折り紙でリボンを折ろう
プレゼントやクリスマスのオーナメントの飾りとして使われるリボンを折り紙で折ると、様々な色やデザインのリボンを作ることができてオリジナル感のある一味違った飾りが作れそうですね。
折り紙を使ってリボンを折る方法をまずは動画でご紹介します。
基本的には複雑な折り方は一切なく、折り目をつけてそれに沿ってリボンの方になるように整えていけばかわいいリボンを作ることができるので、幼児や子供でも簡単に作れます。
もし折り紙が家になければ、綺麗な柄の包装紙などやかわいい柄をコピーした用紙などを正方形に切って使う方法もおすすめです。
折り紙で作る平面リボンの簡単な作り方
折り紙で作る平面リボンの作り方はどのようなものがあるでしょうか。
先ほど紹介した動画を基本として少しずつ折り紙の折り方を変えていくことで様々なバリエーションのリボンを折り紙で作ることができます。
- 簡単なジジリボン
- キティちゃん風リボン
- カクカクリボン
- セーラームーンリボン
- 折り紙半分のリボン
- 蝶ネクタイ風リボン
平面リボンの作り方①:簡単なジジリボン
基本的で簡単な折り方で作ることができる魔女の宅急便に登場するジジがつけていそうなリボンの作り方を紹介します。
①紙を縦半分に折り、さらにその折り目に沿って半分にします。
②長方形の長い辺を半分に折り右から約1.5cmの部分に折り筋をつけ、折りたたみ、上下を中心の折り筋にあわせて折ります。
③折り紙の左右をリボンの形になるように広げて折れば完成です。
平面リボンの作り方②:キティちゃん風リボン
全体的に丸みを帯びたかわいらしいキティちゃん風リボンの作り方を紹介します。
①折り紙を半分に折り、その折り筋に合わせてさらに折り目をつけます。
②中心の折り筋で折り、半分に折りたたんだら、さらに半分に折ります。
③長い辺が半分になるように折りたたみ、上から1cmほど半分の箇所に折り筋をつけます。
④左右の折り紙のフチをその折り筋に沿って折り込み折り筋をつけます。
⑤左右の折り筋を中に折り込み山形にしたら、下のフチを上に折りあげ、開きます。
⑥裏側も同様に折り込み、下の部分が上になるように回転させます。
⑦上部を内側に両面折り込んで、開いたら完成です。
最後に開く際真ん中の部分の形が崩れないように整えながら開くようにしましょう。
平面リボンの作り方③:カクカクリボン
全体的にカクカクとしたフォルムが可愛らしいリボンの作り方です。
①折り紙を中心線に沿って半分に折りたたみます。
②下の1枚を直角三角形になるように折り、上の辺を下の辺に合うように半分に折りたたみます。
③段折りをして真ん中部部分を折りたたみリボンの中心部分作れば完成です。
平面リボンの作り方④:セーラームーンリボン
リボン結びに一番近い蝶々型のセーラームーンリボンの折り方を紹介します。
①折り紙を三角、四角に折りたたみ対角線上とそれぞれの辺半分の部分に折り目をつけます。
②折り筋に合わせて折り紙を裏返しに折ります。
③上の角約1.5cmの所に折り筋をつけ開き、真ん中の四角の部分が凹むようにまた裏返しに折り紙を折りたたみます。
④閉じている部分を表裏共に中心線にそうように平行に折り込み、折り紙を開きます。
⑤ハサミで3箇所切り込みを入れ折りたたんだら、上の部分がリボンの羽根部分、下部分がリボンの広がりになるように折り整えたら完成です。
下のリボンは本物のリボンのように山形の切れ込みを入れるとより本物に近い形になります。
平面リボンの作り方⑤:折り紙半分のリボン
折り紙を半分にして作るリボンの折り方を紹介します。
①折り紙を半分に切り、長方形にします。
②短い辺を半分に折り折り面をつけたら、短い辺の部分を左右ともその折り目に沿って山折りにします。
③短い辺を中心の折り目に沿って上下ともに半分に折りこんだら長い辺を半分に折ります。
④中心箇所を波折りにし、リボンの中心となる部分を作れば完成です。
平面リボンの作り方⑥:蝶ネクタイ風リボン
蝶ネクタイ型リボンの折り方を紹介します。
①折り紙を中心線に沿って折ったら長い辺を半分に折り、折りたたんだ部分から2cm部分に折り目をつけます。
②その折り目に沿って両面開いたら、真ん中の折り目を潰し開きリボンの真ん中部分にします。
③短い辺を中心部分に向かって上下ともに折り込み左右をリボンの羽根のようになるように開いたら完成です。
折り紙で作る立体リボンの簡単な作り方
折り紙で作る立体リボンの折り方にはどのようなものがあるでしょうか。
一つずつご紹介します。
- 平面リボン④の進化系
- ホッチキスで止めるだけの簡単折り紙リボン
- 波折りリボン
- 平面リボンの蝶ネクタイ風リボンのアレンジ
- リボンの箱
- リボン付き封筒の作り方
立体リボンの作り方①:平面リボン④の進化系
平面リボン④の作り方を少し工夫することで少し立体的なリボンにする方法です。
平面リボン④でリボンの上部を作る際、左右の中心を前面に丸く折りこみ中心に差し込むことで立体的なリボンに早変わりします。
どうしても差込部分が取れしまう場合は、糊付けするなどして剥がれないように工夫しましょう。
立体リボンの作り方②:ホッチキスで止めるだけの簡単折り紙リボン
折り紙を4等分に切り、幅1cmくらいの波折りにします。
真ん中をホッチキスで止めれば立体的なリボンが完成です。
小さなお子様でも簡単に作れるので折り紙の練習にもなりますよ。
立体リボンの作り方③:波折りリボン
折り紙を1cm幅で山おり谷折りを繰り返し、4等に切った折り紙を半分に折り真ん中に巻きつけるだけで完成する簡単なリボンです。
この時、リボンの広がりをもっとつけたい場合は同じ紙で追ったものを重ね、合わせて真ん中を止めることでボリュームがでます。
異なる色味のものを合わせてもかわいいですよ。
立体リボンの作り方④:平面リボンの蝶ネクタイ風リボンのアレンジ
平面リボンの蝶ネクタイ風リボンを作る際潰した真ん中部分を空気を含ませ膨らんだままにすると、リボンの結び目のようになり立体感が出ます。
つぶれやすいので、隙間から爪楊枝を入れて形を整えるなどするとより綺麗な膨らみになるでしょう。
立体リボンの作り方⑤:リボンの箱
リボンが付いている箱を作る方法です。
平面リボン④の真ん中の結び目を作り切り込みを入れる前の部分まできたら、上下を表に、左右を裏に裏に折ります。
裏返して、中心線から1,5cmほど隙間を開けて上下を折り込み広げます。
折り紙で作る枡の折り方でリボンが底になるように折れば、リボンが付いた箱の蓋が出来上がります。
折り紙で作る枡と組み合わせればリボンの箱が完成しますよ。
立体リボンの作り方⑥:リボン付き封筒の作り方
りぼんが付いている封筒の作り方です。
この封筒を作る時は両面柄が付いている折り紙を使う方がかわいい封筒になります。
リボンの柄にしたい方を表にして真ん中さらに上下のその半分の位置、合計3箇所に折り印をつけます。
下のおり印に向かって山おりをし、さらに中心線に向かって左右をおり折りじわをつけたら一度開きます。
折り紙を反対にし、先ほどつけた山おりの折りじわを反対側に折り再び裏返したら、角の部分が潰れるように折り込みます。
さらに角を山おりにしてから開くと正方形の折りじわがついているので、そこを真ん中を窪ませるようにして折りたたみます。
あとは、平面リボンを折った時と同一の方法でリボンを作り余った部分を封筒型に織り込めばリボンがついた封筒が出来上がります。
詳しい作り方は以下の動画も参考にしてみてください。
みんなが作ってる折り紙リボンを紹介
折り紙リボンを作ったあと、可愛く飾り付けできる方法があれば、長い間保管することができて、良いですね。
リボンを飾り付ける方法を紹介します。
- リースの飾りにする
- ガーランド風に飾る
- レジンで固める
折り紙のリボン①:リースの飾りにする
クリスマスや母の日などイベントの時に作るリースに飾るリボンを折り紙で作るとオリジナリティ溢れるリースに大変身。
リース全体を折り紙で作ると統一感がでてかわいいですよ。
平面で作られているので保存もしやすいです。
折り紙のリボン②:ガーランド風に飾る
いくつか立体リボンを作り壁に飾れば誕生日などのお祝い事にぴったりのガーランド風に。
リボンの色味をパステルカラーなど統一すれば複数並べた時にかわいいですよ。
折り紙のリボン③:レジンで固める
折り紙で作ったリボンをレジンで固めてしまえば、くしゃくしゃにならずアクセサリーのパーツなどにすることができます。
かんざしやピアスなど、和テイストがかわいいおしゃれな小物は海外の方へのプレゼントにもぴったりです。
折り紙の折り方おすすめ本
お金をお返ししたりちょっとしたお手紙を同封したりする時に小さなぽち袋があると便利ですよね。
そのポチ袋に子供の時に遊んだ折り紙を使ってオリジナルの封筒を作れば、手作り感が出て感謝やお祝いの気持ちを合わせて伝えることができます。
この本は折り紙を使ったちょっとしたものを包む包み紙を折る方法がたくさん掲載された本です。
いくつかぽち袋を作って常備しておけば、急な対応が必要になった時も慌てずすみますよ。
折り紙でリボンを作ってかわいく飾ろう
折り紙は鶴や花など小さな時に追った折り方以外にも様々なものを折ることができます。
その中でもリボンは平面のものも立体のものも折りやすく、可愛く折れるのでおすすめの折り方です。
折り紙を使ってリボンを作り、オーナメントやプレゼントを可愛く飾りましょう。