テーブルマットとは
テーブルマットとは、テーブルの表面につきやすい汚れや傷を防止し、保護をするためのアイテムです。
通常はテーブルクロスをする方もいますが、両方使う方もいたり、好みによりけりです。
主に透明なカバーになっているため、比較的に適当な選ばれ方をされがちです。
しかし最近では、おしゃれでセンスのあるデザインや、抗菌加工された優れものもあり、さまざまな工夫が施された商品となっています。
テーブルマットの選び方のポイント9選
テーブルマットを選ぶ際の主なポイントを9つご紹介します。
- 透明なテーブルマットを選ぶ
- 厚手の生地や素材を選ぶ
- 非転写タイプを選ぶ
- ズレないテーブルマットを選ぶ
- 抗菌加工済みや耐熱性の高いものを選ぶ
- テーブルマットをオーダーメイドする
- 用途に合わせて選ぶ
- 汚れにくいテーブルマットを選ぶ
- 気泡が防げるテーブルマットを選ぶ
テーブルマットは、テーブルクロスと比較してみても割と地味な存在なので、適当な感覚で選ばれてしまいがちです。
しかしよく見渡してみると分かるのですが、最近では、高機能なものやデザイン性のあるテーブルマットも登場し、実際にはかなり選び甲斐のある商品です。
テーブルマットの選び方1:透明なテーブルマットを選ぶ
テーブルマットは透明度の高いものがおすすめです。
なぜなら、木目の美しいテーブルなどに使えばそのイメージを損なわず、またテーブルクロスを掛けてその上に敷いた場合でも、生地の良さを活かしたまま機能するからです。
食事中に色の濃いものをこぼしてしまうと、テーブルクロスだけではシミになってしまい、汚れが目立ちます。
そこで、テーブルマットを上から敷いておくことで、お手入れが簡単に済みます。
テーブルマットの選び方2:厚手の生地や素材を選ぶ
なるべく厚みのあるテーブルマットを選ぶことがポイントです。
少なくとも厚さ1mm以上は欲しいところです。
3mm以上あるものが理想的だとされています。
理由としては、テーブルの上では意外とさまざまな作業をすることが多いでしょう。
あまりに薄いテーブルマットだと、鋭角なものが当たってテーブル本体を傷つけかねません。
さらに、厚みがあるほうが、消音の効果も期待できます。
テーブルマットの選び方3:非転写タイプを選ぶ
テーブルマットを選ぶのなら、非転写加工のものを考慮しておくほうがよいでしょう。
非転写加工とは、新聞や雑誌といった印刷面のインクが付着する「転写」を防げるような加工をしている製品です。
印刷物の汚れは、拭いただけでは簡単に落とせないものが多く、そのまま残ってしまう恐れがあります。
非転写加工のものなら心配いりません。
ただし、少し価格が高くなることをあらかじめ知っておきましょう。
テーブルマットの選び方4:ズレないテーブルマットを選ぶ
テーブルマットはズレが生じないよう、なるべく粘着タイプを選びましょう。
注意点は、長期にわたって使用して、剥がしてみたら跡が残ってしまうケースがあります。
必ず「微粘着」もしくは「跡がつかない」といった内容を掲示している商品を選ぶことがポイントです。
また、凸凹の目立つテーブルの材質だとしたら、くっつきにくくなりズレ防止効果が半減してしまいます。
テーブルのタイプをよく確認してから購入するようにしましょう。
テーブルマットの選び方5:抗菌加工済みや耐熱性の高いものを選ぶ
テーブルマットは、抗菌加工や耐熱性のものがおすすめです。
特に小さなお子様がいる場合などは、汚れが気になりますし、抗菌加工なら安心して食事をすることができます。
また、コーヒーやスープの入った食器により跡がついてしまうことがあります。
それは高温でビニール部分が変形することが原因です。
そのようなダメージを防ぐ意味でも、耐熱温度が高くて抗菌加工が施されたものを選ぶことがポイントです。
テーブルマットの選び方6:テーブルマットをオーダーメイドする
テーブルにはさまざまな形状のものがあります。
丸みを帯びたものや一枚板でナチュラルなテーブルなど、規格外で変形タイプのテーブルをお持ちの方もいるでしょう。
もしそのようなタイプのテーブルであれば、オーダーメイドによるテーブルマットを利用するとよいでしょう。
市販されていない、独自のテーブルマットなので貴重性もあります。
その際は、カスタムショップにオーダーすれば理想的なものが作れます。
テーブルマットの選び方7:用途に合わせて選ぶ
テーブルマット選びでは、テーブルをどのような用途で使用するのかによっても変わってきます。
ただテーブルサイズに合ったマットにすればよいという訳ではありません。
テーブルはあくまでも食事用で使用するのか、それとも仕事や作業をするために用いるのかなど、用途に適しているテーブルマットを選ぶと効率的です。
先述したように、厚みのあるもの、ズレ防止が施されたものなど、用途や目的の側面からも選んでみましょう。
テーブルマットの選び方8:汚れにくいテーブルマットを選ぶ
テーブルマットを選ぶ際には、汚れにくい素材や汚れが目立たないものを選ぶという方法もあります。
一般的なテーブルマットの場合、0.05~3mm程厚みの幅があります。
汚れの付着を防ぐのであれば、1.5mm以下のものを選んだほうがよいでしょう。
ただし先述しているように、マットが薄くなればなるほど、耐久性や保護性が低くなります。
汚れを気にするのか、耐久性を気にするのかが分かれ目になるでしょう。
テーブルマットの選び方9:気泡が防げるテーブルマットを選ぶ
テーブルマットを敷くと、テーブルとマットの隙間に気泡が入ることがあります。
気泡が気になる場合には、裏面に細かい凸凹がある「シボ加工」を施しているタイプがおすすめです。
凸凹がテーブルへの密着を防ぐので気泡ができず、見た目もきれいになります。
ただし、シボ加工は透明度が損なわれるので、少しくもって見えるという特徴があります。
その点を考慮したうえで、検討してみましょう。
テーブルマットを使うメリット4つ
透明なテーブルマットを使うことで、どのようなメリットがあるのかよく分からないという方もいるでしょう。
それでは、テーブルマットを使うメリットについて、4つご紹介します。
- 汚れや傷から守ってくれる
- 清潔に使用できる
- 滑り止め効果がある
- テーブルをおしゃれに使える
テーブルマットの良さは、実際に使い始めてみれば分かるでしょう。
テーブルマットを使うメリット1:汚れや傷から守ってくれる
テーブルという家具は毎日使うものなので、知らないうちに汚れたり傷がついてしまいます。
そこで、テーブルマットを敷いておくことによって、印刷物の文字が写ったり、カッターなど鋭利なものによる細かい傷から防いでくれる役目を果たします。
テーブルマットを使うメリット2:清潔に使用できる
テーブルマットを敷くと、テーブルやテーブルクロスを清潔に保てます。
布製のテーブルクロスを使って、おしゃれな雰囲気を演出している方も多いでしょう。
しかし、食べこぼしなどのちょっとしたことで、台無しになってしまう場合もあります。
そこで、テーブルクロスの上にテーブルマットを敷くことで、テーブル全体を保護するというメリットが生まれます。
テーブルマットを使うメリット3:滑り止め効果がある
テーブルマットの種類の中には、滑り止め加工が施されている商品があります。
特に、テーブルの上で書き物をする習慣がある方にとっては、用紙が滑って書きづらいという状態を防いでくれます。
また、テーブルクロスは適度な弾力性があるので、印鑑捺印などの際に下敷き代わりになります。
他にもマウスパッド代わりにもなり、一定の作業をするのに重宝します。
テーブルマットを使うメリット4:テーブルをおしゃれに使える
テーブルマット使うことで、おしゃれなテーブル周りにすることができます。
テーブルランナーと呼ばれている長方形の敷き物を追加して、気ままにアレンジするのもおすすめでしょう。
いつも同じ柄やデザインでは飽きてしまうという場合、あるいは特別なお客さんが来られた際には、テーブルランナーの上にテーブルマットを敷いてコーディネートが楽しめます。
テーブルマットを使うときに気をつけること
テーブルマットには、使うときに気をつけることが2つあります。
- 汚れを放置しない
- ゴム類の食器や置物には注意
素材がビニール製なので、その扱い方やメンテナンスといった点が主なものです。
また、何かの拍子でひっかかってずれることもあり得ます。
それでは、具体的にご紹介します。
汚れを放置しない
テーブルマットを使用する際には、汚れをそのままにしておかないよう気をつけましょう。
染色作用のある汚れが付着することもあり得ます。
そのような際に、長時間放置してしまうと取れなくなってしまうからです。
またテーブルマットはビニール製なので、洗濯機での洗浄やアイロン掛けなどはできないので、日ごろのお手入れにも注意が必要です。
ゴム類の食器や置物には注意
テーブルマットを使用する際は、ゴム類の食器や置物にも注意しておきましょう。
そのような食器類は、長時間置いたままにすると変色する可能性があります。
また、テーブルの材質との相性から滑りやすい場合もあります。
その際はテーブルクロスの他に、クロスクリップや滑り止めのシート・シールなどを使うとよいでしょう。
食器類が滑って破損することを防げます。
テーブルマットを上手に活用しよう
今使っているテーブルを保護したい場合、あるいは新規で購入しようというのであれば、テーブルマットを購入することをおすすめします。
まずは自分で好みのものを選んで、実際に使ってみるのがよいでしょう。
特に小さなお子様がいるご家庭なら、テーブルはすぐに汚れてしまいます。
後回しにせず、早目に購入して試してみてはいかがでしょうか。