初めてでも帽子を手作りできる?
帽子は、ランチョンマットやトートバックのように、一定の形ではないため、初心者でも作れるのか心配になりますよね。
確かに、形によっては作る工程が多く、複雑になっているものもあります。
しかし、初心者の方でも帽子を作ることは可能です!
なぜなら、帽子を作るのに必要なのは、布とミシン、これだけです。
特別な道具は必要ないため、一から道具をそろえるようなものに比べて取り組みやすいと言えます。
また簡単なものは、簡単なものは手ぬぐいや端切れを使って作ることができます。
帽子は使う布の量も少ないため、100均で購入する材料でとってもかわいい帽子が作れますよ。
帽子にはいろいろな形がある
では、そもそも帽子と一口に言っても、どのような形があるのでしょうか。
ここでは帽子の種類について、紹介します。
- ベースボールキャップ
- ベレー帽
- キャスケット
- カンカン帽
- クロッシェ
- バケットハット
- キャペリン
- ニット帽
①:ベースボールキャップ
1つ目に紹介する帽子は、ベースボールキャップです。
帽子と聞いて、最初にこの帽子を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
丸い形で、前だけツバがついたもの。
脱げにくいこの帽子は、野球を含むスポーツでも良く使われていますよね。
もともとは野球が労働者の遊びとして流行していた時代に、仕事着のまま遊んでいたことに由来しています。
時代の流れの中で基本はそのままに、リメイクされながらファッションのアクセントとして楽しまれてきた、帽子の一つです。
②:ベレー帽
2つ目に紹介する帽子は、ベレー帽です。
芸術家の方の中でも、画家が被っているイメージの帽子ですね。
丸い形がかわいらしく、ツバや縫い目が見えないのが特徴です。
古代より風や日よけとして、用いられておりスペイン地方の名前が由来して、ベレー帽という名前になっています。
ベレー帽は素材や被り方によって、幅広い年代の方が使うことができる万能帽子とも言えますね。
③:キャスケット
3つ目に紹介する帽子は、キャスケットです。
名前だけだと聞きなれないかもしれませんが、小顔効果がある帽子として女性に人気の形です。
トップにボリュームがある形のため、顔より帽子に目が行くことや帽子との比較で小顔効果があるということですね。
元々は、新聞記者の方が使用していた帽子の形で、「ニュースボーイキャップ」という別名もあります。
ツバの長さが短いのが特徴ですが、最近では日よけのため少し長めのデザインも多く販売されています。
④:カンカン帽
4つ目に紹介する帽子は、カンカン帽です。
麦わら帽子と言ってこれを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。
カンカン帽の特徴は、水平についたツバと頭頂部が平らであることです。
昔はこの頭頂部が平らであったところを、ノリやニスで固めていたため、叩くと音がしそうであることからこの名前になったそうです。
10年ほど前に、女性のファッションとして流行してから、夏の定番帽子としてリボンがついているもの等が多く販売されています。
しかし元々は男性用の帽子として、明治時代に生まれたもので和服との相性もぴったりですよ。
⑤:クロッシェ
5つ目に紹介する帽子は、クロッシェという帽子です。
女性用の帽子として大正時代に出てきた形の帽子ですね。
クロッシェという聞きなれない名前は、釣鐘という意味だそうです。
これは形が釣鐘のようだから、という名前のごとく、深くかぶりツバが短く下向きであることが特徴です。
生地を温かみのある素材で作れば、モダンガールのようなファッションを楽しめますよ。
⑥:バケットハット
6つ目に紹介する帽子は、バケットハットです。
よくアウトドアに行く方はお持ちかもしれませんね。
いわゆるバケツを逆さにしたような形と言われていて、名前の由来にもなっています。
特徴としてツバが短く、下向き気味になっています。
やわらかい生地で作られていることが多いため持ち運びやすく、かつリバーシブルで使えるようなデザインがあることも特徴です。
その便利さからどの世代にも人気がある、帽子の一つですね。
⑦:キャペリン
7つ目に紹介する帽子は、キャペリンです。
このキャペリンという名前の帽子は聞きなれないかと思います。
この名前は、ツバが広い帽子の総称で一つの帽子を指しているわけではありません。
今では「女優帽」という名前のほうがしっくりくるかもしれませんね。
ツバが広いことから、日よけとして用いることや花やコサージュをたくさん飾って豪華にして使うことが多いです。
そのため女性用の帽子の中でも、夏場に人気が高い帽子ですね。
⑧:ニット帽
8つ目に紹介する帽子は、ニット帽です。
ニットで出来ている帽子は暖かく、冬場に大活躍する帽子の一つですね。
一口にニット帽と言っても、折返しがついているもの、ボンボンがついているものなど形はさまざまです。
男性でも女性でも使うことができるので、ユニセックスデザインでもありますね。
ちなみにニット帽とは、毛糸で出来た帽子の総称なので実際には更に細かい分類があります。
しかし、ニット帽の総称で呼ばれることも多いのも事実ですね。
手作り帽子におすすめの形は?
帽子は初めて挑戦する、そもそもハンドメイドが初めて、という方には、どれから作り始めたらいいのかわからないですよね。
そもそも帽子は紹介したとおり、色々な形があります。
さまざまな形プラスアレンジもさまざまで、それに伴って作り方もパターンが数多くあります。
では、その中で手作りするのにオススメなのは、どのような形でしょうか。
初めての方には、チューリップハットやニット帽をオススメします。
理由としては、比較的、簡単に作成できるためです。
チューリップハットは、簡単な作り方であれば手ぬぐい1枚で作ることができます。
カットした何枚もの布を組み合わせる、ということもなく作ることができるため、初心者の方に特にオススメですね。
またニット帽は、毛糸で編んでいきますが、編み物初心者の方でも大丈夫です。
かぎ針や棒針などを使わずとも、手で編むことが出来る方法もあります。
帽子くらいのサイズであれば、編み物でもすぐに完成するのでオススメですよ。
帽子づくりに必要な材料
では、帽子を作ってみようかな、と思った方。
特別な道具を揃える必要があるのか、心配になりますよね。
帽子を作るために必要な基本的な材料は、以下の通りです。
- 布(表地)
- 布(裏地)
- 接着芯(極薄)
布は、どの帽子を作るにも必要な物ですよね。
接着芯は帽子の形を決めるために、必要な物です。
布だけの場合、どんなに垂直に立ち上がるように作成をしても、布である以上限界があります。
形をキープするために使う接着芯ですが、折りたたんでコンパクトに持ち歩きたい、という場合には不要になります。
また帽子によっては基本の材料にプラスして、ゴムやリボンなどを使ってくださいね。
なお帽子を作るために必要な道具は、ミシンやミシン糸、はさみ等が必要になります。
特にミシン糸は作る布の色に合わせて、用意してくださいね。
帽子の型紙ってやっぱり必要?
帽子を作る場合、フリーハンドで作ることはできるのでしょうか。
結論は、フリーハンドで作ることは難しいです。
帽子は1枚の布で作ることができる形もありますが、多くは複数の布を組み合わせて作ります。
そのため基本的には帽子を作るためには、型紙が必要になるということですね。
また頭のサイズによって、帽子のサイズは変わりますよね。
特に子供は頭のサイズが大きく異なり、同じ年齢でも変わることも多いです。
そのため自分に合う帽子を作りたい、という場合は型紙から作ることがベストです。
しかし、なかなか初めての方が型紙から作ることは、難しいです。
最初はフリーのレシピサイトや販売されている本の型紙を参考に、帽子を作ってみることをオススメします。
フェルトで作る簡単帽子の作り方
布の中でも、扱いやすいフェルトでなら帽子が簡単に作れそうですよね。
ここではフェルトで作るベレー帽の作り方を紹介します。
- 材料を揃える
- フェルトをカットする
- フェルトを縫う
- ゴムを付ける
- 仕上げ
①:材料を揃える
1つ目の帽子の作り方は、材料を揃えることです。
これは基本中の基本ですね。
ここではフェルトで作るベレー帽の作り方を紹介します。
必要な材料は以下の通りです。
- フェルト
- 平ゴム
たったこれだけです。
フェルトや平ゴムは100均で購入する物で大丈夫ですよ。
また道具は、針やはさみを用意してくださいね。
ミシンをお持ちでしたら、ミシンで作った方が早くできますし、縫い目も綺麗に仕上がりますよ。
②:フェルトをカットする
2つ目の帽子の作り方は、フェルトをカットすることです。
ベレー帽といえば、丸い形ですよね。
その丸い形にフェルトをカットしていきます。
サイズですが、子供用の帽子サイズ50で26cm程度の直径が基本となります。
ベレー帽はゴムである程度は調節が可能なため、サイズに神経質にならなくても大丈夫ですよ。
ただ大人用を作りたい場合は、大きくサイズが変わりますので注意してくださいね。
この26cmの丸い形を2枚カットします。
そのうち1枚は、真ん中をカットしていきます。
外周から5cm程度内側のところを丸くカットし、5cm幅のドーナツ状にしてくださいね。
もし17cm程度のお皿があれば、それで円を描いてカットしてもOKですよ。
なおくりぬいたフェルトから、1cm×2cmの長方形を切り抜いてください。
これはベレー帽の上に、ちょこんと立っている部分になります。
③:フェルトを縫う
3つ目の帽子の作り方は、フェルトを縫っていきます。
2つ目の作り方でカットしたフェルトを、縫い合わせていく作業になります。
丸い形にカットしたフェルトを、ドーナツ上のものを上に重ねます。
重ねたフェルトを、端から1cm程度の場所を、ぐるっと1周分縫い合わせます。
次に外側を少しだけ、切り込みを入れていきます。
切り込みを入れるときは、先ほど縫った部分を切らないように注意してくださいね。
この切り込みは少し細かい間隔で、数カ所入れてくださいね。
切り込みを入れることで、形が綺麗に丸く仕上がりますよ。
④:ゴムを付ける
4つ目の帽子の作り方は、ゴムを付ける作業です。
このゴムで帽子のサイズ調整を行っていきますよ。
まず帽子を被る子供の頭に、ゴムを巻いてみてサイズを測ります。
このときに帽子をどのような形で被るかで、サイズが変わります。
締め付けられるのが苦手な場合は、頭より少しゆとりを持たせたサイズにカットします。
しっかり落ちないように、頭に被せたい場合はゴムを少し引っ張りながらサイズを測ってくださいね。
ゴムをカットしたら、端を縫い合わせ輪の状態にします。
帽子本体の裏側に、ゴムを縫い付けていきます。
ゴムより本体の方が大きいため、ゴムを伸ばしながら縫い合わせてくださいね。
⑤:仕上げ
5つ目の帽子の作り方は、帽子の仕上げの工程になります。
帽子の上にフェルトを付けていきます。
小さくカットしておいた長方形のパーツを、ベレー帽の真ん中に縫い付けます。
パーツが小さいため、縫い付けるにも限度がありますよね。
少し縫ったら、接着剤で固めておきましょう。
小さいため取れやすくなりますので、目立たないように注意しながら、しっかり接着剤を付けてくださいね。
これで、ベレー帽の完成です!
詳しい作り方はこちらのサイトをご覧ください。
初心者におすすめチューリップハットの作り方
初心者の方にオススメと紹介したチューリップ型の帽子。
ここではその帽子の作り方を紹介します。
- 材料を揃える
- 布を縫い合わせる
- ゴムを通す場所を作る
- 帽子の形を作る
- ゴムを付ける
①:材料を揃える
1つ目の作り方は、材料を揃えることです。
ここではお子さん用のチューリップハットの作り方を紹介しますね。
材料は以下の通りです。
- 手ぬぐい
- 平ゴム
たったこれだけ!
手ぬぐいは100均で購入できる物で大丈夫ですよ。
手ぬぐいの利点は、気軽に洗えることなので、夏場など汗をかく時期でも気兼ねなく使えますね。
また布の端が処理済みなので、作業工程が減るのも嬉しいポイントです。
②:布を縫い合わせる
2つ目の作り方は、布を縫い合わせていく工程です。
まずは布を中表にして半分に、折り重ねます。
動かないようにまち針等で留めて、手ぬぐいの端を1cm程度の縫い代を残して縫い合わせます。
このときに2cm程度、残して縫ってくださいね。
この残した部分にゴムを通していきますよ。
なお手ぬぐいは、正確な長方形になっていない場合があります。
そのときは、長方形に重ねている部分が綺麗に揃うように意識し、布の端は少しずれてしまっても大丈夫ですよ。
③:ゴムを通す場所を作る
3つ目の作り方は、ゴムを通す場所を作っていきます。
端を縫い合わせたら、縫い目が中央に来るように置き直してください。
手ぬぐいの下から、8cm程度を外側へ折り曲げます。
筒状になっているので綺麗に、折り返して、動かないようにまち針で留めておいてくださいね。
なお1つ前の工程で、縫い残しておいた部分は少し開いた状態で縫っていきます。
この部分は特に、丁寧にまち針で留めておいてください。
折り曲げた端を1周分縫い、さらにそこから1.5cm間隔を空けてもう1周、縫い合わせます。
このとき、重ねた状態で裏側の布まで縫ってしまわないように、筒状に開いてミシンで縫ってくださいね。
④:帽子の形を作る
4つ目の作り方は、帽子の形を作っていきます。
3つ目の工程で縫った部分と、反対側を使いますよ。
まず筒状の布を5つに分けて、まち針等で印を付けます。
ここから2本取りの糸で、手縫いしていきますよ。
5つに分けた内の1つのブロックを2~3cm程度の間隔で波縫いしていきます。
1つのブロック分縫ったら、ぎゅーっと絞ってギャザーを作り玉結びで留めてください。
これを全てのブロックで、縫っていきます。
少し面倒ですが、ブロックごとに別々に縫ってくださいね。
5つ縫い終わると、ギャザーを寄せた部分の中心に、少し穴が開いている形になります。
その穴を塞ぐ形で、ギャザーを寄せながらランダムに縫ってください。
針を通すたびに、ぎゅっと絞りながら行うと綺麗に閉じることが出来ますよ。
穴が塞げたら、玉結びして糸を切ります。
方⑤:ゴムを付ける
5つ目の作り方は、ゴムを付けていきます。
3つ目の工程で作った場所へ、ゴムを通していきます。
ゴムが抜けないように注意しながら、1周分ゴムを通します。
ゴムの端は結んで、抜けないようにしてくださいね。
あとは表に返せば、完成です!
詳しい作り方はこちらのサイトをご覧ください。
意外と簡単なバンダナ帽子の作り方
昔から作業をするときなどに重宝されている、バンダナで作る帽子。
ここでは簡単に作れる、バンダナキャップの作り方を紹介します。
- 材料を揃える
- バンダナの端を縫う
- ゴムを通す
- 形作り
- 仕上げ
①:材料を揃える
1つ目の作り方は、材料を揃えることです。
材料を揃える、と言っても100均で十分に揃いますので、安心してくださいね。
必要なものは以下の通りです。
- バンダナ 1枚
- 2.5cm幅のゴム
たったこれだけ!
バンダナは好きな柄を選んでくださいね。
またゴムについては、頭の大きさで変わりますので、作りたいサイズに合わせて用意してください。
大人用で概ね8~10cm程度になりますよ。
②:バンダナの端を縫う
2つ目の作り方は、バンダナの端を処理していきます。
ここで紹介する端を処理する、は通常の布で行う処理とは異なりますよ。
普通の布は、端が切りっぱなしでほつれる可能性があるため、ほつれないように折り込んで処理をします。
しかし基本的に、バンダナの場合は、その端の処理は行われたものが販売されていますよね。
そのためここで行うことは、布の端を太めに折って、ミシンで縫い合わせていきます。
バンダナの上下それぞれを、4cm程度、1回だけ折り込み端を縫い合わせます。
この折った部分が、額上に来るイメージになりますので、曲がったりしないように見栄えよく縫ってくださいね。
③:ゴムを通す
3つ目の作り方は、ゴムを通していきます。
2つ目の工程で、縫ったところを利用していきます。
先ほど縫ったうちの、一方にゴムを通して、両側を抜けないようにミシンで縫い合わせます。
この時にゴムと一緒にバンダナを縫い合わせていくため、バンダナをぎゅっと寄せて縫っていく形になります。
またゴムを通して縫った方が、被った際に後ろにきます。
もしバンダナの柄で向きがある場合は、注意してくださいね。
④:形作り
4つ目の作り方は、バンダナ帽子の形を作っていきますよ。
3つ目の工程で、ゴムを通して縫った横を縫い合わせていきます。
バンダナの横に当たる部分を、山折り谷折りを繰り返して、1辺分をジグザグと折ります。
このときにバンダナの上部分、ゴムを通していない側の布を5mm程、他のジグザグの幅より長くしてください。
ジグザグにした部分を揃えたときに、端部分だけ、少し出るようなイメージですね。
またジグザグの最初と最後が同じ向きになるように、揃えます。
揃えたら、ジグザグ部分をミシンで縫って、ほどけないようにします。
この作業を両サイド行ってくださいね。
⑤:仕上げ
5つ目の作り方は、バンダナ帽子を仕上げていきますよ。
4つ目の工程で縫ったジグザグ部分を、バンダナの内側へひっくり返します。
これで縫い目が全て、バンダナの内側へ隠れるようになりますよね。
あとは形を整えて、完成です!
ゴムを入れているので、脱げたりすることなく被ることが出来ますよ。
詳しい作り方はこちらのサイトをご覧ください。
帽子をきれいに仕上げるポイント
帽子の作り方を紹介しましたが、初めて作る方は不安でいっぱいですよね。
ここでは帽子を、綺麗に仕上げるポイントを紹介します。
- 材料選び
- アイロンの活用
- 型紙のサイズ変更
- ミシンの活用
①:材料選び
1つ目のポイントは、材料を選び方についてです。
帽子の材料となる布について、何でもいいのでは、と思う方も多いはずですね。
しかし帽子に向いている布と、不向きな布があります。
そもそも帽子は、さまざまな用途で被りますが、どの季節でも汗をかくことが想定されますよね。
特にお子さんが使う場合は、気軽に洗濯が出来るような布で作ることをオススメします。
布を購入する際は、洗濯の表示も確認しながら購入してくださいね。
また布によっては、接着芯を使う帽子の作り方があります。
使うと形がしっかりしますが、その分折りたたむのが難しくなります。
コンパクトに持ち歩きたい、など用途に合わせて、使うかどうか決めてくださいね。
②:アイロンの活用
2つ目のポイントは、アイロンを活用することです。
これは布を使ったハンドメイド作品を作る際には、共通で言えることでもありますね。
布は概ね、購入した段階では適当な部分で折り目が付いていることが多いですよね。
そのような折り目は、型紙を写す際、縫う際に邪魔になる存在です。
面倒でも1度アイロンを掛けてから、作業に入ることをオススメします。
また縫い代部分を開く作業がある場合にも、アイロンを活用しましょう。
パーツが多くなると、少し面倒ではありますが、一つ一つ縫い代を開いたらアイロンを掛けてしっかり、開いておきましょう。
それだけで、不要な布の弛みがなくなり、綺麗に仕上がりますよ。
③:型紙のサイズ変更
3つ目のポイントは、型紙のサイズについてです。
ここの紹介でも、型紙が必要な理由について紹介しました。
本やネットを参考にして作成するときに、自分が作りたいサイズが異なる場合がありますよね。
例えば、子供とお揃いで大人用も作ろう、自分にピッタリの帽子を作りたい、という場合がありますよね。
そんなときは型紙の段階で、サイズを変更しましょう。
型紙を縮小または拡大コピーをして、希望のサイズの型紙を作成してから、布のカットを行ってくださいね。
またサイズを変えても縫い代は、元々の幅で大丈夫ですよ。
④:ミシンの活用
4つ目のポイントは、ミシンの活用です。
帽子は、パーツも小さくなる場合が多く、手縫いの方が早く仕上がるのでは、と考えがちです。
しかし1つ目のポイントでも触れましたが、帽子を洗うことを考慮するとミシンをオススメします。
手縫いは、どうしてもミシンに比べて強度が弱くなりますよね。
もし洗濯機を使いたいような場合は、手縫いだとすぐにほつれてしまうことも考えられます。
ミシンが自宅にある方は、ぜひ準備してくださいね。
おすすめの帽子の作り方を紹介している本
帽子は、色々な形があり、布次第で同じ形でも印象が変わりますよね。
オシャレな小物として、いくつも欲しくなるもの。
そんな帽子をハンドメイドするのに、写真で作り方のプロセスを解説してくれている本はいかがでしょうか。
しかも、帽子を作るのに必要な型紙付きです!
嬉しいことに、型紙は3パターンのサイズ展開がありますので、大人用だけでなくお子さんの分をお揃いで作ることができます。
この本を参考に、帽子を作ってみてはいかがでしょうか。
帽子の作り方をマスター
これからの季節、日差しが強くなり帽子が欲しくなる季節ですね。
日よけとして、またファッションのアイテムとして、帽子が活躍します。
帽子は色々な形がありますが、ハンドメイドしやすい形さえ選べば、簡単に作ることができます。
帽子の作り方をマスターすれば、好きな柄で、自分のサイズに合わせて作ることができますよね。
ぜひお気に入りの布を見つけて、素敵な帽子を作ってみてくださいね。