料も一緒に入れて冷凍するだけなので、気軽にチャレンジすることができるのもメリットです。
家族4人分の一週間の節約献立
家族4人の一週間の節約献立を考えるのはなかなか難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。
通常の献立を考えることも苦手としている人が多い中で節約や予算を意識しながら献立を組むのは大変ですよね。
ここでは、家族4人の一週間の節約献立の中でも晩ごはんの例をご紹介していきます。
- 月曜日の献立：鶏チャーシュー丼と茄子のかんたん煮
- 火曜日の献立：肉じゃがと南蛮漬け
- 水曜日の献立：ふきとにんじんのきんぴらとピカタ
- 木曜日の献立：鶏ステーキ丼定食
- 金曜日の献立：麻婆豆腐とピーマンのえのき炒め
- 土曜日の献立：鶏照り焼きとサラダスパゲッティ
- 日曜日の献立：カレーとサラダ
それでは、これらの家族4人の一週間の節約献立について1つずつ見ていきましょう。
月曜日の献立①：鶏チャーシュー丼と茄子のかんたん煮
家族4人の一週間分の節約献立では、まとめ買いしてきた食材を余すことなく使いきれるように献立やレシピを全て予定立ててしまう必要はありません。
メインになるおかずやメニューを決めておくだけで、副菜などは適宜余っている食材で作るようにしましょう。
月曜日は鶏肉と茄子、パプリカなどの野菜を使って、鶏チャーシュー丼と茄子のかんたん煮献立です。
納豆や副菜、りんごを添えることで節約献立やレシピには見えない豪華な印象になりますよね。
火曜日の献立②：肉じゃがと南蛮漬け
まとめ買いしてある野菜とかつおと豚肉を使って、肉じゃがと南蛮漬け献立にします。
月曜日に使ったパプリカや残っている納豆を使うことで徐々に冷蔵庫の野菜や食材を調節していきましょう。
夏はスイカやきゅうりの酢の物などさっぱりした味わいのものを入れると食欲がなくても食べやすいですよ。
水曜日の献立③：ふきとにんじんのきんぴらとピカタ
肉じゃがに使って残っている豚肉を、小麦粉をつけて粉チーズ入りの卵に絡ませて焼くだけでかんたんなピカタになります。
また、同じく肉じゃがに使ったにんじんの残りを使って、ふきとにんじんのきんぴらを作りましょう。
きゅうりやトマトでさっぱりしたサラダを作ることで野菜不足も解消することができます。
木曜日の献立④：鶏ステーキ丼定食
鶏チャーシュー丼に使った鶏肉やにんじんを使って、鶏ステーキ丼を作りましょう。
鶏肉は豚肉や牛肉に比べてお値段が安いので、家族4人の一週間献立やレシピにたくさん取り入れると良いですよ。
残り野菜は浅漬けなどの漬物にするようにすると、野菜の端まで無駄にせずに使い切ることができます。
金曜日の献立⑤：麻婆豆腐とピーマンのえのき炒め
週末が近づいてくるにつれて、だんだんと冷蔵庫の中身を空っぽにする作業に入っていきましょう。
お味噌汁などに使った後にあまりがちな豆腐を使って、麻婆豆腐を作るのがおすすめです。
えのきを入れると具沢山になり、普段の麻婆豆腐に比べて豪華になりますよ。
また、残りのえのきを使ってピーマンと炒め物を作ることでさっと副菜も作ることができます。
土曜日の献立⑥：鶏照り焼きとサラダスパゲッティ
鶏肉を使い切るために、 豆腐やちくわなどと合わせて照り焼きにするとカサ増しもできるのでおすすめです。
残り野菜はまとめて千切りにしてスパゲッティと一緒にドレッシングであえると、かんたんにコンビニなどでよく見るサラダスパゲッティになりますよ。
日曜日の献立⑦：カレーとサラダ
家族4人の一週間の節約献立では、カレーライスを取り入れると残っている食材を使い切ることができますよ。
カレーのレシピは自由度が高く、豚肉でも鶏肉でも美味しく作ることができ、野菜もたっぷり取ることができます。
また、家族4人分を作るのも楽なので時短のためにも一週間の中に1回や二週間の中に1回程度節約献立やレシピの中にカレーを入れておくと良いでしょう。
家族4人の一週間分節約レシピ5選
一週間分の家族4人の節約献立をご紹介してきましたが、実際に節約に役立つレシピがあれば便利ですよね。
ここでは、一週間分の家族4人の節約献立に役立つレシピを5つご紹介していきます。
- 野菜たっぷり南蛮漬け
- ふきとにんじんのきんぴら
- ピーマンとえのき炒め
- 鶏と豆腐の照り焼き
- サラダスパゲッティ
それではこれら5つの一週間の家族4人の節約献立に役立つレシピを1つずつ見ていきましょう。
一週間分節約レシピ①：野菜たっぷり南蛮漬け
南蛮酢の爽やかな酸っぱさが美味しい南蛮漬けは、自宅で作るのは難しいと敬遠されがちなレシピです。
ですが、南蛮酢の作り方と分量さえ覚えておけば簡単に作ることができますよ。
レシピは水と酢、砂糖、醤油、昆布、鷹の爪を好みの味に調整しながら入れ、野菜や魚などの具材を漬け込んでおくだけ。
魚はかつおや鯵などがおすすめですが、季節の魚を使ってアレンジするのも良いですよ。
一週間分節約レシピ②：ふきとにんじんのきんぴら
苦味があって苦手だという子供も多いふきは、家族4人で食べるならきんぴらにするのがおすすめのレシピです。
ふきとにんじんを適当な大きさに切り、醤油、砂糖、酒で煮含めていくだけの簡単レシピ。
しっかりと味がつけば小さな子供でも美味しく食べることができますよ。
一週間分節約レシピ③：ピーマンとえのき炒め
安く売られているときにまとめて買って冷凍保存をすることが多いピーマンとえのきは、家族4人の節約レシピには欠かせない野菜です。
様々なレシピに使われる野菜ですが、もし週末にかけて余ってしまったら、ピーマンとえのきの炒め物にするのがおすすめですよ。
ピーマンとえのきをごま油で炒め、醤油と酒、塩で味付けをするシンプルなレシピです。
一週間分節約レシピ④：鶏と豆腐の照り焼き
家族4人の節約献立や節約レシピには欠かせない鶏肉が中途半端に余ってしまった時には、カサ増し食材と一緒に照り焼きにしてしまいましょう。
おすすめは豆腐やちくわで、照り焼きにしてしまえば見た目も鶏肉そっくりです。
鶏肉に醤油、砂糖、みりん、酒を入れて、適宜水溶き片栗粉でとろみをつけてあげるだけでOKですよ。
一週間分節約レシピ⑤：サラダスパゲッティ
にんじんやきゅうり、キャベツなどのサラダにできる野菜が余った時には、スパゲッティと一緒にドレッシングと和えましょう。
ドレッシングの種類によって味も変化するので、自分好みのものを見つけたりレシピを作ったりすると良いですよ。
おすすめの節約レシピ本
家族4人の一週間の節約献立や節約レシピを作る際には、節約レシピ本を参考にするのもおすすめです。
節約レシピだけではなく献立なども例が紹介されているものも多く、これから節約に挑戦しようとしている人はぜひ購入してみましょう。
おすすめは「ゆーママの簡単! 節約作りおき」です。
作ったおかずは作り置きとして保存しておくこともできるので、副菜としてさっと出したり、あらかじめ準備しておいてメインのおかずにしたりと様々な使い方ができますよ。
家族4人の一週間節約献立レシピを参考にしてみよう
家族4人で生活するという場合には、どうしても食費が膨らんでしまうと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
家系の見直しのためにも、節約献立や節約レシピを活用してみると良いでしょう。
家族4人でも工夫次第では一週間の食費を5000円に抑えることもできるかもしれませんよ。
