冷蔵庫の平均寿命は約9年~10年
1年を通して様々な食べ物や飲み物を保存できる冷蔵庫は、今や日々の生活に欠かせない存在ですよね。
当たり前のように使っている冷蔵庫ですが、どんなに良い冷蔵庫を使っていても、いつかは寿命が来てしまいます。
一般的に、冷蔵庫の寿命は大凡9〜10年と言われています。
もし、10年前後冷蔵庫をしている方は、そろそろ買い替えの時期かもしれません。
冷蔵庫を使っていて、いつもと違った点がないか普段からチェックしておきましょう。
メーカー別冷蔵庫の平均寿命5選
メーカーによって冷蔵庫の寿命は違います。
ご紹介していきますので、冷蔵庫の購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
- 東芝
- 日立
- シャープ
- 三菱
- パナソニック
メーカー別冷蔵庫の平均寿命①:東芝
東芝の冷蔵庫といえば、野菜室に特徴のある「VEGETA(ベジータ)」ですよね。
ミストチャージユニット(透湿ユニット)が空気中の水分だけを抽出して野菜室に取り込み、野菜に適した温度や室温にして保ってくれます、
野菜に潤いを届けることが出来、さらには栄養価を高くさせることも出来る優れた機能を搭載しています。
東芝冷蔵庫の寿命は、大体10年〜15年が目安になっています。
メーカー別冷蔵庫の平均寿命②:日立
日立の冷蔵庫といえば、「真空チルド」ですよね。
真空チルドは庫内の酸素を2割減らし食品の酸化を抑えることを可能にしました。
真空で食品の酸化を防いでくれるため、食べ物にラップをかけなくても大丈夫なんです!
日立の冷蔵庫の寿命は、大体10〜15年が目安になっています。
メーカー別冷蔵庫の平均寿命③:シャープ
シャープの冷蔵庫といえば、「プラズマクラスター」ですよね。
仕切りの大きさを変えられたり、−40度のお急ぎ冷凍、大きい食品も見やすい便利なメガフリーザー、冷凍室だけで3つもの役割が搭載されています。
シャープの冷蔵庫の寿命は、大体10年が目安となっています。
メーカー別冷蔵庫の平均寿命④:三菱
三菱の冷蔵庫は、断熱性を保ちながらも薄型化を可能にした「薄型断熱構造SMART CUBE」や、肉や魚を冷凍せずに長くストック出来る「氷点下ストッカーD」が有名です。
冷凍するとどうしても解凍する手間が出てきてしまうので、冷凍せずに保存出来ることは便利で嬉しいですよね。
三菱の冷蔵庫の寿命は、大体15年〜20年が目安になっています。
メーカー別冷蔵庫の平均寿命⑤:パナソニック
パナソニックの冷蔵庫といえば、「-3℃の微凍結パーシャル」ですよね。
週末にまとめて食材を下ごしらえしておけば、その食材を1週間新鮮に保存しておくことが出来ます。
平日の夜に帰宅して温めるだけで食事の準備が出来たらとても便利ですよね。
パナソニックの冷蔵庫の寿命は、大体10年〜15年が目安となっています。
冷蔵庫の寿命が近いときに起こる症状3選
では、長年使用した冷蔵庫の寿命が近いことを事前に気付くことは出来ないのでしょうか。
冷蔵庫が寿命を迎える前に起きやすい症状がいくつかあるので、ご紹介していきます。
- 氷がくっつく
- アイスクリームがやわらかい
- 電気代が上がった
冷蔵庫の寿命が近いときの症状①:氷がくっつく
今の冷蔵庫には、ほとんど自動製氷室が付いていますよね。
氷用のタンクに水を入れておくと、勝手に氷を作っておいてくれます。
通常であればほぼ四角い氷が作られますが、冷蔵庫の寿命が近づくと、氷同士がくっついてしまっていたり氷が塊になってしまうことがあります。
これは冷蔵庫のモーターの部分が寿命を迎えるサインの一つですので、氷の状態は普段からよく見ておくようにしましょう。
冷蔵庫の寿命が近いときの症状②:アイスクリームがやわらかい
冷凍室のアイスクリームがいつもよりやわらかい、溶けかかっているという症状も冷蔵庫の寿命が近づいているサインです。
冷蔵庫の中のものよりも冷凍庫の中のものの方が温度の変化はわかりやすいですよね。
冷凍庫の中のものが溶けかかって汗をかいたりしていないか、注意深く確認しておきましょう。
冷蔵庫の寿命が近いときの症状③:電気代が上がった
明らかにいつもより電気代が上がったら、冷蔵庫の寿命を迎えているかもしれません。
長く使えば使うほど冷蔵庫への負担は増えていきますので、使い始めより冷やすことが難しくなります。
他の電気機器を使用する頻度が多くなったりしていないのに電気代が上がったら、原因は長く使用している冷蔵庫にあるかもしれません。
寿命の近い冷蔵庫を買い替える際の注意点4選
では、もし冷蔵庫を買い替えるとしたらどんなことに気を付けて冷蔵庫を選べば良いのでしょうか?
注意点を4つご紹介していきます。
- 買い替えの時期を見極める
- 冷蔵庫のサイズや仕様を確認
- 今の冷蔵庫の気に入ってる点や不満点をピックアップ
- 処分方法を確認
寿命の近い冷蔵庫を買い替える際の注意点①:買い替えの時期を見極める
冷蔵庫は、日々新しい商品が発売されています。
新しい商品が発売すると、逆に古い商品は安くなりますよね。
高性能や多機能な商品でなくて良い場合は、在庫処分セールなどをチェックして損しないよう気を付けましょう。
安い買い物ではないので、しっかり情報収集してから購入するようにしてください。
寿命の近い冷蔵庫を買い替える際の注意点②:冷蔵庫のサイズや仕様を確認
冷蔵庫のサイズや仕様も重要です。
見た目ではもともと使っていた冷蔵庫と同じようなサイズに見えても、測ってみると全く違うこともありますので、しっかりサイズは測っておきましょう。
また、扉の開き方も冷蔵庫によって異なります。
中央から両開きになるタイプや、片側から開くタイプならどちらに開くタイプなのか。
よく確認しておきましょう。
寿命の近い冷蔵庫を買い替える際の注意点③:今の冷蔵庫の気に入ってる点や不満点をピックアップ
今使用している冷蔵庫のどこが気に入っているか、また、ここがこうだったら良いのに、という不満点はどこか。
気に入っている点はそのままで、不満点が改善出来るような冷蔵庫を見つけられれば1番ですよね。
購入した後に使いづらく感じたり後悔しないように、自分の譲れない点等はしっかり把握しておきましょう。
寿命の近い冷蔵庫を買い替える際の注意点④:処分方法を確認
冷蔵庫の処分方法はいくつかあります。
近くの家電量販店やお住いの自治体に連絡をして回収・処分をしてもらう方法が一般的ですね。
料金や引き取りまでにかかる日数は店や自治体によって異なりますので、電話などで確認しておきましょう。
また、リサイクルショップや不用品回収業者に回収してもらう方法もあります。
お願いする前に、一度問い合わせて見積もりを出してもうと良いでしょう。
冷蔵庫の寿命を延ばす方法3選
いつか買い替えなければいけないとわかっていても、出来るだけ出費は抑えたいですよね。
冷蔵庫の寿命を少しでも延ばす方法はあるのでしょうか?
気を付けるべきポイントを3つご紹介していきます。
- 中に詰める量を減らす
- 使用頻度、ドアの開閉の頻度を減らす
- ドアのゴムパッキンを定期的に交換する
冷蔵庫の寿命を伸ばす方法①:中に詰める量を減らす
冷蔵庫の中にどれだけものが入っているかによって、冷蔵庫の寿命は変わってきます。
中に入っている量が多ければ多いほど冷蔵庫の稼働率は高くなるので、エネルギーの消費も多くなり、寿命は短くなります。
冷蔵庫の中身を減らすのは難しいと思うかもしれませんが、賞味期限が切れてそのままにしている調味料や食材ありませんか?
もしそのようなものがあれば、気付いた時に処分して冷蔵庫の中をスッキリさせましょう!
冷蔵庫の寿命を伸ばす方法②:使用頻度、ドアの開閉の頻度を減らす
冷蔵庫を開けてから何を取り出すかを考えること、ありませんか?
冷蔵庫を開けると冷気が逃げてしまうため、また中身を冷やすためにエネルギーを使い稼働率が上がります。
その結果、冷蔵庫の寿命を短くしてしまいます。
開閉する頻度、開けている時間を最小限にするために、何を取り出すのか考えてから冷蔵庫を開けるようにしましょう。
冷蔵庫の寿命を伸ばす方法③:ドアのゴムパッキンを交換する
冷蔵庫のドアをぴったり閉じるために付いているゴムパッキン。
ゴムパッキンが劣化しているとドアがしっかり閉まらず、庫内の冷気を逃してしまいます。
そうなると冷蔵庫は庫内の冷気を保つためにフル稼動になってしまうため、冷蔵庫の寿命を短くしてしまいます。
ゴムパッキンを普段意識することはあまりないかもしれませんが、交換することが出来ますので、1.2年に1度は交換することをおすすめします。
おすすめの冷蔵庫掃除グッズ
こちらの商品は、給水タンクに入れるだけで簡単に自動製氷機内を清掃・除菌が出来る優れものです。
掃除しようと思ってもしづらい製氷機を、簡単に綺麗に出来るのは魅力的ですよね。
また、食品にも使用されている成分で出来ているという点も安心出来て嬉しいですよね。
製氷機を掃除したことがないという方、ぜひ使ってみてください!
冷蔵庫の寿命を意識して大事に冷蔵庫を使おう
冷蔵庫の寿命や、長く使うための注意点についてご紹介してきました。
冷蔵庫は安い買い物ではないで、普段から冷蔵庫の負担を減らすよう注意して、冷蔵庫の寿命を出来るだけ延ばしてあげましょう。
また、買い替える際にはメーカーや大きさ、仕様についてしっかり確認して、自分にぴったりの冷蔵庫を見つけて美味しい料理を楽しく作っちゃいましょう!