爪を補強する方法
爪をきれいに伸ばしたいのに、途中で折れてしまったり二枚爪になってしまったりと悩んでいる人は少なくありません。
爪を長く伸ばすためには補強が効果的ですが、具体的にどんな補強方法があるかをチェックしていきましょう。
- 補強コート
- 補強テープ
- ジェルネイル
- マニキュア
方法①: 補強コート
まず紹介したいのが補強コートです。
補強コートはマニキュアのような見た目で、ベースコートとして使える補強コートとトップコートとして使える補強コートがあります。
ベースコートとして使う補強コートの場合はマニキュアを塗る前の下地として、トップコートとして使う補強コートはマニキュアを塗った上から使用します。
用途に合わせて2つのタイプの補強コートを使い分けましょう。
補強コートの特徴は、弱った爪を強くして健康な爪に導くことです。
爪の健康に効果的な美容成分が含まれているため、きれいに爪を伸ばしたい人にはおすすめです。
方法②: 補強テープ
伸ばしている途中で爪にひびが入ってしまったときにおすすめなのが補強テープです。
補強コートと比べるとあまり知られていないかもしれませんね。
使い方は、爪の割れた部分に専用のシールを貼り付けてネイルグルーでさらに補強します。
水に強い素材のものを選べば家事をしていても剥がれることがないため、ストレスなく爪を伸ばせるでしょう。
割れた爪を放置していると更に割れがひどくなりますし、服に引っかかることもあります。
悪化すると出血や深爪の原因にもなるため、割れた爪は放置せず補強テープで補強しましょう。
方法③: ジェルネイル
爪が薄く長さを出すのが難しい場合はジェルネイルに挑戦してみるのもひとつの手です。
ジェルネイルをすることで爪がきれいに見えるのもメリットです。
とはいえ、ジェルネイルはネイルサロンのイメージが強いため、ネイル初心者にとってはハードルが高いように感じます。
しかし、最近では家でもできるジェルネイルが増えているため、爪が弱いことで悩みを抱えているのであれば試してみても良いでしょう。
方法④: マニキュア
ジェルネイルはハードルが高すぎる、もっと簡単に爪を補強したいという人におすすめなのがマニキュアです。
ジェルネイルほど爪を補強する力はありませんが、何も塗らないよりは爪を保護することができます。
好きな色のマニキュアを選べば、補強しながらセルフネイルを楽しめるのも嬉しいですよね。
ただし、爪にマニキュアを塗る前にはベースコートを忘れず塗りましょう。
おすすめの人気の爪補強コート
爪の補強コートはマニキュアのように手軽に塗れるため、取り入れやすい補強方法です。
爪補強コートと言ってもいくつか種類があるため、自分に合った爪補強コートを見つけましょう。
①:ネイルネイル ネイルサポート
ネイルネイルのネイルサポートは、ベースコートとしてもトップコートとしても使えます。
もちろんネイルサポートのみで使用することもできるため、使い勝手が良いのが人気の理由です。
プチプラなのに1本で2度使えるのはうれしいですよね。
保湿成分が入っているため、爪の補強だけでなく乾燥ケアもできます。
クリアは場面を選ばずに使えることもうれしいポイントです。
クリア以外にもピンクがあり、より爪が美しくなるためこちらもおすすめです。
②:OPI ネイルエンビー
OPIの爪補強コートは種類が多いのですが、中でも人気なのがネイルエンビーです。
ネイルエンビーは透明なので、プライベートだけでなく仕事の時にも使えます。
ネイルエンビーには爪の健康に欠かせないビタミンE、加水たんぱく質が入っているため、塗り続けることで健康的な爪に近づけます。
ネイルエンビーはプロのネイリストも高く評価していると言われる補強コートですので、試してみる価値はありそうです。
③:HABA ケア&プロテクトネイル
無添加化粧品が人気のHABAですが、こちらの爪の補強コートもおすすめです。
美容液のようなネイルとも呼ばれるほど美容成分がたっぷりと配合されています。
爪が弱いとマニキュアなどの刺激でひび割れや二枚爪が悪化してしまう恐れがあります。
無添加で美容成分が入っているケア&プロテクトネイルなら爪にやさしいため安心です。
色はクリアとシュガーピンクがあり、シュガーピンクはパールが入っているため爪をきれいに見せてくれます。
マニキュア特有の嫌なにおいがしないことも選ばれているポイントです。
④:ZOYA アンカーベースコート
薄い爪や二枚爪の補強をするなら、なるべく爪にやさしい補強コートを使用したいと考えるのが当然です。
そんな人にはZOYAのアンカーベースコートがおすすめです。
ベースコートタイプの補強コートなので、マニキュアの下地として使用しましょう。
アンカーベースコート単品で使う場合は、2回から3回重ね塗りすることで補強効果がアップします。
この補強コートには、爪に刺激があるとされるトルエンやDBP、ホルムアルデヒドが含まれていないため安心して使うことができます。
ベースコートとしても評価されており、マニキュアの色持ちが良くなる効果も期待できそうです。
⑤:Rooro アクティブネイルハードナー
薄い爪を補強したり、ひび割れから爪を守ってくれる効果があることで人気なのがRooroのアクティブハードナーです。
パッケージも印象的で値段もプチプラなので人気の商品です。
速乾性なので使いやすいですし、アスリートも使っている商品ですので爪の補強効果は期待できます。
あまり知られていませんが、アスリートにとって爪の補強はとても重要なポイントなのです。
爪が割れていたり深爪になっていると手に力が入りにくくなってしまうためです。
特に手を酷使する野球選手は爪の補強ケアをしている人が多いそうです。
プロのアスリートが使っている爪補強コートなら信頼できますよね。
もちろん美容成分も含まれているため、補強しながら健康な爪に導いてくれるでしょう。
おすすめの人気の爪補強テープ
爪を長く伸ばしたいのに途中で折れてしまった時は補強コートではなく補強テープがおすすめです。
爪の補強テープは安く手に入るものが多いため、爪を伸ばしたいときには必需品です。
①: シルクシート
爪の補強シートの中でも人気なのがシルクシートです。
シルクでできており、爪に貼っても違和感が残らないほどの薄さです。
使い方はシルクシートを適当な大きさに切り、ひび割れた部分を覆うように貼り付けます。
その上からネイルグルーを塗り、マニキュアやジェルネイルを重ね塗りします。
何度か重ね塗りをすることでシルクシートを貼った段差も気にならなくなります。
割れた部分を保護してくれるため、家事も普段通りにできます。
1回にどれくらい使うかにもよりますが、目安としては100回程度使えます。
この値段で100回分と考えたらプチプラですよね。
②: ドットシルクラップ
一般的な爪補強シートは、シートの接着面全面に接着剤が塗られています。
それに対してドットシルクラップは、シートの接着面にドット状に接着剤が塗られていることが特徴です。
シート全面に接着剤が塗られている補強シートよりも、ドット状に接着剤が塗られているシートの方が爪に貼りやすいという声も多くあります。
そのため、ネイル初心者の人や補強シートを初めて使う人におすすめの商品です。
補強シートを選ぶうえで気になるのが粘着力の強さです。
ドットシルクラップは、ドット状に塗られている接着剤が爪と密着させたときにシート全体に広がるため接着力には問題ありません。
また、ドットシルクラップは補強シートを使う際には必需品となるピンセットがセットになっています。
枚数は少々少ないですが、ピンセットが付いていることを考えるとお得な商品です。
③: KADS ネイルシルクテープ
KADSのネイルシルクテープはロールタイプになっているため、補強シートを使う頻度が多い人におすすめです。
幅は3センチ、長さは1メートルの大容量サイズです。
KADSのネイルシルクテープの使い方は他の補強テープと同じですが、シートから剥離紙を剥がす方法が特徴的です。
慣れれば問題なく使えますが初めて使う際には戸惑ってしまう可能性があるため、よく説明書を読んでから使うことをおすすめします。
このように、他の補強シートと比較すると少々扱い方が違うため、初心者にとっては難しいと感じるかもしれません。
ただし大容量で値段も安いため、おすすめの商品です。
④: シルクラップストライプ
シルクラップストライプはシールタイプで使いやすいため初心者にもおすすめです。
シートの大きさは長さが90センチ、幅が2.8センチです。
爪の大きさに合わせて切り、ひび割れに合わせてシルクラップストライプを貼り付けます。
他の補強シートと使い方は同じで、シートの上からネイルグルーを塗りジェルネイルやマニキュアを塗りましょう。
シルクラップストライプは天然繊維で作られており、きめ細かさと薄さが特徴です。
ネイルサロンほどではありませんが仕上がりもキレイなので人気を集めています。
⑤: ネイルラップ
ネイルラップは他の爪補強シートと同じくシルクで作られていますが、爪に合わせた形になっているのが特徴です。
爪全体にネイルラップを貼り付けることで爪のひび割れを補強することができます。
透明タイプのため目立ちにくいのも人気のポイントです。
爪に貼りつけるだけなのでとても簡単に爪を補強することができます。
ただし、ネイルラップは他の補強シートと比べると長持ちしにくいと言えるでしょう。
ネイルラップには柄付きのものもあるため、爪の補強だけでなくネイルアートを楽しみたい人にはおすすめです。
マニキュアを用いた薄い爪を補強する方法
爪の補強方法としてマニキュアもおすすめです。
マニキュアであれば手軽に爪の補強ができますし、値段もプチプラのものが多いため手軽に始めやすいと言えるでしょう。。
マニキュアを使った爪の補強方法としては、まずは手を清潔に洗って消毒し、よく乾かします。
消毒することで爪の雑菌の繁殖を防げますし、ベースコートが長持ちする効果もあります。
爪にベースコート→マニキュア→トップコートの順番で塗っていきましょう。
重ねて塗る際は、必ずよく乾かしてから塗りましょう。
マニキュアはジェルネイルと比べると剥がれやすいため、定期的にオフしなければなりません。
マニキュアにもよりますが、頻度はだいたい1週間から10日です。
ネイルをオフするときはアセトンフリーの除光液を選ぶことが重要です。
アセトンは爪を痛める原因とされているため、弱った爪には使用してはいけません。
より爪への負担を減らしたいのであれば、除光液だけでなくマニキュアも爪にやさしいものを選びましょう。
マニキュアを塗ることで爪を補強することができますし、手先のおしゃれを楽しむこともできます。
セルフケアの時間がない場合はサロンを利用するのもおすすめ
爪を長くきれいに伸ばすためにはある程度の時間や手間がかかります。
ご紹介した補強コートやマニキュア、ジェルネイルは定期的に塗り替える必要がありますし、塗って乾かしてを繰り返す作業は簡単なことではありません。
なかなか爪のセルフケアをする時間が取れないのであれば、ネイルサロンに行ってみましょう。
ネイルサロンは爪をきれいにデザインする場所と思われがちですが、爪の補強を目的として通っている人もたくさんいます。
また、ネイルサロンではセルフネイルよりも爪に負担をかけない方法で補強をすることも可能です。
もちろん仕上がりもセルフケアより断然きれいです。
ネイリストさんと相談し、自分の爪にあった補強方法を続けていきましょう。
食生活の改善も爪の補強につながる
爪の補強と聞くと、ネイルケアのイメージを持つ人がほとんどです。
しかし健康的な爪を手に入れるためには、外側からのネイルケアだけでなく食生活に気を付けて内側からケアしていくことも重要です。
健康的な爪を作るために必要と言われている栄養素はこちらです。
・たんぱく質
・ビタミンA、B2、C、E
・鉄分
・亜鉛
このように爪は様々な栄養素を摂ることで健康に育っていきます。
しかし、これらの栄養素を毎日摂るとなるととても大変です。
そのため、もちろん食事が基本ですがサプリメントも上手にかつよしてみるのもおすすめです。
また、外食を減らす、コンビニ弁当やカップラーメンを減らすなど添加物をなるべく避けた食生活を心がけることも大切です。
おすすめのネイルに関する本
はじめてでもキレイにできる セルフネイル教室は、自宅でセルフジェルネイルをしたい人にぴったりの本です。
プロのネイリストさんが書いた本なので信頼できますし、基本をしっかりと学ぶことができます。
プチプラでできる仕上がりサロン風のセルフジェルネイルは、インスタグラムで人気のネイリストさんが著者です。
たくさんのデザインのジェルネイルが紹介されていますが、どれも初心者向けのジェルネイルなので参考にしやすいです。
これ一冊でわかるネイルケア&ネイルアートの基本は、ネイルアートを楽しみたい人はもちろんですが爪のケアに力を入れたい人にもおすすめです。
爪のトラブルが起きた際にはどんな対処法をすれば良いかも載っているため、爪を補強して長くきれいに伸ばしたい人は参考になるでしょう。
自分に合った方法で爪の補強を続けていきましょう!
爪の補強に効果的な方法をいくつか紹介しましたが、どれも継続していくことで健康な爪になっていきます。
きれいな爪を手に入れるためには時間がかかることを頭に入れておきましょう。
また、爪にとって乾燥は大敵です。
乾燥はひび割れや爪が剥がれる原因となるため、上記のケアに加えて保湿クリームをこまめに塗りましょう。