カロリーメイトとは
1983年の発売から30年以上たった現在も、様々なシーンで取り入れられているカロリーメイト。
カロリーメイトはビタミンやミネラルなどがバランスよく配合されていて、手軽にバランスのいい栄養を補給することができます。
忙しい朝でも朝食をしっかり摂れるアイテムとして、カロリーメイトの開発がスタートしました。
現在ではブロックタイプ・ゼリータイプ・ドリンクタイプの3種類があり、どのタイプも栄養とおいしさを両立した製品となっています。
もともとは朝食用に開発された製品ですが、今は朝食だけでなくスポーツをするときのエネルギーチャージとして使われたり、勉強や仕事の途中の栄養補給として使われたりするようになりました。
カロリーメイトを食べると太るといわれる理由3選
カロリーメイトは手軽に栄養を補給することができるので、忙しい学生や社会人にはとっても便利なアイテムです。
しかし、カロリーメイトを食べると太るといわれているのも事実。
栄養をバランスよく摂ることができるのに、なぜ太るといわれているのでしょうか。
その理由は大きく分けて3つあります。
- カロリーが高い
- 満腹感は得にくい
- おやつとして取り入れてしまう
まずは太るといわれている理由について考えてみましょう。
太るといわれる理由①:カロリーが高い
カロリーメイトはブロックタイプだと1本100kcalあります。
小さいからといって、カロリーは高め。
人が太る原因は、摂取カロリーよりも消費カロリーが少ないことが理由ですよね。
食べたいだけ食べていては、摂取カロリーが増えてしまい太る原因となります。
太るといわれる理由②:満腹感は得にくい
カロリーが高いわりに、満腹感が得にくいということもひとつの理由です。
1本100kcalですから、1箱食べたら400kcalになります。
これに加えて普通の食事をしていたら、太る原因になるのは想像できそうですね。
太るといわれる理由③:おやつとして取り入れてしまう
カロリーメイトはクッキーのような味わいが特徴なので、おやつの代わりに取り入れているという人もいるかもしれません。
おやつに食べるにはちょっとカロリーが高いので、食べ過ぎると太る原因になってしまいます。
量を考えながら食べる必要がありますね。
ブロックタイプのカロリーメイトの種類5選
カロリーメイトは太るといわれていますが、上手に取り入れれば太る心配はありません。
1983年の発売から少しずつフレーバーが増え、ブロックタイプは現在5種類のフレーバーを楽しむことができます。
- チーズ味
- フルーツ味
- チョコレート味
- メープル味
- プレーン
ここではそれぞれのフレーバーの味の特徴や、栄養について詳しく紹介していきます。
カロリーはどのフレーバーでも1本100kcalで1箱400kcalです。
ブロックタイプのカロリーメイトの種類①:チーズ味
1983年に一番最初に発売されたのが、チーズ味です。
カロリーメイトといえば、このチーズ味という人も多いのではないでしょうか。
チーズ味は濃厚なチーズ風味が特徴で、ほかの4種に比べてリンが豊富に含まれています。
唯一塩味のあるフレーバーなので、食塩相当量は多めとなっています。
ブロックタイプのカロリーメイトの種類②:フルーツ味
フルーツ味はチーズ味が発売された翌年、1984年に発売されたフレーバーで、こちらも定番人気ですよね。
ほんのりと苦味があるのが特徴で、すっきりとした味わいが根強い人気を獲得しています。
食物繊維がやや多く、その他の栄養素に関してはほかのフレーバーと同等量が含まれています。
ブロックタイプのカロリーメイトの種類③:チョコレート味
フルーツ味の販売以降はしばらく新商品は出ていませんでしたが、1993年にチョコレート味が登場します。
程よい甘みとココアのような優しい味わいのチョコレート味は、たちまち人気のフレーバーになりました。
チョコレート味ですが糖質量は控えめで、たんぱく質がやや多めに配合されています。
ブロックタイプのカロリーメイトの種類④:メープル味
しばらくは3つのフレーバーだったカロリーメイトにも、2009年に新フレーバーのメープル味が発売されます。
メープル味はパンケーキにかけた時のようなメープルの甘い香りが特徴で、食べると口いっぱいに広がります。
脂質がやや多めですが、全体的にバランスよく栄養が配合されています。
ブロックタイプのカロリーメイトの種類⑤:プレーン
一番新しいフレーバーがプレーン味で、2014年に発売されています。
ありそうでなかった、クッキーのようなシンプルな味わいのフレーバーは、甘いものが苦手な大人の人にも人気なんです。
全体的に甘さが控えめで、脂質やたんぱく質はもっとも低くなっています。
甘さ控えめですが、糖質はやや高め。
ゼリータイプのカロリーメイト3選
ブロックタイプよりももっと手軽にカロリーや栄養をチャージできるとして人気なのが、ゼリータイプのカロリーメイトです。
コンビニなどでは定番の人気商品で、通勤途中に利用するという人も多いとか。
ゼリータイプのフレーバーは全部で3種類。
- アップル味
- ライム&グレープフルーツ味
- アップル味(コンビニ限定100kcal)
ゼリータイプも味の特徴や栄養について見ていきましょう。
ゼリータイプのカロリーメイト①:アップル味
ゼリータイプは2002年に初めて発売され、当初はこちらのアップル味1種類のみの販売でした。
アップル味ですが、甘すぎない優しい味わいが特徴で、朝食代わりにもぴったりです。
カロリーは1袋200kcalで、リンとカリウムが多く配合されています。
ゼリータイプのカロリーメイト②:ライム&グレープフルーツ味
2002年にゼリータイプが発売されて以降、しばらく新フレーバーの発表はありませんでしたが、2016年にライム&グレープフルーツ味が登場。
すっきりしたさわやかな味わいが人気です。
こちらも1袋200kcalで、リンが多めに含まれているほか、食塩相当量もやや多めです。
ゼリータイプのカロリーメイト③:アップル味(コンビニ限定100kcal)
1袋200kcalでは太るのが気になるという人は、コンビニ限定の100kcalアップル味がおすすめです。
食事と一緒に摂ったりおやつにもぴったり。
ビタミン類はほかの2種類と同じ量が配合されているという点も、うれしいポイントです。
ドリンクタイプのカロリーメイト4選
カロリーメイトにはドリンクタイプもあり、こちらも手軽に摂れると人気です。
ドリンクタイプは全部で4種類。
- カフェオレ味
- コーヒー味
- ココア味
- コーンスープ味
ゼリータイプと同じように、1缶200kcalでカロリー計算しやすいのもうれしいポイントですね!
ドリンクなので消化吸収が良く、食欲がないときにもおすすめです。
ドリンクタイプのカロリーメイト①:カフェオレ味
カフェオレ味は、2000年の発売からドリンクタイプの定番のフレーバーとして人気です。
甘さは控えめなので、朝食代わりに取り入れるという人が多く、忙しい朝にもぴったり!
たんぱく質がやや多めで糖質が少ないことが特徴です。
ドリンクタイプのカロリーメイト②:コーヒー味
カフェオレ味よりも先に発売されたのがこちらのコーヒー味。
発売時期は1983年で、ブロックタイプが発売された当時からあるロングセラー商品なんです。
カフェオレ味よりもすっきりした味わいが特徴で、ブラックコーヒーが好きだという人も満足のフレーバーです。
ナトリウムやカリウムはやや低めですが、全体的にバランスよく配合されています。
ドリンクタイプのカロリーメイト③:ココア味
カフェオレ味と同時に発売されたのが、こちらのココア味です。
コーヒーが苦手だという人でも、ココア味なら問題なく飲むことができますね。
一般的なココアと同じように、優しい甘さで飲みやすくなっています。
カリウムと鉄が豊富に含まれていて、普通のココアと同じような効果も期待できそう。
甘みはありますが、糖質は高くありません。
ドリンクタイプのカロリーメイト④:コーンスープ味
2005年になるとコーンスープ味が登場します。
さらっとしていて飲みやすいことが特徴で、スープなので食事感もあり満腹感が得やすいことも魅力です。
コーンスープ味だけ食事感があるフレーバーですが、栄養素はほかの3フレーバーとほとんど変わりません。
ナトリウムとリン、カリウムはやや高めです。
太らない!カロリーメイトの上手な取り入れ方5選
カロリーメイトは太るといわれていますが、1箱食べたくらいですぐに太るわけではありません。
前の項目で紹介したように、食べ方を間違えたりたくさん食べたりすれば太るのです。
ここでは太るといわれるカロリーメイトの上手な取り入れ方を紹介します。
- 食事の代わりに取り入れる
- 水分と一緒に摂る
- 食物繊維も一緒に摂る
- 凍らせて食べる
- カロリーを計算しながら取り入れる
取り入れ方①:食事の代わりに取り入れる
カロリーメイトは1箱400kcalなので、ご飯茶碗に軽く2杯程度のカロリーと同じになります。
食事とさらにカロリーメイトを食べていれば、カロリー過多になり太る原因に。
ご飯を抜いてカロリーメイトを取り入れるなどすれば、太るのを防ぐことができますよ。
朝食や昼食を置き換えればカロリーを抑えることができますよ。
取り入れ方②:水分と一緒に摂る
食べすぎてしまうことが太る原因のひとつですから、食べ過ぎを防ぐためには水分を一緒に摂るのが効果的です。
水分を一緒に摂るとおなかの中で膨らみ、満腹感が得やすくなります。
さらに太るのを防ぐために、ひと口を小さくしたりよく噛んだりするのもおすすめですよ。
満腹感が得られれば、食べ過ぎを防ぎ太るのも防げますね。
取り入れ方③:食物繊維も一緒に摂る
栄養バランスがいいことがカロリーメイトの特徴ですが、すべての栄養をカバーしているわけではありません。
特に必要なのが食物繊維。
太るといわれているカロリーメイトも、サラダなど食物繊維と一緒に食べることでダイエット効果をアップさせてくれます。
さらに水分も一緒に摂れば、太るのを防げますね。
取り入れ方④:凍らせて食べる
太る原因のひとつとして、早食いも挙げられます。
カロリーメイトはサクッとした食感が食べやすいので、つい食べ過ぎて太る原因を作りがち。
そんな時は冷凍したものを取り入れてみてください。
冷凍することでしっかりとした食感になり、ゆっくりよく噛んで食べることができます。
よく噛むことで満足中枢を刺激し太るのを防ぎます。
取り入れ方⑤:カロリーを計算しながら取り入れる
カロリーメイトは1本100kcalとカロリーの計算がしやすいことも魅力です。
1本100kcalとわかったうえで取り入れるわけですから、ほかの食事のカロリーも計算しやすくなりますよね。
摂取カロリーを把握しながら取り入れることで、その後の食事を調整するなど、太る原因を少なくすることができますよ。
おすすめの栄養補助食品
取り方を間違えると太るといわれる栄養補助食品ですが、上手に取り入れれば太るどころかダイエットにも役立ちます。
もっといろいろなフレーバーを楽しみたいという人は、こちらの栄養補助食品がおすすめ。
『バランスアップシリーズ』は、いろいろなフレーバーがあるのが魅力。
しっかりした噛み応えなので、よく噛んで食べれば太る心配もありません。
1袋130kcal程度と、超低カロリーなのもうれしいポイントですね。
カロリーメイトは太るはウソ!
カロリーメイトは太る、なんていわれていますが、それは取り入れ方を間違っているから。
正しい取り入れ方をすれば、バランスよく栄養を摂取できるだけでなく、カロリーコントロールも簡単です。
ただし、カロリーメイトはダイエット食品ではありません。
上手に取り入れて、バランスのいい食生活を心がけるようにしましょう。