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2019/03/31

ピン札(新札)はどこで交換する?両替方法と手数料を徹底調査!

お祝い事でご祝儀を包む時やお年玉など、ピン札が必要になる機会があった時、どうしていますか?
準備しようと思っていて当日まで忘れていた、どこで手に入るかわからないという方、必見です。

ここでは、ピン札(新札)に交換できる場所や、交換する方法、交換にかかる手数料などをご紹介します。

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ピン札とは?

ピン札とは?

ピン札というと、どんなお札を思い浮かべますか?
多くの方は、結婚式のときにご祝儀袋に包む新しいお札をイメージするのではないでしょうか。

ピン札というのは、ピンと張ったお札のことを表現したものです。
さらに言うと、単に折り目が付いていないお札のことも、ピン札と呼ぶ場合があるようです。

ピン札と同じような言葉に「新札(しんさつ)」がありますが、これはまだ使っていない未使用のお札のことを指します。
銀行に行くと、「新券(しんけん)」と呼んだりもします。

お札は正式名称を「日本銀行券」というので新券と呼ぶんですね。
銀行で新しいお札と交換するときには「新券にしてください」と表現します。

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ピン札が必要になるシーン

ピン札が必要になるシーン

ピン札が必要になるシーンはお祝い事が筆頭ですが、他には、おけいこ事の月謝お年玉などがあります。

また、引っ越しの際などに心づけとして業者の方に渡すお金も、ピン札をおすすめします。
心づけを渡す習慣が無かったり、引っ越し業者によっては受け取らないように会社として決めているところもあるようですが、受け取ってもらえるような状況であればピン札の心づけを用意しましょう。

お渡しするのは引っ越し作業の完了後ではなく、作業開始前のほうがおすすめです。
作業前にお渡ししたほうが作業する方のやる気もでますし、しっかりと作業してもらえます。

御餞別でお金を包む時も、ピン札が良いでしょう。
お別れを待ち望んでいたと考えられる場合もありますが、お世話になった方に感謝を気持ちを込めてお渡しするものですので、古いお札を包むよりは、敬意を表してピン札を準備するのが妥当です。

他にも、立て替えてもらった分を後から支払うといった具合にお金を渡す機会があるときには、特に目上の方へお渡しするお札の場合には、ピン札にしておいたほうが無難です。
折れ曲がったヨレヨレのお札をそのまま渡すのではなく、きれいな封筒に入れておくとより丁寧な印象になりますよ。

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ピン札に交換する方法と手数料

ピン札の交換方法

ピン札を準備するのを忘れていたときでも、焦る必要はありません。
ピン札に交換する方法は色々あります。

ここからは、具体的にピン札に交換できる場所や手数料などを詳しくご紹介していきます。

  1. 銀行で両替する
  2. 郵便局で交換してもらう
  3. 同じ式に列席する知人に聞いてみる
  4. カードで引き出す
  5. 会場で交換してもらう
  6. お店のレジに交換をお願いしてみる
  7. 自分の家を探す
  8. ご近所に聞いてみる

ピン札に交換する方法と手数料①:銀行で両替する

ピン札を手に入れるには、銀行で交換するのが最も確実な方法です。
平日、銀行の営業時間内に銀行に出向くことが可能なら、銀行で交換してもらうのをおすすめします。

手数料は、その銀行に口座を持っている方なら窓口では手数料は324円、両替機では1日につき1回目は無料、2回目以降は200円の銀行が多いようです。
利用する金融機関によって異なりますので、交換の際には事前に手数料の確認をしましょう。

銀行の営業時間は平日の午前9時から午後3時までです。
昼休みなどを利用してなるべく銀行に行って交換できるようにするのがおすすめです。

一部の銀行では、土日に窓口の営業を行っている店舗もあります。
自分がその銀行の口座を持っていれば手数料無料で扱ってくれる店舗もありますので、土日営業の店舗を普段から確認しておくと良いでしょう。

ただし土日に営業している店舗でも両替や預金以外の業務は行っていないこともありますので、ついでに銀行の用事を済ませたいと考えている方は、目的の業務の営業状況を確認することをおすすめします。

ピン札に交換する方法と手数料②:郵便局で交換してもらう

郵便局は両替業務を行っていないので基本的には受付不可ですが、サービスの一環で受け付けてくれる場合があります。
その場合の手数料は0円です。

特に年末は、お年玉のためにピン札を用意しておきたいという希望が多いので、その要望に応えるために新しいお札を準備しておく郵便局も多いようです。
その他の場合でも、郵便局によっては対応可能なところもあるようですが、全ての郵便局の窓口で出来るわけではありませんので、まずは最寄りの郵便局に前もって問い合わせておきましょう。

地方では、銀行よりも郵便局のほうが件数が多く、より地域に根付いたサービスを行っているところも多いので、ピン札と交換してくれる可能性が高いと言えるでしょう。
営業時間は午前9時から午後5時まで、貯金の窓口は午後4時までですので、なるべく午後4時までに窓口で聞いてみることをおすすめします。

銀行と違って、郵便局は業務外でピン札と交換してくれているので、たとえ土日に営業している店舗であっても、郵便局では土日にピン札への交換はできません。

ピン札に交換する方法と手数料③:同じ式に列席する知人に聞いてみる

結婚式でピン札が必要な場合に有効な方法です。
同じ式・披露宴に出席する人なら、同様にピン札を用意しているはずです。

中には、二次会やその他の事態のために多めに手元に置いている方がいる可能性があります。
聞けるような間柄であれば、交換してもらえないか聞いてみる価値はあります。

その人は、わざわざ銀行に出向いて事前に新しいお札を準備しているのですから、もし交換してもらえる場合はしっかりとお礼を述べましょう。

ピン札に交換する方法と手数料④:カードで引き出す

どうしても必要な場合にしかおすすめしませんが、クレジットカードでキャッシングしたお金の中にピン札を探すという手段もひとつの方法として挙げられます。
カード会社によっては、初回の利用に限り1か月間の金利0円としているところもありますので、こういったサービスを利用しましょう。

カード会社のキャッシングは、コンビニのATMで引き出しが可能で、手数料0円のところもあります。
自分が持っているカード会社のキャッシングについて調べてみましょう。

キャッシングする場合には、手数料以外に金利がかかりますので注意が必要です。
1か月間の金利が無料のサービスを利用する場合には、1か月以内に返済手続きを行うのを忘れずに。

また、カードでのキャッシングをすると、そのぶん日常的に利用しているお買い物に使える額が減ります。
キャッシングとお買い物に使う合計の額が利用可能枠として設定されていますので、キャッシングしてその枠を超えてしまうとお買い物にカードを使うことができません。

返済のタイミングと利用可能枠に注意して、思わぬ事態にならないように気を付けましょう。

ピン札に交換する方法と手数料⑤:会場で交換してもらう

結婚式の会場では、「ピン札を用意し忘れた」といった急な事情に対応するために新札を用意してくれている場合があります。
結婚式・披露宴をメインで行っている会場は特にこういった対応に慣れているでしょうから、問い合わせてみるのが有効です。

手数料は0円のところがほとんどですが、交換の前に確認しておくと良いでしょう。
会場でも規模の小さいところや、結婚式・披露宴を行う頻度の少ない会場では準備の無い場合もありますので、会場に着いてからではなく前もって問い合わせておくほうが確実です。

ピン札に交換する方法と手数料⑥:お店のレジにお願いしてみる

どうしてもピン札が必要になってしまった場合の緊急対応策として、最寄りのコンビニやスーパーなどで、レジにピン札が無いか聞いてみるという方法もあります。
新札ではなく、それに近いピン札でも良ければ交換してもらえる可能性があります。

ショッピングモールなどの場合はサービスカウンターに尋ねてみる方法もあります。
忙しい時間は迷惑になるので、手があくタイミングを見て声掛けしてみましょう。

また、ギフト専門店や、贈答品売り場・ランドセルや学習机を扱う販売スペースなど、まとまった金額を銀行から引き出してきて支払いに使う機会の多い売り場は、ピン札を受け取ることが多い可能性があります。
食品売り場や雑貨売り場よりもピン札に交換してもらえるチャンスが高いといえます。

ピン札に交換する方法と手数料⑦:自分の家で探す

財布の中に無くても、生活費としてとってあるお金などの中にピン札がまぎれている可能性があります。
家族にも財布にピン札が入っていないか聞いてみましょう。

また、お金を引き出したりおつりとしてもらったお金の中にピン札が入っていた場合には、使わずに数枚とっておく習慣をつけておくと便利です。
いざという時のために千円札と一万円札を数枚、自宅に保管しておくと良いでしょう。

ピン札に交換する方法と手数料⑧:ご近所に聞いてみる

自分や家族に聞いても無かった場合、ご近所さんに聞いてみるという方法もあります。
ある程度親しくしているご近所の方なら頼みやすいですし、困ったときはお互い様と快く話を聞いてくれるでしょう。

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ピン札に交換するときの注意点

ピン札交換の注意点

ピン札に交換するときの注意点としては2点あります。
ここではご祝儀などお金を包むときに必要なピン札に交換する方法を紹介しましたが、逆にピン札ではだめな場合もあります。

訃報があった際に包む香典などの不祝儀(ぶしゅうぎ)は、「この日のために準備した」と受け取られてしまいますので折り目の無いピン札を使ってはいけません。
もし手元に折り目の無いお札しか無かった場合には、その場で折り目を付けてから不祝儀袋に包みます。

また、ピン札に交換する両替行為は、本来は銀行に手数料を払ってやってもらうものです。
身近にいる人に交換してもらう場合のほとんどは相手の厚意でやってもらえる事ですので、感謝の言葉を忘れないようにしましょう。

お礼の品を用意するまでは必要ありませんが、何かのついでにちょっとしたお菓子をプレゼントしたりして、お礼の気持ちを表現するとより丁寧な印象になりますよ。

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また、冠婚葬祭などの特別な場面だけでなく、日常的なお付き合いのときに知っておくと良いマナー、年中行事についても詳しく掲載されています。

しきたりやマナーは、とっさに必要になったときにすぐには出てこないもの。
手元にあるものをパッと取り出して確認できる本が1冊あると便利ですね。

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ピン札(新札)はどこで交換する?両替方法と手数料を徹底調査!のまとめ

ピン札交換についてまとめ

急にピン札が必要になった、交換するのを忘れていたという時にも役に立つ交換方法や手数料についてご紹介してきました。
日頃の生活ではなかなかピン札が必要になる機会が無いので、交換する方法をいくつか知っておくといざという時に慌てずに済みます。

無理のない方法で準備できるよう、色々な対応手段を考えておきましょう。

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