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2019/07/25

自分でできる爪の整え方を紹介!爪の形ごとの正しいセルフケアで矯正が可能

季節やシーンに合わせた指先のおしゃれを愉しむ方が増えましたね。
爪はとても小さいパーツのひとつですが、意外とひと目に触れることが多いところでもあります。

清潔感や女性らしさを感じさせるためにも、気が抜けないですね。
今回は、自分でできる爪の整え方をご紹介します。

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基本の爪の形5種類とその特徴

美しい手

爪を整えるときに悩むのは、その形ではないでしょうか?
爪の形には、どのような形があるのか、そしてその特徴についてご紹介します。

  1. ラウンド
  2. オーバル
  3. アーモンド
  4. スクエア
  5. スクエアオフ

特徴①:ラウンド

ラウンドと呼ばれる形は、全体に丸みを帯びた爪の形の整え方です。
パソコンを使うお仕事や、お子さまや人と接するお仕事、機会が多くて爪が伸ばせない方に向いています。

ラウンドの形に爪を整えるには、指先に沿うように丸く爪やすりをかけていきます。
このあと、ご紹介するオーバルとの違いは、爪のサイドを真っ直ぐに残すことです。

指先のカーブに沿って爪やすりをかけて整えていくため、爪を整えるのが苦手な方や初めて爪やすりを使う方にもおすすめします。
ネイルカラーを愉しみたいけれど、爪が大きくて、とお悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか。

特徴②:オーバル

オーバルと呼ばれる形は、全体に丸みを帯びた爪の形ですが、ラウンドよりも縦長の印象を与える整え方です。
爪を指先より5mmほど長く伸ばし、オーバル(卵型)に整えるため、女性らしい華奢な印象を与える形となります。

オーバルの形に爪を整えるには、伸ばした爪のサイドから先端にかけて、ゆるやかなカーブを作るように爪やすりをかけていきます。
このとき、カーブをきつくすると先端がとがりすぎてしまいますので、気をつけて下さい。

全体のカーブが揃うように、丁寧に形を整えてください。
手指の小ささに悩む女性にとって、オーバルの形は縦長の大人っぽい印象を演出するのに向いています。

特徴③:アーモンド

アーモンドと呼ばれる形は、オーバルよりも先端の形をシャープにする整え方です。
先が尖っているため、ポイントと呼ばれることもあります。

オーバルよりも、シャープに爪の先を整えるため、指先をより細く長く見せる効果が期待されます。

アーモンドの形に爪を整えるには、全体をオーバルに整えてからさらにシャープさを出すように、爪やすりをかけていくのがおすすめです。
最初からカーブを意識しすぎると、先端がとがりすぎてしまいますので、すこしずつ尖らせるのが良いでしょう。

先を細長くするため、爪や指先に力がかかる作業や、パソコン操作、楽器演奏を良くする方にはおすすめできません。
華やかなネイルアートを好む方には、アーモンドの形はバランスがとりやすく、アートが映える傾向があります。

特徴④:スクエア

スクエアと呼ばれる形は、爪の先にカーブを作らずにまっすぐ整えられた形になります。
先端がスクエア(四角)になった爪の形は、人気の高いフレンチネイルが映えるため、人気の高い形です。

また、ラウンドやオーバルの形のように、先端だけに負荷がかからないため丈夫な爪の形としても好まれます。
スクエアの形に爪を整えるには、爪の先端に対して爪やすりを垂直に当てて、爪を削ります。
このとき、爪が割れやすくなりますので、必ず一方向に爪やすりを動かしてください。

強度のある爪の形ですので、爪が薄くて割れやすい方や、人気のフレンチネイルを愉しみたい方におすすめです。

特徴⑤:スクエアオフ

スクエアオフと呼ばれる形は、スクエアに整えられた爪の角の部分を削り丸みを出した形になります。
スクエアでシャープになりすぎる爪先に、丸みを加えることで優しい印象になります。

先端だけに負荷がかからないため丈夫な爪の形であるスクエアと、ラウンドやオーバルの持つ女性らしい印象を合わせた形として選ばれます。

スクエアオフの形に爪を整えるには、まず爪の先端に対して爪やすりを垂直に当てて、爪を削りスクエアの形に整えます。
そこから、スクエアの角を削り丸みを加えていきます。

このときも、爪やすりを往復させず、一方向に削るように気をつけて下さい。

爪の強度は保ちたいけれど、同時に女性らしい印象も与えたいという方におすすめの形になります。

<下に続く>

爪の整え方を動画で解説

動画で確認
爪の整え方で、重要なエメリーボード(爪用のやすり)の使い方を説明している動画をご紹介します。
爪への当て方や、削り方などを動画で確認してみてください。

  1. 爪の整え方① エメリーボード(爪用のヤスリ)で爪の長さを整える
  2. 爪の整え方② 爪の両サイドを整える
  3. 爪の整え方③ 爪の裏のバリをとる

爪の整え方① エメリーボードで爪の長さを整える

爪の整え方の手順として、3つの流れでご紹介します。
今回の動画では、スクエア型の整え方を例に見ていきます。

まずは、爪の長さを整えます。
基本的には、エメリーボードで削っていくのですが、理想の形に整えるときに爪が長すぎるときの削り方もご注目ください。

長過ぎる爪の整え方として、ニッパーを使用した整え方があります。
あらかじめニッパーで短くしてから、エメリーボードで削っていきます。

エメリーボードの動かし方は、一方向へやさしく動かします。
力が入りすぎないように丁寧に削っていきます。

爪の整え方② 爪の両サイドを整える

爪の長さが決まったら、次に両サイドを整えます。
どのような爪の形にしたいかによって、両サイドの爪の削り方が変わってきますので、あらかじめ決めておきましょう。

エメリーボードを爪の下に潜り込ませないように、爪の側面に対して垂直に当てます。
皮膚を削らないようにやさしく削ります。

爪の整え方③ 爪の裏のバリをとる

爪を削ったときに、爪の裏側にバリが出ることがあります。
動画では、バリのとり方として、スポンジバッファと呼ばれる柔らかいバッファを使用しています。

スポンジバッファは、爪の長さが変わるほどは削れないため、皮膚にもやさしい当たりとなります。
バリのとり方として、このスポンジバッファを爪の下から当ててやさしくこすりとる方法を紹介しています。

<下に続く>

爪の長さを整える手順

ハサミを持つ手

爪を整えるときの人気の形をご紹介しましたが、長さを整える手順についてもご紹介させていただきます。
爪切りではなく、ネイルファイル(爪やすり)を使って、丁寧に長さを整えましょう。

  1. 爪の先端を整える
  2. 爪のサイドを整える
  3. 爪を保湿する

手順①:爪の先端を整える

爪やすりで爪の先端を削り、長さを整えます。
ご紹介した爪の形によって、爪に当てる角度を変えると長さを整えたあとの形が美しく整います。

一般に、ラウンドやオーバルは爪に対して45度の角度、アーモンドは30度の角度、スクエアやスクエアオフは90度の角度で爪やすりを当てると、先端の形と爪の厚みのバランスがよくなります。

ただし、爪が薄い方や傷んでいる方は、ご自身の爪の状態に合わせて調整してください。

手順②:爪のサイドを整える

長さを整えたら、好みの形になるように両サイドを整えます。
爪は三層からなっているため、乾燥や刺激ではがれやすくなります。

爪がはがれないためにも、爪の形を整えるときと同様に一定方向に向かって削るようにして爪の負担をやわらげます。

また、爪は一日で約0.1mm伸びると言われています。
伸びすぎないうちに、定期的にケアすると、日常できるダメージを最小限に食い止められます。

手順③:爪を保湿する

爪は思っている以上に乾燥していることがあります。
特に、お手入れのあとはすぐに保湿のためにネイル専用のクリームやオイル、ハンドクリームなどでケアします。

日頃から、ハンドケアと合わせてネイルの保湿も心がけるようにすると、健康な爪を保つことができます。

<下に続く>

爪の長さの整え方のポイント

手入れされた爪

爪の長さを整えるときのポイントを3つご紹介します。

  1. 爪の理想の長さは2mm
  2. 3日に一度は整える
  3. 保湿を徹底する

ポイント①:爪の理想の長さは2mm

爪の先の伸びた部分をフリーエッジと呼びます。
フリーエッジは最低2mmは残しておくと良いと云われています。

爪を手のひら側から見たときに、爪の裏にうすい皮のようなものがあることが理想です。
この薄い皮のような皮膚には、「ハイポニキウム」と言う名前があります。

ハイポニキウムは、爪と皮膚をつなぎ、細菌などが入ることを予防しています。
深爪が続くと、このハイポニキウムが育ちにくくなります。

ハイポニキウムを育てることで、爪と指先が接している部分である爪床(そうしょう)が健康な状態に保たれます。

ポイント②:3日に一度は整える

爪は一日に0.1mm程度伸びると言います。
どのくらいの頻度で整えるのがいいと思いますか。

爪にできた小さなキズや割れは、乾燥を促したり、大きな割れに繋がったりしやすくなります。
できれば、3日に一度程度、定期的に爪やすりを使って整えます。

爪のキズや割れが小さいうちに削り落とし、大きなダメージを受けるリスクを
減らそうというやり方です。

爪は、手指と同じく、水や洗剤にふれる機会が多いものです。
また、指先を使うたびに爪には負荷がかかっています。

爪が伸びるのが早い方も遅い方も、今ある爪はおよそ3ヶ月前に生まれた爪です。
日々のちょっとした気の遣い方やお手入れの仕方が、健やかな爪を育みます。

ポイント③:保湿を徹底する

家事や風邪の予防など、手を洗う機会は多いものです。
手指のケアは気にかけていても、爪のケアまでは見逃している方も多いのではないでしょうか。

清潔に保つと同時に、保湿を心がけるようにしてください。
睡眠中は、手を使わないため、爪にとっても集中ケアのチャンスです。

キューティクルオイルやスキンケアオイルなどを爪の表面や根元にしっかりと塗り込んで、手袋をして保湿する方法は効果的です。

<下に続く>

甘皮を処理する手順

シャボンと手

爪を美しくみせるために、取り入れていただきたいのは甘皮の処理です。
甘皮を丁寧にケアすることで、爪がより長く美しく見えます。

甘皮の処理の方法についてご紹介します。

  1. お湯に手を浸けてふやかす
  2. 甘皮を押し上げる
  3. 爪の表面の甘皮を取り除く

手順①:お湯に手を浸けてふやかす

まずは、手をぬるま湯に浸けて甘皮をふやかします。
そうすることで、甘皮が水分を含む柔らかくなり、爪から剥がれやすくなります。

手浴の時間が取れないという方は、キューティクルオイルを活用するとよいでしょう。

入浴後に、甘皮のお手入れをする場合は、甘皮をふやかす手間が省けます。
甘皮がまだ柔らかいうちにお手入れをしてください。

甘皮には2種類あります。
爪の表面に残るルースキューティクルと呼ばれる部分と、爪の根元の部分で一般的にキューティクルと呼ばれる部分です。

キューティクルはいずれも爪を保護する大切な部分ですが、すっきりとした爪の印象を作るためには正しい方法で処理することをおすすめします。

また、正しいやり方で甘皮を処理した方が、乾燥してササクレの原因になることを防ぎます。

手順②:甘皮を押し上げる

甘皮を押し上げる道具として、メタルプッシャーが便利です。
爪のアーチに沿うようにカーブしたステンレス製などのスティックで、ドラッグストアなどで入手できます。

他には、木製のオレンジウッドスティックなどを使って、甘皮を押し上げることもできます。

強くこすりすぎて、爪の表面を傷つけたり、爪の根元から血が出たりしないように力加減には注意が必要です。

このときに、オイルなどを爪になじませて押し上げると、甘皮の処理と同時に爪の表面の保湿もできますよ。

手順③:爪の表面の甘皮を取り除く

最後に、ルースキューティクルを取り除くため、ガーゼやコットンで螺旋を描くようにくるくると爪表面をこすります。
白いちいさな消しゴムのクズのようなものが浮いてきたら、ルースキューティクルです。

充分にふやかしているので、力を入れずにやさしく爪表面を磨くように取り除いて下さい。

<下に続く>

爪の表面を整える手順

ハンドケア

爪の長さや形を整え、甘皮の処理を終えたらいよいよ最終仕上げです。
爪の表面を整える手順についてご紹介します。

  1. でこぼこを整える
  2. 表面をなめらかにする
  3. 表面を磨く

手順①:でこぼこを整える

爪の輝きを出すためには、爪のでこぼこを整えます。
爪の表面に凹凸が残ったままですと、どれだけ磨いても輝きが出ません。

爪の表面を整える手順としては、バッファーをかけたあとシャイナーで磨く、というやり方になります。

爪やすりには、番号が書かれている場合が多いので注意して見てみてください。
この番号は、粒子の数を表しているので、数字が大きくなるほど仕上がりはなめらかになります。

爪の整え方によって、バッファの使い方だけでなく選び方も大切ですね。

100番程度のものは、ジェルネイルなどをオフするために使われるものですので、自爪に使用すると削りすぎてしまう事があるので注意が必要です。

手順②:表面をなめらかにする

バッファーで爪の凹凸をなくしたあと、バッファーでできた小さな傷を更になめらかにします。
凹凸をならすために使ったバッファーよりもグリッド数の大きなものでならします。
180〜240番くらいのものが、入手しやすいものとなっています。

ご自身の爪の厚さや硬さに合わせて、ちょうどいい粗さのネイルファイルを見つけて下さい。

手順③:表面を磨く

ベースコートを塗ったかのように、爪にツヤを出します。
シャイナーと呼ばれるネイルファイルを使って、ピカピカに磨き上げます。

一般に、グリッド番号が1000番以上のものをシャイナーと呼んで、ツヤ出しに使用します。
このように、爪の表面の凹凸をなくし、表面を磨くことで指先の美しさを印象づけることができます。

<下に続く>

爪の表面の整え方のポイント

花と手

爪の表面の整え方をご紹介しましたが、それぞれのポイントも合わせてご紹介します。

  1. 力を入れすぎない
  2. 甘皮や皮膚を傷つけない
  3. 爪磨きは2週間に一度程度を目安に

ポイント①:力を入れすぎない

爪は硬いと思い過信しがちですが、非常に薄くデリケートなものです。
特に荒目のネイルファイルで、爪の表面を削る際は削りすぎないように気をつけましょう。

一度になめらかにならないときは、日をあけてお手入れをするくらいの気持ちを持ちましょう。
ゆっくりと時間をかけて美しく健康な爪を育てて下さい。

ポイント②:甘皮や皮膚を傷つけない

爪の表面を磨くことに集中するあまり、甘皮や皮膚を傷つけてしまうことがあります。
ネイルファイルの大きさや形を選ぶときに、扱いやすいものを見つけて下さい。

ネイルファイルは力を入れずに持ち、爪に当てるときも軽くやさしく動かすようにして下さい。

ポイント③:爪磨きは2週間に一度程度を目安に

一度お手入れをし始めると、気になって毎日磨きたくなるかもしれませんが、やりすぎには注意が必要です。
爪磨きは、爪を削ることになります。

ネイルサロンにお任せするならやりすぎることはありませんが、ご自身でお手入れをするとついついやりすぎてしまうことがあります。

爪磨きの頻度は、2週間に一回を目安にご自身の爪の状態を見ながら愉しんで下さい。

<下に続く>

ハンドクリームやネイル美容液のケアも忘れずに

ハンドケア

ここまで、爪の長さや形を整えるやり方や、甘皮の処理、爪の表面のお手入れの方法などをポイントと合わせてご紹介してきました。
ご自身で時間をかけて磨き上げた爪を、美しい状態により長く保つためにはお手入れ後のケアにも気を配っていただきたいと思います。

ひと目に触れることも多い指先ですが、ご自身で目にすることが多いのも指先です。
指先のケアが行き届いていると、自然と手の所作も美しくなります。

<下に続く>

おすすめのネイルに関する本

おすすめの本

爪のことがわかれば、お手入れにも力が入りますよね。
ネイルに関するおすすめの本をご紹介させていただきます。

爪のプロフェッショナルが教える 美しい爪 健康な爪 基礎知識
1728円

著者は、ネイリストとして美しい手元を追求するだけでなく、健康面からもアプローチし、爪再生技術の特許も取得する爪のプロフェッショナルです。
爪の正しい知識とともにトラブル爪の対処の仕方や、お手入れの仕方がわかりやすく紹介されています。

<下に続く>

爪の整え方をマスターして指先美人になりましょう

爪は小さいパーツですが、わたしたちの日常生活ではなくてはならない存在です。
それだけ、ひと目に触れやすく、印象を左右するパーツでもあります。

華やかなネイルアートも素敵ですが、爪の長さや形だけでも指先の印象は大きく変えることができます。
自分で爪を整えることによって、指先まで意識が行き届いた美しい所作で、指先美人になりましょう。

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