ベビーオイルは赤ちゃんだけのアイテムじゃない!
そもそもベビーオイルとは、生まれたその日から使えるほど低刺激のやさしいケア用品として助産師さんやママに愛用されているオイルです。
このベビーオイルは美容にも使える万能アイテムとしても話題で、大人の女性のスキンケア用品としても長年大人気な商品となっています。
ベースとなるオイルは石油から精製された鉱物油と、植物から作られる植物油の2種類があります。
鉱物油は体に悪いを持イメージを持ちますが、馴染み深いワセリンは鉱物油から作られたオイル。
アトピー肌の保護として医療でも重宝されているほど、外部からの刺激を長時間防いでくれる性質を持っています。
一方植物油の特徴としては、肌に馴染みやすく、奥まで浸透していく性質があります。
ホホバオイルやアルガンオイル、料理にも使われるオリーブオイルも植物油になります。
保湿力が高く、クリームよりもサラっとして伸びが良く、塗りやすさがあるところが特徴です。
無香料なものが多いのも特徴。
他の香りの邪魔をしない利点もあり、スキンケアとしても使い勝手が良いアイテム。
顔だけじゃなく全身の肌にも髪のケアにも使えるアイテムですが今回は顔の美容に注目してベビーオイルについて詳しくご紹介します。
ベビーオイルを顔に使うメリット
美容系の雑誌などでもキャリアオイルと呼ばれるオイルが紹介されていることが多く見受けられます。
そういったキャリアオイルもある中、ベビーオイルがおすすめなメリットをご紹介いたします。
- 安価
- 添加物が少ない
- 誰でも使える
- 続けやすい
- 保湿力に優れている
メリット①:安価
なんと言ってもコストパフォーマンスの良さがおすすめするポイントのひとつ。
キャリアオイルと比べれば安価のため毎日のスキンケアに続けやすいというメリットがあります。
冬の乾燥が気になる季節は湯舟に入れて使うなど、乾燥が気になる季節は使う量が多くなりますが、そういった季節でもたっぷり使えるのはコストパフォーマンスが高いからこそ。
毎日使い続けるものだから安く手に入れられるのは嬉しい点ですし、オイルを足してスキンケアをしていこうと考えている人も、試してみやすい点も嬉しいポイントではないでしょうか。
メリット②:添加物が少ない
添加物はなるべく除去していきたい成分ですよね。
ベビーオイルの主成分は自然由来のものでできています。
原材料を最低限にとどめていることで不純物が少なく、安心して使い続けられるオイルとなっているところが、顔などの肌をすこやかに維持していきたい女性には取り入れたいメリットではないでしょうか。
メリット③:誰でも使える
生まれた日から使えると言われているほど低刺激のベビーオイルは高い安全性が特徴です。
家に1つあればお子さんにはもちろん、旦那さんのお顔の髭剃り後の保湿アイテムとしても使うことができます。
女性の人も顔はじめ敏感肌で悩む人も多くいると思いますが、そういう人にも安心して使えるところ嬉しいメリットがあります。
メリット④:続けやすい
何事も続けていくことは大切と言われていますが、美容でも続けることは大切なこと。
キャリアオイルなどと比べても安価な面や低刺激であることで、毎日のケアが続けやすいメリットがあります。
メリット⑤:保湿力に優れている
ベビーオイルは肌に油の膜を作って保護してくれます。
特に洗顔後など、乾燥が肌にとってダメージを与えてしまいますが、ベビーオイルを塗ることにより、肌水分の蒸発を防いでなめらかな肌をつくることができます。
ベビーオイルの使い方
ベビーオイルを顔に使用するときのスキンケア方法をご紹介いたします。
クレンジングオイルの代わりとしてベビーオイルでメイク落としが可能です。
顔のクレンジングに大切な役割があるというのはご存知でしょうか。
しっかりとメイクを落とさなければ美肌を保つことはできません。
ベビーオイルなら低刺激なので、マスカラを落とすときも目に入って痛いという思いもせず、落とすのに時間がかかりがちな目元のメイクも優しくメイクを落とすことができます。
クレンジング後の洗顔時にもベビーオイルは活躍。
洗顔フォームに数滴たらしてから泡立てるとふっくらとした泡が作れるうえ、肌への負担を減らしながら洗顔できて洗いあがりもしっとりします。
洗顔後にお肌のつっぱった感じもしないので心にも余裕を持ってスキンケアに移れるんです。
もちろん洗顔後のスキンケアにもベビーオイルが使用できます。
化粧水や美容液などで整えた後、フタの役割として上からベビーオイルを塗ると化粧水などの蒸発を防ぎ、保湿もしてくれます。
すべりが良いので顔のリンパマッサージにも使えるほか、鼻などにできやすい毛穴の黒ずんだつまりもマッサージで除去を促すことも可能。
メイクの時にもベビーオイルは使えるんです。
アイラインやマスカラ、口紅などがはみ出してしまったり、つけたくないところにつけてしまったりと失敗はつきものですよね。
そんな時にも少量のべビーオイルを綿棒に含ませて消したいところに滑らせると綺麗に消えます。
顔に使ったベビーオイルのテカリの消すには、乾いた綿棒でまた滑らせれば良いだけ。
まさに万能な美容アイテムなんです。
ベビーオイルを顔に使った時に期待できる効果
ベビーオイルを顔に使用するとどのような効果が期待できるのでしょうか。
- 水分の蒸発を防ぎ肌を乾燥から守ってくれる
- 配合されているビタミンEが肌の酸化を防いでくれる
- 肌への負担を減らしてくれる
- 毛穴のケアができる
期待できる効果①:水分の蒸発を防ぎ肌を乾燥から守ってくれる
ベビーオイルを使うことで肌を保湿してくれる効果があります。
顔の肌水分をキープして潤いのある肌へ導いてくれる効果が期待できます。
期待できる効果②:配合されているビタミンEが肌の酸化を防いでくれる
ビタミンEには抗酸化作用の効果があります。
肌荒れの原因を発生させないようにしてくれる働きがあるのが特徴。
顔の肌荒れ防止の効果が期待できるのは女性としてとても頼れる成分です。
期待できる効果③:肌への負担を減らしてくれる
日々生活していると肌へ与えている負担は思った以上に大きいです。
乾燥や紫外線、クレンジングや洗顔時の肌への摩擦など・・・。
スキンケアは肌を美しくするために行っているのに、ケアの仕方で肌へ負担を与えてしまっているのは残念ですよね。
伸びの良いベビーオイルをプラスして使うことにより摩擦を軽減してくれ、乾燥からも守ってくれるので肌思いなケアをすることができます。
期待できる効果④:毛穴のケアができる
鼻の毛穴汚れは目立つので鼻パックなど無理やり除去する人も多いですが、そのやり方はさらに鼻の毛穴が広がってしまい炎症を引き起こしてしまう原因にもなってしまいます。
使い方はお風呂あがりやホットタオルで気になる部分の毛穴を開かせてから、ベビーオイルを浸した綿棒でくるくるとマッサージすると肌に負担を掛けることなく取れていきます。
ただ1回のマッサージですべて除去できるというわけではありません。
週に2~3回程度ずつ続けてケアしていくことが大切です。
ベビーオイルを顔に使う際の注意点
低刺激でコストパフォーマンスも高く、万能に使えると紹介してきたベビーオイルですが、注意点も確認して使用していきましょう。
- 使用する量を適量にする
- 脂性肌には使用しない
- パッチテストを行う
ベビーオイルを顔に使う注意点①:使用する量を適量にする
良いものだからと大量に付けると逆に肌トラブルの原因となる可能性があります。
これはベビーオイルに限って言えることではないですが、何でも適量が一番効果を発揮してくれます。
過剰に使ってしまうと毛穴が詰まってしまうことが懸念されるので、量が分からない場合は少量ずつ使用し、足りないと感じる時に足していくという方法がおすすめです。
ベビーオイルを顔に使う注意点②:脂性肌には使用しない
残念ですが、脂性肌の人には向いていないスキンケア用品になります。
脂性肌の人は乾燥によって脂性肌になっていると言われていますが、ベビーオイルを使用することでよりオイリー肌になってしまいます。
ニキビができやすい肌なので、オイリーになると肌トラブルの原因になってしまいます。
脂性肌で悩んでいる人は脂性肌用の保湿アイテムで保湿していくことがおすすめです。
また脂性肌の人にとどまらず、ニキビのケアとしてもべビーオイルの使用はNG。
お肌にあったスキンケア用品で正しいケアを心掛けましょう。
ベビーオイルを顔に使う注意点③:パッチテストを行う
生まれたその日から使えるほど低刺激なべビーオイルと紹介しましたが、誰でも問題なく使用できるものではありません。
少量のベビーオイルを二の腕の薄い肌などにつけ、しばらく様子を見て肌の状態が良ければ顔につけて使用することをおすすめします。
もし合わずに顔中が荒れてしまっては、元も子もない結果になってしまいます。
パッチテストは大事な役割を果たしてくれます。
おすすめのベビーオイル
ベビーオイルの特徴をご紹介してきました。
ベビーオイルは様々なメーカーから発売されているので、どのような商品があるのか見ていきましょう。
- ジョンソン ベビーオイル
- 熊野油ディブ ベビーオイル
- ピジョン ベビーオイル
- WELEDA(ヴェレダ) カレンドラ ベビーオイル
- AMOMA ベビーオイル
おすすめのベビーオイル①:ジョンソン ベビーオイル
優しくてマイルドな質感を追求してきた、世界でも有名なブランドである”ジョンソンエンドジョンソン”から出ているベビーオイル。
子どものいない人でもベビーオイルと言えばこのパッケージを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
90パーセントを超える原材料が天然成分で、使用テストを行い、必要な成分のみを厳選して作っているという徹底ぶり。
長年愛用され続けているのも納得です。
おすすめのベビーオイル②:熊野油ディブ ベビーオイル
皮膚科医の先生からおすすめされて使用している人もいるほど、メイドインジャパンの天然素材で作られた安心度の高いべビーオイル。
ヒアルロン酸やEXセラミドを配合しているので保湿力もさらにアップ。
すこやかにお肌を保ってくれます。
かわいらしいパッケージも魅力的です。
おすすめのベビーオイル③:ピジョン ベビーオイル
育児製品に力を入れているピジョンから出ているベビーオイル。
生まれた赤ちゃんは乾燥や刺激から肌を守るため胎脂と言われる保湿力を持って生まれてくるそうです。
その胎脂を参考にして開発したのがこのベビーオイルだそうです。
植物性のオイルを使用しています。
皮フ科医による刺激性テストをクリアしている安全性の高いベビーオイルです。
おすすめのベビーオイル④:WELEDA(ヴェレダ) カレンドラ ベビーオイル
ヴェレダは西欧でポピュラーな自然医薬品メーカーで品質が良いことから世界中で親しまれています。
植物油を使用しているベビーオイル。
名前にも入っている通りカレンドラという植物の他、カモミールやアーモンドのオイルで作られています。
植物性のオイルなので角質層まで浸透するところが特徴です。
おすすめのベビーオイル⑤:AMOMA ベビーオイル
こちらも植物性のオイル。
日本人に馴染み深い米ぬかを原料とした100%植物性のオイルです。
添加物が入っていないので安心なベビーオイル。
サラっとした使い心地でビタミンEが豊富に配合されています。
おすすめの美容アイテム
ベビーオイルを顔に使用するにあたり、スキンケアの参考にしていただきたいアイテムをご紹介いたします。
スキンケアをしっかりしていても思ったように効果を実感できないという人におすすめの本です。
化粧品のスペシャリストとして活躍しているコンシェルジュと皮膚科専門医がタッグを組み、化粧品の効果を発揮する使い方を教えてくれます。
スキンケアのみならずメイクコスメの使い方も載っているので女性なら1冊は手元においておきたい本です。
洗顔後に化粧水やベビーオイルで整えたあとにパックをするとさらに保湿効果を高めることができます。
このパックはコットンのパックよりも水分を肌にとどめることができ、洗って繰り返し使うことができる大人気のアイテム。
意外とコットンのパックも蒸発が早いのでコットンパックとの併用でも試してみる価値ありです。
ベビーオイルを顔に使用して綺麗な肌へ整えましょう
ベビーオイルの万能さや活用術についてご紹介いたしました。
スキンケアの幅が広がるので試してみたくなりますね。
多様な使い方ができてコストパフォーマンスの高いベビーオイルを日々のスキンケアにプラスしてみてはいかがしょうか。
ベビーオイルを髪に使う方法については、こちらの記事で詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください。
ベビーオイル特集!ウェットヘアやくせ毛風髪型セット方法などご紹介ベビーオイルを使うメリット
p-insta:(https://www.instagram.c...