枕カバーは簡単に手作りできる!
枕カバーは寝ている間に、ずっと肌に触れているものです。
特に顔に触れることもあるので、清潔で肌触りが良いものを使いたいですよね。
洗い替えも含めると複数枚枕カバーを持ちたい方、ぜひお好きな布を見つけてハンドメイドしてみませんか。
枕カバーはミシンで縫うだけなので、初めての方でも挑戦しやすいアイテムです。
また枕は多種多様に発売されているので、形も様々です。
またお子さんは小さい枕を使用するので、普通の枕カバーだと大きくサイズが合わない場合が多いです。
そんな枕にフィットするようなものを、販売しているものから探すことも1つの方法です。
しかしお気に入りの柄布を見つけて、ぴったりサイズの枕カバーを作ってみませんか。
枕カバーにおすすめの生地
枕カバーを作るには、布が必要ですよね。
カバーに最適な記事を紹介します。
- 綿
- ダブルガーゼ
- タオル生地
- 手ぬぐい
- サテン
枕カバーにおすすめの生地①:綿
1つ目に紹介する枕カバーのおすすめ生地は、綿(コットン)です。
綿は一番扱いやすく、ハンドメイドもしやすいので初心者の方には特にオススメです。
綿は肌触りもいいだけでなく、丈夫なので洗濯もしやすいです。
デリケートな生地の場合は、手洗いをすることになりますが、綿なら普通の洗濯機でも気にすることなく洗濯できます。
また肌が弱い方は少しお手入れに気を使いますが、オーガニックコットンの生地を使うのもいいですね。
枕カバーにおすすめの生地②:ダブルガーゼ
2つ目に紹介する枕カバーのおすすめ生地は、ダブルガーゼ素材です。
綿に比べて、少し手入れに気を使いますが、肌触りはとても良くなります。
またダブルガーゼであれば、暖かくなるので冬場には使いたくなる枕カバーですね。
またお子さん用にもオススメです。
体温が高い子供は汗をかきやすく、また肌も大人に比べて弱いです。
そんな子供用の枕カバーには、吸水性も肌触りもいいガーゼが適していると言えますね。
枕カバーにおすすめの生地③:タオル生地
3つ目に紹介する枕カバーのおすすめ生地は、タオル生地になります。
タオルは誰もが知っているとおり、吸水性が抜群ですよね。
夏はどうしても寝ている間も汗をかきます。
そんな時に、是非使用した素材と言えますね。
また吸水性に優れているだけでなく、気軽に洗濯機で洗えますよね。
洗い替えにはぴったりな素材です。
タオルの中でも肌触りの良いものを選べば、顔に当たってチクチクすることはないので、肌が弱い女性やお子さんでも使うことができますよ。
枕カバーにおすすめの生地④:手ぬぐい
4つ目に紹介する枕カバーのおすすめ生地は、手ぬぐいになります。
手ぬぐいは木綿の平織り布で、古来より使われているものです。
水をぬぐったり、お風呂で体を洗ったりするのに使っていたものですから、吸水性に優れていますね。
また最近は、手ぬぐいは色々な柄が販売されています。
サイズが均一で、端が既に処理されている場合が多いので、他の布より扱いやすいです。
100均でも手軽に可愛い柄が購入できるので、気軽に挑戦できるのも嬉しいポイントですね。
枕カバーにおすすめの生地⑤:サテン
5つ目に紹介する枕カバーのおすすめ生地は、サテン生地になります。
サテン生地は光沢があり、高級感のある素材です。
布団カバーやインテリアとの相性がいいものを選ぼうと思ったとき、綿やガーゼ素材だと合わない場合もありますよね。
そんなときはサテン生地の中でも、綿サテン生地やシルクサテン生地がオススメです。
ただサテン生地はドレスに、多く使われる素材です。
そのため肌触りはいいですが、洗う時にとても気を遣うことになります。
また吸水性もあまりよくないため、綿などとの混合生地を使うことをオススメしますよ。
枕カバーのサイズはどのくらいがいい?
枕カバーを作ろうと思った場合、まずは布を用意しますよね。
では布を購入するために、どれくらいの長さを購入した方がいいのでしょうか。
まずはカバーが欲しい、枕のサイズを測りましょう。
枕をすっぽり包み込むサイズの場合、以下の通りとなります。
- 布の縦サイズ:枕の縦
- 布の横サイズ:枕の横×2倍+15㎝程度
このサイズに縫い代を2~4㎝程度足したものを用意してくださいね。
この15㎝程度用意した部分は、布を重ねる部分です。
ファスナーを使わない場合は、布をかぶせて枕が抜けないようにします。
そのために15㎝程度必要になりますので、布を用意するときに忘れないようにしてくださいね。
また枕のサイズを測るときは、厚みに注意してください。
面のみを測るのではなく、メジャーを使って枕をぐるっと1周させて測りましょう。
そのサイズを2で割ったものを、枕のサイズとして使ってください。
枕は厚みがあるので、面のみのサイズではカバーに枕が入らなくなりますよ。
また上記のサイズは枕がおおむね、ぴったり入るサイズです。
もし枕よりゆったりとした、大きいサイズの枕カバーが欲しい場合は、少しサイズを大きくしてくださいね。
ファスナーなしで作れる超簡単枕カバーの作り方
では、好きな布を準備したら枕カバーを実際に作りましょう。
ここでは簡単な枕カバーの作り方を紹介します。
- 材料を準備する
- 布の準備をする
- 布の端を処理する
- 縫い合わせる
- 枕を装着する
ファスナーなし枕カバーの作り方①:材料を準備する
1つ目の作り方の行程は、材料の準備です。
枕カバーを作るのに必要な材料を用意しましょう。
必要な材料は、以下の通りです。
- お好みの布
- ミシン糸
布は、上記で書いたものの中から、好みのものを選んでくださいね。
なお布を用意するときは、タグを確認してください。
布によっては混合しているものの素材によって、洗濯機にかけるのがダメな場合があります。
洗濯の表示を見て、洗濯機にかけられるか確認してくださいね。
なお材料のほかに、ミシンとアイロンを用意してくださいね。
ファスナーなし枕カバーの作り方②:布の準備をする
2つ目の作り方の行程は、布の準備です。
布は購入するとき、お店の人はざっくりとしたサイズでカットします。
いくら1m欲しいといっても、少し余分にカットしている場合が多いです。
そのため、きちんとサイズに合わせてカットしなおしてくださいね。
また余裕があれば、布は一度水通しをすることをおススメします。
布によっては、洗ったら縮む場合があります。
その場合、ぴったりサイズで縫うと枕を入れるのが大変になります。
最悪の場合、入らなくなる場合があります。
そのため一度、水通しをし、アイロンをかけて、布目を整えてからサイズを測るとより失敗が少なくなりますよ。
ファスナーなし枕カバーの作り方③:布の端を処理する
3つ目の作り方の行程は、布の端の処理になります。
これは布を扱う場合、必須の作業とも言えますね。
まず長い方をロックミシン、またはジグザグミシンをかけます。
長い方はひっくり返すことがなければ、表に出ることはありません。
もし布があまりほつれないような素材であれば、この作業は不要です。
次に短い方は、1㎝程度の幅で三つ折りにして縫ってください。
三つ折りにしたら一度、アイロンをかけておくとミシンで縫いやすいですよ。
ファスナーなし枕カバーの作り方④:縫い合わせる
4つ目の作り方の行程は、布を縫い合わせていきます。
まず布を、表面を上にして、机に置きます。
次に端を15㎝程度折り曲げ、表面を合せます。
この重ねた部分が、枕が抜け落ちないよう重ねる部分になります。
反対の端を折り曲げた端に合わせるように、2つ折りにします。
ズレないように、まち針等で動かなうように止めて、端を長い方の端を直線で縫い合わせます。
入り口部分については、折返し縫っておいてくださいね。
枕を入れたりするときに、力がかかりますのでほつれやすい場所になります。
何度か繰り返し縫っておくと、補強されほつれにくくなりますので縫っておくことをおススメします。
あとは糸を始末して、枕カバーを表に返してください。
ファスナーなし枕カバーの作り方⑤:枕を装着する
5つ目の作り方の行程は、枕の装着です。
これは説明するまでもありませんが、枕を入れるだけ。
枕カバーに入れたら、枕に布が重なっている部分をかぶせるようにするだけです。
これで枕が抜けることはありませんよ。
このように布が重なる部分を作っておけば、ファスナーなどを使わずに枕カバーを作ることができます。
ぜひ挑戦してみてくださいね。
詳しい作り方はこちらのサイトをご覧ください。
ファスナー付き枕カバーの作り方
枕を出し入れする場合、ファスナーがあると便利ですよね。
ここではファスナー付きの枕カバーの作り方を紹介します。
- 材料を準備する
- 布の準備をする
- 布の端を処理する
- ファスナーを縫い付ける
- 布を縫い合わせる
ファスナー付き枕カバーの作り方①:材料を準備する
1つ目の作り方の行程は、材料の準備です。
枕カバーを作るのに必要な材料を用意しましょう。
必要な材料は、以下の通りです。
- お好みの布
- ミシン糸
- ファスナー
布は、上記で書いたものの中から、好みのものを選んでくださいね。
なお布を用意するときは、タグを確認してください。
布によっては混合しているものの素材によって、洗濯機にかけるのがダメな場合があります。
洗濯の表示を見て、洗濯機にかけられるか確認してくださいね。
ファスナー付き枕カバーの作り方②:布の準備をする
2つ目の作り方の行程は、布の準備です。
布は購入するとき、お店の人はざっくりとしたサイズでカットします。
いくら1m欲しいといっても、少し余分にカットしている場合が多いです。
そのため、きちんとサイズに合わせてカットしなおしてくださいね。
生地は長いままではなく、2枚にして用意してくださいね。
その方がファスナーを付ける作業がやりやすいですよ。
また余裕があれば、布は一度水通しをすることをおススメします。
布によっては、洗ったら縮む場合があります。
その場合、ぴったりサイズで縫うと枕を入れるのが大変になります。
最悪の場合、入らなくなる場合があります。
そのため一度、水通しをし、アイロンをかけて、布目を整えてからサイズを測るとより失敗が少なくなりますよ。
ファスナー付き枕カバーの作り方③:布の端を処理する
3つ目の作り方の行程は、布の端の処理になります。
これは布を扱う場合、必須の作業とも言えますね。
布の端をロックミシン、またはジグザグミシンをかけます。
ひっくり返すことがなければ、表に出ることはありません。
もし布があまりほつれないような素材であれば、この作業は不要ですよ。
ファスナー付き枕カバーの作り方④:ファスナーを縫い付ける
4つ目の作り方の行程は、ファスナーを縫い付ける作業です。
まずは、布の縫い代部分を折り曲げます。
布を表合わせにして、縫い代部分を2㎝程度縫い合わせます。
縫い合わせた部分を縫い代に合わせて開き、一度アイロンをかけて、しっかり折り目を付けます。
次にファスナーを縫い合わせた位置に合わせて、置きます。
置くときはアジャスターが布から出るように、置いてくださいね。
ファスナーが動かないように、まち針で止めておきます。
あとはファスナーを四角く、ミシンで縫い合わせます。
端の部分は、力がかかるので繰り返し縫い合わせておくと補強されますよ。
ファスナー付き枕カバーの作り方⑤:布を縫い合わせる
5つ目の作り方の行程は、布を縫う工程です。
ファスナーを縫い合わせた部分以外の場所を縫っていきますよ。
このとき、ファスナーは開いておいてくださいね。
生地を表合わせにして、ズレないようにまち針で止めておきます。
あとは3辺をミシンで縫うだけ!
ファスナー部分から、表に返して完成です。
詳しい作り方はこちらのサイトをご覧ください。
枕カバーの作り方のポイント
枕カバーの作り方を二通り紹介しましたが、初めて作業をする方には不安が多いですよね。
ここでは枕カバーを作るにあたってのポイントを紹介します。
- 布の選び方
- 枕のサイズの測り方
- ファスナーを使う場合
枕カバーの作り方のポイント①:布の選び方
1つ目の枕カバーの作り方のポイントは、布の選び方です。
「布の選び方」でオススメの生地について、紹介しました。
その中でも触れましたが、布はまず洗えることが第一です。
布の購入をする際は、布の洗濯表示を確認してくださいね。
枕カバーが洗えないのでは、とても使い勝手が悪くなりますよ。
簡単に言えば、布は洗うことができれば基本的には可能です。
しかし枕カバーを作るのに不向きな素材もあります。
フリースは暖かいので、冬場ように使いたくなる素材かもしれませんがオススメしません。
フリースは静電気が発生しやすいため、寝ている間に髪で静電気が発生するので起きたときに大変な状態になります。
また汗を吸収しづらいので、寝汗を吸うことがないため寝心地が悪くなりますよ。
枕カバーの作り方のポイント②:枕のサイズの測り方
2つ目の枕カバーの作り方のポイントは、枕のサイズの測り方についてです。
枕のサイズは、さまざまで厚みもさまざまです。
また厚みも一定ではないものも多く、端が厚くなっているものなどを使っている方も多いのではないでしょうか。
その場合、測る場所を間違えると枕が入らなくなる可能性があります。
厚みが変わっているような枕のカバーを作る場合は、一番厚みがある場所でサイズを測りましょう。
また測る際は、枕の面のみを図るのではなく枕の周囲を測るようにしてくださいね。
厚みはつぶすことなく、優しくメジャーを当ててくださいね。
厚みがある枕の場合は、測ったサイズには縫い代とは別に2~3㎝足すことをおススメします。
枕とぴったりサイズでカバーを作りたい場合でも、2~3㎝は足してくださいね。
ぴったりサイズだと、枕の出し入れが大変ですよ。
枕カバーの作り方のポイント③:ファスナーを使う場合
2つ目の枕カバーの作り方のポイントは、ファスナーを使う場合です。
ファスナーを使う枕カバーの作り方を紹介しましたが、これを使う場合は注意が必要です。
枕を入れて使おうとした場合、ファスナーが枕の横にきます。
ファスナーは金具ですので、顔に当たってけがをする可能性が拭えません。
またアジャスター部分が寝ている間に、目に当たってしまうこともあります。
上向きで寝る人でも顔に当たらず、髪が引っかかる場合も。
特にお子さん用の枕カバーを作る場合は、ファスナー以外の方法で作ることをオススメします。
もしファスナーで作る場合は、枕の下にファスナーが来るように置いてくださいね。
抱き枕カバーの作り方も基本は同じ
枕カバーは、直線で縫うので初心者の方でも簡単に作れると、紹介をしてきました。
枕カバーが作ることができれば、抱き枕カバーを作ることもできますよ。
抱き枕カバーも基本的には、作る方法は一緒です。
作る際は抱き枕カバーのサイズを測って、購入する布のサイズに注意してくださいね。
また抱き枕カバーを作る場合も選ぶ生地は、一緒です。
使い方にもよりますが、汗を吸収するもの、肌触りがいいもの、好みに合わせて選んでくださいね。
なお察しが付く方もいるかもしれませんが、枕カバーが作れればクッションカバーも同様に作ることができます。
クッションカバーを作る際は、クッションがパンパンになるよう、ギリギリのサイズで作ることをオススメします。
パンパンの状態で作れば、クッションの綿を適度に潰すことなく使うことができます。
ぜひ枕カバーの応用で、抱き枕カバーやクッションカバーも作ってみてくださいね。
おすすめの枕カバー
枕カバーに、高品質の今治タオルはいかがでしょうか。
今治タオルブランドの高い品質を保っていますが、ダブルよりさらに重ねた5重ガーゼで肌触りがいいので肌が弱い方でも安心して使用できます。
ガーゼで出来ているため、肌触りがいいだけでなく吸水性もあります。
四季を問わず使うことができますので、いつでも快適に使うことができますよ。
色合いがシックなため、落ち着いた寝室などにオススメです。
セットでガーゼケットも購入できますので、購入する際は一緒に検討してみてはいかがでしょうか。
枕カバーの作り方で快適な睡眠を得る
枕は良質な睡眠をとることができるか、に一役買っている大事な寝具です。
その枕を包み込む枕カバーももちろん大事なもの。
快適な睡眠のために、枕をこだわっているのであれば、枕カバーも一緒にこだわってみてはいかがでしょうか。
ハンドメイドであれば、自分の好きな柄が選べるだけでなく、肌触りや吸水性などカスタマイズし放題です。
ぜひ簡単に作ることができますので、枕カバーを作ってみてくださいね。