ネット銀行とは
近年キャッシュレス化と共に勢いを増しているネット銀行。
ネット銀行とは、今までの大手の銀行と異なり実際の店舗を持たずにインターネットを介して取引を行う銀行のことです。
ネット銀行には、これまでの大手銀行にはなかったメリットがある一方で、デメリットもいくつかあります。
そこで、おすすめの銀行を紹介する前にネット銀行のメリットとデメリット、更にはネット銀行を選ぶ際の基準について解説していきます。
ネット銀行のメリット
大手の銀行と比べた時に、ネット銀行のメリットは、手数料が安いことと金利が高いことの2点です。
手数料が安い
ネット銀行の1つ目のメリットは、手数料が安いことです。
手数料を安くできる取引回数の制限がある場合もありますが、コンビニエンスストアなどからの引き出しなどが、おおむね3回程度無料になっていることが多いです。
実際に大手銀行とネット銀行の手数料を比較してみました。
- | 三井住友銀行(大手銀行) | ソニー銀行(ネット銀行) |
---|---|---|
コンビニATM出入金手数料 | 110円〜220円 | 入金は無料、出金は月4回まで無料 |
振込手数料 | 同行で無料〜110円、他行では220〜440円 | 同行の場合は無料、他行は月1回まで無料 |
比較してみると、ネット銀行の方が手数料がかからないことが分かります。
ネット銀行の場合、引き出しのみならず、振り込みも回数や金額の条件はあるものの無料になることが多いです。
ネット銀行ではなく普通銀行を利用する場合、異なる銀行の口座に振り込み場合は手数料がかかってしまいます。1回あたりでは小さな差ですが、年間で考えるとかなりの差になります。
ネット銀行を利用して浮いた手数料のお金で良いご飯を食べられたり、遠出ができたらラッキーですよね。
預金金利が高い・ポイントがたまる
ネット銀行のもう1つのメリットは、一般的な銀行に比べ、預金金利が高いところです。
普通銀行の場合、1年の定期預金では金利は0.001%ですが、ネット銀行では金利が0.1%になることになります。
100万円を1年定期で預けて金利がおすすめネット銀行で1000円になるか10円かという違いになります。
また、おすすめネット銀行によっては楽天やヤフーなどショップと連携しているところも多いためそこで使用できるポイントとして還元しているのでおすすめです。
ネット銀行の選び方
これまでの銀行にはなかったメリットがあるネット銀行はおすすめです。
では、実際にネット銀行を選ぶ時にどのようにして選べば良いでしょうか。
手数料
毎月のお給料は口座振り込みの形をとっている方が多いと思います。
その際に、必ず引き落としという作業が行われます。
給料引き落とし以外にも、家賃やローンなど振り込みを毎月定期的にすることがありますよね。
そのたびに支払っているのが手数料。
一度だと微々たる差ですが、毎回、毎月払うとなると差額は大きくなりますね。
しかし、ネット銀行は手数料が無料のところが多いんです。
よくお金を引き落とす、あちこちに振り込みをするという方は手数料が無料になっているネット銀行を選ぶのがおすすめです。
店舗や使い方
ネット銀行では、振り込みや引き落としをする際にコンビニのATMを使います。
使い勝手の面から考えると、家の近くのコンビニ、職場の近くのコンビニなど普段よく行くコンビニのATMがどのネット銀行と連携しているかを見るのもおすすめです。
他にも、鉄道をよく利用する人であればJR東日本の駅構内のATM「VIEW ALTTE」で使える住信SBIなどご自分の使いたい使い方から見ていくこともおすすめです。
金利
現在、大手の銀行での普通預金の金利は0.001%前後のケースがほとんどです。
それに比べて、ネット銀行の金利は会社によっては0.1%を超える金利でサービスを提供しています。普通銀行とネット銀行とでは「ネット銀行の方が高金利」なのです。
長期間預金をしていると、金利によって利息が大きく変わってきます。
金利が高ければ高いほど将来もらえる利息が増えるので、金利が高いネット銀行を選ぶのもおすすめです!
借りる
時には銀行からお金を借りることもあるかもしれません。
キャッシングといわれるローンがネット銀行でもあるのです。
借りる時の金利は低ければ低いほどありがたいもの。
通常のローンは1.9%~15%と条件によりさまざま。
住宅ローンで本当に得をするおすすめネット銀行を選ぶには銀行が発表する「表面金利」だけではなく、手数料や保証料などを考慮した「実質金利」を比較するべきですね。
おおむね0.5%台ですが、提携の銀行やその他の使い方から考えていくのもおすすめです。
提携サービス
最近、スマホ決済、オークションに鉄道にといろいろなシーンで社会がキャッシュレスになっています。
それに合わせて、楽天などのネット銀行は楽天のサービスと連動できるサービスを提供しています。
楽天ショップと楽天銀行など自分に合ったネット銀行をえらぶのがおすすめ。
キャッシュバックやポイントゲット、金利の上乗せなど見逃せない特典が書いてあることもあるので、ホームページに書かれている情報をよく見ることをお勧めします。
以下の表は主なネット銀行の提携サービスです。
ネット銀行名 | 提携サービス |
---|---|
楽天ネット銀行 | 取引すると楽天スーパーポイントが付く |
ジャパンネット銀行 | PayPayなどのスマホキャッシュレス決済と連携可能 |
ネット銀行のデメリット
ここまではネット銀行のメリットを紹介してきました。
しかし、もちろんネット銀行にはデメリットも存在しています。
ここからは、ネット銀行のデメリットも紹介していきます。
公共料金や税金は引き落としができないことも
ネット銀行では公共料金や税金は引き落とせないことがあります。
また会社によっては引き落としを行っていないこともあるため、引き落とし用のメガバンクの口座を作って、そちらに振り込み無料でネット銀行から振り込むということを行っている方も多いようです。
IDやセキュリティを自己管理する
パソコン、スマホから行うことが多く必ずID,パスワードが必要になるネット銀行、この管理を怠るとログインそのものができなくなります。
振り込みや取引もタッチでできるために取り返しがつかなくなるということもあります。
契約書などもないため、自分自身が管理できるようにメモなどを残しておくことをおすすめします。
おすすめのネット銀行5選
ここまで、ネット銀行の概要やメリット、選び方を解説してきました。
ここからは、個別のネット銀行について徹底解説していきつつ、おすすめしたいネット銀行を5つ紹介していきます!
【海外に行くことが多い人におすすめ】ソニー銀行
ソニー銀行は以下の3つのメリットがあります。
- 外貨預金、住宅ローン、投資信託、FXなどのお金に関することが全てソニー銀行で済ませられる
- Sony Bank Walletやお任せ入金サービスなどの便利なサービスが充実している
- 中国人民元が外貨として取引できる
1. 外貨預金、住宅ローン、投資信託、FXなどのお金に関することが全てソニー銀行で済ませられる
ソニー銀行では外貨預金ができるのに加えて、FXに使うことができたり外貨建ての投資信託に利用することができます。
しかも、手数料無料でこれらの作業を行うことができます。
ソニー銀行のホームページには、為替レートがありいつでも為替をチェックすることができます。
外貨預金が可能なネット銀行は他にもいくつかありますが、その外貨を使ってFXや投資信託ができるのはソニー銀行の大きな特徴です。
2. 世界200カ国で買い物ができ、お任せ入金サービスもあって便利なサービスが充実している
VISAデビット搭載のソニー銀行キャッシュカード「Sony Bank Wallet」では、デビットカードとして世界200カ国以上の国と地域のVisa加盟店で買い物が可能。
さらに、円または外貨口座から即時に引き落としをすることも可能です。
キャッシュカードとしては、ソニー銀行の普通預金の出入金ができる他、全国の提携している9万台のコンビニのATMが利用可能になっています。
さらに、毎月指定された金額を別の金融機関からソニー銀行の普通預金口座に自動的に手数料無料で入金することができる「お任せ入金サービス」があります。
毎月の資金決済や、定期積立型の投資、ローンの返済をされている方におすすめです。
3. 中国人民元が外貨として取引できる
ソニー銀行の普通預金の金利は0.001%、定期預金の金利は0.001~0.002%と大手の銀行とそこまで変わりません。
また、外貨の金利も他と比べてそこまで高いわけではありません。
しかし、ソニー銀行では他のネット銀行ではほとんど扱われていない中国の人民元を外貨で扱うことができます。
さらに、ソニー銀行の会員になり会員ランクが最上位であれば手数料が1通貨あたり15銭になりネット銀行の中で最も安い手数料で人民元をやりとりすることができるので、人民元を扱うことがある方にはオススメのネット銀行です。
ソニー銀行のまとめ
金利 | 0.001%(普通預金) |
---|---|
ATM入金手数料無料回数 | 無料 |
ATM出金手数料無料回数 | 月4回まで無料 |
振り込み手数料無料回数 | 同行の場合は無料、他行は月1回まで無料 |
【ヤフオクユーザーおすすめ】ジャパンネット銀行
ジャパンネット銀行には4つの特徴があります。
- 提携コンビニのATMを24時間365日利用可能
- PayPayなどのキャッシュレス決済に対応
- Visaデビット付きキャッシュカードが使える
- トークンがありセキュリティが万全
1. 提携コンビニのATMを24時間365日利用可能
ジャパンネット銀行では、提携しているセブンイレブンやローソンのATMが24時間365日利用できます。
セブンイレブンやローソンは様々な場所にあるので、いつでも利用できるのは安心ですね。
しかし、ATM手数料は月1回無料で、2回目以降は手数料がかかってしまうのでコンビニのATMを頻繁に利用する方にはあまりおすすめできません。
2. PayPayなどのキャッシュレス決済に対応
ジャパンネット銀行ではPaypayなどのスマホキャッシュレス決済に対応しています。
自分で必要な額だけを口座からPayPayに送ってPayPayで決済をすることができます。
また、もし限度を決めずに決済を行いたい場合はVisaデビット付きのキャッシュカードで支払いをすれば即時で口座から引き落としが行われます。
状況に応じて支払いの方法を選ぶことができるのは便利ですね。
3. Visaデビット付きキャッシュカードが使える
ジャパンネット銀行ではVisa付きキャッシュカードが使えます。
デビットカードなので残高を超える買い物はできないので安心です。
手数料無料で審査なしなので高校生がカードとして使うのもおすすめです。
4. トークンがありセキュリティが万全
ネット銀行といえばどうしても安全面が心配という方もいらっしゃると思います。
そんな方にはジャパンネット銀行がおすすめです。
ジャパンネット銀行ではトークンを使って一度だけ有効なワンタイムパスワードをその都度発行するので、パスワードが漏れても誰かに悪用されることはありません。
このトークンでのワンタイムパスワードは大手銀行でも導入されており、セキュリティ面ではかなり安心できると言えるでしょう。
ジャパンネット銀行のまとめ
金利 | 100万円未満で0.001%、100万年円以上で0.015% |
---|---|
ATM入金手数料無料回数 | 3万円以上なら何回でも無料、3万円未満は1回のみ無料 |
ATM出金手数料無料回数 | 3万円以上なら何回でも無料、3万円未満は1回のみ無料 |
振り込み手数料無料回数 | 同行は50円他行は160円~250円 |
【楽天ユーザーにおすすめ】楽天銀行
楽天銀行には大きく分けて3つの特徴があります。
- ハッピープログラムでポイントが還元される
- ATM手数料が最大月7回、他行への振り込み手数料が月3回まで無料
- マネーブリッジを行えば金利が0.1%に!
1. ハッピープログラムでポイントが還元される
楽天銀行には楽天銀行のお客様を優遇するプログラム「ハッピープログラム」があります。
プログラムに参加するだけで、振り込みなどの取引をするごとに楽天スーパーポイントが貯まる仕組みになっています。
プログラムへのエントリー自体は無料なので、楽天銀行を利用する場合は絶対にエントリーすることをおすすめします。
ハッピープログラムには、5つのランクがあります。
ランク | 条件 |
---|---|
スーパーVIP | 残高300万円以上または取引30万円以上 |
VIP | 残高100万円以上または取引20件以上 |
プレミアム | 残高50万円以上または取引10件以上 |
アドバンスト | 残高20万円以上または取引5件以上 |
ベーシック | エントリーすれば誰でもなれます |
上の表のランクに応じて還元されるポイントが変わります。
取引20回以上を行って、VIPのランクでハッピープログラムの還元を受けるのがおすすめです。
例えば、振り込みや入金をすると楽天スーパーポイントが下の表のように還元されます。
ランク | 還元される楽天スーパーポイント |
---|---|
スーパーVIP | 3ポイント |
VIP | 3ポイント |
プレミアム | 2ポイント |
アドバンスト | 1ポイント |
ベーシック | 1ポイント |
また、楽天銀行から自動引き落としで支払いをする時も楽天スーパーポイントが還元されます。
ランク | 還元される楽天スーパーポイント |
---|---|
スーパーVIP | 9ポイント |
VIP | 9ポイント |
プレミアム | 6ポイント |
アドバンスト | 3ポイント |
ベーシック | 3ポイント |
これだけのポイントが振り込みや支払いをする度に還元されると、回数が増えた時にかなりのポイントが還元されることになりますね。
2. ATM手数料が最大月7回、他行への振り込み手数料が月3回まで無料
楽天銀行では、セブン銀行やローソンのATM、みずほ銀行や三菱UFJ銀行のATMで取引を行うことができ、最大で月7回ATM手数料が無料、他行宛の振り込み手数料が最大で月3回まで無料になります。
無料になる回数は先ほどのハッピープログラムのランクに応じて変化します。
ランク | ATM無料利用回数 | 他行振り込み手数料無料回数 |
---|---|---|
スーパーVIP | 7回 | 3回 |
VIP | 5回 | 3回 |
プレミアム | 2回 | 2回 |
アドバンスト | 1回 | 1回 |
ベーシック | - | - |
3. マネーブリッジを行えば金利が0.1%に!
楽天銀行の金利は本来は0.001%なのですが、楽天証券との口座連携の「マネーブリッジ」を利用すると金利が100倍の0.1%になります。
0.1%の金利は他行と比べてもGMOあおぞらネット銀行と並んでトップクラスの数字です。
楽天銀行のまとめ
金利 | 0.001%(マネーブリッジを行うと0.1%) |
---|---|
ATM入金手数料無料回数 | ランクの応じて最大月7回まで無料 |
ATM出金手数料無料回数 | 最大月7回まで無料 |
振り込み手数料無料回数 | 最大月3回まで無料 |
【手数料が圧倒的に安い】住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行には2つの特徴があります。
- ATM出金手数料が月最大15回まで無料
- 他行宛振り込み手数料が月最大15回まで無料
住信SBIネット銀行にはスマートプログラムがあり、ランクに応じて手数料無料回数などの受けられる特典が変わってきます。
ランクの基準はかなりややこしいので、簡単に解説します。
ランク4は主に外貨預金と仕組み預金の月末残高合計が500万円以上の人が対象です。
ランク3は総預金の月末残高が300万円以上、住宅ローンを利用などの人が対象です。
ランク2は総預金の月末残高が30万円以上、30才未満の人などが対象です。
そして、このランクによって受けることのできる特典が変わってきます。
1. ATM出金手数料が月最大15回まで無料
以下の表はスマートプログラムのランクごとのATM出金手数料無料回数です。
ランク | ATM出金手数料無料回数/月 |
---|---|
ランク4 | 15回 |
ランク3 | 7回 |
ランク2 | 5回 |
ランク1 | 2回 |
ランク4になるとなんと月に15回もATM出金手数料が無料になります。
これは他行と比べても大きなメリットであり住信SBIネット銀行の特徴です。
ランク4になることができなくても、30才未満であれば自動的にランク2となり、月に5回もATM出金手数料が無料になります。
これはATMを頻繁に利用する人にとってはかなり嬉しいと思います。
2. 他行宛振り込み手数料が月最大15回まで無料
住信SBIネット銀行では、ATM出金手数料だけでなく他行宛の振り込み手数料無料回数も多めになっています。
以下の表はスマートプログラムのランクごとの他行宛の振り込み手数料無料回数です。
ランク | 他行宛振り込み手数料無料回数/月 |
---|---|
ランク4 | 15回 |
ランク3 | 7回 |
ランク2 | 3回 |
ランク1 | 1回 |
住信SBIネット銀行のまとめ
金利 | 0.01%(SBIハイブリット預金の場合) |
---|---|
ATM入金手数料無料回数 | ランクに応じて最大月15回まで無料 |
ATM出金手数料無料回数 | ランクにより最大月15回まで無料 |
振り込み手数料無料回数 | 同行宛は無料、他行宛はランクにより最大15回無料 |
【サブバンクとして】GMOあおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行には以下の4個の特徴があります。
- GMOクリック証券と口座を連動させると普通預金金利が0.001%から0.11%に大幅アップ
- カスタマーステージ制度でVisaデビットのキャッシュバック率が0.6%から1.5%に
- 外貨普通預金をすると、高い金利で預金できる
- 未成年・親権者用の優遇サービスがある
1. GMOクリック証券と口座を連動させると普通預金金利が0.001%から0.11%に大幅アップ
GMOあおぞらネット銀行はGMOクリック証券と提携しています。
GMOあおぞらネット銀行の口座をGMOクリック証券と連動させると、普通預金金利が0.001%から0.11%に大幅アップします。
しかも、GMOクリック証券との連携は無料で行うことができるので、誰でも金利を0.11%にすることが可能です。
0.11%と言う数字は普通預金金利としてはかなり高いです!
2. カスタマーステージ制度でVisaデビットのキャッシュバック率が0.6%から1.5%に
カスタマーステージは、利用状況に応じてデビットカードのキャッシュバック率や出金手数料の無料回数が増えるなどのサービスを受けることが出来る仕組みです。
ステージは全部で4つに分かれており、一番高いステージでは出金手数料と他校あての振り込み手数料が月15回まで無料に、デビットカードのキャッシュバック率が1.5%になります。
1テックま君 | 2テックま君 | 3テックま君 | 4テックま君 | |
---|---|---|---|---|
ATM出金手数料無料回数 | 月2回 | 月5回 | 月7回 | 月15回 |
他行当て振り込み手数料無料回数 | 月1回 | 月3回 | 月7回 | 月15回 |
Visaデビットキャッシュバック率 | 0.6% | 0.8% | 1.0% | 1.5% |
カスタマーステージのステージの判断基準は主に外貨普通預金残高で決まります。
1テックま君 | 2テックま君 | 3テックま君 | 4テックま君 | |
---|---|---|---|---|
ステージ条件 | なし | 外貨普通預金残高30万円以上またはVisaデビットご利用額が3ヶ月で30万円以上 | 外貨普通預金残高300万円以上 | 外貨普通預金残高500万円以上 |
3. 外貨普通預金をすると、高い金利で預金できる
外貨預金とは、ユーロやドルなどの外貨で預け入れる預金のことを指します。
預け入れる時は円預金と同じなのですが、外貨扱いで金利が適応される所が円預金と異なる点です。
日本円の金利は近年大きく下がっているので、外貨の方が金利が良い場合があります。
外貨の方が金利が良ければ、より高い金利の利益が出ます。
GMOあおぞらネット銀行では、以下の8種類の外貨預金に対応しています。為替手数料も安いので外貨預金におすすめです。
米ドル | ユーロ | 英ポンド | 豪ドル | NZドル | カナダドル | スイスフラン | 南アフリカランド | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
金利 | 1.5% | 0.001% | 0.40% | 0.75% | 0.65% | 0.75% | 0.001% | 4.00% |
4. 未成年・親権者用の優遇サービスがある
2019年1月から、未成年・親権者は3テックま君のステージと同等の優遇を受けることができるようになりました。
15歳以上の未成年とその親権者はこれまで通りATM手数料無料回数が7回なのに加えて、他行当ての振込手数料無料回数がこれまでの月1回から月7回になりました。
さらに、Visaデビットキャッシュバック率は0.6%から1.0%にアップしました。
GMOあおぞらネット銀行のまとめ
金利 | 0.11%(GMOクリック証券と口座を連携させた時) |
---|---|
ATM入金手数料無料回数 | 無料 |
ATM出金手数料無料回数 | ステージに応じて最大月15回まで無料 |
振り込み手数料無料回数 | 同行の場合は無料、他行の場合はステージによって最大月15回まで無料 |
目的別のおすすめ銀行
ここまでおすすめのネット銀行を5つ紹介してきました。
しかし、実際には何か目的があってネット銀行を開設しようと考えている人が多いと思います。
そこで、下に口座を開設する目的別のおすすめ銀行の一覧の表を作りました。
ご自分の目的と照らし合わせて自分に最も合ったネット銀行選びの参考になれば嬉しいです。
目的 | おすすめのネット銀行 | 理由 |
---|---|---|
ATMをよく使う | 住信SBIネット銀行・GMOあおぞらネット銀行 | ATMでの出入金手数料が安い |
金利が高い所で開設したい | 楽天銀行・GMOネット銀行 | 普通預金の金利が両社とも0.1%程度と高い |
セキュリティが整っている銀行が良い | ジャパンネット銀行 | トークンを使ったワンタイムパスワードがあり安全 |
海外で買い物をする | ソニー銀行 | 世界200カ国以上の国で利用することができる |
外貨預金をしたい | ソニー銀行・GMOあおぞらネット銀行 | 外貨預金の為手数料が安い、金利が高い |
預けた外貨を使って取引をしたい | ソニー銀行 | 外貨投資信託やFXなどに対応している |
サブバンクとして開設したい | GMOあおぞらネット銀行 | 外貨を含めて普通預金の金利が高い |
また、楽天やイオン、などのサービスを利用している方は得られる特典が大きく増えるのでそれぞれ楽天銀行、イオン銀行の口座を開設するのをおすすめします!
自分に合ったネット銀行で得しよう!
この記事ではネット銀行の概要、メリットやデメリット、選び方から実際におすすめしたいネット銀行までをご紹介しました。
生活環境や、証券、カード、ポイントとの連携を使い合わせながら、自分に最も合ったネット銀行を見つけて生活を豊かにしていきましょう!
自分のライフスタイルや、環境や将来の予定なども考えながら使い方を決めていくことをおすすめします。
ネット銀行を活用することができれば、間違いなく自分のライフスタイルがスマートで豊かになります!