前髪の分け目が右の時の印象
前髪の分け目を、中央よりも右側に設けた時は、可愛いらしい印象を醸し出します。
女の子らしさや若々しい印象を与えたいと思う場合は、前髪を右分けにすることをおすすめします。
普段の洋服がスカート派の人や優しい雰囲気のメイクをする人は、前髪を右分けにして、より可愛らしく仕上げましょう。
モテ度がアップするのは、右分けだと言われています。
ぜひモテ度をアップしたい時は右分けにしましょう。
また、目元がきついことがコンプレックスだという人は、右分けにすることで、目元に柔らかさをプラスできます。
髪の分け目の位置によって、コンプレックスまでもカバーできというわけです。
前髪の分け目が左の時の印象
前髪の分け目を中央よりも左側に設けた時は、落ち着いた印象を醸し出します。
つまり、左分けにすることで、大人っぽい雰囲気を演出することができるということです。
普段からシンプルで大人っぽい洋服を着ることが多い人や、大人っぽい雰囲気を演出したいと思う人は、前髪を左分けにしてみましょう。
前髪を左分けにすると、知的な雰囲気を醸し出されるので、ビジネスシーンにもおすすめしたい分け方です。
甘い顔立ちがコンプレックスの人は、左分けにすることで、甘い顔立ちを引き締めてくれる効果が期待できます。
前髪の分け目が中央の時の印象
中央に前髪の分け目を作ると、大人っぽいクールな印象を醸し出します。
中央で前髪を分けた場合、おでこに髪がかからず顔の見える範囲が多くなるため、顔がスッキリとして見え、小顔効果が期待できます。
前髪を伸ばしている途中の人は、横の髪に中央で分けた前髪を馴染ませたアレンジがオススメです。
中央で分け目を作ることは、伸ばしかけの中途半端な長さの前髪でも使える便利な分け方です。
前髪の分け目がパッツンの時の印象
前髪の分け目をパッツンと分けると、清潔感のあるスッキリとした印象を醸し出します。
さらに、知的でクールな雰囲気も与えてくれます。
パッツンと分ける場合は、継続的にするのではなく、定期的に分け目を変えるようにしましょう。
これは、同じところで長い間分け続けていると、髪の根元のボリュームが失われてしまうからです。
また、屋外で過ごす時間が長いときは、特に注意が必要となります。
なぜなら、パッツンと分けた分け目の部分に太陽が当たり、頭皮が日焼けをしてしまうからです。
根元のボリュームを保つためや頭皮を守るためにも、パッツンの分け目は定期的に位置を変えることをオススメします。
前髪の分け目がランダムな時の印象
前髪の分け目がパッツンとなっているのではなく、ジグザクにするなどランダムな時は、ワイルドでナチュラルな印象です。
パッツンと分けた分け目に比べるとランダムな分け目にするには、スタイリングにひと手間が必要となるため、おしゃれ度がアップして見える効果があります。
ジグザク分けは、個性的な分け目にしたい場合にオススメです。
前髪分け目の作り方
では、前髪の分け目の作り方にはどのようなものがあるのでしょうか。
6つの前髪の分け目の作り方をご紹介します。
- 自然な分け目の作り方
- 左右どちらかに作る分け目の作り方
- 中央分けの前髪の作り方
- かきあげ前髪の作り方
- ジグザグ前髪分け目の作り方
- 指二本でできる前髪分け目の作り方
続いて、前髪の分け目の作り方を動画で詳しく見てみましょう。
どの動画も前髪の分け目の作り方が、分かりやすく紹介されています。
①:自然な分け目の作り方
パッツンの分け目から30秒でできる自然な前髪の分け目を作る作り方です。
使用するアイテムはコーム1本です。
どの部分で分け目をつける時にも使える方法なので、マスターしておきましょう。
②:左右どちらかに作る分け目の作り方
普段の分け目とは違う位置に分け目を作る場合や、作った分け目を長時間キープしたい場合に知っておきたい方法です。
アイテムは、水、ドライヤー、コーム、ヘアスプレーを使います。
まずは、癖を取りたい分け目の部分に水を馴染ませて、しっかりとついてしまった癖を取り除きます。
つぎに、分け目を作りたい場所で分けて水で濡らしましょう。
ドライヤーを当てながら、手櫛で髪の根本から乾かします。
根元をしっかりと乾かすことがコツです。
髪がしっかりと乾いたら、スプレーをかけてキープさせます。
スプレーは、まず髪の表面と内側にかけましょう。
最後にスプレーを手につけて前髪をなぞるように整えれば完成です。
左右どちらに分け目を作る場合にも使える方法です。
③:中央分けの前髪の作り方
センター分けの前髪の作り方です。
前髪を全体的に濡らして、分け目をつけずに乾かします。
乾かす時のポイントは、手で髪を持ち上げるようにして、根元を立ち上げて乾かすことです。
分けた前髪にゆるいS字カールをつけるために、カーラーを巻くか、アイロンを使って動きをつけます。
最後にワックスで整えたら完成です。
④:かきあげ前髪の作り方
ドライヤーの熱から髪を守るためにも、ヘアミルクを髪全体に馴染ませましょう。
ドライヤーを使った髪を乾かす際の手順が良く分かる動画です。
顔周りの髪に癖がある人や前髪をうまく立ち上げることができない人は必見です。
思い切っていつもの分け目と分け目の位置を反対側に変えてみたり、前髪の量を変えてみたりすることで、かきあげ前髪を作ることができます。
左右のどちらに分け目をつける場合でも使える前髪の分け目の作り方です。
⑤:ジグザク前髪分け目の作り方
コームを生え際からつむじまで、ジグザグに動かしていきます。
この時、コームは寝かせた状態の方が上手に分け目を作れます。
コームをどのくらいの幅で動かすによって、ジグザグの具合が決まります。
動画は中央分けで紹介されていますが、もちろん中央分け以外でも使える方法です。
⑥:指二本でできる前髪分け目の作り方
自分の指二本で簡単にできる、ふんわり前髪の分け目アレンジの方法です。
外出中で何も持っていない時でも、どこにいる時でも、指二本でできる方法なので、覚えておくと重宝します。
前髪分け目のアレンジ集
ヘアスタイルから受ける人の印象は、前髪で9割ほど決まると言われています。
これほどまでに印象を決めることとなる前髪の分け目の場所は、とても大切なポイントです。
人に与えたい印象で分け目を決めることもできますが、その他にも決める際のポイントはあります。
それは、人の顔が左右非対称であることを利用して、目指す印象を叶えるために分け目を決めることです。
例えば、利き顔の方は筋肉が発達しているため、顔が引き締まっているためシャープな印象を受けます。
また、利き顔の方が目が大きいことが多いため、目元を強調したい場合は利き顔を見せられる分け目にすると良いでしょう。
なりたい自分を叶えるために、どこで前髪を分けるとこが良いのかを考えながら、これからご紹介する前髪の分け目のアレンジ集をご覧ください。
①:ふんわりかきあげ右分け
ふんわりとかきあげた右分けアレンジです。
右分けのため可愛い印象ですが、かきあげることによって大人っぽくなり、大人可愛い印象のアレンジが完成します。
右分けの位置は、生え際の癖などによって分けやすい位置を見つけると良いでしょう。
生え際の癖を考えずに分け目を作ると、アレンジの持ちが悪かったり、納得のいく状態にならなかったりする原因になります。
②:ボリュームをおさえた左分けアレンジ
分け目にボリュームを出さず、シンプルで落ち着いた印象の左分けアレンジです。
長さを活かした大きめのカールで、ナチュラルな仕上がりになっています。
長い前髪は、サイドの髪と馴染むようにカールさせましょう。
③:分け目をぼかした中央分けアレンジ
中央で分けた前髪は、パッツンと分けずにジグザグに分けることで、ニュアンスが生まれます。
髪全体を大きく巻いて毛束感と動きを出せば、モードな雰囲気にもなります。
前髪の長さに関係なくできるアレンジです。
④:大人可愛いフェミニンな中央分けアレンジ
色っぽさと大人可愛いフェミニンさを両方兼ね備えた中央分けのゆるふわアレンジです。
顔周りの髪だけでなく髪全体を外巻きにすることで、ゆるふわ感を出しています。
分け目部分をふんわりとさせることで、分け目が見えません。
⑤:前髪ありの右分けアレンジ
前髪ありの右分けアレンジで、大人可愛いフェミニンなスタイルが完成。
右分けした前髪の隙間からおでこが見えることで、小顔効果が期待できます。
前髪が目元あたりにかかることで、小顔効果だけでなく目力アップの効果も期待できます。
⑥:大きくざっくりと左分けアレンジ
少し大人っぽいコンサバティブな雰囲気のざっくりとした左分けアレンジ。
ふんわりと立ち上げながらも、前髪を流しているところがポイントです。
前髪にも毛束感を出すことで、垢抜けた雰囲気になります。
⑦:前髪ありの中央分けアレンジ
前髪なしのスタイルには抵抗があるけれども、中央分けをしたいという人にオススメのオリエンタルな雰囲気を醸し出すアレンジ。
前髪は揃えずに中央で分けて、毛先はカールさせて動きをつけます。
面長の人や小顔効果を狙う人にもおすすめです。
⑧:分け目をハッキリと見せた中央分けアレンジ
分け目をパッツンと分け、ハッキリと見せた中央分けアレンジ。
クールで大人っぽい印象のアレンジです。
レングスに関係なくできるアレンジです。
⑨:左分けの前髪をオールバック風にアレンジ
左分けした前髪を、前に垂らしたり横に流すのではなく、オールバック風にしています。
長い前髪の人だけでなく、短い人もできる前髪の分け目アレンジです。
顔周りに髪がかからないアレンジをしたい人や前髪を伸ばしかけの人にもオススメしたいアレンジです。
⑩:
お団子のまとめ髪に合わせた中央分け前髪アレンジ。
後ろ髪をアレンジした場合も、前髪も忘れずにアレンジしましょう。
後ろ髪のアレンジが同じでも、前髪の分け目を変えるだけで、仕上がりの雰囲気はガラリと変わります。
前髪アレンジをマスターすることで、ヘアアレンジの幅が何倍にも広がります。
おすすめのヘアカタログ
「おしゃれで可愛い前髪ヘアカタログ500」には、人気美容師によりおしゃれだと実証された前髪スタイルがたくさん紹介されています。
似合う前髪のタイプを見つけるための、14種類の前髪についての詳しい解説も必見です。
顔の形によって異なる小顔に見える前髪の法則も紹介されています。
セルフで行う前髪セットの方法も、写真付きで紹介されているので、前髪アレンジの勉強にもなる1冊です。
前髪を変えるだけで、髪を切ったりパーマやかカラーをしなくても簡単に雰囲気を変えられることを紹介した1冊です。
モデルさんが実際に4タイプのアレンジを試して、どのくらい雰囲気が変わるかも紹介されています。
セルフアレンジの仕方も紹介されているので、本を見ながら実践可能です。
自分に似合う前髪の分け目を見つけよう!
分け目一つで印象をガラリと変えられるということは、言い換えれば分け目一つで印象が決まってしまうということでもありますね。
ヘアカットをしてヘアスタイルを変えると気に入らなくても元に戻すことは難しいですが、分け目ならば変えてみて気に入らない場合でも簡単に元に戻せます。
自分に似合う前髪の分け目を見つけるには、実際に分け目を変えて試してみることが一番です。
ここで紹介したことを参考にして、色々と分け目の場所を試してみてください。
きっと自分にピッタリなスタイルを見つけられますよ!