レターパックライトとレターパックプラスの2種類がある
レターパックとひとくくりにされて紹介されることが多いのですが、レターパックには2種類のサイズがあるって知っていましたか?
レターパックライトとレターパックプラスの2種類です。
この2種類にはどんな違いがあるのか、またどんな使い分け方をしたらいいのかサイズなど詳しく紹介していきます。
ぜひ、レターパックを利用するときの参考にしてみてください。
レターパックライトの特徴
まずはレターパックライトの特徴について紹介していきます。
特徴には以下の3つがあげられます。
- 値段
- 厚さは3cm以内
- 届け先の郵便受けに投函
です。
それぞれをもっと詳しく紹介していきます。
特徴①:値段
レターパックライトの値段は全国一律360円と決まっています。
レターパックプラスとは値段が違います。
A4サイズというのは同じなので、ライトとプラスの値段の違いに注意です。
特徴②:厚さは3cm以内
レターパックライトは厚さが3cm以内のサイズのものしか送れません。
ここがレターパックプラスとの違いで、料金が安いというのもそのせいです。
A4のサイズは同じでも、レターパックライトでは3cm以内のものしか送れないので注意が必要です。
特徴③:届け先の郵便受けに投函
レターパックライトは、ポストに入るサイズのため受取の際に受取印や署名が必要がありません。
受取の時に在宅の必要がなく、ポストに投函という身軽さも人気の理由です。
厚さ3cmまでというサイズなので、ポスト投函できるサイズという、メリットもあります。
レターパックプラスの特徴
続いてレターパックプラスの特徴も紹介していきます。
レターパックライトとの違いはどんなところでしょうか。
- 値段
- 厚さが無制限
- 集荷サービスがある
- 届け先に対面で手渡し
です。
それぞれを詳しく紹介していきます。
特徴①:値段
値段はレターパックライトよりも150円高い、510円になります。
かなり高く感じますが、送れるサイズがそれだけ多いということです。
ゆうパックほどは高くないけど、定形外と違い追跡番号がついているという点でレターパックを選ぶ人も多いです。
特徴②:厚さが無制限
レターパックの特徴としてあげられるのが、レターパック内に入るサイズあれば厚さは無制限で送れるという点です。
重さは4kg以内という決まりがありますが、厚さについては無制限という条件がついています。
そこがレターパックプラスが選ばれる理由の一つです。
特徴③:集荷サービスがある
レターパックプラスには集荷サービスがあります。
集荷サービスは、事前に予約することで自宅やオフィスなど指定した場所に荷物を取りに来てくれるサービスのことです。
集荷は電話かネットで予約できます。
電話はそのまま伝えればいいのですが、ネット予約の場合は送る商品にレターパックがないんです。
その場合は、とりあえずゆうパックを選択しておいて集荷に来た配達員さんにレターパックを渡せば大丈夫です。
レターパックはプラスの方のみ集荷が可能なので、レターパックプラスの特徴といえるでしょう。
たくさんのレターパックを送らないといけない場合などに集荷サービスはとても便利です。
特徴④:届け先に対面で手渡し
レターパックプラスは、受取の際に受領印または署名が必要です。
厚さが無制限のためポストに入らないサイズものが多いという理由が1番です。
ポストに入らないサイズのものをそのまま置いていくわけにはいかないので、受領印または署名がいることになっています。
対面で手渡しが基本です。
レターパックプラスを折って箱型にする方法
レターパックプラスは厚さ無制限をうたっています。
マチがついており箱型サイズにして送ることができるので、厚さの調整をすることができます。
レターパックプラスをどうやって箱にしたらいいの?っていう方もいるでしょう。
そこで箱の作り方の方法を紹介します。
- 縦・横大体5cmぐらいのところに印をつけ、印に沿って折り曲げ形をつける
- 封筒の口の部分から手を入れて、広げて形をしっかりつける
- 封筒の口の手前と短い二面を内側に折り曲げる
- フタをして完成
という流れです。
それでは、もう少し詳しく作り方を説明します。
手順①:縦・横大体5cmぐらいのところに印をつけ、印に沿って折り曲げ形をつける
縦・横の際から代替5cmのところに印を書いて、大き目のマチを作ります。
折り曲げるのでボールペンや油性ペンなどわかりやすいもので書いて大丈夫です。
四隅から同じように印を書いて、普通にあるレターパックプラスのマチより大きなマチを作ります。
そして、その線に沿って外からグイグイ折り目を付けます。
しっかりと折り目をつけておいたほうが、あとで箱型にしやすくなります。
四方向しっかりと折り目を付けます。
手順②:封筒の口の部分から手を入れて、広げて形をしっかりつける
封筒の荷物を入れる口の部分から手を入れて、折り目を中心にしっかりと広げて箱の形を作っていきます。
手順①のところで、しっかりと折り目をつけていると自然と箱の形になりやすくなるので、しっかりと折り目をつけておきましょう。
広げる際に激しくすると破れる場合があるので、注意が必要です。
底になる部分の外側に三角形ができるのですが、外で三角に折りたたんで形をつけるといいです。
手順③:封筒の口の手前と短い二面を内側に折り曲げる
箱のふたの部分を作る手順を紹介します。
内側の文字が赤字で書いている部分があります。
そこを内側に折りたたみます。
横側も内側に折りたたむように入れ込みます。
しっかりと入れ込むことで、箱の形になります。
手順④:フタをして完成
レターパックプラスには封をするように、シールがついているのでそのシールを剥がしてフタをしめます。
そして、きれいな箱型になるように整えます。
周りをテープで補強するとさらにきれいな箱型になります。
下にyoutubeの動画で作り方をさらに詳しく紹介しているので、文章で分かりづらい方はぜひ動画を参考にしてみてください。
レターパックプラスを箱型にした時の最大サイズ
レターパックプラスの通常のサイズがは、A4サイズで厚さ無制限、重さ4kgまでです。
重さは4kgまでで変わりないのですが、縦24cm×横15cm、厚さは10cmほどのサイズまで対応可能です。
ゆうパックで料金が高く送っていたものや、定形外で補償なく送っていたものをこの箱型にすると送ることができるようになります。
フリマアプリなどの発送にとても便利に利用ができるようになります。
レターパックプラスを箱型サイズにしたときの注意点
レターパックプラスを箱型サイズにすると、容量の大きなものを送れますが注意しなくてはいけないことがあります。
その注意点を紹介します。
- 重さは4kg超えてはいけない
- 封をきちんと綴じなくてはいけない
- 発送は郵便局の窓口のみで、コンビニ・ポストからは出せない
- レターパックライトはこの方法は使えない
- 切ったり、加工して付け足して大きくしてはいけない
です。
それぞれをさらに詳しく説明していきます。
注意点①:重さは4kgを超えてはいけない
レターパックプラスは厚さは無制限となっているものの、重さは4kgを超えてはいけないという決まりがあります。
箱型にして大きくするのはいいのですが、重さが4kgを超えると送れなくなってしまいます。
重さには注意が必要です。
注意点②:封をきちんと綴じなくてはいけない
厚さを出すのはいいのですが、きちんと封ができないものは送れません。
ギリギリまで入れたいという気持ちはわかるのですが、封をきっちりできるサイズにしましょう
注意点③:発送は郵便局の窓口のみで、コンビニ・ポストからは出せない
厚みのあるサイズの郵便物なので、ポストにはもちろん入りません。
また、コンビニではポストに入るものの受付はしていますがポストに入らないレターパックの受付はしていません。
必ず、郵便局の窓口にもっていくようにしてください。
レターパックプラスの受け付けは、ポストに入るものはポスト投函も可能ですが基本的には窓口受付になります。
注意点④:レターパックライトはこの方法は使えない
箱型にして送ることができるのはレターパックプラスだけで、レターパックライトはこの方法を使うことはできません。
そもそもレターパックライトには、厚さ3cmという決まりがあるので厚みがでるこの方法は適切ではありません。
注意点⑤:切ったり、加工して付け足して大きくしてはいけない
レターパックプラスを、切ったり加工して故意にサイズを大きくしてはいけません。
また、テープなどで固定するのはいいのですが、全面固定をして完全な箱状にすると郵便局によっては受け付けないところがあるようです。
外側に出る三角の部分などは、テープで止めずにそのままにしておくのがおすすめです。
レターパックライトよりも小さいサイズの荷物ならスマートレターがお得
レターパックライトより小さいサイズの荷物はスマートレターがおすすめです。
A5サイズ、厚さ2cmまで、1kgまでのサイズのものならスマートレターで全国一律180円で送ることができます。
カードや写真、DVDなどA4サイズより小さいものを送るときは、スマートレターの方が安く送ることができます。
追跡がないことと、厚さが2cmということはありますが、安く送れるという点ではとても便利です。
おすすめのフリマアプリに関する本
とことん売れる! メルカリ発送らくらくセット
大手フリマサイト、メルカリを簡単に始められる本です。
厚さを測るスケールと、梱包用のメジャーがついており送料が難しいとサイズが分からずメルカリをあきらめている人におすすめです。
レターパックも厚さや大きさなどのサイズの決まりがあるので、とても重宝します。
メルカリ公式ガイドブック
メルカリをしっかりと使いこなせる完全公式ガイドブックです。
購入から出品まで売り方のコツや買う際のチェックするポイントなどもしっかりと紹介します。
売れ筋商品なども紹介しているので、自宅にあっていらないものを販売する目安にもなります。
レターパック2種類を用途に合わせてサイズを使い分けよう
レターパックの2種類を詳しく紹介しました
大きさは同じですが送れる厚さが違うので、用途に合わせて使い分けをするのがおすすめです。
特にレターパックプラスは、箱型になり厚さ無制限なので厚みのある荷物に最適です。
ぜひレターパックのいろいろな使い方を、この記事を参考にして試してみてください。