ゆうパックをコンビニから送るメリット
ゆうパックをコンビニから発送するメリットを紹介します。
- 持ち込み割引が適用される
- 発払い(元払い)も着払いもできる
- 現金以外での支払いもできる
- 土日にも発送できる
メリット①:持ち込み割引が適用される
コンビニへ荷物を持ち込むと、条件を満たすことで割引が適用されます。
まずは、持ち込むだけで適用される『持込割引』。
荷物1つにつき120円です。
更に、1年以内に出した先と同一の宛先に出す『同一あて先割引』と、同じあて先へ2個以上同時に出す際の『複数口割引』。
それらは1個につき60円引きとなっています。
同一あて先割引を適用するためには、1年以内に送ったことが分かるゆうパックラベルの控えが必要です。
なお、コンビニで支払う料金は最初から持込割引が適用されているので、120円引かれた金額になっていますよ。
メリット②:発払い(元払い)も着払いもできる
コンビニに置いてある伝票は、発払い(元払い)と、着払いの2種類です。
着払いでも送ることが出来るので、オークションやフリマアプリでの発送にも便利ですね。
メリット③:現金以外での支払いもできる
コンビニは、各種クレジットカードや電子マネーでの支払いが出来ます。
また、Suicaなどの交通系ICカードや、楽天Edy、Apple Payなどに対応していれば、それらでの支払いも可能です。
郵便局から送る場合は現金での支払しか出来ませんが、コンビニの場合は多様な支払い方法を選択出来るので、現金が手元になくても送ることが出来ますね。
メリット④:土日にも発送できる
コンビニ最大のメリットは、基本的に24時間年中無休で営業していること。
郵便局は平日しか窓口が開いていませんし、土日は所定の窓口のみの受付になるので、自宅から不便になる人も多いはず。
コンビニであれば、自分の都合が良いタイミングで発送することが出来るので、とても便利です。
ゆうパックの取り扱いがあるコンビニ
ゆうパックはどのコンビニからでも発送出来るわけではありません。
提携している下記コンビニで取り扱っています。
- ローソン
- ローソンストア100
- ミニストップ
- セイコーマート
ゆうパックを扱っているコンビニ①:ローソン
コンビニ大手のローソンから、ゆうパックを発送出来るんです。
支払いは、クレジットカードや電子決済に対応しています。
ローソンで取り扱っているゆうパックは、縦・横・高さの合計が1.7m以内で、重さが25kg以内のもの。
家電製品などは難しいかもしれませんが、一般的な荷物であれば問題なく送れますね。
Pontaカードでのポイントは貯まりませんが、来店ポイントはもらえますので忘れずに提示しましょう。
ゆうパックを扱っているコンビニ②:ローソンストア100
ローソンストア100とは、ほとんどの商品が税抜き100円という均一価格で販売されているお店のこと。
最近は全国各地に店舗を増やしており、小分けサイズを手軽に買えるお店として人気です。
ローソンストア100からも、ゆうパックを発送することが出来ます。
以前は福岡県内のみの取扱でしたが、今は全国のローソンストアからゆうパックを送れますよ。
ゆうパックを扱っているコンビニ③:ミニストップ
ミニストップでも、ゆうパックを取り扱っています。
現金やカードに加えて、WAONでの支払いが可能です。
取り扱っているサイズは、ローソンと同じ。
持込割引などの割引はありますが、複数口割引と同一あて先割引との併用は出来ません。
ゆうパックを扱っているコンビニ④:セイコーマート
主に北海道を中心に展開しているセイコーマートも、ゆうパックに対応しています。
セイコーマートから送ることが出来るゆうパックは、縦・横・高さの合計が1.7m以内で、重さが30kg以内となっています。
各種割引も適用されるので、自分のタイミングで持ち込んで発送することが出来ますよ。
コンビニで送れるゆうパックの種類
上記コンビニから送ることが出来るゆうパックは、下記の通りです。
- 発払いゆうパック
- 元払いゆうパック
- 複数口ゆうパック
- ゴルフゆうパック
- スキーゆうパック
- 空港ゆうパック
コンビニで送れるゆうパック①:発払いゆうパック
恐らく最も多く利用されているであろう、一般的なゆうパックです。
送る側で送料を負担して、相手に送ります。
箱の大きさや重さによって料金が変わってきますので、実際にいくらかかるのかは店頭で確認しましょう。
また、時間指定も可能ですので、希望があれば送る際にしっかり伝えましょうね。
郵便局の窓口と同じように送ることが出来ますので、多くの人が活用しています。
コンビニで送れるゆうパック②:元払いゆうパック
受け取る人が送料を負担するゆうパックです。
そのため、コンビニ店頭での支払いはありませんが、送料を確認して、相手に伝える必要があります。
伝票もコンビニでもらえますので、カウンターの隅の方で書いて送ることが出来ます。
元払いと発払いは伝票が異なりますので、書く前に伝票が正しいかどうかもしっかり確認しましょう。
コンビニで送れるゆうパック③:複数口ゆうパック
同じあて先に送る荷物が複数ある場合は、複数口ゆうパックを使うと便利です。
旅先でのお土産が多くなってしまった時、子連れで帰省するために事前に大量の荷物をおくる際等に活用出来るのではないでしょうか。
複数口専用ラベルを使って送ることになりますが、コンビニでは専用のラベルを置いていないと思いますので、複数口ゆうパックを使いたいことを伝えて、対応してもらいましょう。
ただ、コンビニの店員さんは複数口の取扱に慣れていない可能性もありますし、持ち込むのも一苦労ですので、郵便局の集荷サービスを利用するのもおすすめです。
コンビニで送れるゆうパック④:ゴルフゆうパック
事前に手配しておけば、プレーする日の前日までに、荷物をゴルフ場やホテルまで届けてくれるサービスです。
専用の梱包用品は、ローソンで購入することが出来ますよ。
片道のみでも利用可能ですが、往復で利用すれば、120円の割引サービスも適用されます。
重たい荷物を持って移動したくない時に最適のサービスです。
コンビニで送れるゆうパック⑤:スキーゆうパック
ゴルフゆうパックと同様に、スキー用具をスキー場やホテルに届けてくれるサービスです。
用具をレンタルせず、自分のものを使いたい時に便利ですね。
なお、ゴルフゆうパックとスキーゆうパックは、受け取る際に、専用ラベルの控えと、免許証などの本人確認書類が必要になります。
控えは財布などに入れて、持ち歩くようにしてくださいね。
コンビニで送れるゆうパック⑥:空港ゆうパック
旅行のカバンやスキー道具などの大きな荷物を、出発日の前日までに空港へ届けてくれるサービスです。
搭乗日に空港のカウンターで渡してもらえるので、飛行機での移動がより快適になりますよ。
ローソンでは、ボストンバックやスーツケース等に使う専用の包装用品も購入することが出来ます。
往復で利用すれば、120円の割引サービスを受けられますよ。
ただし、利用可能な空港と時間は限られていますので、郵便のホームページから確認しておきましょう。
ゆうパックをコンビニから発送する方法
ゆうパックをコンビニから発送する方法について、具体的にご紹介します。
- 荷物を梱包する
- 送り状を記入する
- 荷物と送り状をコンビニのレジに持っていく
- 料金を支払う
- 送り状の控えを受け取る
手順①:荷物を梱包する
まずは、相手に送る荷物をしっかり梱包しましょう。
割れ物を入れる場合は、緩衝材を挟んで壊れないように。
食べ物を送る場合は、常温で送って良いものなのかどうかも確認しておきましょう。
手順②:送り状を記入する
荷物を持って行ったら、伝票を記入しましょう。
コンビニの店頭でもらうことが出来ますので、離れた場所にあるテーブルやカウンターの隅など、レジ作業の邪魔にならないところで書くのがおすすめです。
手順③:荷物と送り状をコンビニのレジに持っていく
送り状を書いたら、荷物と一緒にコンビニのレジへ持っていきましょう。
貼り付けなどはコンビニ側でやってくれます。
時間指定の有無や割れ物の有無なども、この時に伝えて記入してもらいましょう。
手順④:料金を支払う
コンビニ側で大きさや重さを確認して、料金が確定したら、現金やカード等で支払います。
コンビニでは電子マネーも使えますので、支払いの選択肢があるのは嬉しいですね。
手順⑤:送り状の控えを受け取る
送り状は転写式になっているので、一番上になっている控えを必ず受け取りましょう。
今は追跡番号が記載されていますので、家に帰って、パソコンやスマートフォン等から荷物の状況を確認することが出来ますよ。
控えは、荷物を確かに預けたという大切な証拠にもなります。
相手の手元へ無事に届くまでは、分かる場所に保存しておいてくださいね。
ゆうパックをコンビニで利用する時の注意点
コンビニから手軽に送ることが出来るゆうパックですが、郵便局から送る時とは勝手が違うこともあります。
コンビニ利用前に確認しておきたい注意点をまとめました。
- 梱包用の段ボールは扱っていない
- 切手での支払い・切手貼付ができない
- 料金の後納や別納ができない
- 特殊取り扱いが付けられない
注意点①:梱包用の段ボールは扱っていない
郵便局であれば、有料でダンボールを購入してその場で詰めることが出来ますが、コンビニでは梱包用のダンボールは販売されていません。
前の項目で紹介したように、ゴルフ・スキーゆうパックや空港ゆうパックを利用する際の包装用品は取り扱っていますが、その他は特に取扱がないので、自宅でしっかり梱包してから持っていきましょう。
注意点②:切手での支払い・切手貼付ができない
郵便局の窓口であれば、自宅にある切手で料金を支払ったり、現金と切手を併用して支払うことも出来るんです。
しかし、コンビニの場合は、切手での支払いが出来ません。
コンビニではクレジットカードやクオカードでの支払いが可能になるので、支払い方法に応じて使い分けることが出来ますね。
注意点③:料金の後納や別納ができない
ゆうパックの主な支払い方法には、現金払い、切手ちょう付、料金後納、料金計器別納の4種類があります。
郵便局での取引であれば、手続きをして料金後納や別納を選ぶことも出来ますが、コンビニの場合はその場での支払が原則です。
着払いの場合は、受け取った相手が支払うことになりますが…それ以外の場合は、コンビニのレジカウンターで支払いを済ませてから荷物を預けることになります。
注意点④:特殊取り扱いが付けられない
ゆうパックには、冷蔵で送ることが出来るチルドゆうパックや、冷凍ゆうパック、法人専用のゆうパックなど、色々な送り方があります。
しかし、これらはコンビニでは取り扱っていません。
また、重さが規定の重量を超えるものや、大きすぎるものも、取り扱うことが出来ません。
規定サイズを超えるものは、郵便局の窓口へ持ち込むか、電話をして自宅まで引き取りに来てもらうようにしましょう。
ゆうパックはコンビニで受け取れる?
仕事で日中家にいない人にとって、コンビニで荷物を受け取ることが出来るのはとても便利ですよね。
ゆうパックは、コンビニで受け取ることが出来るのでしょうか。
ゆうパックに関しては、コンビニ・郵便局窓口受取サービスを導入しているECサイト等で商品を購入した際に、配送先をコンビニに指定することが可能になります。
また、ゆうパックの配送通知メールから専用サイトにアクセスして、配送場所を変更することも可能です。
受け取りが出来るコンビニは、ローソン、ファミリーマート、ミニストップの3箇所となっています。
自宅や会社近くのコンビニを指定して、時間の無駄なく荷物を受け取りましょう。
おすすめのコンビニ活用術に関する本
コンビニをもっと活用するための本をご紹介します。
コンビニの傘はなぜ大きくなったのか ―コンビニファンタジスタ 知れば話したくなる、あなたの知らないコンビニ活用術26―
コンビニで提供されているサービスの秘密を紐解き、もっと活用するための一冊。
買い物をするだけじゃない、もっと便利に活用するためのポイントが記載されています。
コンビニゆうパックをどんどん活用しよう
日々、何かしらの用事で立ち寄ることがあるコンビニでゆうパックを利用すれば、生活がもっと便利になりますね。
今は発送も受け取りも出来ますので、もっとサービスを活用していきましょう。