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2019/07/18

ファスナーの付け方を徹底解説!ポーチやバッグの手縫い方法なども紹介

ポーチやバッグなど、ハンドメイドする際に、ちょっと拒絶反応を示してしまうファスナー。
なんとなく、作り方がややこしい気がして、ファスナーを極力使わない方法で作りたくなりますよね。

しかし実は、とってもシンプルに作ることができますよ!
ここでは丁寧に、ファスナーの付け方を紹介していきますね。

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ファスナーの縫い付けは簡単

ファスナーを縫う

身近に使用している小物は意外と、ファスナーがついているものは多いですよね。
ポーチやバッグ、洋服とついていると何かと便利です。

ハンドメイドするときにも使い勝手がぐんと上がるので、ぜひ付けたい!
しかし付けるのが大変そう、難しそう、と嫌煙しがちなものの代表格でもあります。

実はきちんと基本の手順さえ押さえてしまえば、直線で縫うだけ、ととっても簡単です。
また素材もいろいろあり、シンプルなものからレースのものまでさまざまです。

作るものに合わせて素材や色合いを変えることでハンドメイドの良さを発揮できるポイントにもなりますよ。

<下に続く>

ファスナーの縫い付けに必要な道具

ファスナーの道具

手縫いの場合に必要な道具

取り付ける方法の基本は、縫うことになりますよね。
縫い方は手縫いをする方法と、ミシンを使う方法の2通りがあります。

ではまず、手縫いの場合に必要な道具を紹介します。

  • 縫い針
  • 縫い糸
  • まち針

見ていただければわかる通り、普段から使うものばかりですよね。
針や糸も特別なものを用意する必要はありません。

ハンドメイドするときにいつも使っているもので、十分ですよ。
ただ糸は刺繍糸など、弱い糸ではなく少し丈夫なものを用意しましょう。

ミシンの場合に必要な道具

ミシンの際に、必要な道具を紹介しますね。

  • ミシン
  • ミシン糸
  • ファスナー押さえ
  • まち針

では、「ファスナー押さえ」とは何でしょうか?

これはミシンのパーツで、購入した時に付属でついています
縫う時は、このパーツを取り換えてから作業することになります。

<下に続く>

ファスナーの付け方【手縫い編】

ファスナーの付け方

では道具がいらない、手縫いでの付け方を紹介しますね。

  1. 準備
  2. ファスナーの準備
  3. 位置決め
  4. 縫う
  5. 仕上げ

ファスナーの付け方①:準備

付け方1つ目は、準備です。
まずはつけるための準備をしましょう。

用意するファスナーは、付けたい場所にあわせて、同じ長さのものを用意しましょう。
特にポーチなどは縫い方次第で、形が変わるものを作るときは長さに注意してくださいね。

また印をつけるために、チャコペンも用意してください。

ファスナーの付け方②:ファスナーの準備

付け方2つ目は、ファスナーの準備ですね。
準備が完了したら、印をつけましょう。

長さの半分のところに、チャコペンで印をつけます。
次に端を処理しますよ。

端にある布を斜めに折り曲げ、まつり縫いをしていきます。
折り曲げるときは、裏側に向かって曲げるように注意してください。

ファスナーの付け方③:位置

付け方3つ目は、位置です。
布の本体に付けていきましょう。

付けたい布の表側に縫っていくので、もし裏返してある状態の場合は表にしてくださいね。
中表で合わせて、動かないようにまち針で止めます。

止めるときは、数か所で止めておくと縫っている最中に、ズレることなく真っ直ぐ縫えますよ
なお、まち針は真ん中から、順番に外側へ止めていくと綺麗に準備することができます。

また布と位置を合わせるときにも注意です。
金具の上側の布を最初に縫っていく形になります。

向きにも注意しましょう。
もし小物に表面がある場合などは、開き方が重要になるものもあります。

確認しつつ、少しずつ縫ってくださいね。

ファスナーの付け方④:縫う

付け方4つ目は、縫う方法です。
付ける位置がきまったら、いよいよ縫っていきましょう。

縫い始めは、強度を強くするため返し縫をしてくださいね。
後はなみ縫いで、端から端まで行ってください。

最後は、最初と同じく返し縫を忘れないでくださいね。

ファスナーの付け方⑤:仕上げ

付け方5つ目は、仕上げです。
片側を縫っていきましょう。

袋状のものは、裏側へ返して2/3ほど開いてください。
位置を先ほどと同じように決めて、まち針で止めておきましょう。

縫い方も同じで、始めと終わりは返し縫をし、直線のなみ縫いをしてくださいね。
縫い終わったら、開けておいたところから本体を表に返します

あとは本体の布部分をアイロンするなど、形を整えれば完成ですよ!

<下に続く>

基本的なファスナーの付け方〈下準備〉

ファスナーのための下準備

まずは、付け方を紹介する前に、準備が必要です。
必要な道具、でも紹介しましたが、「ミシン押さえ」の交換がですよね。

では何故、わざわざ部品の交換が必要なのでしょうか?
そもそも役割としては、布をピンポイントで押さえて、余計なタルミ等を生まないためですよね。

布であれば、通常のものでも大丈夫ですが、金具があります。
この金具は強く押さえても形が変わらないため、布がズレやすいですよね。

それを防ぐために、専用のものに変えることで凹凸に合わせることが出来ます
専用の押さえは、裏がデコボコになっているため、しっかり布と両方を押さえることが出来る、ということですね。

この交換さえ行えば、綺麗に仕上げることができますよ!

<下に続く>

ファスナーをミシンで付ける方法〈表生地のみの場合〉

ファスナーを付ける①

付ける方法を紹介します。
まずは、布が1枚のみ、表地のみの方法から紹介しますね。

  1. 準備
  2. 位置合わせ
  3. 縫い付け①
  4. ステッチ
  5. 縫い付け②

ファスナーの付け方①:準備

付け方1つ目はいろいろな準備をしましょう
ここでは、表の布にのみ付け方を紹介します。

用意する材料は、以下の通りです。

  • ファスナー
  • 表地用の布 2枚

他に道具として、ミシンやまち針を用意してくださいね。

ファスナーの付け方②:位置合わせ

付け方2つ目は、位置合わせです。
まずは布とあわせて位置を決めていきましょう。
布を表を上に、広げたら、その上に裏面を上にして重ねていきます。

表かどうかは、金具で見分けてくださいね。
この表同士を重ね合わせることを、「中表で合わせる」といいます。

作り方の解説するような本やサイトでは、この言葉がよく使われていると思いますので覚えておくと便利ですよ。
位置を決めたら、まち針で止めておきます。

まず始めに縫う場所は、端と布の端をあわせてくださいね。
縫う側を間違えないように、注意ですよ。

ファスナーの付け方③:縫い付け①

付け方3つ目は、縫い付け①です。

位置が決まったら、布の端から内側を直線縫いをしていきます。
このときに縫い始めと縫い終わりは、返し縫いをしてくださいね。

この一手間で、糸がほつれにくくなりますよ。
また縫っている最中で、のスライダーが邪魔になりますよね。

最初の縫い始めでは、半分程度まで動かしておきましょう。
縫っていくと、やはりスライダーにあたりますので、少し動かして再度縫い始めてください。

このスライダーを避けながら縫わないと、縫い目が曲がるので注意ですよ。
同じ理由で、縫うときはまち針を外しながら、縫いましょう。

ズレが怖くて、まち針で止めたまま、ミシンをかけたくなります。
しかしいくら細いまち針とはいえ、縫い目が曲がる原因に。

まち針にミシンの針があたって、折れる危険もありますので特に注意して作業してくださいね。

ファスナーの付け方④:ステッチ

付け方4つ目は、ステッチになります。

次に縫ったところを折り返して、上向きになるように返します。
布を縫いしろ1cm程度の部分で、ステッチしていきます。

このときも、縫い始めと縫い終わりは、返し縫いを忘れないでくださいね。
ファスナーから更に1cmの所を、先ほどと同じ方法で縫えば完成!

ファスナーの付け方⑤:縫い付け②

付け方5つ目は、縫い付け②です。

もう1つも同じように、中表にもう1枚の布を重ねて縫っていきましょう。
途中で金具等が邪魔になりますので、都度動かしつつ縫ってくださいね。

2本縫ったら、完成ですよ!

<下に続く>

ファスナーをミシンで付ける方法〈表生地&裏生地の場合〉

ファスナーをミシンで付ける②

ここでは、表地と裏地がある場合の、付け方を紹介します。

  1. 準備
  2. 位置決め
  3. 表地を縫う
  4. 裏地を縫う
  5. ステッチ

ファスナーの付け方①:準備

付け方1つ目は、準備です。
ここでは、表地と裏地がある場合に行う、付け方を紹介します。

用意する材料は、以下の通りです。

  • ファスナー
  • 表地用の布 2枚
  • 裏地用の布 2枚

他に道具として、ミシンやまち針を用意してくださいね。

ファスナーの付け方②:位置

付け方2つ目は、位置です。

まずはファスナーと、表地用の布を縫い合わせていきましょう。
表地用の布と中表になるように重ねて、付ける位置を決めますよ。

このときにファスナーは、ある程度開けておいてくださいね。
付ける場所を決めたら、まち針で動かないように止めて置くと縫いやすくなりますよ。

特に縫うのになれていない方は、まち針で止めてズレないようにしながらゆっくり縫ってくださいね。

ファスナーの付け方③:表地を縫う

付け方3つ目は、表地を縫うです。
付ける位置が決まったら、直線で縫っていきましょう。

布から5mmほどの所を、直線で縫いますが、始めと終わりは返し縫をしますよ。
途中で押さえがぶつからないように、スライダーを動かしつつ縫ってくださいね。

ファスナーの付け方④:裏地を縫う

付け方4つ目は、裏地を縫うです。
次に裏地を付けていきましょう。

ファスナーが上に来るように、布を広げたら上に裏地用の布を重ねます。
重ねるときは、布同士が中表になるように重ねてくださいね。

布をひっくり返して、表地用の布が上に来るように置き直し、先ほど縫った場所と同じように縫います
ここでもズレないように、適宜まち針を使ってくださいね。

ファスナーの付け方⑤:ステッチ

付け方5つ目は、ステッチです。
裏地まで縫えたら、見える部分にステッチをしていきます。

布同士を重ねて、片側にファスナー、片側に表地と裏地の布が来るように置き直します。
表地の上からキワに、1本、縫っていきます。

縫うときは、布を抑えながら線が曲がらないように注意してくださいね。
もし布の素材的に縫うのが難しい場合は、ここで一度アイロンをかけると縫いやすくなりますよ。

同じようにもう片側も縫えれば、完成です。

<下に続く>

ファスナーの付け方【ポーチ編】

ファスナーのポーチ

ここからは、グッズなどの作り方を紹介しますね。
まずはポーチへの付け方を紹介します。

  1. 材料
  2. 布の準備
  3. ファスナー付け①
  4. ファスナー付け②
  5. 仕上げ

ファスナーの付け方①:材料

付け方1つ目は、準備です。
ここでは、ポーチを作る際に行う付け方を紹介します。

なお動画と同様、一緒にポーチの作り方も紹介しますね。

用意する材料は、以下の通りです。

  • ファスナー 20cm 1本
  • 表用の布 20cm×30cm 1枚
  • 裏用の布 20cm×30cm 1枚
  • 接着芯
  • リボンやテープ 5cm 1つ

他に道具として、ミシンやまち針を用意してくださいね。
またチャコペンもあると便利ですよ。

ファスナーの付け方②:布の準備

付け方2つ目は、布の準備です。
まずは表布の裏側に、接着芯をアイロンで付けます。

接着芯の付け方やアイロンの温度は、接着芯の説明書を参考にしてくださいね。
アイロンで付けられたら、接着芯がはみ出ているところははさみでカットします。

布を縦長におき、上から2cmのところに印を付けます。
リボンかテープを半分に折ったら、先ほどの印の所におき、布端から5mmの所を縫って仮止めしておきましょう。

ファスナーの付け方③:ファスナー付け①

付け方3つ目は、ファスナー付け①です。
まずは布と中表になるように、ファスナーをおきます。

先ほどテープを縫った上あたりに、中心と布の中心が合うように置いてくださいね。
位置が決まったら、上から裏地用の布を重ねます。

重ね方は、裏用と表用の布を中表に重ねてくださいね。
きちんと位置を確認したら、まち針等で止めてズレないようにします。

ファスナーを半分程度下げたら、縫いしろ7mmの位置を縫っていきますよ。
縫うときは、テープを付けた側の端を、1.5cm縫い残してくださいね。

もし縫ってしまいそう、という方は印を付けておきましょう。
端を縫う際は、縫い始めと縫い終わりは開始縫いをしてほつれないようにしてくださいね。

縫ったらアイロンを使って、縫った場所をしっかり開いておきましょう。

ファスナーの付け方④:ファスナー付け②

付け方4つ目は、ファスナー付け②です。
布を裏面同士で合わせ、それぞれの布を下から袋状になるように布を折り曲げます。

布は表同士になるように曲げたら、まち針で止めてくださいね。
先ほどと同じように、縫っていきます。

また先ほどと同じ場所を1.5cm縫い残すのを忘れないように、気をつけてくださいね。
縫い残しておいた1.5cmの部分は、金具が布の端に来るように揃えて、縫いましょう。

これをすると、ポーチの角部分が綺麗に仕上がりますよ。

ファスナーの付け方⑤:仕上げ

付け方5つ目は、仕上げです。
アイロンで縫い代をしっかり開いたら、中心において布同士を中表になるように広げます。

布の中心部分は、布がズレないようにまち針等で止めて置いてくださいね。
布の脇を直線で縫っていきますが、裏布の端を8cm程度、返し口として縫わずに残してくださいね。

布の脇を縫うときは、中心部分から端に向かって縫うと中心をズラさずに縫うことが出来ますよ。
返し口を残して状態で、両脇が縫えたら余分な部分をカットします。

脇の縫い代部分をアイロンで開いたら、返し口部分から表に返してくださいね。
角はしっかり、目打ちなどで引き出しておくと、綺麗に整えることが出来ますよ。

あとは返し口を縫い合わせ、裏布を中に入れて形を整えれば完成です!

<下に続く>

ファスナーの付け方【バッグ編】

ファスナーのバッグ

ここではあると便利な、バッグへの付け方を紹介します。

  1. 準備
  2. ポケット
  3. バッグ本体
  4. ファスナー取り付け
  5. 仕上げ

ファスナーの付け方①:準備

付け方1つ目は、準備です。
ここでは、2wayにもなるバッグを作る際に行う、付け方を紹介します。

なお動画と同様、一緒にバッグについても紹介しますね。

用意する材料は、以下の通りです。

  • ファスナー 39cm 1つ
  • 正面用の布30cm×26cm 
  • 側面用の布 26cm×16cm 
  • 底の布 30cm×16cm 
  • ポケット用の布 20cm×21cm
  • ファスナー用の布 20cm×21cm
  • 鞄テープ 3cm 
  • Dカン、ナスカン、移動カン
  • 接着芯

ファスナーの付け方②:ポケット

付け方2つ目は、ポケットです。

まずは表用の布に接着芯を貼りましょう。
当て布をしながら、アイロンで付けてくださいね。

次にポケット用の生地を表用の布と裏用の布を中表にあわせて、1辺を直線で縫います。
縫い終わったらひっくり返して、先ほど縫ったのと同じ辺をもう一度、ステッチします。

このときに、表用の布が少しだけ出るようにして縫うと仕上がりが綺麗になりますよ。
次にポケットを側面用の生地に縫い合わせます。

ポケット底部分を縫ったら、側面を生地の端を合わせながら縫ってくださいね。
これでポケットが少し浮くような形で出来上がり、使う時に使いやすくなりますよ。

ファスナーの付け方③:バッグ本体

付け方3つ目は、バッグ本体です。
バッグの本体を縫っていきますよ。

中表になるように底面用の布と正面用の布をあわせて、縫っていきます。
縫うときは、端を1cm程度開けておくと、綺麗に角を仕上げることが出来ますよ。

次に側面の布を合わせていきます。
合わせるときは本体の側面から布の端をあわせて、最後に底面を合わせるようにしましょう。

合わせたらまち針やクリップで留めて、コの字型縫っていきますが、ポケットの縫い目より内側を縫うようにしてくださいね。
ポケットの縫い目より外側で縫うと、ポケットの縫い目が見えるようになるので注意してくださいね。

同じ要領で中地用の生地で、本体を作ってくださいね。
ただし底面に数センチ、返し口として縫い残しておいてください。

ファスナーの付け方④:ファスナー取り付け

付け方4つ目は、ファスナー取り付けです。
いよいよ付けていきましょうね。

布に本体になるものを、中表になるように置きます。
端を斜めに折り曲げた状態で縫うので、三角に折り曲げてまち針で止めてくださいね

端は1cm程折り曲げて、こちらもクリップ等で止めておきましょう。
あとはミシンで直線縫いします。

次に上に布を重ねて、端を同じように1cm折り曲げて縫ってくださいね。
入口側の布端を袋状になるように縫ったら、表に返します。

ステッチを含め、布をコの字型に縫っていきますよ。
ここまでで1辺が完成です!

この作業を、もう1辺同じく繰り返してくださいね。
サイズや位置が合うように、気をつけてくださいね。

余分をカットしたら、布で包んでミシンで縫い止めます。

ファスナーの付け方⑤:仕上げ

付け方5つ目は、仕上げです。
カバン本体に、カバンテープを縫っていきましょう。

カバン本体の端から6cmの場所に、ヒモにねじれがないか確認しながら仮で縫ってくださいね。
布から少しだけはみ出ている状態で、ヒモを縫うので注意ですよ。

カバン本体に中表にし、端を仮で直線縫いします。
縫うときに開いておくと、縫いやすいですよ。

最後にバッグの中生地と表生地を縫い目が合うように、合わせて1周ぐるっと縫い合わせます。
このときにショルダーバッグにしたい場合は、一緒にテープ等を挟むのを忘れないようにしましょうね。

あとは返し口から、表に返して口を閉じたら再度、カバンの入り口をぐるっと一周縫えば完成!

<下に続く>

ファスナーの付け方【クッション編】

ファスナーのクッション

お部屋の中にいくつも欲しくなるクッションについて、取り付け方を紹介します。

  1. 準備
  2. 位置決め
  3. 取り付け①
  4. 取り付け②
  5. 仕上げ

ファスナーの付け方①:準備

付け方1つ目は、準備です。
なお動画と同様、一緒にクッションの作り方も紹介しますね。

用意する材料は、以下の通りです。

  • ファスナー 39×99cm
  • 布50cm×99cm 

布にはロックミシンをかけて、ほつれないようにしてくださいね。

ファスナーの付け方②:位置決め

付け方2つ目は、位置決めです。
まず布の短い方を4.5cm幅で折り曲げたら、アイロンをかけます。

ファスナーを開いたら、布と中表になるように置きます。
置く位置は布の端ではなく、端から1cm程度の所になるので、注意してくださいね。

横位置としては、布の中央あたりになりますよ。
位置を決めたら、まち針でズレないように止めてくださいね。

ファスナーの付け方③:取り付け①

付け方3つ目は、取り付け①です。

ミシンの金具を、ファスナーの金具にあわせて直線縫いします。
途中で金具をずらしながら、縫ってくださいね。

縫えたら布を折り返して、ステッチします。
これで1辺が完成です!

ファスナーの付け方④:取り付け②

付け方4つ目は、取り付け②です。
もう1辺を縫っていきましょう。

最初に4.5cm折り曲げた所に、もう1辺を縫い付けていきます。
中表になるようにファスナーを置いたら、布同士の端を合わせてズレないようにしてくださいね。

他の布を縫わないように注意しながら、直線で縫っていきましょう。
これで取り付けが完成です!

ファスナーの付け方⑤:仕上げ

付け方5つ目は、仕上げです。
クッションのカバー部分を縫って行きましょう。

ファスナーが隠れるように、布を被せた状態でミシンをかけていきます。
端を縫ったら、縫い目から1cm程度開けて縫ってくださいね。

この作業を両端で行ったら、布を裏返して端を縫っていきます。
端を2.5cmほどの場所を縫えば、完成!

中には好きなクッションを入れてくださいね。

<下に続く>

ファスナーの付け方【服編】

ファスナーの洋服

最後に、洋服に取り付ける方法を紹介します。

  1. 準備
  2. 布の準備
  3. ファスナーの準備
  4. 取り付け①
  5. 取り付け②

ファスナーの付け方①:準備

付け方1つ目は、準備です。
ここで紹介するのは、見返しがないタイプの付け方になりますよ。

先に付けていない部分を縫っていきましょう。
また見返しがないタイプの付け方のばあいは、付け位置の縫い代は、1.5cm以上にしてくださいね。

ファスナーの付け方②:布の準備

付け方2つ目は、布の準備です。
付ける布のほうを用意します。

付ける布を中表になるように重ねて、縫い代1.5cm部分に付けます。
あき止まりには、切り込みを入れておいてくださいね。

この切り込みより上にはファスナーがつきますので、下部分を最初に縫っていきましょう。
縫い始めと縫い終わりは、返し縫いをしてくださいね。

ファスナーの付け方③:ファスナーの準備

付け方3つ目は、です。
付ける場所の準備をしましょう。

付く部分の布を折り曲げたら、アイロンで癖を付けておきます。
布が0.2cm重なるように、合わせながらアイロンをかけてくださいね。

この重なりを作ることで、ファスナーを閉めたときに布が重なって隠れるようになりますよ。
洋服の場合は、この重なりを作ることが重要になりますので、丁寧に作業してくださいね。

ファスナーの付け方④:取り付け①

付け方4つ目は、取り付け①です。
いよいよ縫い付けていきましょう。

布を表が上になるように、机に置いたらファスナーが下になるように置きます。
まずは布の下側から、縫っていきますよ。

上の端と布の端が合うように合わせたら、まち針で動かないように止めて置きます。
のスライダーを動かしながら、直線で縫って行きましょう。

縫い始めと縫い終わりに返し縫いをするのを忘れないですくださいね。
これで1辺が完成です。

ファスナーの付け方⑤:取り付け②

付け方5つ目は、取り付け②です。
もう1辺を縫っていきましょう。

布を重なるように合わせたら、まち針で固定します。
ファスナーが見えないように、注意しながら位置を決めてくださいね。

裏返したら、もう1枚の布を縫わないように注意しながら、1辺を縫います。
裏から縫ったら、表に返して表側からステッチをかけましょう

これで布が浮くことがなくなりますよ。
この一手間が終われば、取り付けが完成です!

<下に続く>

おすすめの100均ファスナー5選

オススメのファスナー

100均のおすすめファスナー①:カラーファスナーパステル

オススメ1つ目は、カラーファスナーパステルです。
ハンドメイド作品で、ファスナーにもこだわりたいときありますよね。

そんなとき、このパステルカラーの可愛いものはいかがでしょうか。
このカラーなら、ちょっとしたポーチでも可愛く仕上がりますよね。

しかも嬉しいことに、100円で3本セットになっているというお得感も。
お子さんの小物をハンドメイドする、というときでも姉妹や兄弟でお揃いに、親子でお揃いに、というのも素敵ですね。

100均のおすすめファスナー②:レースファスナー

オススメ2つ目は、レースファスナーです。
普通のでは、物足りない、という方も多いですよね。

しかし1つ目に紹介したようなパステルカラーは作りたい小物に合わない。
そんなときはこのレースで出来ているのを使うのはいかがでしょうか。

レースで出来てはいますが、シンプルなデザインなので大人の方でも十分に使えるものですよ。
また色は黒の他にも白やベージュなどもあるので、作りたい作品の色に合わせて選ぶことが出来ます。

100均のおすすめファスナー③:ミニファスナー

オススメ3つ目は、ミニファスナーです。
作りたい小物のサイズによっては、少しだけ欲しい、という場合もいますよね。

もちろん、長いものでもカットすることで短くなりますが、最後の止め金具がなくなります。
最後に布で止めることで代用も出来ますが、小さな小物の場合、なかなか上手く作れないということもありますよね。

そんなときは、このミニファスナーがオススメですよ。
12cmと短いので、ちょっとだけ欲しい、というときにピッタリですね。

100均のおすすめファスナー④:コイルチェーンファスナー

オススメ4つ目は、コイルチェーンファスナーです。
大と小の2種類ある、商品になります。

この商品はもともと、好きな長さにカットして使うタイプなので、ポーチなどサイズがハンドメイドによって変わるものにオススメですね。
またスライダーが2つ付いています。

もちろん1つだけ、好きなタイプを選択して使うこともできますが、2つ使うことでダブルファスナーにすることも可能です。
好きな方法で使ってくださいね。

100均のおすすめファスナー⑤:オートロックスライダーファスナー

オススメ5つ目は、オートロックスライダーファスナーです。
こちらのは、オートロックできるスライダーが付いています。

そもそもスライダー部分を倒すと自動で、ロックされるタイプがあります。
これはものによって変わるのですが、洋服などに付ける場合はこの機能が便利ですよね。

しかもその機能が付いているものが、100均で買えるとは嬉しいですね。

<下に続く>

おすすめの裁縫の本

裁縫の本

一生使えるおさいほうの基本
1296円

お裁縫は、学校でも家庭科の授業で習いますよね。
しかし普段使わないと、忘れてしまうのが基本の作業です。

そんなときこの本なら、基本中の基本が丁寧に解説されています。
お子さんがいらっしゃる方などは、ちょっとした裁縫が出来ると便利ですよね。

洋服が破れた、ボタンが外れた、というときでもササッと直すことが出来るようになりますよ。
またレッスンバッグやふきんなど、日常で使えるものも作りからが紹介されていますので、慣れたらハンドメイドを楽しむことも出来ます。

<下に続く>

ファスナーの付け方をマスターして

ファスナーをマスター

ファスナーを付けるのは難しそう、と避けて通りがちの道です。
ただハンドメイドをするなら、マスターしておくと作れるものの幅が広がりますよ。

しかもその付け方は、手順さえ押さえればとても簡単です。
1からハンドメイドするだけでなく、既製品をアレンジすることで使いやすくすることも出来ますよね。

ぜひ付け方をマスターして、ハンドメイドを楽しんでくださいね。

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