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2019/09/03

風呂床の黒ずみの落とし方を徹底解説!カビキラー活用術やクエン酸の使い方を紹介

ふと気づくと、いつの間にかお風呂の床にあらわれる黒ずみ。
気になるけれど、つい見て見ぬふりをしていませんか?

そのまま放置していても、黒ずみはひどくなる一方。
ちょっとやる気を出して、徹底的に黒ずみを落としちゃいましょう!

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風呂床の黒ずみの落とし方【クレンザー編】

クレンザー
いろんな種類が売られているクレンザー。
まずは市販のクレンザーを使った黒ずみの落とし方をご紹介します。

  1. クレンザーを準備する
  2. いつものお風呂用洗剤でざっと掃除する
  3. 黒ずみにクレンザーをかける
  4. スポンジでこする
  5. 水で洗い流す
  6. 黒ずみが残っていたら再度クレンザーでこする

風呂床の黒ずみの落とし方①:クレンザーを準備する

クレンザーには、大きく分けてクリームタイプと粉末タイプがあります。
どちらも研磨剤が主成分ですが、粒子が粗い粉末タイプの方が汚れを落とす力は強いです。

代表的なものでは、クリームタイプでは「ジフ」、粉末タイプだと「ニューホーミング」などが挙げられます。
また、ペーストタイプの「多目的クレンザー」という商品も、ダイソーなどの100均で買うことができますよ。

風呂床の黒ずみの落とし方②:いつものお風呂用洗剤でざっと掃除する

最初に風呂床をざっと洗って、表面の汚れをきれいにします。
このときは、いつものお風呂用洗剤を使ってくださいね。

風呂床の黒ずみの落とし方③:黒ずみにクレンザーをかける

つづいてクレンザーの登場です。
黒ずみが気になる箇所にクレンザーをかけます。

ペーストタイプなどでかけるのが難しい場合は、スポンジにのせてこすってもOKですよ。

風呂床の黒ずみの落とし方④:スポンジでこする

スポンジで軽い力でこすります。
クレンザーには研磨剤が含まれているので、風呂床を必要以上に傷めないように注意しましょう。

まずは様子を見ながら、柔らかいスポンジを使うと安心ですよ。

風呂床の黒ずみの落とし方⑤:水で洗い流す

こすり洗いが終わったら、水のシャワーで泡を洗い流します。
このときお湯を使うと、クレンザーの成分が浴室内に充満して危険なので、必ず水を使うようにしてくださいね。

風呂床の黒ずみの落とし方⑥:黒ずみが残っていたら再度クレンザーでこする

泡を洗い流したら、黒ずみがあった箇所を確認しましょう。
もしもまだ風呂床に黒ずみが残っていたら、もう一度③から同じ要領で掃除してください。

<下に続く>

風呂床の黒ずみの落とし方【オキシクリーン編】

オキシクリーン
アメリカ生まれの粉末の酸素系漂白剤「オキシクリーン」。
どんな汚れもごっそり落とすと評判のオキシクリーンですが、風呂床の黒ずみはどのように落とすのでしょうか。

  1. オキシクリーンと道具をそろえる
  2. お湯をかけて風呂床を濡らす
  3. オキシクリーンを風呂床にまく
  4. ブラシなどを使ってオキシクリーンを広げる
  5. 放置する
  6. 水で洗い流す

風呂床の黒ずみの落とし方①:オキシクリーンと道具をそろえる

まずはオキシクリーンを用意します。
オキシクリーンにはアメリカ版と日本版がありますが、どちらでもかまいません。

他にこすり洗い用のブラシと、肌荒れ防止用のゴム手袋、必要ならバスシューズを用意したら準備完了です。

風呂床の黒ずみの落とし方②:お湯をかけて風呂床を濡らす

オキシクリーンは、お湯に反応すると酸素が発生する性質を持っています。
この酸素が汚れを浮きだたせてくれ、お湯が熱いほど効果が高まるので、いつものお風呂より熱いくらい(40℃以上)のお湯で風呂床を濡らしましょう。

風呂床の黒ずみの落とし方③:オキシクリーンを風呂床にまく

オキシクリーンを濡らした風呂床にまいていきます。
風呂床の面積にもよりますが、アメリカ版なら付属のスプーンで1杯、日本版なら2~3杯程度が目安です。

粉末なので均等にまくのは難しいと思いますが、適当で大丈夫。
黒ずみが気になる箇所は、少し多めにまいておきましょう。

風呂床の黒ずみの落とし方④:ブラシなどを使ってオキシクリーンを広げる

ブラシを使って、オキシクリーンを広げていきます。
風呂床の水分にオキシクリーンを混ぜるイメージで広げていくとやりやすいです。

ブラシでこするのではなく、オキシクリーンを風呂床の凹凸にも行きわたるように広げていくのがポイントです。
オキシクリーンがお湯に反応して、泡立ってきます。

風呂床の黒ずみの落とし方⑤:放置する

オキシクリーンが泡立って風呂床に広がったら、そのまま1時間ほど放置します。
放置時間は長くてもかまわないので、夜の入浴後に開始して、夜中に放置しておけば、お風呂も時間も有効に使えるのでおすすめですよ。

風呂床の黒ずみの落とし方⑥:水で洗い流す

時間が来たら、水のシャワーで泡を軽く流します。
この時もしも黒ずみが残っているようなら、ブラシでこすりましょう。

黒ずみが消えたのを確認したら、最後にもう一度水のシャワーで洗い流して終了です!

<下に続く>

風呂床の黒ずみの落とし方【カビキラー編】

カビキラー
黒ずみに効きそうな強力な洗剤といえばカビキラー。
ここではカビキラーを使った風呂床の黒ずみ落としを紹介します。

  1. 黒ずみの正体を見極める
  2. 換気をする
  3. カビキラーを用意し、ゴム手袋とマスクを着用する
  4. 黒ずみの部分にカビキラーをスプレーする
  5. 放置する
  6. 水で洗い流す

風呂床の黒ずみの落とし方①:黒ずみの正体を見極める

カビキラーなどの塩素系漂白剤が有効なのは、カビによる汚れです。
つまり風呂床の黒ずみが黒カビのようなら、カビキラーが効くはずなので試してみましょう!

風呂床の黒ずみの落とし方②:換気をする

塩素系漂白剤は、成分が強力で強烈な臭いが発生します。
吸い込むと気分が悪くなったり健康を害しますので、掃除を始める前に忘れずに換気をはじめましょう。

特に小さいお子様がいる場合は、必ず換気をしてくださいね。
窓がない浴室の場合は換気扇を回し、掃除が終わってもしばらく換気を続けましょう。

風呂床の黒ずみの落とし方③:カビキラーを用意し、ゴム手袋とマスクを着用する

換気とあわせて忘れてはいけないのが皮膚の保護です。
ゴム手袋とマスクを着用するのがおすすめです。

体質によっては目が痛くなるという方もいるので、メガネもかけておけば安心ですね。

風呂床の黒ずみの落とし方④:黒ずみの部分にカビキラーをスプレーする

風呂床の黒ずみにカビキラーを吹きかけます。
黒カビの根が深そうなら、カビキラーをかけた上からラップで覆ってパックのようにすると、さらに効果的です。

風呂床の黒ずみの落とし方⑤: 放置する

カビキラーは時間をおくことで成分が浸透して黒カビを漂白・除菌してくれます。
カビキラーの散布が終わったら、10分程度放置します。

風呂床の黒ずみの落とし方⑥:水で洗い流す

時間が来たら、水で洗い流します。
衣類が漂白されるおそれがあるので、自分に水が飛び散らないように気をつけましょう。

周りの壁などにもカビキラーが飛んでいる可能性があるので、丁寧によく洗い流してくださいね。
掃除後もしばらく換気をしておきましょう。

<下に続く>

風呂床の黒ずみの落とし方【クエン酸編】

クエン酸
ここまで洗剤を使った方法でしたが、もっと体に無害なもので黒ずみを落としたいという方におすすめなのがクエン酸です。
ここでは、クエン酸を使った黒ずみの落とし方をご紹介します。

  1. クエン酸スプレーを作る
  2. ティッシュとラップでパックする
  3. 放置後、こすり洗いする
  4. 落ちない場合、重曹もプラスする

風呂床の黒ずみの落とし方①:クエン酸スプレーを作る

クエン酸スプレーは、水100mlに対してクエン酸小さじ1/2をスプレーボトルに入れて溶かして作ります。
最近はスプレーボトルに入った「クエン酸スプレー」が100均などでも売られているので、そちらを使うとさらにお手軽です。

風呂床の黒ずみの落とし方②:ティッシュとラップでパックする

黒ずみが気になる風呂床に、ティッシュを敷き、その上からクエン酸スプレーを散布します。
クエン酸スプレーで濡れたティッシュを覆うように、ラップをかぶせてクエン酸パックをします。

こうすることでクエン酸の成分が風呂床の黒ずみに密着し、より効果が発揮されますよ。

風呂床の黒ずみの落とし方③:放置後、こすり洗いする

2時間ほど放置して、パックを取ります。
黒ずみの部分をブラシでこすって、その後水で流します。

風呂床の黒ずみの落とし方④:落ちない場合、重曹もプラスする

黒ずみが頑固な場合、クエン酸スプレーだけでは落ちきらないこともあります。
その場合は、重曹が役に立つんですよ。

やり方は簡単で、クエン酸スプレーで風呂床を濡らしたところに、重曹を振りかけます。
クエン酸と重曹が反応してシュワシュワと泡立ちますが、これは二酸化炭素なので体に害はありません。

泡立ったところにラップでパックをし、1時間ほど放置。
その後ブラシで軽くこすると、黒ずみがきれいに落ちますよ。

クエン酸スプレーも、プラス重曹の場合も、大事なのは放置してからこすること
クエン酸も重曹も洗剤に比べると洗浄力は弱いかもしれませんが、100均でも簡単に手に入り、なおかつ体にも害がないので、お子様がいる家庭のお掃除におすすめですよ。

<下に続く>

風呂床の黒ずみ落としにシール剥がしを使用する時の注意点4選

シールはがし
頑固な黒ずみには、市販のシール剥がしが効果てきめんという声もあります。
ただし注意点もあるので、知っておいてくださいね。

  1. 成分を正しく理解しよう
  2. 気分が悪くなったり、体調不良を起こすことも
  3. 異変があったらすぐ中止する
  4. それでも行うなら、準備と対策を万全に

風呂床の黒ずみ落としにシール剥がしを使用する時の注意点①:成分を正しく理解しよう

多くのシール剥がしに使われているのが「有機溶剤」
有機溶剤は石油系で、シールのノリなど、本来水に溶けないものを溶かす性質があります。

また、「オレンジオイル(リモネン)」を成分とするシール剥がしもあります。
オレンジオイル(リモネン)はその名前からうかがえるように、オレンジなどの柑橘類から抽出した天然成分です。

両者を比べると、有機溶剤などの石油系溶剤のシール剥がしの方が安価でかつ成分が強く、オレンジオイルなどの天然系溶剤のシール剥がしの方が値段が張ります。

風呂床の黒ずみ落としにシール剥がしを使用する時の注意点②:気分が悪くなったり、体調不良を起こすことも

「有機溶剤」と聞くと、シンナーを連想して、毒性を心配する人もいるかもしれません。
実際、シール剥がしを掃除に使って、気分が悪くなったという声は少なくありません。

有機溶剤に毒性があるのは事実です。
脳や肝臓などに影響を及ぼし、呼吸器や皮膚から簡単に毒性を取り込んでしまうのです。

では天然成分の「オレンジオイル(リモネン)」なら安心かというと、そうとも言えないのです。
柑橘系のアレルギーを持つ方は、アナフィラキシー反応を起こす危険性があります。

また、油性汚れに強い性質から、皮膚の油分まで過剰に奪ってしまい、肌荒れの原因になることも。
有機溶剤に比べると毒性は低いものの、こちらも注意が必要なのです。

風呂床の黒ずみ落としにシール剥がしを使用する時の注意点③:異変があったらすぐ中止する

そんな強い成分をスプレーで噴射するとどうなるか。
細かい霧になって、目や鼻や口、皮膚から入り込んできます。

強い臭いに気分が悪くなった、頭痛がする、皮膚がピリピリする…そんな違和感を感じたら、絶対に無理をせず、使用を控えてくださいね。

風呂床の黒ずみ落としにシール剥がしを使用する時の注意点④:それでも行うなら、準備と対策を万全に

上記を理解した上で、それでもシール剥がしを試したいという方は、準備と対策を万全にしてください。
換気はもちろん、メガネやマスク、ゴム手袋やバスシューズなど体を守る装備をしてくださいね。

シール剥がしの本来の用途は、机などに貼ってしまったシールや、残ってしまったシールのべたべたを剥がすためのもの。
掃除用洗剤とは成分が大きく異なりますし、掃除のために一度に多く噴射することは想定されていません。

自己責任で、絶対に無理をせず行ってください。

<下に続く>

風呂の床に黒ずみができる原因4選

黒ずみの原因
そもそも、黒ずみの原因は何なのでしょうか?
黒ずみの原因を知って、効果的に掃除をしましょう。

  1. 水垢
  2. 黒カビ
  3. 皮脂
  4. 石鹸カス

風呂の床に黒ずみができる原因①:水垢

お風呂の水やお湯には、浄水する上でカルシウムやマグネシウム、塩素などが含まれています。
これらの成分は、水分が蒸発して乾いた後も残ってしまい、白っぽい水垢となるのです。

水垢といえば白っぽいイメージなので黒ずみとは別物では?と思うかもしれませんね。
ですが、時間がたった水垢は、他の皮脂汚れや石鹸カスと結合して黒っぽくなり、黒ずみの原因になるんですよ。

水垢はアルカリ性の汚れです。
アルカリ性の汚れには酸性の洗剤が効果的なので、クエン酸が有効ですよ。

風呂の床に黒ずみができる原因②:黒カビ

高温多湿の環境で発生する黒カビ。
水気があって、暖かいことが多いお風呂場は、家の中でも断トツでカビが発生しやすい場所です。

さらにお風呂場には石鹸カスや体を洗ったときに出る皮脂などが溜まりがち。
それらの汚れを栄養にして、カビはどんどん増殖するのです。

ピンクぬめり程度なら、いつものお風呂用洗剤とブラシで軽くこすれば簡単に落ちますが、黒カビになると厄介です。
黒カビになると、お風呂用洗剤では歯が立たないので、カビキラーなどの塩素系漂白剤を使って掃除しましょう。

風呂の床に黒ずみができる原因③:皮脂

体や髪の汚れを洗って落とすお風呂場ですから、皮脂や垢が流れていきます。
皮脂の汚れは少しずつ、けれど確実に風呂床に蓄積されていくのです。

皮脂の汚れは酸性です。
酸性の汚れはアルカリ性の洗剤でないと落ちないので、重曹などを用意しましょう。

風呂の床に黒ずみができる原因④:石鹸カス

皮脂と同じく、じわじわと蓄積されるのが石鹸カス。
水と石鹸が混じったもので、実は風呂床の黒ずみの多くが、この石鹸カスをベースにしています。

石鹸自体はアルカリ性なので、石鹸カスには酸性の洗剤が効きます。
ですが、ここまで出てきた黒ずみの原因を見ると…酸性の汚れも、アルカリ性の汚れも混ざっていることに気が付きませんか?

水垢や石鹸カスといったアルカリ性の汚れ、皮脂の酸性の汚れ、さらにこれらをエサに発生する黒カビ…。
たとえばこの黒ずみの原因は黒カビ単体だ!と分かっていればカビキラーを用意すれば済むのですが、いろいろな汚れが合体しているので、ひとつの洗剤ですべてに効く、というのは難しいかもしれませんね。

そこでおすすめなのが、【クエン酸編】でご紹介したクエン酸+重曹の合わせ技。
これなら酸性・アルカリ性どちらの汚れにも対応できますし、なにより体に無害なので安心して試せますよね。

まずはクエン酸と重曹のナチュラルクリーニングを試してみて、それでも黒ずみが落ちなければオキシクリーンなどを使う、と段階を踏むのが安全でおすすめですよ。

<下に続く>

おすすめのお風呂掃除グッズ

レック 激落ち 赤カビくん 3WAY 親子ブラシ (浴室掃除用) S00045
375円

ここまで洗剤とその使い方を紹介してきましたが、道具だって重要ですよね。
どんな掃除方法を試すにしても、必需品なのが掃除用ブラシ!

こちらのブラシの特徴は、赤い部分が着脱可能で、細かい箇所も掃除しやすいこと。
また、取っ手が握りやすい形状なので、ガシガシ床を洗うことができますよ。

このブラシひとつで床だけでなく、排水溝や扉の溝まで掃除できちゃいます。
掃除道具がコンパクトにまとまるのも嬉しいですね。

<下に続く>

風呂床の黒ずみとすっきりさよならしよう!

真っ白いバスルーム
見て見ぬふりしがちな風呂床の黒ずみも、きれいにする方法がたくさんありましたね。
掃除してみると、案外簡単にきれいになって拍子抜けするかもしれませんよ。

毎日使うお風呂場は、清潔な状態をキープしておきたいもの。
本当にリフレッシュできる、気持ちのいいお風呂を目指してくださいね!

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