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2019/08/09

赤カビの掃除方法!おすすめの洗剤や加湿器にできた赤カビを落とす方法も紹介

きちんと掃除をしているつもりでも、気付いたらできている赤カビ。
やっかいな黒カビとは違って、落ちやすいけれど出来やすいという難点があります。

そんな赤カビの効果的な掃除方法とおすすめの洗剤、予防方法を詳しく解説します。
加湿器にできた赤カビのお手入れ方法もあるので必見です。

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赤カビの特徴5選

赤カビの特徴

浴室などでよく見かける赤カビ、大きな特徴が5つあるのでそれぞれ詳しく解説します。

  1. 水分だけで繁殖できる
  2. 高温に弱い
  3. 酸性である
  4. 無害である
  5. 黒カビの原因になる

赤カビの特徴①:水分だけで繁殖できる

赤カビは空気中に存在するものです。
水分だけでも繁殖することができるので、掃除をきちんとしていたとしてもシャンプーボトルの下や浴室のタイルの隅っこなど水分が残りやすい場所は発生しやすく、繁殖力も強いのが特徴です。

赤カビの特徴②:高温に弱い

赤カビは水分だけでものできてしまいますが、浴室には皮脂や垢、石鹸カスなどが多く残っているため、水分以外の赤カビの養分となるものがたくさんあります。
赤カビができるのに最適な温度は25〜30度です。

入浴後、そのままの状態が一番水分や養分が豊富なうえに最適な温度を保っています。
45度以上になると不活性化するので、入浴後に45度以上のシャワーで浴室内を洗い流すのがおすすめです。

そのあと、冷水でもう一度全体を洗い流すことで浴室内の温度が下がるため増えにくい温度にすることができます。

赤カビの特徴③:酸性である

赤カビの性質は酸性です。
高温に弱いのでシャワーの熱でも不活性化させることができますが、酸性を中和させるアルカリ性の働きで抑えることができます。

アルカリ性である重曹を水に溶かした重曹水をスプレーボトルに入れて、入浴後に浴室内全体にスプレーすることで酸性の赤カビの増殖を抑えます。
高温シャワーでの洗い流しや換気などができないときには、重曹水スプレーを用意しておくと便利です。

赤カビの特徴④:無害である

カビ=有害というイメージが強いと思いますが、赤カビ自体は人体には無害で、悪影響を与えることはありません。
見た目は良くないので、無いに越したことはありませんが、できたからといって浴室内のタイルや浴槽の材質を劣化させたりすることもありません。

赤カビの特徴⑤:黒カビの原因になる

赤カビは人体にも材質にも直接害を与えることはありませんが、赤カビが発生すると黒カビができやすくなります。
実は、黒カビは赤カビをエサとして繁殖します。

また、赤カビができやすい場所は黒カビにとっても最適な環境のため、対策をせずに放置するとやっかいな黒カビになってしまいます。
黒カビは人体への影響もあり、浴室内のタイルなどに深く根付いて色素沈着を起こします。

簡単な掃除では取れない状態になるため、黒カビ対策としても赤カビを発見したらすぐに掃除をするようにしましょう。

<下に続く>

赤カビが発生する原因

赤カビの原因

赤カビとは、浴室内などによくあるピンクでヌルヌルとした汚れのことです。
これは、ロドトルラと言われる酵母菌の一種で空気中に存在しています。

水分をエサとして増殖し、高温多湿の場所を好むので浴室内や水回り、シャンプーボトルの底などに多く発生します。
皮脂や垢、石鹸カスなどは増えるための最適な養分となるため、入浴後に浴室内に水分や養分がたくさんあると発生する原因となります。

<下に続く>

赤カビに効果的な掃除方法4選

赤カビの掃除

掃除は過程にある身近なモノで簡単に掃除することができるので、効果的な方法を4つご紹介します。

  1. 塩素系漂白剤を使う
  2. 中性洗剤を使う
  3. 雑巾で乾拭きする
  4. 水回り以外はアルコールスプレー

赤カビに効果的な掃除方法①:塩素系漂白剤を使う

赤カビがある場所に塩素系漂白剤を吹き付けて5分置いて洗い流します。
シャワーで勢いよく流すとより落ちやすくなります。

赤カビに効果的な掃除方法②:中性洗剤を使う

塩素系漂白剤でも落としきれなかった赤カビは、中性洗剤をつけたスポンジでこすり落とします。
赤カビは黒カビのように深く根付いているわけではないので、見た目にピンク色がなくなっていれば大丈夫です。

タイルの目地や届きにくい場所は歯ブラシなどでこするのもおすすめです。

赤カビに効果的な掃除方法③:雑巾で乾拭きする

赤カビ発生の一番の原因は水分です。
きちんと掃除をしていても、シャワーで洗い流した後の水分が残っているとまた発生してしまいます。

掃除が終わったら必ず乾いた雑巾で乾拭きして水気を拭き取ってください。
水切りワイパーなどでもいいでしょう。

その後、換気ができるように窓やドアを開けて置いた方が湿気がこもりにくいのでおすすめです。

赤カビに効果的な掃除方法④:水回り以外はアルコールスプレー

洗面台やキッチンなど、浴室内のように水や洗剤を使っての掃除ができない場所の時はアルコールスプレーを使いましょう。
吹き付けてから雑巾などで拭き取るようにとります。

落ちが悪い時は何度かスプレーと拭き取りを繰り返しましょう。
アルコールはすぐに蒸発するので水分が残ることもなく、キッチン周りなど強い洗剤を使いたくないところでも安心して使えるのでおすすめです。

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赤カビ対策におすすめの洗剤8選

おすすめ洗剤

赤カビ対策に使えるおすすめの洗剤をご紹介します。

赤カビ対策におすすめの洗剤①カビ取り・除菌工房の【リムーブ】スプレージェルタイプ

カビ取り・除菌工房の【リムーブ】スプレージェルタイプ(500g)
1480円

液体ではなく、ジェル状の洗剤をスプレーすることによって気になるところにしっかりとどまりを落としてくれます。
サラサラの洗剤は気になる場所にスプレーしても、とどまることなく流れていってしまうので、効かせたい場所に洗剤の効果を発揮させることができないことも多いですが、ジェルタイプなので洗剤の効果を最大限発揮させて使うことができます。

ジェル状の洗剤のため、スプレーするときに顔や目に液体の跳ね返りがないので安全に使うことができるのもおすすめポイントです。

赤カビ対策におすすめの洗剤②カビキラー

カビキラー
271円

落ちにくいパッキンのカビなどもしっかり落とすことができる独自のカビ取り成分が配合されています。
薬局やスーパーなど身近な店舗での販売があるので購入しやすく、みんなが知っている洗剤という安心感や安定の効果などでカビ取り洗剤と言えばカビキラーと思いつく人がほとんどでしょう。

赤カビ対策におすすめの洗剤③カビホワイト カビ強力除去スプレー

カビホワイト カビ強力除去スプレー 450ml
1458円

赤カビが気になるお風呂だけでなく、壁紙や布団、畳などにも使えるカビ取りスプレーです。
乾燥すると成分は蒸発するので手に触れるものでも安心して使えるようになっています。

芽には見えないカビの菌糸だけでなく、薬品に耐性を持っている菌の除去も可能になっていて、一度スプレーすると最大3か月発生を抑えることができます。
赤カビ程度の軽度のカビなら希釈して使うこともできるので経済的で、水で洗うことができないものや広範囲のお掃除に使えるので家中の対策に使うことができます。

赤カビ対策におすすめの洗剤④野口商事 強力カビ取り剤 B-1 塩素系 スプレータイプ

野口商事 強力カビ取り剤 B-1 塩素系 スプレータイプ 500cc
1850円

長年頑固なカビに悩まされている人におすすめです。
湿気のこもりやすいお仕入れや靴箱などに赤カビから黒カビ、緑色の頑固なカビも落とすことができます。

スプレーして時間を置くだけでも効果がありますが、スプレーした後にラップをして蒸発を防いで洗剤を密着させてあげるとより強力な効果を発揮します。
今まで悩んでいたのがウソのようにキレイに落ちて掃除が楽しくなりますよ。

赤カビ対策におすすめの洗剤⑤カビダッシュ ガンコすぎる最強カビ専用・特濃ストロングジェル

カビダッシュ ガンコすぎる最強カビ専用・特濃ストロングジェル
1533円

髪の毛を溶かすほど強力な洗浄力で、頑固なカビをしっかり落としてくれる、今までにない最強威力のカビ取り剤です。
ただ取るだけでなく、排水溝のぬめりや詰まり、ニオイの洗浄にも効果を発揮するので浴室内まるごとキレイにすることができる頼もしい洗剤です。

赤カビ対策におすすめの洗剤⑥強力! 業務用 カビ取り剤+防カビ機能 『カビキックス』 液スプレータイプ

強力! 業務用 カビ取り剤+防カビ機能 『カビキックス』 液スプレータイプ 450g
2160円

ゴムパッキンや浴槽タイルの目地などのカビもしっかり除去してくれる強力なカビ取り洗剤です。
1プッシュ1グラムと分かりやすいスプレーで、450回使用可能です。

新タイプのスプレーヘッドは何度スプレーしても洗剤が手につかないように設計されているので肌が荒れやすい人や女性でも安心して使うことができます。
カビ取り機能だけでなく、防カビ効果もあるため最長8か月発生を防ぐことができます。

赤カビ対策におすすめの洗剤⑦ジェイワン 重曹電解洗浄水 アクアイオンマジックネオ

ジェイワン 重曹電解洗浄水 アクアイオンマジックネオ500ml
842円

重曹水は自宅でも簡単に作ることができますが、これは重曹と水を混ぜただけではなくph10.9、弱アルカリ性の重曹電解洗浄水です。
酸性である赤カビはアルカリ性の重曹水をかけることで中和されできなくなります。

発生を防いで毎日のお風呂掃除を簡単にするために、お風呂上りや掃除の仕上げに浴室全体に吹きかけておくのがよいでしょう。
重曹水なので浴室のカビ対策だけでなく、キッチン回り、冷蔵庫掃除、まな板の除菌にも使うことができます。

ボトルの見た目もおしゃれなので、キッチンや洗面所など目に付くところに置いていてもインテリアの邪魔にならないので取りやすいところに置いておくことができるのも掃除を毎日続けるポイントです。

赤カビ対策におすすめの洗剤⑧アーネスト 洗剤 シンク周り 乳酸 クリーナー 水あかグッバイ

アーネスト 洗剤 シンク周り 乳酸 クリーナー 水あかグッバイ
974円

リンゴ酸と乳酸のダブル酸のパワーがお風呂の水垢を落とすのに効果を発揮します。
酸性の赤カビを抑えるにはアルカリ性で中和させるほうが効率的ですが、石鹸カスなどがお風呂に残っているとそれを養分として増殖するのでその汚れを落としておくのに酸のパワーが良く効きます。

養分となる石鹸カスや水垢などがなけれけば、爆発的に増殖することもありません。
弱酸性なのでツーンとした強いニオイもないので、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して使うことができます。

こちらもボトルがおしゃれなので、手に取りやすい場所に置いておけるのが嬉しいポイントです。

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お風呂の赤カビの予防方法4選

赤カビ予防方法

できてしまったらやっかいなお風呂の赤カビの予防方法を4つご紹介します。

  1. 熱湯をかける
  2. 水分をなくす
  3. クエン酸スプレー
  4. 24時間換気

お風呂の赤カビの予防方法①熱湯をかける

赤カビは熱に弱く、45度以上になると不活性化します。
50度以上の熱湯を5秒以上かけるとほとんどの菌は死滅すると言われているので、お風呂上がりにシャワーの温度を高くして浴室内全体にかけるだけでも抑えることができます。

また、赤カビの養分となる石鹸カスや皮脂、垢などの汚れも同時に落とすことができます。

お風呂の赤カビの予防方法②水分をなくす

赤カビの一番の養分は水分です。
湿度が高いと繁殖しやすいので、お風呂上がりや洗面台、キッチンなどは使ったあとに水気を拭き取るようにしておくと予防することができます。

吸水性の高いタオルを使ったり、水切りワイパーでも良いです。
きちんと掃除をしているようであれば、使い終わったバスタオルでも良いので、しっかり水分をなくしておくようにしましょう。

お風呂の赤カビの予防方法③クエン酸スプレー

重曹水やアルコールスプレーでも良いですが、クエン酸にはカビの繁殖を抑える働きがあります。
スプレーボトルにクエン酸小さじ1と水200mlを入れるだけでできるので、水分を拭き取ったり熱湯シャワーをかけることができないときには浴室内全体にスプレーするだけでも予防になります。

お風呂の赤カビの予防方法④24時間換気

赤カビは水分だけでなく、25〜30度で湿度70%と高温多湿の場所を好みます。
特に発生しやすい浴室は湿気がこもりやすく温度も高くなりがちです、

最近の浴室には24時間換気ができるようになっているので、できるだけ湿度を取り除くためにもつけておくようにしましょう。
電気代もほとんどかからない24時間換気は、予防に効果的です。

窓がある場合は、全開にしておくよりも10センチ程度あけるくらいのほうが湿度を取り除くのに効果的です。

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加湿器に赤カビが発生することも

おすすめの加湿器

赤カビは浴室内や水回りだけのものだと思っている人も多いですが、実は加湿器に発生することもあります。
赤カビは温度・湿度・養分となる水分と養分があると活発になり、一気に増殖していきます。

加湿器は水を入れて使うので、赤カビ発生の3つの条件がピッタリ揃ってしまうのが発生の原因です。
その中でも、湿度は加湿器を使っている間の加湿器内はほぼ100%になるため、繁殖の原因となっています。

加湿器のタンクやトレイをチェックしたときにヌルヌルとしたピンク色のものがあれば赤カビが発生しています。

<下に続く>

加湿器の赤カビの掃除方法

赤カビ対策洗剤

加湿器は清潔で安全に使うためにもキレイにしておきたいけれど、洗剤などを使っての掃除は心配になりますよね。
加湿器の掃除には、重曹が良いでしょう。

小さい加湿器であれば、重曹60gほどを水1Lに溶かして鍋で沸騰させて冷まします。
触れられるくらいの温度になれば、加湿器のタンクや部品など気になるものを30分ほどつけ置きします。

その後、重曹が残らないようにしっかりすすいで水分が残らないようにきっちり乾燥させれば完了です。
大きい加湿器なら、お風呂の浴槽に重曹を振り入れて溶かしてからつけ置きしましょう。

アルカリ性の重曹を使うだけでも酸性である赤カビの力を中和することができるので、重曹を入れた水に浸すだけで十分効果があります。
重曹は冷たい水には溶けにくく、温めることでよりアルカリ性が強くなる性質を持っているので冷たい水に重曹を入れるよりも40度程度のほうが効果的です。

<下に続く>

おすすめのカビ対策グッズ

浴室の天井につけるだけで、バイオの力がカビやニオイの原因である菌を抑えてくれる防カビアイテムです。
バイオが浴室内をカビやニオイの原因物質がつかないようにコーディングしてくれます。

交換目安は6か月なので経済的で、つけるだけでお掃除が楽になるのは嬉しいですね。

<下に続く>

赤カビは発生する前に毎日の予防に力を入れるのがおすすめ

赤カビまとめ

きちんと掃除をしているつもりでも、いつのまにか発生している赤カビ。
人体への影響はなくても、やはりヌルヌルとした浴室は気持ちがいいものではありませんよね。

赤カビが発生するとやっかいな黒カビの原因にもなるため、気づいてから掃除するのを繰り返すよりも毎日の生活の中で発生しないように予防することに力を入れた方が良いでしょう。
簡単なことばかりなので、毎日の習慣にして赤カビの原因をなくしましょう。

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