スニーカー汚れが軽い場合の落とし方
最近、スポーティーな服装が流行っていて、スニーカーは必須アイテムになっていますね。
スニーカーが汚れた時の、お手入れの方法を知っていると、安心です。
お手入れと一口で言っても、本格的なお手入れだけでなく、軽いお手入れもあり、スニーカーの汚れ具合が軽い場合は、短時間で、汚れを落とせます。
外出先(旅行先)などでも、簡単に素早く汚れを落とす方法を、ご紹介致します。
- 消しゴムを使う
- アルコール除菌ティッシュで拭く
スニーカー汚れが軽い場合の落とし方①:消しゴムを使う
お手持ちの消しゴムを、紙にこすり、鉛筆の汚れをとっておきます。
スニーカーのラバー部分を中心に、その消しゴムでゴシゴシ。
あとは、消しかすを払うだけです。
ちょっとした汚れはとれます。
似ているのは、メラミンスポンジを使う方法。
違うのは水に濡らす点だけで、あとは水気を絞り、ゴシゴシしたら、スポンジのカスが出てきて、きれいになります。
スニーカー汚れが軽い場合の落とし方②:アルコール除菌ティッシュで拭く
スニーカーのラバー部分というよりは、足の甲の部分など、全体的に軽く汚れている場合、アルコール除菌ティッシュがオススメです。
ホコリをパンパンと手で払ったり、ブラシがあればブラシで払ったりしてから、アルコール除菌ティッシュで拭きましょう。
あちこち歩いて雑菌もついているので、除菌しておくと、気持ち的にもスッキリです。
スニーカー汚れが黄ばみの場合の落とし方
スニーカーのさわやかさを半減させる、ラバー部分の黄ばみ。
「バイオレットブライト」という商品を使って落とす方法がありましたので、手順をご紹介致します。
名前の通り、紫外線で白くする、というものです。
強すぎる日差しの下では、スニーカー本体が熱くなりすぎて良くないため、秋冬は安心ですが、夏は短時間からお試し下さい。
手順は3つです。
効果を出すためにも、バイオレットブライトを使う前に、普段通り水洗いをして、全体の汚れを落として乾かし、きれいになった状態で、行いましょう。
- バイオレットブライトを塗る
- サランラップをまいて日に干す
- 水洗いする
スニーカー汚れが黄ばみの場合の落とし方①:バイオレットブライトを塗る
スニーカーの布部分の保護のため、マスキングテープを、ラバー部分に接する布部分に貼り、養生テープのようにします。
ラバー部分のみに、バイオレットブライトを塗りましょう。
スニーカー汚れが黄ばみの場合の落とし方②:サランラップをまいて日に干す
紫外線をラバー部分だけにあてたいので、アルミホイルをスニーカーの「ラバー部分以外」を覆うようにかぶせた後、サランラップをスニーカー全体を覆うように巻きます。
ラップできたら、ベランダや庭などで、4時間から8時間、天日に干して下さい。
8時間以上あてても、効果はかわらないようです。
スニーカー汚れが黄ばみの場合の落とし方③:水洗いする
サランラップ、アルミホイルをはずし、水洗いをします。
白くなっているはずですよ。
古ぼけたスニーカーがよみがえったら、新しいものを買わなくても済むかもしれませんね。
スニーカー汚れがガンコな場合の落とし方
スニーカー、きれいに保てていますか。
汚れたのが分かっていても、その日のうちに何とかできないほど忙しかったり、毎日同じスニーカーを履いていたりすると、ガンコな汚れがついてしまい、ちょっと恥ずかしいですね。
ガンコになってしまった、スニーカー汚れをきれいにするには、やはり水洗い!
ここでは、一般的な布地のスニーカーを、水洗いできれいにする方法をご紹介致します。
ちなみに、革を使ったスニーカーは、洗えません。
さて、手順は3つです。
- 濡らす前に、古い歯ブラシなどで泥や砂を落とす
- 洗剤を溶かしたお湯に漬けおき後、こすり洗い
- 脱水し、陰干しする
スニーカー汚れがガンコな場合の落とし方①:濡らす前に、古い歯ブラシなどで泥や砂を落とす
靴ひもは、あらかじめ抜いておきましょう。
無しで洗った方が、洗いやすく、きれいになります。
また、スニーカーを濡らすと、砂ぼこりや泥は、粘着力がアップしてしまい、余計に落としにくくなりますので、乾いた状態で、古い歯ブラシなどで、泥や砂を落としておきましょう。
明らかにすごい汚れで、洗面台を必要以上に汚したくない場合は、外で行うといいですよ。
靴の中敷きをはがし、裏返しただけで、子どものスニーカーなど、砂がザーザー音を立てて出てくることがあります。
玄関でひっくり返すより、外で行った方が、玄関を掃除する手間が増えなくて良いです。
きれいなブラシは、後ほど、靴の中を洗うのに使った方が、いいかもしれません。
スニーカー汚れがガンコな場合の落とし方②:洗剤を溶かしたお湯に漬けおき後、こすり洗い
50度くらいの熱いお湯に、お手持ちの洗剤を溶かし、30分から1時間くらい漬けておきましょう。
嫌な臭いをやっつけるのにも、熱いお湯は効果的です。
その後、ゴム手袋をして、ゴシゴシこすり洗いをして下さい。
インスタの方は、固形のウタマロ石鹸で、仕上げ磨きをされていますね。
ちなみに、粉末の洗剤は、ガンコな汚れに効くので、液体でダメなら粉末をお試し下さい。
旅行のアメニティとして使い、余った歯磨き粉なども、試してみる価値ありです。
スニーカー汚れがガンコな場合の落とし方③:脱水し、陰干しする
きれいに洗えた靴は、洗濯ネットに入れて、洗濯機で2分程度脱水しても、大丈夫です。
時間をかけて乾かす間に、黄色いシミのような模様がじわーっと広がることがありますが、脱水をしっかりとすると、起こりにくくなります。
靴が傷むのでは、と心配な場合は、乾いたタオルと一緒に脱水してあげましょう。
その後、陰干しすると良いです。
特急で乾かしたい人は、浴室乾燥機が、静止状態で乾燥できるので、おすすめです。
ちなみに、もしご近所のコインランドリーで靴専用のマシンに出会えたら、洗いから乾燥まで、お任せしてしまう方法もありますよ。
スニーカー汚れの原因2つ
スニーカーの汚れ、何が原因でしょうか。
飲食店勤務の方は、油汚れで、靴の裏がツルツルしそうです。
美容院勤務の方は、髪の毛が入り込み、チクチクするとか、色々なケースがありますよね。
ともあれ、一般的には、汚れの原因として多いのは2つ。
- 汗
- ほこり
スニーカー汚れの原因①:汗
スニーカー、通気性が良いものもありますが、ずっと履いていると、
靴の中は汗で蒸れます。
とくに夏は、いったん蒸れたら、足を洗いたくなるくらい、履いていて不快ですよね。
靴下を履き替えるのは、外出先でも、トイレ等で、すぐにできますね。
他にも、中敷きを変えるとか、臭い対策の粉を振りかけるとか、何かしらの対策を講じましょう。
スニーカー汚れの原因②:ほこり
2つめの原因は、外側からの汚れです。
砂ぼこりが舞い上がる日に歩いたら、白っぽく、全体的に薄汚れてしまいます。
掃除が行き届かない空間を歩いた場合も、同じですね。
軽くはたいたり、ブラシをかけたりして、きれいにしましょう。
スニーカーの汚れを落とすときの注意点3つ
スニーカーというと、運動で使い、汗をかいたら洗えるというイメージがあります。
実際は、何でも洗えるわけではありません。
例えば、スエードなどの革素材のスニーカーは、漬け置きの丸洗い、というわけにはいきません。
スニーカーの汚れを落とす際の注意点を、3つご紹介致します。
- スニーカーの素材を確認する
- 素材を傷めない方法できれいにする
- 一度できれいにしようと、ゴシゴシしすぎない
スニーカーの汚れを落とすときの注意点①:スニーカーの素材を確認する
キャンバス生地でできた、布製のよくあるタイプのスニーカーは、水で洗えます。
スエード、ヌバックなど、革のものや、合成皮革のものは、洗えません。
柔らかい皮の質感が、固そうな感じに変化してしまうかもしれません。
漬け置きはもってのほか。
そこをまず頭に入れておきましょう。
お洒落にこだわりがある、家族のスニーカーを、よかれと思って考えなしに洗うと、怒られかねません。
洗えない素材を、ざっくり見分ける方法。
空気を通しにくそうなスニーカーかどうか、です!
スニーカーの汚れを落とすときの注意点②:素材を傷めない方法できれいにする
洗えない素材であっても、洗剤が特別で、水に丸ごと浸すのでなければ、きれいにできます。
色々な洗剤がありますが、ちょっとの水と液体洗剤、または泡タイプの洗剤を使って、表面だけをきれいにし、拭き取る、という感じのお手入れです。
例えば、スニーカー好きな方は知っている「ジェイソンマーク」という洗剤のシリーズがあれば、洗いにくい素材のスニーカーも、きれいになります。
豚毛のブラシとセットで売っているので、検索してみましょう。
スニーカーの汚れを落とすときの注意点③:一度できれいにしようと、ゴシゴシしすぎない
例えば、スエードのスニーカーの場合。
革に優しい洗剤を使って、汚れをブラシで軽くこすり、タオルで水気を拭き取りました。
すると、汚れがまだ落ちていない、ということがあります。
高い洗剤だった場合、効き目がなかったのかな、とショックですね。
ここで、それなら物理的に、とばかりに、力任せに汚れを取ろうとすると、スニーカーの風合いが変わって、残念なことになるかもしれません。
デリケートなスニーカーの場合、一通り表面をきれいにしたのであれば、一部に汚れがのこっていても、中断し、乾かしましょう。
後日、もう一度、優しく洗剤と水でブラッシング。
タオルで拭き取り、乾かすと、前回よりも、汚れがとれているはずです。
スニーカー汚れにおすすめの洗剤2選
スニーカー汚れに、どんな洗剤が良いのでしょうか。
普段使いに良いもので、おすすめの洗剤を2つご紹介致します。
スニーカー汚れにおすすめの洗剤①:ウタマロ
ウタマロリキッド400ml。
固形と併用で、お使い下さい。
白いスニーカーが薄汚れてきたら、こちらを試すと、蘇ります。
泥汚れに限らず、洋服の食べこぼし、血液などの染み抜きにも便利です。
スニーカー汚れにおすすめの洗剤②:オキシクリーン
オキシクリーンも有名です。
何でも、漬けてきれいにできる洗剤、ということで、インスタにも、お風呂の床を漬けたり、スニーカーを漬けたりされた写真がアップされています。
ただし、中国製のものは泡立ちが悪く汚れがとれない、とか、アメリカ製ものは汚れは落ちるが蓋がゆるくて、配送時に粉がこぼれており大変、など、様々なケースがあるようです。
オキシクリーンという名称でも、ネットの取り扱い業者の違いで、色々あるようなので、買う時は口コミをチェックしましょう。
スニーカーを長持ちさせるコツ3選
お気に入りのスニーカー、購入時の輝きを、長持ちさせたいですよね。
使う前のひと手間と、ちょっとした心がけで、長く履けますよ。
- 撥水スプレーをしておく
- 毎回、ブラッシング
- ローテーションを組む
スニーカーを長持ちさせるコツ①:撥水スプレーをしておく
汚れる前の予防で、撥水あるいは防水スプレーをしておきましょう。
肺に悪いので吸い込まないよう、マスクをして、息を止め気味で、屋外で行って下さい。
効果が薄れたら、きれいに洗って乾かした後に、また行えばよいです。
スニーカーを長持ちさせるコツ②:毎回、ブラッシング
インスタの例は、ワックスで磨いたりする、登山靴。
普通のスニーカーには、ワックスは使いませんが、履いたら毎回、豚の毛ブラシで軽く表面をブラッシングしてあげましょう。
ブラッシングで、その日のほこりがとれて、きれいになります。
ほこりと湿気で、蒸し暑い時期に、かびが生えたりするので、予防と思って、行うと良いですよ。
スニーカーを長持ちさせるコツ③:ローテーションを組む
野球のピッチャーの場合、先発担当は投げる時間が長いため、毎日は投げませんよね。
スニーカーも同じように、休みが必要です。
長持ちさせるには、3足くらいを順番に履いてみましょう。
ワンシーズンで1足のみを毎日履いて、履きつぶすより、3足でローテーションを組む方が、結果的には、買い替え頻度が減って、節約にもなりそうです。
スニーカーのお手入れ方法2選
スニーカーのお手入れ、他にも、簡単で取り入れやすいものをご紹介致します。
是非、お試し下さい。
- 竹炭を入れておく
- 紐を変えてみる
スニーカーのお手入れ方法①:竹炭を入れておく
竹炭は、粉をスイーツに加工して食べたり、脱臭できるインテリアとして飾ったりと、人気があります。
スニーカーにも、脱臭と湿気とり用に、竹炭を入れておきましょう。
蒸れ・臭いの心配がなくなりますよ。
メッシュの袋に入っているタイプが扱いやすいです。
スニーカーのお手入れ方法②:紐を変えてみる
紐を、スニーカーとセットで売っていたものから、別の紐に変える人もいます。
リボンにすると、まったく雰囲気が変わり、買い替えたかのようなインパクトです。
紐の結び方を変えてみることもできます。
スニーカー好きな人は、気が付いて、ほめてくれるかもしれませんね。
スニーカー汚れの防止方法
白いスニーカーは、使い始める前に、ひと手間かけることで、汚れにくくすることができます。
簡単に試せる方法として、ベビーパウダーをなじませておく、という方法がおすすめです。
塗ったら白くなるけれど、お肌がさらさらになる、あの粉。
あせも予防に、お風呂上がりの赤ちゃんに塗る人もいますね。
靴を踏まれるなどして、ちょっと汚れがついても、パウダーが振りかけてあれば、ブラシで落としたら元通りになります。
スニーカーを洗う頻度
スニーカーは、定期的に洗うようにすると、清潔感が保てます。
ただ、砂だらけになったり濡れたりする、子どものスニーカーは、定期的にというよりは、汚れが酷い時に、その都度、洗いましょう。
大人のスニーカーなら、1ヶ月に1度洗ったら、十分きれいになります。
それが忙しくて難しい場合は、3ヶ月に1度は、洗った方が衛生的ですよ。
スニーカー汚れに使える漂白剤
真っ白なスニーカー、買ったけれど汚すのがもったいなくて、しまったまま、という方はいませんか。
汚れがよく落ちる漂白剤があれば、白いスニーカーも、安心して普段使いできますよ。
クリーニング屋さんも認める洗剤です。
靴以外にも使えます。
スニーカーの他、上履きや、作業着などにもお使い下さい。
スニーカーの汚れは頑張った証
汚れたスニーカーは、頑張った証。
しかし、汚れそのものは、取っておかないで、きれいにしましょう。
スポーツなどで、わかりやすく汚れた時は、余裕がなければ、その日はブラッシング程度でも、翌日あたりに洗えるといいですね。
取り入れやすいお手入れ方法を組み合わせて、お気に入りのスニーカーを長持ちさせて下さいね。