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2019/07/26

コーヒーかすの再利用法を大公開!消臭や肥料など効果を紹介

通常ならドリップした後は捨ててしまうコーヒーのかす。
でも、ちょっと待って。そのかすはまだ捨てないでください。

コーヒーのかすは絞った後もまだまだ使い道があることを知っているのでしょうか。
ここではコーヒーかすの再利用方法やおすすめの使用箇所、更にはコーヒーかすの保存容器もご紹介。

いつもコーヒーかすを持て余していた方は参考にしてみてくださいね。

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コーヒーかすの再利用法10選!

コーヒーかすと豆

コーヒーを飲み終わった後のかすはこの後どうしていますか。普通はそのまま捨ててしまうのですが、コーヒーかすをゴミだからといって捨ててしまうのはもったいない。

実は残ったコーヒーかすは日常生活で大活躍。ゴミとしてまだ捨ててしまうには早いんです。これからご紹介する項目はどれもご家庭で簡単に実行できるので是非お試しアレ。

  1. 手作り石鹸
  2. 消臭剤
  3. コーヒーキャンドル
  4. 灰皿
  5. 肥料
  6. 針山
  7. パウンドケーキ
  8. 蚊取り線香
  9. マグカップ
  10. 玄関掃除用のおがくず

コーヒーかすの再利用法①:手作り石鹸

コーヒーかすには美容効果のある成分がたっぷりと含まれているので、使った後はこれでオリジナルの石鹸を作ってみましょう。

作り方は米ぬかやパーム油などを温めながら混ぜて型に流し込めば完成。実際に使ってみるとかす特有のザラザラ感が残るものの、このかすが脂肪を分解するマッサージの役割も果たしています。

ただし、コーヒーかすをそのまま使っているので直接排水溝に流すと詰まってしまいます。抜け毛用のネットを張って極力かすを水に流さないようにしてくださいね。

コーヒーかすの再利用法②:消臭剤

コーヒーかすの代表的な再利用方法が消臭剤。部屋に吊るしたり置くだけでたちまち嫌な臭いを消し去ってくれる優れもの。使う場合はティーバッグなどに包んでくださいね。

使う場所もキッチンやトイレ、玄関にゴミ箱と場所を選ばずに使えるので、家中の気になる臭いの全てに効果的と言っても過言ではありません。

コーヒーかすの再利用法③:コーヒーキャンドル

先ほどの手作り石鹸を応用すれば、コーヒーの香り漂う大人のキャンドルにも
大変身。香ばしいコーヒーの香りが部屋中に広がり、リラックス効果をもたらしてくれます。

飲むだけでなく、香りでも安らぎ効果を与えてくれるコーヒーキャンドル。専用の容器が用意できない場合は牛乳パックでも作れるので手軽にハンドメイド作品も作れるのがキャンドル作りのポイント。

コーヒーかすの再利用法④:灰皿

昔ながらの喫茶店に行くと灰皿の中にコーヒーかすが入っているのを見かけることがあるのですが、その理由は煙草の嫌な臭いを吸収してくれるため。

コーヒーかすは、コーヒーを淹れたすぐ後なら水分が残っており、すぐに火や臭いを消せるのがメリット。ゴミに出す場合もそのまま出せるので手間も掛からないのが便利。

コーヒーかすの再利用法⑤:肥料

コーヒーかすには栄養が残っているので、捨てる前に肥料として使う方法がおすすめ。土に混ぜたり、軽く撒けば植物もすくすくと育っていきます。

肥料以外にも虫よけにも利用可能で、嫌な虫を寄せ付けない為に撒くこともあります。ただし、使う前には発酵させる必要があるので少し面倒な点も。

コーヒーかすの再利用法⑥:針山

裁縫に使われる針山の中には小豆や綿が詰まっているのが通常ですが、こちらの針山の中身はたっぷりのコーヒーかす。コーヒーの成分の効果で針を刺しても錆びにくい丈夫さがポイント。

生の小豆や米はもったいない、綿もないし買いに行くのも面倒だという方はこの方法を試してみてくださいね。針山が破れてしまって捨てるときもコンパクトに捨てられるのでゴミの量も自然と削減。

コーヒーかすの再利用法⑦:パウンドケーキ

コーヒーを淹れた後の残ったかすを食べても害はないのか、初めは誰でもそんな疑問がわいてきますよね。でも、かすでも元はといえばコーヒーに変わりなし。出がらしでもまだ味はしっかりと残っています。

コーヒーのかすをホットケーキミックスに混ぜて焼けばふかふかのパウンドケーキの出来上がり。甘みと香ばしさや苦味が程よくマッチした味わいはティータイムにもぴったり。

実はコーヒーのかすにはビタミンカルシウムといった栄養素が残っているので、コーヒーよりも栄養が詰まった旨味の宝庫なんです。

コーヒーかすの再利用法⑧:蚊取り線香

虫よけ作用のあるコーヒーかすは蚊取り線香にも。乾燥させたコーヒーかすに火を点けるという単純な方法ですが、コーヒーの焦げた香りが蚊をシャットアウトしてくれます。

ただし、焦げた後はかなりきつい臭いなので室内ではなく、アウトドアなどの屋外で使用するようにしましょう。吸引事故防止の為にもお子様やペットが近づかないようにも注意。

コーヒーかすの再利用法⑨:マグカップ

掃除や消臭、スイーツにも使われるコーヒーかす。最近はマグカップタンブラーにも加工され、ヨーロッパ諸国で愛用されています。もちろん、日本でも購入可能。

でんぷんやセルロースにロウといった再生可能素材で作られており、環境にも優しいマグカップ。素材を工夫すれば自分でも作れるので、モノ作りが好きな方は挑戦してみては。

コーヒーかすの再利用法⑩:玄関掃除用のおがくず

コーヒーのかすには消臭と殺菌作用があるので、乾燥させてそのまま玄関に撒いて掃けばゴミと一緒に悪臭も吸い取ってくれるので、嫌な臭いの残らない気持ちの良い玄関になります。

実際は茶殻を使った掃除方法をコーヒーのかすで応用。玄関だけでなく、部屋の畳でも使えるので是非お試しを。箒で取りきれない場合は掃除機を使ってもOK。

<下に続く>

コーヒーかすの効果5選

コーヒーかすには便利な効果がたくさん

コーヒーかすの使い方は豊富ながらも、実際にはどれほどの効果があるのかわからない。そもそも実際に役立つ効果なのかもあわせて知りたい部分ですよね。

実際にコーヒーかすを使った際の便利な効果を5項目にピックアップ。同じ場所で発揮できる効果もあれば、特定の場所で使用した場合の解説もあるので、残ったコーヒーかすで実践してみましょう。

  1. 消臭
  2. 虫よけ
  3. 植物の成長促進
  4. 美容
  5. ゴミの削減

コーヒーかすの効果①:消臭

コーヒーかすが良く使われる方法の一つが消臭。消臭効果のある物質がたっぷりと含まれているため、ドリップ後に余ったコーヒーかすを消臭剤にリサイクルするお店も増えています。

喫茶店でコーヒーかすが配られたり、灰皿にコーヒーかすが入っているのは単に捨て忘れや嫌がらせではなく、消臭というれっきとした理由があったのです。

コーヒーかすの効果②:虫よけ

なめくじなどの害虫対策としてもコーヒーのかすが便利。庭に軽く撒くだけで虫がいなくなるのでそのまま肥料として使われることもあります。

庭以外にもキッチンなどの水周りやアリの巣の近くに撒いておけば家の中にも虫が入りにくくなるので、害虫駆除剤でも効果が無かった人は実践してみてください。

コーヒーかすの効果③:植物の成長促進

肥料には食用油の残りかすや生ゴミを堆肥したものを使いますが、同様の成分を含んだコーヒーかすもよく肥料として使われるそうです。

コーヒーかすだけを肥料として撒くのではなく、卵の殻野菜くずといった生ゴミを一緒に混ぜて肥料にすると、より植物がすくすくと成長していきます。

ただし、コーヒーかすを使う場合は乾かした後に発酵させなければならず、そのまま使うと植物が育たなくなるので、使うまでに少々手間が掛かるのがデメリット。

コーヒーかすの効果④:美容

女性には嬉しい美容成分も含まれたコーヒーかすはシャンプー代わりに使ったり、ハンドクリームの成分としても使われるほど。

コーヒーに含まれる成分が角質やくすみ防止にもなるのでフェイスパックも販売されています。毛穴の汚れ対策にも有効なのでお肌や髪に気を使う方にもおすすめの方法ですよ。

コーヒーかすの効果⑤:ゴミの削減

消臭や虫よけもそうですが、ゴミの量が減るのでリサイクルにも繋がるメリットも。コーヒーのかすは食用に使えばゴミにはならないので、結果として捨てる量も減ることに。

肥料にすればコーヒーかすも土に還っていくためゴミを燃やす際に出るダイオキシンも出にくくなり、自然と環境にも優しくなることに。ただ捨てるよりも上手く活用したいですね。

<下に続く>

コーヒーかすを再利用するときの注意点5選

コーヒーかすを入れるときはゆっくりと

コーヒーかすは便利といっても万能なわけではなく使用の際には十分な注意が必要です。使い方を間違えると効果を発揮できないばかりか逆効果に。

余ったコーヒーかすを無駄なく正しく再利用するための大事な注意点を以下の5項目で確認しながらきっちりとおさらいしましょう。

  1. 一度使ったかすは出来るだけ再利用しない
  2. 移し替える場合は慎重に
  3. きっちりと密閉して保存
  4. 一度発酵させてから使う
  5. しっかりと乾燥させておく

注意点①:一度使ったかすは出来るだけ再利用しない

画像のようにトイレの脱臭剤に使った後のコーヒーかすは臭いや害のある成分が含まれているので、肥料に使うと植物が育たなくなったり、カビが生えて腐ってしまうことも。

コーヒーかすは元々はゴミなので、一度使ったかすはなるべく再利用しないようにしましょう。かすを使う場合は使いまわしを避けて使い切りに。

注意点②:移し替える場合は慎重に

使用済みコーヒーかすをコーヒーミルの容器やビニール袋のまま直接移し変えると周りにかすが散らばってしまい、どうやっても上手くはいかないので片づけをする羽目になって二度手間。

コーヒーかすを移し変える時は一気に入れようとせず、スプーンやスコップで少しずつゆっくりと入れていきましょう。この時、しっかり乾燥させておくとべた付かずに入れやすくなります。

注意点③:しっかりと乾燥させておく

使い終わったコーヒーかすにはたっぷりの水分が含まれ、そのまま保存してしまうとカビが増えて使い物にならなくなってしまいます。容器にもカビが移ってしまうので不衛生に。

使った後のコーヒーかすはお皿や紙に乗せて日の当たる場所で天日干しをしておくとしっかり乾燥されたコーヒーかすになるので、すぐに使用することが出来ます。

注意点④:きっちりと密閉して保存

コーヒーかすを保存する場合は乾燥させた後にきっちりとした密閉容器に入れて保存することも重要です。コーヒーの香ばしい香りに惹かれて虫が入ってきたり、湿気でかすが湿ってしまうからです。

コーヒーかすを保存する容器はパッキンタイプの空気や湿気の入りにくい密着した容器を使うのがおすすめ。おすすめの容器に関しても後に解説いたします。

注意点⑤:コーヒーの色移りに注意

玄関に撒いて掃除をしたり、石鹸作りの材料としても使えるコーヒーかすですが、コーヒーは水では落ちにくい成分が含まれているので、服に直接擦り付けたり、カーペットの上に撒くのは避けましょう。

特に白い服やカーペットはコーヒーの茶色さが目立ってしまうので、白いものに使う際は普通の洗剤と石鹸を使用してください。

<下に続く>

コーヒーかすを再利用するのにおすすめの場所5選

コーヒーかすは何処で使うべきか

コーヒーかすを使う場合は何処で使うのがおすすめなのか。使い方はどのような方法が正解なのか。コーヒーかすを再利用したことの無い人には疑問に思うことばかり。

コーヒーかすを再利用するに当たって頻繁に使われるおすすめの場所をピックアップ。その場所ならではコーヒーかすの使い方も具体的に解説しているので、使い方に悩んだ場合はセットでお読みください。

  1. キッチン
  2. トイレ
  3. 庭・ベランダ
  4. クローゼット
  5. 玄関

おすすめの場所①:キッチン

コーヒーのかすがいつでも手に入りやすく、使用頻度も高い場所であるのがキッチン。食材や生ゴミ、油の臭いが入り混じるキッチンは悪臭がはびこりやすい場所でもあります。

コーヒーを飲み終わって乾燥させたかすをフィルターに掛けて吊るしたり、食器をコーヒーかすで洗えばガンコな汚れも取れて、洗剤では取りきれない嫌な臭いも消し去ってくれます。

おすすめの場所②:トイレ

悪臭で困る厄介な場所といえばトイレ。窓のあるトイレなら窓を開ければ少しは解消されますが、窓がないと臭いを逃がす手段がなくなるのでトイレも気持ちよく使えません。

トイレにコーヒーかすの入ったフィルターや瓶を飾っておけば嫌な臭いを軽減してくれるので是非お試しを。ペットのいるご家庭ならペット用のトイレにも効果を発揮します。

おすすめの場所③:庭・ベランダ

発酵させたコーヒーかすは庭とベランダへ持ち込んでみましょう。野菜畑や植木鉢に撒けば植物も良く育ち、蟻やなめくじなど虫も寄せ付けません。

乾燥させる際は、室内に置いておくよりも、庭やベランダなどの場所にコーヒーかすを置いておけばすぐに使えるので、いちいち取りに行く手間も掛かりません。風の強い日は瓶などの容器にしまっておくのもおすすめです。

おすすめの場所④:クローゼット

衣類をしまっておくクローゼットの中には服に付いた汗や皮脂の臭いがたくさん。特に帰宅してすぐのコートやジャンパーを掛けて置くと臭いも更に強烈に。

ティーバックやコーヒーフィルターに入れたコーヒーかすを吊るしておくと汗や皮脂の臭いを徐々に吸収してくれる消臭フィルターの役割を果たしてくれます。

ただし、狭い箪笥の中に入れてしまうと逆にコーヒーの香りが服に移ってしまうので、吊るしておけるクローゼットに入れておくのがおすすめです。

おすすめの場所⑤:玄関

出入りの激しい玄関は家の匂いだけでなく、外からの悪臭も迎え入れてしまうのでいちばん気を使いたい場所です。玄関は家の顔とも呼ばれる場所なので、悪臭が漂うのは困り物。

玄関にコーヒーかすを撒いて掃除をしたり、作った消臭剤を飾っておけば嫌な臭いもコーヒーの成分が吸収するので臭いを気にする必要がありません。

玄関に飾る場合はフィルターに入れるよりもコーヒーキャンドルにすれば見た目にもおしゃれな玄関造りが出来ますよ。

<下に続く>

おすすめのコーヒーかすを入れる容器

コーヒーかすの入った容器

ドリップした後のコーヒーかす入れについてですが、かすだからといってポリ袋に入れてそのままにしておくと虫害にあったり、見た目にも不衛生な印象が。

わざわざ、かすの為に瓶は買いたくないけど、出来ることならかすを入れておくだけの容器は用意したいところですよね。

LOLO キャニスターベーシック
1058円

こちらのキャニスタータイプの容器はパッキン付きの木の蓋でしっかりと密閉することで瓶の中ににゴミや虫が入らず、品質もほとんど変わらないまま保存が可能になっています。

容器の大きさも320mmでコンパクトなのでキッチンや倉庫に置いても場所を取りません。ただし、外側からは中身が見えないので、名前シールなど貼って区別する工夫を。

<下に続く>

コーヒーかすは捨てずにとっておきましょう

ドリップする前のコーヒーかすと豆

いつもはすぐに捨ててしまうだけのコーヒーかすも、掃除や食用、消臭剤としても活用できるので、そのまま捨てないようにしましょう。

コーヒーかすは元々食品なので有害物質もほとんど出ず、安心して使えるのも嬉しいところ。洗剤アレルギーの方の強い味方にもなってくれます。

かすになってもドリップ前と変わらない活躍をしてくれるコーヒー、まだまだ私達の知らない活用方法の可能性がありそうですね。

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