アーモンドがダイエットに効果的な理由
アーモンドがダイエットにいいとはよく聞くけど、どういう理由から効果的だと言われているのでしょうか。
実は、さまざまな理由から、ダイエットに効果的だと言われているんですよ。
- 豊富な食物繊維による便秘解消と腹持ちの良さ
- 噛まなければ飲み込めない硬さのため
- コレステロール値を下げる良質な脂質が豊富
- 基礎代謝を向上させる効果
- 糖質を脂肪にする前に代謝するビタミンB2が豊富
効果的と言われる理由①:豊富な食物繊維による便秘解消と腹持ちの良さ
アーモンドには食物繊維が多く含まれています。
食物繊維の効果で腹持ちが良くなるんです。
アーモンドを間食で食べれば、小腹がすいて無駄食いというのを防げるんですよ。
また食物繊維は、便秘解消に効果的。
便秘はやはりダイエットの大敵ですよね。
そんな便秘が解消されるので、根本的な問題が解決されて痩せやすくなりますよ。
効果的と言われる理由②:噛まなければ飲み込めない硬さのため
アーモンド含めナッツ類のいいところは適度に硬いところ。
噛まなければ飲み込むことができないので、咀嚼回数が増えますよね。
それによって食べるにも時間が掛かり、満腹感を得やすく食べ過ぎを防止できるので、ダイエットにつながるんです。
また、たくさん噛むことによって歯も顎の筋肉も鍛えられるので、顔痩せも期待できますよね。
効果的と言われる理由③:コレステロール値を下げる良質な脂質が豊富
アーモンドに含まれる脂質はほとんどが不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸とは良質な脂質で、コレステロール値を下げる効果があります。
また良質な脂質は、脳に喜びを与える効果もあるんです。
それによって、アーモンドを食べると満足感が得られて、ダイエットに繋がるんですよ。
また不飽和脂肪酸はダイエットだけでなく、美容効果も高いのがうれしいポイント。
効果的と言われる理由④:基礎代謝を向上させる効果
アーモンドの食物繊維によって、腸の蠕動運動がさかんになり便秘解消に効果的であることは前述しましたが、腸の動きが盛んになれば血行が良くなります。
血行がよくなれば、基礎代謝が向上するんです。
基礎代謝があがれば、脂肪燃焼しやすく太りにくい「ヤセ体質」になるんですよ。
ダイエットしていても基礎代謝が低ければ、なかなか効果が上がりにくいので、自然とヤセ体質になれるアーモンドは素晴らしい食材ですね。
効果的と言われる理由⑤:糖質を脂肪にする前に代謝するビタミンB2が豊富
最近話題の糖質制限ダイエット。
アーモンドは、糖質もナッツの中でも非常に低いんですよ。
また、アーモンドはビタミンB2を多く含む食材でもあります。
ビタミンB2は糖質と一緒に取ると、糖質が脂肪となる前に燃焼してくれるという効果があるんです。
アーモンドひとつでどちらの効果もあるなんて一石二鳥でうれしいですよね。
アーモンドダイエットの方法
さまざまなダイエット効果のあるアーモンド。
では、どうやって摂取すればダイエットに効果的なんでしょうか。
アーモンドダイエットの方法は以下のとおりです。
- 一日に25粒を目安に摂取する
- 食事の1~2時間前の摂取が効果的
- 食事と一緒に食べたり料理のトッピングにも◎
- 素焼きなどのアーモンドを皮ごと食べる
- 毎日食べ続ける
アーモンドダイエットの方法①:一日に25粒を目安に摂取する
アーモンドダイエットをする際は、一日に25粒を目安に摂取するようにしましょう。
しかし、一気に25粒とるのはNG。
各食事の前に小分けに食べてみたり、おやつにいつもはスナック菓子を食べていたところをアーモンドに変えたりするのが賢い食べ方ですよ。
いくらアーモンドが効果的だからと、取りすぎてはやはりダイエットにはなりませんしむしろ太ってしまいます。
アーモンドダイエットの方法②:食事の1~2時間前の摂取が効果的
アーモンドを食事の1~2時間前に少量摂取するのも◎です。
食前に5~6粒をよくかんで、水と一緒に摂取すれば、満腹感が得られますよ。
満腹感があることによって、無理しなくてもご飯の量を減らせたり、アーモンド自体の栄養素のダイエット効果だけでなく、物理的に自然と食べる量を減らせるのはストレスにもなりにくくいいですよね。
アーモンドダイエットの方法③:食事と一緒に食べたり料理のトッピングにも◎
アーモンドをいろんな料理のトッピングにしたり、具材として一緒に使うのも効果的ですよ。
ローストアーモンドであれば、香ばしい味がいろんな料理に合います。
サラダに薄く切ったスライスアーモンドをトッピングするもよし、そのままの形を混ぜ込むのもよし、レパートリーが広がって食事が楽しみになりそうですね。
アーモンドダイエットの方法④:素焼きなどのアーモンドを皮ごと食べる
アーモンドは素焼きなど、味のついてないものを選ぶのがやはりダイエットには一番いい方法です。
塩味などが欲しくなる気持ちはわかりますが、それによってカロリーや塩分が増加してしまいますので、ダイエット中は我慢したいですね。
また、アーモンドは皮の部分に栄養が豊富です。
皮は剥かずに、そのまま一緒に食べることでより効果的ですよ。
アーモンドダイエットの方法⑤:毎日食べ続ける
アーモンドダイエットは、食べ始めてすぐに目に見えるような効果が出るわけではありません。
だからといって、すぐにやめてしまってはもったいないですよ。
毎日、25粒を食べ続けることでだんだん効果が現れてきます。
やはり、食べ過ぎはNGですが、適量を続けていくことが大事ですよ。
アーモンドダイエットで得られる効果5選
アーモンドダイエットは痩せるだけではなく、体にいい豊富な栄養素によって、キレイにもなれちゃうんですよ。
そんなアーモンドダイエットで得られる効果はこちら。
- 便秘解消ですっきり
- アンチエイジング効果でキレイに
- 基礎代謝アップで痩せやすい体に
- 悪玉コレステロール減少で健康に
- むくみ解消ですっきり
得られる効果①:便秘解消ですっきり
食物繊維がとっても豊富なアーモンド。
アーモンドを食べ続けることで、便秘解消につながります。
食べる時のポイントは一緒に水を摂取する事。
食物繊維が水を吸収して膨らんで、腸を刺激する効果があるんですよ。
ダイエットで食べる量を減らすことで便秘になりがちですが、アーモンドダイエットならその心配がないのがうれしいですよね。
得られる効果②:アンチエイジング効果でキレイに
アーモンドには豊富にビタミンEが含まれています。
ビタミンEは、若返りのビタミンとも言われるアンチエイジング効果のある栄養素なんです。
抗酸化作用により、アンチエイジングだけでなくさまざまな病気からも守ってくれるんです。
また、ビタミンEは血行促進効果もあるんですよ。
ダイエット効果だけでなく、美容や健康効果まであるなんて素晴らしい食材。
得られる効果③:基礎代謝アップで痩せやすい体に
これまで書いてきたように、アーモンドは食物繊維の効果で腸の動きが良くなります。
また、ビタミンEによって血行も良くなります。
血行が良くなることによって、体が冷えず、代謝がアップするんです。
代謝がアップすると、脂肪燃焼もしやすくなるといいことづくめ!!
そのため、太りにくくく痩せやすい体を手に入れることができるんですよ。
得られる効果④:悪玉コレステロール減少で健康に
コレステロールには善玉コレステロールと悪玉コレステロールがあるのですが、アーモンドの脂質のオレイン酸は、悪玉コレステロールだけを減らしてくれるんです。
悪玉コレステロールは、高血圧や動脈硬化の原因と言われているんですよ。
アーモンドに含まれる良質な脂質であるオレイン酸は、酸化しにくいので、ほかのガンなど様々な病気にもかかりにくく、健康的にダイエットができるスグレモノ。
得られる効果⑤:むくみ解消ですっきり
アーモンドにはカリウムが多く含まれています。
カリウムは、体内の余分な水分を排出する効果を持っており、それによってむくみ対策にも抜群なんです。
男性に比べて筋肉量が少ない女性は、特にむくみやすいので女性には嬉しい効果。
代謝も良くなって、むくみにくいとなれば、太る要素はどこにもないまさにスーパーフードですね。
アーモンドをダイエットに取り入れる時の注意点5選
ダイエットの方法も簡単で、うれしい効果もたくさんなアーモンド。
そんなアーモンドをダイエットに取り入れる時に注意すべき点はどんな点でしょうか。
注意点は以下の5点。
- 一気に食べ過ぎない
- アーモンドしか食べないのはNG
- ほかの間食をしない
- 味付きのものを選ばない
- 継続して食べ続ける
注意点①:一気に食べ過ぎない
アーモンドは適量を食べれば体にいいことがたくさんですが、一気に食べ過ぎはNGです。
元々アーモンド自体のカロリーは高いものですので、食べ過ぎるとそれだけカロリーを摂取してダイエットどころか太ってしまいます。
また、アーモンドに多く含む食物繊維は、一気に取りすぎると下痢になってしまったり、逆に便秘がひどくなってしまうこともあるので注意が必要です。
注意点②:アーモンドしか食べないのはNG
アーモンドダイエットは、いつも通りの食生活にプラスしてアーモンドを食べるのが正しいやり方です。
ご飯を置き換えたりするダイエットではありません。
そのため、いくら栄養価の高い食品だからといってアーモンドだけを食べるのはNG。
適量を食前やおやつに食べるようにしましょう。
注意点③:ほかの間食をしない
アーモンドダイエット中は、アーモンドを間食に食べるようにして、ほかのお菓子などは食べないようにしましょう。
小腹がすいたときは、アーモンドを少量ずつ水分と取ることで満足感が得られるので、辛くはならないですよ。
いつも満足感があるので、ダイエットで我慢している感じがあまりなく、続けやすいですよ。
注意点④:味付きのものを選ばない
売っているアーモンドは、塩味だったり、ハニーバターだったり美味しそうなフレーバーがたくさんありますよね。
しかしここはぐっと我慢、素焼きの味付けなしのアーモンドを選ぶようにしましょう。
やはり味付きになることで、カロリーも高くなってしまい、効果が低くなってしまいます。
どうしても素焼きに飽きたなんてときは、料理にプラスするなど工夫するのが◎。
注意点⑤:継続して食べ続ける
アーモンドダイエットの方法でも触れましたが、やはり続けることが大切。
1日や2日では効果はでないので、毎日コツコツと適量を食べ続けることが重要ですよ。
特にほかの食生活を変えなくても続けることで、ゆっくりと効果が現れるので焦らずにアーモンドを毎日食べ続けましょう。
ダイエットに取り入れたいおすすめのアーモンド5選
基本的には味付けなしの素焼きのアーモンドがダイエット向きです。
特におすすめのアーモンドはこちら。
- 東洋ナッツ 食塩無添加アーモンド
- 共立食品 素焼きアーモンド
- TREEMARK 素焼きアーモンド 1kg 無添加 バリュー品
- ナッツ&ビーンズ 無添加 素焼きアーモンド
- デイリーナッツアンドフルーツ プレミアム煎りたてアーモンド
おすすめのアーモンド①:東洋ナッツ 食塩無添加アーモンド
こちらダイエットにぴったりの食塩無添加のアーモンド。
味付けはなしですが、カリッとクリスピーな食感で、噛めば噛むほどにナッツの旨みと甘みが増します。
たくさん噛むことでダイエットにも効果的でうれしいですよね。
一気にたくさん食べるわけではないので、袋がチャック付きなのもうれしいポイント。
おすすめのアーモンド②:共立食品 素焼きアーモンド
こちらも塩・油を使用していないダイエットにぴったりの素焼きのアーモンド。
香ばしい香りと素材の味が楽しめるところが人気です。
共立食品は、ナッツやドライフルーツを輸入から加工製造まで一貫して行っているメーカーなので、品質も安心ですよね。
アーモンドの味も美味しいと評判です。
おすすめのアーモンド③:TREEMARK 素焼きアーモンド 1kg 無添加 バリュー品
ダイエットで毎日食べ続けるのに、しょっちゅう買うのはちょっと面倒なところですが、こちらは1kgも入った大容量。
袋にはちゃんとチャックがついているので、酸化しづらいのがいいですね。
アーモンドの原産国はアメリカですが、加工はすべて日本国内で行われているという点も安心感がありますね。
おすすめのアーモンド④:ナッツ&ビーンズ 無添加 素焼きアーモンド
結構ナッツ類は値段が高かったりするのですが、こちらのアーモンドはコスパがいいと評判なんです。
やっぱり毎日食べるものだから、美味しいのはもちろん、値段も気になりますもんね。
味付けなしの素焼きは料理にも使いやすいのが◎です。
おすすめのアーモンド⑤:デイリーナッツアンドフルーツ プレミアム煎りたてアーモンド
こちらは、アメリカ農務省が認めた一番いい等級の「U.S.エクストラナンバー1」のアーモンドのみを使用した素焼きのアーモンド。
また、職人こだわりの遠赤外線でのローストでしっかりコクのある味に仕上がるので、味には定評があります。
パッケージも高級感があって、タイミングによっては、午前中にローストしたアーモンドが、翌日に手に入ったりするのでとっても新鮮なのはうれしいですよね。
アーモンドミルクをダイエットに取り入れる際の注意点3選
最近話題のアーモンドミルクももちろんダイエットに向いている飲み物と言えます。
飲み物になると毎日続けやすいのもポイントですよね。
そんなアーモンドミルク、ダイエットに使うときは以下の点に注意しましょう。
- 無調整のものを選ぶ
- 過剰摂取はNG
- ホットにするときは50℃以上にしない
注意点①:無調整のものを選ぶ
アーモンドミルクを選ぶ際も、アーモンドと同じく無調整の甘味などが入っていないものを選ぶようにしましょう。
また、アーモンドの含有量が多いほどにカロリーが高くなるのですが、その分濃いアーモンドでより栄養も豊富なので◎。
調整されたものだと、砂糖などによってカロリーが高くなっている可能性があるので、ダイエット目的なら迷わず無調整を選ぶのがいいですよ。
注意点②:過剰摂取はNG
アーモンドミルクもアーモンドと同じく過剰摂取はNG。
やはり脂質が多いものになるので、ダイエットしているのに体脂肪になってしまったり肌が荒れてしまうこともあります。
また、市販のアーモンドミルクだとどれだけのアーモンドが含まれているか正確にはわからないので、一番オススメなのは自分でアーモンドミルクを手作りすることです。
難しくないので試してみるのも◎ですよ。
注意点③:ホットにするときは50℃以上にしない
冬場はアーモンドミルクを温めて飲みたい時もありますよね。
しかし温める場合は、50℃を超えないように注意しましょう。
アーモンドミルクの豊富な栄養は、50℃を超えると死んでしまいます。
せっかくの栄養が死んでしまっては意味がないので、温度には気をつけてくださいね。
アーモンドダイエットにおすすめのレシピ5選
素焼きのアーモンドは味気なくて嫌だ、毎日食べて飽きた。
そんな人には、料理に入れて一緒に食べるのがおすすめです。
おすすめのレシピはこちら。
- 手軽にアーモンドサラダ
- 朝食にハニーアーモンドヨーグルト
- アーモンド衣で低糖質のアジフライ
- カレーのご飯にトッピング
- ミックスナッツのベーグルサンド
レシピ①:手軽にアーモンドサラダ
いつものサラダにトッピングするのは、とっても手軽でうれしいメニューですよね。
サラダ自体カロリーも低く、野菜もたくさん取れるので、罪悪感なく一緒にアーモンドを摂取できるのはダイエットにもってこい。
また、アーモンドをトッピングすることによって、カリカリした食感も加わっていつもより満足感も得られますよ。
レシピ②:朝食にハニーアーモンドヨーグルト
朝食のヨーグルトにトッピングするのも気軽でいいですよね。
ヨーグルトもなにも入っていないとすぐに食べ終わってしまいますが、アーモンドを入れることによって噛まなければ食べられないので、普段のヨーグルトより満足感があること間違いなし。
そこにはちみつもプラスすると、ダイエット中にはうれしい甘味もプラスされます。
はちみつは砂糖よりも健康的でカロリーも低いので、積極的に取り入れたいですね。
レシピ③:アーモンド衣で低糖質のアジフライ
アジフライを作るときに、衣にアーモンドを足すのはとてもいいアイデアです。
衣のパン粉は糖質ですよね。
それをすべてパン粉ではなく、低糖質のアーモンドも混ぜることで、ダイエット向きのおかずに大変身。
フードプロセッサーやハンドルチョッパーで硬いアーモンドを砕いてパン粉と一緒につけるだけなので、ぜひやってみてくださいね。
レシピ④:カレーのご飯にトッピング
前述したように、アーモンドには糖質を体脂肪にする前に代謝するビタミンB2が多く含まれています。
そのため、ご飯にトッピングして食べるのはとても理にかなった食べ方。
カレーもスパイスカレーにすれば、糖質オフになり、スパイス効果で代謝がよりよくなり、ダイエットにもってこいのメニューになりますよ。
こんなふうに野菜も一緒にたくさん摂取できると栄養面でも安心ですね。
レシピ⑤:ミックスナッツのベーグルサンド
ベーグルにこんなふうにアーモンドを含めいろんなナッツやクリームチーズ、はちみつ、ブラックペッパーをサンドすれば、香ばしくて食感も楽しいサンドイッチの出来上がり。
ベーグルは、卵や牛乳を使っていないので、脂肪分・コレステロールをほぼ含まないダイエット向きのカロリーの低いパンになります。
小麦粉で出来ていますが、アーモンドのビタミンB2効果で糖質も体脂肪になる前に代謝できちゃうので◎です。
おすすめのナッツ「ロカボナッツ 」
「ローカーボハイドレート」とは低糖質のことで、それを略した言葉がロカボ。
低糖質ダイエットをしようと思ってもなかなかご飯やパンが我慢できなかったりしますよね。
そんな時に、ナッツで満腹感を得られれば、辛い我慢はしなくとも満足感が得られるのでおすすめです。
こちらはくるみ・アーモンド・ヘーゼルナッツが入っていて、ナッツそれぞれの食感や風味が楽しめますよ。
アーモンドで楽しくダイエットをしよう
我慢ばかりのダイエットは辛いですよね。
アーモンドダイエットは、満足感が得られるので辛い我慢をしなくても大丈夫です。
食べすぎに気をつけて、適量をうまく取り入れれば必ずダイエットは成功します。
楽しく美味しく健康的にアーモンドダイエットを取り入れていきましょう。