50年代にアメリカで流行していたファッションとは?
アメリカの洗礼された50年代のファッションは、日本や世界に衝撃を与えました。
その衝撃を与えた、50年代にアメリカで流行したファッションはこちらです。
- 活気が溢れる緑×黄色の洋服
- 洗礼されたモノトーンデザイン
- カラフルな組み合わせが人気
- モノトーンに赤をプラスしたコーデが人気
- ボリューム満点のスカートが華やか
- モノトーン+明るい色でロックなファッション
- 可憐な印象のふんわりワンピース
- ハイセンスなデザインのワンピース
- 柄物の洋服に注目
- ファッションにもアメリカ国旗
- ミニスカートとスカジャンでロックの真骨頂
- ドット柄が大流行
- セレブでゴージャズな装い
- Aラインワンピースにジャケット
- 大きなボタンが特徴的なワンピース
- ラインが綺麗なレディース服
- 上品で豪華なワンピース
- ドット柄に赤色のスカート
- ボリュームスカートにヘアバンド
- 明るい色のタイトスカート
では、一つ一つのファッションについて解説していきます。
50年代ファッション1:活気が溢れる緑×黄色の洋服
黄色と緑の組み合わせは、50年代のアメリカでは流行したカラーの組み合わせになります。
ファッション業界では『ビタミンカラー』とも呼ばれていて、黄色と緑の組み合わせは見ているだけでも人々に活気を与えてくれる色です。
50年代という戦後の時代にぴったりな、明るい雰囲気も伝わるのではないでしょうか。
元気で活気に溢れているカラーを存分に使った、こちらのファッションは周囲の人も華やかな気分にさせてくれる服装です。
50年代ファッション2:洗礼されたモノトーンデザイン
50年代のアメリカでは元気なカラーが流行りだす一方で、モノトーンのシンプルでシックなデザインも人気を集めました。
洗礼された女性のイメージがあるモノトーンのワンピースですが、白がポイントとなっていて可愛らしさも付け加えられています。
白のラインで女性のくびれをしっかり象徴しているところも、50年代のアメリカファッションの特徴です。
50年代のアメリカではシャネルなどのモノトーンのブランドも人気を博すなど、モノトーンデザインの服装にも革命がおきました。
50年代ファッション3:カラフルな組み合わせが人気
こういった元気な色を思い切り使ったファッションも、50年代のアメリカでは人気を集めたファッションになります。
女性はピンクのドットワンピースで、男性は黄色のチェックのシャツ、と華やかな雰囲気の組み合わせは50年代のアメリカファッションの特徴です。
女性の体のラインが綺麗に見えるデザインのワンピースは、形にもこだわっています。
ピンクという色はキュートなのに、ワンピースの形は少し大人っぽいという特徴も、50年代のアメリカファッションらしいのではないでしょうか。
50年代ファッション4:モノトーンに赤をプラスしたコーデが人気
ギンガムチェックなどのモノトーンカラーに、50年代の基本となる赤色を組み合わせたコーデは、50年代のアメリカでよく見かけるファッションでした。
ギンガムチェックの可愛さと落ち着きを利用して、トップスには目が覚めるような赤を使用しているのがバランス抜群です。
また赤をポイントに置いているのはトップスだけでなく、女性の象徴であるヒールにも使われています。
ポイントごとに使われていることで、全体の雰囲気も引き締まって見えるでしょう。
50年代ファッション5:ボリューム満点のスカートが華やか
ボリューム満点のスカートは50年代のアメリカで流行したファッションの中でも、定番の人気アイテムとなります。
マリリン・モンローなどの50年代のアメリカのスターも、こぞって取り入れていたファッションアイテムでもあり、国民も憧れを抱いたファッションです。
モノトーンなのに華やかさを忘れないワンピースに、50年代のアメリカで流行した赤色のポイントが手伝って、豪華なファッションへと仕上げています。
50年代ファッション6:モノトーン+明るい色でロックなファッション
50年代のアメリカの流行を語る上では、ロックなファッションは欠かせないと言われています。
モノトーンのカッコイイ服装に、ワンポイント差し色として明るい色を入れると、一気にロックな雰囲気の服装に変身していることが分かるでしょうか。
特に女性の服装にはカッコイイだけでなく、ワンポイントの可愛さがあるだけで怖くなりすぎないロックファッションとなって人気でした。
ロックでも女性らしさを忘れないのが、50年代のアメリカファッションです。
50年代ファッション7:可憐な印象のふんわりワンピース
女性でも弾けた色合いが流行しだした50年代のアメリカですが、可憐な印象のデザインの洋服にも注目が集まりました。
戦後の陽気な雰囲気と古き良き時代の雰囲気が、ミックスしていたのが50年代の街中のファッションだったといえるでしょう。
黒の広がりのあるふんわりとしたワンピースと、白の上品なハットが可憐で上品な女性を演出してくれています。
ワンピースのふんわりしたデザインは、50年代特有の形だといえるでしょう。
50年代ファッション8:ハイセンスなデザインのワンピース
50年代のアメリカでは、腰に切り替えのある形や胸元にポイントを置いたライン、大きなポケットなどトリッキーなデザインのワンピースにも人気が集まっていました。
一つのデザインだけでも独特な雰囲気を醸し出せるアイディアですが、一つのワンピースに全て詰め込まれているのが特徴です。
個性をファッションで主張しだした50年代では、こういったハイセンスなワンピースも積極的に取り入れられていました。
可愛いだけじゃない個性を、女性は発信しだしたのです。
50年代ファッション9:柄物の洋服に注目
50年代のアメリカでは柄物の洋服も注目を集めて、流行へとなっていきました。
緑色と赤色というミスマッチに見えるようなカラーの組み合わせも、このように柄を使ったりデザインを使ったりして、素敵なファッションへとなっていったのです。
ロックで個性的なファッションが流行集めていた時代で、若者たちはこぞってこういった洋服に身を包んでいました。
Aラインの柄物スカートは50年代のアメリカの女性では、多くの人が使用したいアイテムでしょう。
50年代ファッション10:ファッションにもアメリカ国旗
アメリカの国旗すらもファッションのアイテムとして使用していたのが、50年代のアメリカファッションになります。
国旗のデザインを存分に取り入れていても違和感のない洋服のデザインや、街の雰囲気を考えると、50年代のアメリカの華やかさを感じ取ることができるでしょう。
男性も女性もアメリカ国旗に身を包みながら、ヘアスタイルやアクセサリーでもバランスを取っているのでハイセンスなコーデといえます。
50年代ファッション11:ミニスカートとスカジャンでロックの真骨頂
50年代のアメリカではミニスカートが市民権を得だして、ロックの服装の定番となっていきました。
50年代までのファッションでは、女性は肌の露出を控えることが美徳とされてきていたでしょう。
しかし50年代からは女性のファッションも、開放的になってきたのです。
その象徴がミニスカートであり、ロックであるとされています。
ミニスカートとスカジャンのコーデは、50年代から女性には欠かせないロックのアイテムとなっていくのです。
50年代ファッション12:ドット柄が大流行
50年代のアメリカでは、ドット柄のデザインの洋服が大流行しました。
50年代のアメリカのファッションを語る上では欠かせないアイテムとなった、ドット柄のワンピースは色んなカラーが販売されていたのです。
中でも人気を集めたカラーは、50年代の代表的な色である赤になります。
ドット柄だけでも目を引くデザインですが、赤という派手な色も手伝って、もっと豪華なファッションへと仕上げっているのです。
派手さを少し控えるために、デニムのシャツを組み合わせるのも、定番となっていました。
50年代ファッション13:セレブでゴージャズな装い
セレブな印象のワンピースも、ファッションとして積極的に取り入れだしたのも、50年代のアメリカからでした。
お金持ちだけが着ていた洋服も、戦後の豊かな時代では、多くの人が取り入れられるようになったのです。
Aラインのフレアスカートや赤のベルトが、50年代の流行にしっかりと乗っかています。
そしてセレブなイメージを一番印象付けているのが、ヘアスタイルではないでしょうか。
髪に乗ったベールが、なんとも上品で豪華です。
50年代ファッション14:Aラインワンピースにジャケット
50年代のアメリカの若い女性の間で圧倒的に流行だったのが、Aラインワンピースにジャケットという組み合わせのファッションでした。
女性らしさと少女らしさが融合したスタイルで、若いおしゃれな女性の定番のコーデとなっていったのです。
Aラインのスカートだけだと甘くなりすぎるため、ジャケットでコーデ全体を引き締めています。
可愛いだけの少女時代のファッションから抜け出した、なんとも淡い雰囲気が人気の秘訣でした。
50年代ファッション15:大きなボタンが特徴的なワンピース
レディース服に付けられた大きなボタンというデザインが流行したのも、50年代のアメリカからでした。
どんなにシックな洋服にも大きなボタンが付いているだけで、エッジが効いた洋服へと変身します。
モノトーンのバイカラーのワンピースだけでは、少し物足りない印象になってしまいそうですが、大きなボタンがあるだけで全く違うデザインの洋服みたいです。
モノトーンで決めた洋服と大きなボタン、そして色付きの大きなイヤリングが50年代のアメリカらしいファッションといえます。
50年代ファッション16:ラインが綺麗なレディース服
50年代のアメリカで流行した女性ファッションは、女性の体のラインを綺麗にみせるものばかりでした。
Aラインのワンピースやタイトスカートなど、現在の女性にも人気があるデザインが多いです。
50年代のアメリカのファッションは、現在でも多くの人を魅了していることが分かります。
明るい色の洋服が多いにも関わらず、上品な品格を保てるのは、こういった綺麗なデザインの成果ではないでしょうか。
50年代ファッション17:上品で豪華なワンピース
50年代のアメリカでは、上品で豪華な色合いやデザインのワンピースが流行しました。
特徴的なのが色合いは赤やピンクなど豪華なのに、デザインはしっとりとした雰囲気というところです。
ボリュームがあるワンピースが流行している一方で、大人の女性にはこうしたしっとりしたワンピースも人気がありました。
世代を選ばない上品さがあるため、若い人から大人まで幅広い層に支持されたファッションです。
50年代ファッション18:ドット柄に赤色のスカート
ドット柄と赤の組み合わせは、50年代のアメリカでは定番の流行ファッションの一つでした。
50年代のアメリカのトレンドであるドット柄と赤色が、組み合わさってできたコーデなので流行となるのは必然といえるでしょう。
ドットの賑やかさと赤の華やかさが合わさって、明るくてキュートなファッションになっています。
50年代のアメリカのファッション業界の明るいイメージが、伝わってくるコーデではないでしょうか。
引き締めているウエスト部分のデザイン性も、とても50年代らしいです。
50年代ファッション19:ボリュームスカートにヘアバンド
明るい洋服にこだわりのあるアクセサリーを付けることが、50年代のアメリカのファッションでは流行となりました。
ファッションといえば洋服という概念がなくなり、洋服以外でも高いファッション性を築き上げていくこととなったのです。
その中の一つのファッションアイテムとして、ヘアバンドが流行となりました。
きっちりと決めたヘアスタイルにと明るい可愛い洋服に、可愛いヘアバンドを付け加えるコーデが人気となったのです。
50年代ファッション20:明るい色のタイトスカート
男性も女性も色の垣根を越えたファッションが出来るようになったのが、50年代のアメリカのファッションとなります。
それまでの時代は、男性は男性らしい色の洋服、女性は女性らしい色の洋服という概念がありました。
しかし50年代のアメリカの流行は赤やピンク、モノトーン、といったものです。
そして流行のカラーは男女関係なく、着用するようになりました。
男性がピンクを着ていても、女性がモノトーンを着ていても、違和感のない時代へと突入したのです。
50年代ファッションキーポイント
50年代のファッションには、いくつかのキーポイントがあります。
そのキーポイントとは、こちらです。
- ロックなイメージの服装
- 赤色を基調とした服装
- ボリューム感のあるスカート
- こだわり抜いた小物アイテム
では、ひとつひとつのキーポイントの特徴を解説していきましょう。
50年代ファッションキーポイント①:ロックなイメージの服装
50年代のファッションのイメージは、大きな括りでいうと『ロック』という言葉が当てはまるのではないでしょうか。
50年代は戦後の時代となっていて、人々の心が開放され自由に自己表現ができるようになりました。
自由な心がファッションにもあらわれていて、自由の象徴であるロックテイストのファッションが流行したのです。
女性も男性も服装自体が多様化されだして、個性を出せる時代に突入したのもこの時代からではないでしょうか。
そういった経緯があり50年代のファッションを語るときには、キーポイントとして『ロック』という言葉が使われるようになったのです。
50年代ファッションキーポイント②:赤色を基調とした服装
赤色を基調とした服装なのも、50年代のファッションの大きなキーポイントとなります。
自由な服装と同じ経緯で、赤色を基調とした服装も、戦後ならではだといえるでしょう。
50年代のファッションには、清楚さと可憐さに華やかさも加わっています。
戦争から開放された時代の、人々の心の華やかさがあらわれているのでしょう。
赤を基調としていることで女性も男性も一気に服装に派手さが足されて、人々の雰囲気も明るいものへと変化していきました。
ポイントに赤を混ぜるだけでも、50年代風のファッションに近づけるでしょう。
50年代ファッションキーポイント③:ボリューム感のあるスカート
50年代風のファッションを真似ようとしたときに、一番に思い浮かぶのはふんわりとしてボリューミーなスカートではないでしょうか。
50年代ファッションでは、ボリュームがあるAラインのスカートは大事なキーポイントとなります。
現在のファッションでもボリューム多めのAラインのスカートは女性らしい服装の代表といえますが、その始まりは50年代頃からだったといえるでしょう。
女性らしさと少女らしさの融合で、女心をくすぐるのが50年代のファッションです。
その代表アイテムとされるのが、ボリューム満点のAラインスカートといえます。
50年代ファッションキーポイント④:こだわり抜いた小物アイテム
イヤリングや髪飾り、ネックレスやブレスレットなど、小さなファッションアイテムにもこだわりを抜くのは、50年代ファッションの一つのキーポイントといえるでしょう。
50年代のファッションで流行になったのは、バンダナやリボンというヘアスタイルの装飾物になります。
こういった小物も流行になっているということは、50年代のファッションでは細部にまでこだわったコーディネートがされていたということではないでしょうか。
髪の装飾物だけでなく、主張の強めなイヤリングやネックレスなども人気を集めました。
細部へのこだわりのあるファッションは、現在でも憧れる重要なポイントです。
50年代を楽しむのにおすすめの通販サイト
50年代のファッションを楽しみたいときに便利なのが、50年代のアイテムが購入できる通販サイトです。
どんな通販サイトが人気を集めているのか、いくつかご紹介します。
- ヴィンテージ古着屋のドラセナ
- 原宿 jumpin' Jack's
- RUSTIC FRONTIER
- CHERRY ROLL
- 突撃洋服店
下に、一つ一つの通販サイトについて、詳しくご紹介していきます。
おすすめの通販サイト①:ヴィンテージ古着屋のドラセナ
ヴィンテージ古着屋のドラセナ
『ヴィンテージ古着屋のドラセナ』は、カジュアル路線の50年代ファッションアイテムが販売されています。
50年代ファッションというと、少しきっちりした装いをイメージする人も多いでしょう。
しかしこちらのお店ではポロシャツやシャツ、ジーンズなど、50年代のファッションをカジュアルにした洋服が数多く販売されています。
現代のファッションと融合させたいなら、こちらのお店はマッチさせやすい50年代ファッションアイテムとなるでしょう。
50年代ファッションを緩く楽しみたいという方は、こちらのお店から購入してみることをおすすめします。
おすすめの通販サイト②:原宿 jumpin' Jack's
Harajuku Jack's
『原宿 jumpin' Jack's』はロカビリーファッションが好きな人なら、一度は行ってみたいお店になります。
実店舗は原宿にあり、50年代のファッション好きやロカビリーファッションが好きな人が多く通っているお店です。
洋服の種類も数多く取り揃えられていますが、洋服だけではないのもこちらのお店の特徴になります。
レトロな物ならアクセサリーや小物まで、様々なアイテムを販売しています。
50年代ファッションが好きな人なら、絶対に楽しめるお店です。
通販サイトでも、お店の雰囲気が存分に楽しめるので、ぜひ覗いてみてください。
おすすめの通販サイト③:RUSTIC FRONTIER
RUSTIC FRONTIER
『RUSTIC FRONTIER』はインテリアグッズなどを販売しているサイトですが、良く見てみると50年代ファッションのアイテムも販売されています。
どれも洗礼されたアイテムばかりなので、50年代ファッションが好きな人はサイトを見るだけでも目の保養となるでしょう。
どちらかというと50年代ファッションの中でも、落ち着いた大人の雰囲気を醸し出している商品が多いです。
上品で品質のよい物が厳選されているため、50年代ファッションマニアの人でも満足する品物ばかりになります。
少し大人の50年代ファッションを、楽しんでみてはいかがでしょうか。
おすすめの通販サイト④:CHERRY ROLL
CHERRY ROLL
『CHERRY ROLL』はキュートで華やかな、レディースの50年代ファッションアイテムを販売している通販サイトになります。
ドット柄や赤とピンクをモチーフにしたデザイン、体のラインを綺麗に見せてくれる形のワンピースなど、女性が可愛いと思う洋服が勢揃いです。
50年代の女優さんが着用しているような豪華な洋服ばかりなので、女の子にはたまらないデザインのものばかりでしょう。
50年代ファッションに憧れを抱いている女性なら、サイトを見ているだけでも楽しめてしまう可愛い商品ばかりになります。
50年代の可愛いファッションを、真似したい女性は必見の通販サイトです。
おすすめの通販サイト⑤:突撃洋服店
突撃洋服店
『突撃洋服店』は独特の世界観のある、レトロな洋服を販売しているお店です。
実店舗も神戸や渋谷などに存在していますが、通販でも『突撃洋服店』の洋服を購入することができます。
一つ一つの商品が洗礼されていて、他に見ない渋いアイテムばかりです。
レトロな洋服好きの人にはファンが多く、何度でも見てみたくなるセレクトショップになります。
また通販サイトに載っている商品は、どれも一点物というところも魅力的ではないでしょうか。
個性のある50年代ファッションを目指している人は、ぜひ拝見して欲しい通販サイトになります。
50年代風のファッションコーデ
50年代をモチーフにした現代のファッションコーデは、どういったものがあるのでしょうか。
50年代風の可愛いコーデをまとめてみました。
- 柄物のセットアップパンツ
- デニムシャツ×柄Aラインスカート
- Gジャン×サブリナパンツ
- 赤が基調のシャツ×Aラインスカート
- 緑ワンピース×赤ジャケット
- ドットワンピース
- 柄シャツ×ジーンズパンツ
- 派手めのシャツ×ドットスカート
では、一つ一つのコーデを見ていきましょう。
50年代風ファッションコーデ①:柄物のセットアップパンツ
50年代ファッションの豪華な雰囲気が、盛り込まれたコーデではないでしょうか。
柄×柄のセットアップの派手さが50年代っぽいのに、現代にも溶け込んでいてとても50年代と現在のバランスが取れたコーデです。
またしっかりと決められたヘアスタイルに付けられたバンダナも、50年代の空気を醸し出しているファッションアイテムのひとつになります。
トータルコーディネートのバランスが絶妙で、おしゃれの上級者だということが分かるのではないでしょうか。
50年代風の柄物アイテムを使用するときに、お手本となるコーデになります。
50年代風ファッションコーデ②:デニムシャツ×柄Aラインスカート
こちらはデニムシャツと柄Aラインスカートという、50年代風コーデの定番ファッションです。
Aラインスカートはウエストを締めてくれて、女性らしさを出してくれるスタイルになります。
50年代のファッションの特徴であるスタイルを取り入れていながら、デニムシャツで派手さを上手く抑えて現在でも通用するコーデに仕上げてくれています。
また赤い靴下を履くことによって、一気に全体のコーデが引き締まって見えるでしょう。
50年代風コーデのポイントを上手く散りばめたコーデとなっています。
50年代風ファッションコーデ③:Gジャン×サブリナパンツ
50年代のファッションリーダーであるオードリー・ヘップバーンが映画で着用していたことから名付けられた、くるぶし丈のパンツは映画の役名から『サブリナパンツ』と名づけられました。
多くの女性がオードリーに憧れて、50年代に大流行となったアイテムになります。
そんな50年代に人気を博したサブリナパンツは、現在でもおしゃれなファッションには欠かせないアイテムです。
そのためサブリナパンツとGジャンというコーデは、レトロな雰囲気は感じさせないでしょう。
しかしサブリナパンツとGジャンというコーデは50年代から使用されていて、現在のサブリナパンツコーデの原点といえます。
50年代風ファッションコーデ④:赤が基調のシャツ×Aラインスカート
赤を基調としたデザインの服が多い、50年代のファッションを彷彿とさせるようなコーデとなっています。
50年代には赤いデザインの派手な服装が良くみられましたが、こちらのコーデは少し控えめの赤というところがポイントです。
赤のシャツは少しピンクがかかっていて、現在にも溶け込んだスタイルとなっています。
懐かしさも存分に感じさせながらも、現在でも浮くことのないコーデです。
赤を基調とした50年代風コーデに挑戦するときには、少し落ち着いた赤にすると今風とミックスできるでしょう。
50年代風ファッションコーデ⑤:緑ワンピース×赤ジャケット
ロックを感じさせる赤ジャケットに、緑のボリュームがあるワンピースが特徴のコーデです。
全体的にしっかりとした色合いのコーデで、個性を全面に出した50年代のファッションを物語っています。
個性と自由がファッションにも盛り込まれ出した、50年代の服装を上手く再現できているでしょう。
また主張が強い50年代のファッションを緑色のワンピースで和らげることで、一気に現代と調和することが出来ています。
個性を出した50年代風コーデを試すときに、参考にしてみてください。
50年代風ファッションコーデ⑥:ドットワンピース
ドットのワンピースは、50年代を象徴するファッションアイテムの一つです。
50年代には、大柄のドットが流行でした。
しかし現在に大柄のドットを使用するとなると、少し勇気がいると感じる人もいるのではないでしょうか。
そんな方には少し小柄の、ドットの服を着用するのがおすすめです。
大柄のドットに比べて、小柄のドットは派手な印象を与えないコーデになるので、使用しやすいでしょう。
それでいて、存分に50年代風のコーデを楽しむことができます。
50年代風ファッションコーデ⑦:柄シャツ×ジーンズパンツ
50年代の特徴としてお洒落でラフなファッションを、積極的に楽しむことが出来るようになったことがあげられます。
そんな50年代は、シャツにジーンズというシンプルなコーデも流行しました。
中でもシャツに関しては柄物のおしゃれなシャツが人気で、現在でもカジュアルコーデには欠かせないアイテムです。
そんな柄物シャツとジーンズのカジュアルコーデですが、現在ではもっとおしゃれにアレンジされています。
こちらのコーデのように、羽織物と組み合わせることで、上品なカジュアルさを演出できるでしょう。
50年代風ファッションコーデ⑧:派手めのシャツ×ドットスカート
ロカビリーなファッションで、50年代風コーデに仕上げています。
綺麗ではっきりとした色を使ったシャツに、ドットのスカートがキュートな印象にしてくれているコーデです。
よく見てみるとシャツの袖にもドットが刻まれていて、スカートのドットとの相性が抜群のアイテムになります。
総合的にみて可愛らしいイメージのコーデになり、少女らしさを全面に出すことができています。
可愛い50年代風のコーデの作り方の、素敵なお手本コーデです。
おすすめの50年代風ヘアスタイル
50年代風のファッションに欠かせないのが、50年代風の独特なヘアスタイルになります。
50年代風のヘアスタイルには、こちらの要素が必要不可欠でした。
- ロカビリーロールは必衰!
- バンダナやリボンで装飾!
では、それぞれのヘアスタイルを詳しく解説していきます。
50年代風のヘアスタイル①:ロカビリーロールは必衰!
ロカビリーロールといって、前髪や後髪もクルンっとしたウェーブを作ることが50年代では人気のヘアスタイルでした。
現在のファッション目線から見ても、とても可愛いヘアスタイルではないでしょうか。
ロカビリーロールをすることで、昔の映画に出てきていた清楚で逞しい女優さんになった気分を味わえるでしょう。
ロカビリーロールのウェーブの大きさは、様々な種類があるとされています。
前髪だけを緩く内側に巻くスタイルもあれば、前髪も後髪も大きなウェーブでくるくるにして、ピンやスプレーで髪型を固定させる方法もあるのです。
まずは比較的簡単な、緩巻きのロカビリーロールから試してみてはいかがでしょうか。
50年代風のヘアスタイル②:バンダナやリボンで装飾!
50年代風のヘアスタイルにするためには、バンダナやリボンといった装飾物が大切になってきます。
現在ではおしゃれな女性や、時には男性も身につけているバンダナは、50年代からファッションに取り入れられていたのです。
バンダナやリボンの使い方としては、ロカビリーロールでしっかりとセットされた髪型に巻くだけになります。
現在の使い方と変わりがないので、簡単に試すことができるでしょう。
また50年代風のヘアスタイルの装飾としては、小さいハットやベールといったアイテムも人気でした。
小物も利用して、50年代風ファッションに仕上げていきましょう。
おすすめの50年代の映画
50年代のファッションリーダーとして有名だった、オードリー・ヘップバンさんがヒロインを務めている映画です。
「ローマの休日」も「オードリー・ヘップバン」も、どちらも幅広い世代が知っている単語ではないでしょうか。
王女様と一般市民である新聞記者との、切ない恋を描いた物語です。
この作品は作品のストーリーと共に、ヒロインのオードリー・ヘップバンさんの衣装も注目を集めた映画になります。
50年代のファッションや雰囲気が存分に楽しめる作品なので、ぜひご覧ください。
50年代のファッションを上手く取り入れよう!
現在でも50年代のファッションは、多くの人から愛されています。
現在風にアレンジをされつつも、おしゃれ好きの人は既に取り入れていることでしょう。
豪華なのに可憐なファッションである50年代の服装を、少し現在のコーデに取り入れるだけでもおしゃれ度は高くなります。
みなさんも50年代のファッションを取り入れて、おしゃれライフを楽しんでみてください。