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2019/07/07

胆力の意味とは?物怖じしない精神力のある人の特徴や鍛え方を解説

「胆力」とはどういう意味でどういう時に使われるのでしょうか。
また「胆力」を持ち合わせている人といない人にはどういう違いがあるのでしょうか。

「胆力」の特徴や鍛え方が分かれば、「胆力」のある人に少しでも近づけるかもしれませんね。

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胆力の意味とは

胆力を養う

人生で自分の望む成功をつかむためには、さまざまな能力や経験が必要になるかと思います。
それらをひとまとめにした言葉が「胆力」にあたるでしょう。

「胆力」はどう読むかと言いますと「タンリョク」と読み、意味は、「物怖じしない」「度胸がある」というような心の強さを表していると言えるでしょう。
何事も動じずに、自分の思うままに力強く突き進んでいく、そういうようなイメージですよね。

常に堂々としており、自分の意志をしっかりと持ち合わせ、自分を信じて道を切り開いていける、また忍耐強く、そうそう簡単には諦めない心の強さを表現していると言えるでしょう。

<下に続く>

胆力がある人の特徴

胆力のないドア

どういう特徴がある人のことを「胆力」があると言えるのか、ご紹介していきましょう。

  1. ポジティブな思考を持ち合わせている
  2. 強い信念がある
  3. 自分にとって必要なものだけを選択する
  4. 粘り強く最後までやり遂げる
  5. どんな状況でも物怖じしない
  6. どんな相手でも本音が言える
  7. 常に向上心がある
  8. すべて自己責任であるという認識がある
  9. 周囲の影響を全く受けない
  10. チャレンジ精神が旺盛である
  11. 柔軟に対応できる
  12. 打ちのめされてもへこたれない
  13. 周りからの評価は気にしない
  14. サポートは受けても当てにすることをしない
  15. 冴えた直観力がある

胆力がある人の特徴1:ポジティブな思考を持ち合わせている

いつも前を向いて物事を捉えて、進んでいくことができるという特徴があります。
いくら失敗をしたとしても、自身で考え、その失敗を次に生かせるように考えています。

失敗も成長の糧と思うことができるタイプ。
くよくよしていることなんて全くありません。

胆力がある人の特徴2:強い信念がある

自分自身がしっかりとしており、強い信念を抱いています。
自分の思い描く「夢」や「目標」に向かい、強い信念をもって突き進みます。

ですから、しっかりと前を見据えており、少々の挫折や失敗では全く動じません。
最後のゴールにたどり着くまで、何が何でもやり遂げるというタフな心の持ち主なのです。

胆力がある人の特徴3:自分にとって必要なものだけを選択する

タフな心の持ち主なので、全て目の前のものをこなしていきそうな感じがしますが、決してそうではありません。
今、自分にとって必要なことは何かを考え、必要なものだけを選んで行動していきます。

それ以外のことを選択しない理由は、物怖じをしている訳でもなく面倒なだけという訳でもありません。
「やること」「やらない」ことを決めることにより、よりゴールに近づけることができるという戦略だと考えているのです。

そういう判断を直感的にしていけるのも特徴です。

胆力がある人の特徴4:粘り強く最後までやり遂げる

一旦、「目標」を決めたら何が何でもそれに到達できるように突き進みます。
途中、多少の挫折や失敗があろうとも落ち込むようなことはありません。

もちろん、向上心も持ち合わせているので、全てのことを学びながら前進していきます。
そして、途中何があろうとも最後までやり遂げるのが特徴です。

胆力がある人の特徴5:どんな状況でも物怖じしない

自分自身というものがしっかりとあるので、他人に影響されるようなことはありません。
したがって、どういう状況に置かれたとしても、自身の信念を持ち合わせているので、自分の意見をはっきりと伝えることもできます。

相手が誰であろうと、どういう状況であろうと、自分自身は変わらず、物怖じをしないのが特徴です。

胆力がある人の特徴6:どんな相手でも本音が言える

どんな状況でも、どんな立場であったとしても物怖じをすることがありません。
したがって、どんな相手に対しても本音を言えることができるのです。

相手の顔色なんてうかがうようなことも全くせず、関係ないのです。
自分の意見をそのまま言うので、周囲からすると、協調性がない、相手の気持ちを汲めないと勘違いされる場合もあるでしょう。

胆力がある人の特徴7:常に向上心がある

常に非常に高い向上心をもっているので、「ぬるま湯」に浸かっているような状況ではよしとはしません。
「安定」や「その辺りの位置」のようなことは性に合わず、もっと上のステージに挑んでいくのが特徴です。

ある程度までいくと、通常はそこからは「安定」を求めて「守る」ことに徹したりしますが、そういうことは決してありません。
常に向上心をもって、更なる高みをめざしているのです。

胆力がある人の特徴8:すべて自己責任であるという認識がある

胆力のある人は、自分の頭でしっかり考えて行動しているので、何かに失敗したり、大きくつまずいたりしても、誰かのせいにしたりすることはありません。
すべて自分の行動の結果であると考え、自分の責任であるという意識があります。

失敗してもすぐに冷静に考え直して改善点や反省点を見つけ出して対処することができますし、ポジティブな思考を持ち合わせていますので、立ち止まって考えこむようなこともありません。
判断力もありますので、自分で必要なことを瞬時に判断して実行に移していきます。

胆力がある人の特徴9:周囲の影響を全く受けない

自分自身の信念を抱いているので、周囲の影響を受けるようなことがありません
どんな状況下に居たとしても、自分を見失うことがありません。

自分の「目標」や「夢」に向かってわき目もふらず、突き進んでいくような特徴があります。

胆力がある人の特徴10:チャレンジ精神が旺盛である

もともと好奇心が旺盛で、何事も未知の世界にチャレンジすることを忘れません。
未知の世界に飛び込むのはワクワクしますよね。

また新しいことに挑戦することで、今までしてきた経験とは違う経験もできますし、新しい経験により学ぶことも多いでしょう。
そういうことをいくつもチャレンジしていると、さまざまな困難も立ちはだかりますが、それを乗り越えることにより、さらに高みを目ざすことができますね。

胆力がある人の特徴11:柔軟に対応できる

色々なことにチャレンジをしたり、失敗したり、経験したりということができるので、どんな状況にいても特に動じることはありません。
全てのことに柔軟に対応できる能力が備わっています。

柔軟に対応していきながら、賢く取捨選択していけるのが特徴です。

胆力がある人の特徴12:打ちのめされてもへこたれない

目標に向かって突き進んでいくうちに、壁にぶち当たったり、失敗をしたり、そうそう簡単にはゴールまで行きつけないものです。
何度も、スランプ状態が訪れることもあるでしょう。

成功できる人は、何度打ちのめされても、へこたれることがありません

胆力がある人の特徴13:周りからの評価は気にしない

自分の目標がしっかりと定まっているので、ゴールに達するまでの間に何が起ころうと、周囲からどういう反応があろうと、特に気にすることもありません。
自分の目的が定まってブレないので、何があろうと自分自身を保つことができるのです。

胆力がある人の特徴14:サポートは受けても当てにすることをしない

「胆力」のある人は、人から助けを受けたとしても断りません。
しかし、そのサポートをあてにしたり、もっとサポートを欲しがったりというようなこともありません

自分1人でできることはとにかく何でも1人でこなしてしまうのです。

胆力がある人の特徴15:冴えた直観力がある

さまざまな経験をしてきているので、頭で考えるよりも、直感の方を大事にする場合もあります。
論理的に考えることよりはるかに卓越した部分での直観力で判断するのです

それはその人の経験値の水準が高いので、冴えた直感が働くのでしょう。

<下に続く>

胆力のない人の特徴

胆力を養う象

それでは逆に「胆力」がない人はどのような特徴を持ち合わせているのかご紹介していきます。

  1. 周囲の目や世間体を気にする
  2. 何をするにしても言い訳が多い
  3. 受け身であることが多い
  4. 考え方が前向きではない

胆力のない人の特徴①:周囲の目や世間体を気にする

「胆力」が備わっていない人は、とにかく周囲の目や評価を気にしたり、世間体を気にしたりします。
他人からどう思われているのかが、自分の振る舞いの目的の大きな部分を占めるほど、周囲の目が気になる場合も。

自分がどうしたい、というよりも、他人からどう思われるか、が重要課題になり得るのです。

胆力のない人の特徴②:何をするにしても言い訳が多い

「胆力」がない人ほど、言いわけが多くなります。
他人に責任転嫁をして、人のせいにすることが口癖のようになっているからです。

自分で反省して、次に生かすためにはどうすればいいのかという感じで前に進んでいくタイプではありません。
したがって成長もないでしょう。

胆力のない人の特徴③:受け身であることが多い

「胆力」のない人は、常に受け身の状態です。
自分が主体性をもって動くようなことはしません。

また物事の捉え方も全て受け身の方で、自分から目標を定め進んでいくという感じではありません。
自分の身に起こることをそのまま受け入れるだけのタイプなのです。

それで失敗したとしても、次に何かを活かせるようなことも考えません。

胆力のない人の特徴④:考え方が前向きではない

何につけても、決してポジティブな考え方ではありません。
何事も進んでトライして、経験して、学んでいくという姿勢ではないのです。

何かするにしても、嫌なことや面倒なことだったりすると、何かにつけて言い訳をしてしないように仕向けたり、とにかくネガティブな姿勢なのです。
自らが目標を設定して進んでいくわけではないので、何も吸収しないままなのです。

<下に続く>

胆力が必要な理由とは

胆力を補う犬

人として力強いイメージのある「胆力」が、どうして必要とされるのかその理由を探ってみましょう。

  1. 経営者として必要なことである
  2. 思うだけではなく行動に移すことができる
  3. 問題を解決していくことができる
  4. 新しいことを創造できる

胆力が必要な理由①:経営者として必要なことである

会社の経営者のトップとしているためには、なくてはならないものが「胆力」でしょう。
会社の経営は、常に一定ではないですし、良いときもあれば、悪いときもあります。

そういう時には、柔軟な対応で、窮地を切り抜けることができるか、できないかによって、会社の将来を左右する結果に。
常に冷静な判断力で、時には、戦略的に大胆な決断をしないといけない場合もあるでしょう。

周囲の状況に流されず、失敗を恐れず、ただただ目的に向かって突き進んでいけるということは、経営者にとって重要な部分の1つになります。

胆力が必要な理由②:思うだけではなく行動に移すことができる

人は、何をしたいと考えたり、思ったりするだけでは、何も変わりません。
「胆力」を兼ね備えている人は、思うだけに留まらず、その思いを実行に移していくのです。

また、自ら考えて、行動し、結果を分析して、次に生かせることを抽出するというような一連の流れも「胆力」があれば、行動に移せるのでしょう。
自ら考えて、こうしよう、ああしよう、いう考えがあり、それらを実際の形にできる、能力があるのです。

胆力が必要な理由③:問題を解決していくことができる

生きていく中で、さまざまな問題が発生するのは世の常です。
問題が発生したときには、適切な処理をしなければいけません。

誰しも面倒くさいトラブルは避けて通りたいもの。
しかし、真っ向から問題に取り組み解決するのが「胆力」を持ち合わせた人です。

それがあれば、トラブルにぶつかっても動じることなく、冷静に処理することができるでしょう。

胆力が必要な理由④: 新しいことを創造できる

自分の持ち合わせた技術や経験などで、その気になればいくらでも新しいことを創造することができるでしょう。
常に好奇心にあふれ、チャレンジ精神が豊富な人は、他の人には思いつかないようなアイデアが思い浮かんだりするものです。

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胆力を鍛える方法

胆力の使い方

そんな誰もが憧れる「胆力」をどうすれば鍛えることができるのでしょうか。

  1. いつでもポジティブな思考を維持する
  2. 新しいことにチャンレンジをする
  3. さまざまな角度から考察をする
  4. 気持ちの切り替えができるようにする
  5. 素直な気持ちを持つようにする
  6. どんなことに対しても動じない心の強さをもつ

胆力を鍛える方法①:いつでもポジティブな思考を維持する

最後まであきらめずに目標を達成するには、前向きな思いや考えを持ち続けることが大切です。
成功するまでの道のりには、さまざまな障害が待ち受けているはずです。

それを1つ1つクリアすることにより、最終的にゴールに到達できるのでしょう。
さまざまな事柄にもくじけることなく、果敢に立ち向かっていける強靭な心を保つことで、自然と「胆力」も鍛えられるでしょう。

胆力を鍛える方法②:新しいことにチャンレンジをする

何もかも受け身の姿勢でいると、吸収できることが限られてきます。
何か成長したいと思うのならば、自ら考えて行動していくということが重要になります。

新しい分野にどんどんチャンレンジしていくことにより、さまざまな刺激を受けながら、たくさんのことを吸収していけるようになります。
チャレンジをしていく中で、困難なことや苦悩も出てくるでしょう。

それらに対応していくことで、何事にも恐れず動じないタフな心が鍛えられるでしょう。

胆力を鍛える方法③:さまざまな角度から考察をする

物事を捉える方法として、1方向から見るのではなく、多方面から見てみて、考察する捉え方も重要になってきます。
1方向からしか見ていないと、その物事の裏側のことが分からないことが多いです。

成功までたどり着くのには、あらゆることが待ち構えており、良いことばかりではありません。
またさまざまな角度から物事を捉えることができるようになれば、自分の中に新しいアイデアが浮かぶこともあるでしょう。

いつも見慣れた場所から見慣れた景色を見るだけではなく、違う場所から見ることにより、普段見えないものが見えたりするものです。
いつも同じ主観的にみるのではなく、いかに物事を客観的に捉えられるかにより、さまざまな気付きがあるはずです。

胆力を鍛える方法④:気持ちの切り替えができるようにする

何かの目標に突き進んでいれば、途中で何かしらトラブルがあったり、失敗したりと、気持ちが落ち込む場面も多々出てくるかと思います。
何かすれば、落ち込んで、なんてしてると、時間ばかりが過ぎていってしまうのです。

出来るだけ、自分自身の気持ちを入れ替える方法、前向きな気持ちになる方法を多く持っていれば、それだけすぐに気持ちを切り替えることが可能になります。
1つ1つは少しの差であったとしても、人生において考えた時は、かなり大きな差になっていくはずです。

胆力を鍛える方法⑤:素直な気持ちを持つようにする

目標に突き進むにあたり、周囲から褒められたりすることばかりではありません。
時には、アドバイスを受けたり、批判をされたり、という場合もあるかと思います。

そのような場合でも、言われたことに対して否定や文句を並べるのではなく、そのまま素直に受け入れるということも大切になります。
その分、自身の視野も広がり、結果的には自分にとってプラスになるのです。

それだけ、素直になるということは自分自身にとってメリットが大きいでしょう。

胆力を鍛える方法⑥:どんなことに対しても動じない心の強さをもつ

日々生活していると、良いこともあれば、悪いこともあったりしますよね。
皆さんは悪いこと、アンラッキーなことに遭遇した場合はどういう気持ちになるでしょうか。

それはやはり気分が落ち込みますよね。
しかし、その状態が長く続くことは決していい状態とは言えません。

早く気持ちを切り替えて元の自分に戻る必要があります。
それと同時に、何か悪いことやついていないことに遭遇しても、気持ちを平静に保つことで、落ち込むことがないので、そのまま突き進んでいくことができ、時間が無駄になることがありません。

また動じない、平静でいられるという状態は次の行動を考える余裕もありますので、強靭な心を持つと、自分自身に振り回されることがなくなり、ストレスに感じることも少なくなるでしょう。

<下に続く>

胆力を鍛えたい人におすすめの本

自由に生きる胆力の磨き方
1620円

「胆力」とは、良くも悪くも、受け入れられる人間としての器のことであり、他人に対しては安心感や安定感を与え、信頼をもたらすものです。
それでは、どうすればそのような胆力を身につけることができるのしょうか。

それは「物事の表面を捉えるのではなく、本質を捉える自由な心を持つこと」が重要なのです。
その自由な心を持つために障害になっているものが、義務感や常識にあたります。

何事も「できる人」は、義務感や常識に囚われることなく、常に自由に選択し、自由に創造性を発揮するからこそ、成果を出し続けることができるということが分かる1冊になっています。
この本を読めば、誰でもわかりやすく胆力を磨く方法が分かるでしょう

<下に続く>

成功への近道は「胆力」がカギ!!

胆力は成功のもと

皆さんの周りでもこの人は成功者といえるような人はそう多くはないと思います。
成功をしている人は、多くが「胆力」があると言われるような人です。

動じない心、突き進む力強さ、忍耐力、直観力など言い出したらキリがないほどたくさんの要素を持ち合わせている人なのです。
なかなかそれだけの要素を持ち合わせるのは、簡単なことではありませんが、日頃より気を付けて努力することにより、少しづつ身についてくるでしょう。

何かを成功させるためにはそうそう簡単なことではありません。
ほとんどの人は最後までたどり着けずに諦めてしまうのです。

その違いを一言でお伝えするのなら、「心の強さ」と言えるでしょう。
その強靭なハートがあれば、動じないですし、落ち込んだりすることもなく、時間的なロスが少なく、成功にまで最短でたどり着けるかもしれません。

今後の人生を充実したものにするためには、「胆力」を鍛えることで手に入れられることができるでしょう。

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