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2019/09/29

カビを食べたときの症状や対処法を徹底解説!防ぐ方法や見分け方を紹介

ジメジメした季節や、食品をほったらかしにしておくとどこからかやってくるカビ。
生活の中でもお風呂などの水周りから、私たちが口にするものにまで生えるので厄介ですよね。

そんなカビを、間違って食べてしまったらどうなるのでしょうか。
カビを食べた時の症状や対処法を詳しくご紹介します。

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カビを食べると起こる症状4選

カビの生えたレモン

カビが生えていることをわからずに、その食べ物を食べたらどうなってしまうのでしょうか。
実はカビそのものは胃酸で分解され、ほとんどカビは死んでしまうんですよ。

ただ、カビが生えている食品ということは傷んでいるということです。
カビを食べたら起こる症状は食中毒に近いものがあります。

  1. 腹痛
  2. 吐き気・嘔吐
  3. 下痢
  4. 発熱

症状①:腹痛

カビを食べたら起こる症状として、腹痛がおきます
傷んだ食品を口にすれば、当然お腹が痛くなりますね。

お腹が痛くなるのは、体が危険を感じている証拠です。
カビの菌がお腹の中で悪さをしているのです。

症状②:吐き気・嘔吐

吐き気や嘔吐が出るのも、カビの生えた食品を食べた時の症状です。
体に害のあるものを排除しようと、吐き気が出てきます。

カビ菌によって体が危険反応を起こし、吐くことによってカビ菌を排出しようとするのです。

症状③:下痢

カビの生えた食品を食べたら、下痢になります。
カビなどの細菌に感染した影響で、腸の粘膜分泌が過剰になります。

粘膜分泌が過剰になると、便がゆるくなりそのまま排出しようと体が作用します。
そのため、下痢になってしまうのです。

症状④:発熱

発熱もカビを食べたことによって起こる症状のひとつ。
カビなどの細菌と戦うために熱が出ます。

つらいですが水分を取るなどして、乗り越えるしかありませんね。

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カビを食べたときの対処方法3選

カビの生えたチーズ

誤ってカビの生えた食品を食べた場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
ぜひ覚えておきましょう。

  1. 水をたくさん飲む
  2. 梅干しを食べる
  3. ネギやショウガを食べる

対処方法①:水をたくさん飲む

カビを食べた場合は、水をたくさん飲んでみましょう。
たくさん水を飲むことで、お腹の中に入ったカビ菌を洗い流してしまいましょう。

尿や便で早く排出してしまうのがおすすめです。

対処方法②:梅干しを食べる

梅干しは殺菌効果があります。
カビを誤って食べた時は、梅干しを食べるといいですよ。

紫蘇や大葉も同じく、殺菌効果があるのでカビを食べた時におすすめの食べ物ですよ。

対処方法③:ネギやショウガを食べる

抗菌作用のある、ネギやショウガを食べたりするのもおすすめです。
この他ににんにくやわさびにも抗菌作用があります。

スープにして飲むと、水分と一緒に取れるのでおすすめですよ。

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子供がカビを食べてしまった時の対処方法3選

カビを食べた子供

ついうっかりして、子供がカビを食べたら大変です。
免疫力が弱い子供がカビを食べたら体調が悪くなり、最悪入院するほどのことになってしまいます。

子供がカビを食べた時の対処法を知っておきましょう。

  1. スポーツドリンクなどで水分を取る
  2. 吐かせてしまう
  3. ヨーグルトを食べる

対処方法①:スポーツドリンクなどで水分を取る

大人と同じで、子供がカビを食べた場合でも水分はたくさん取らせましょう。
しかし子供の場合、カビを食べたからといって水をたくさん飲むようにいってもなかな飲めるものではありません

そんな時はスポーツドリンクなど、味がついているのもで対処しましょう。
無理に飲ませるのではなく、少しづつでいいのでたくさん飲むことがポイントです。

対処方法②:吐かせてしまう

子供がカビを食べたら、思い切って吐かせるのもいいでしょう。
口の中に手を突っ込んで、無理やり吐かせてみましょう。

少しかわいそうですが、体の中にカビが入っていると思うと無理にでも吐かせる方が安心ですよね。
食べてすぐならば、背中などを叩いて吐かせてみましょう。

それでも出ないようであれば、口の中に手を入れてみましょう。
舌の奥のほうを指でグッと押さえつけるのがポイント。

少しつらいですが、頑張ってみましょう。

対処方法③:ヨーグルトを食べる

子供がカビを食べたらヨーグルトを食べさせてみましょう。
ヨーグルトには免疫力強化と整腸作用の効果があります。

カビ菌に対する免疫を強化してあげると、カビは自然に消滅してくれますよ。
また整腸作用で早く便でカビ菌を出してしまうのもおすすめです。

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カビの種類4選

カビの胞子

カビには色々な種類のカビがあるのですが、大きく4つの種類に分けることができます。
カビの種類について詳しくみていきましょう。

  1. 黒カビ
  2. 青カビ
  3. 麹カビ
  4. すすカビ

種類①:黒カビ

黒かびはクロカビ・クロカワカビと呼ばれるもの。
正式名がクラドスポリウム(Cladosporium)と言います。

家の中のいろんな場所に存在しているカビ。
お風呂場や部屋の壁に生えているのがこの黒カビです。

窓のサッシなどに生えて、掃除するのが大変ですよね。
湿気が好きなカビなので、結露する季節などはこまめに水分をふきあげてカビが発生しないように予防するのがおすすめですよ。

種類②:青カビ

青カビはブルーチーズなどで有名なので、ご存知の方が多いのではないでしょうか。
この青カビは自然界に発生するカビです。

みかんなどの柑橘類や穀物にできやすいカビでもあるのでっやっかいですよね。
みかんを食べようとしてみかんを持ってきたら、カビが生えていた経験はありませんか。

そのカビも青カビです。
すぐ増殖するカビなので、みかんの箱の中がカビだらけになっている場合もありショックですよね。

みかんの皮に生えているだけだからといって、皮をむいて食べる人がいますが絶対にやめておきましょう。
皮の表面にだけ生えているように見えるカビですが、実は皮の中にまで侵食している場合もあります。

目に見えて分からないカビの胞子が付着してる場合があるので危険です。
もったいない気もしますが処分するようにしましょう。

ブルーチーズのように食べたとしても害のない青カビもありますが、その逆の青カビも。
食べたら私たちの体にとても悪い青カビもあるので注意が必要です。

種類③:麹カビ

麹菌とも呼ばれる麹カビ。
味噌や醤油、お酒などに使われているカビです。

味噌や醤油などは、日本が古くから利用している調味料。
この麴カビを利用して製造されています。

日本では古くからこのように食べても安心なカビを利用して食べ物を作ってきました。
お酒もカビをしようして作っているので、今や麴カビは生活にかかせないもの。

カビの力で美味しくつくられた食品もたくさんあるのを忘れてはいけませんね。
しかし麴カビは直接食べたらダメなカビです。

パンやケーキなどに生えるカビで、乾いたところでもどんどん増えていく特徴があります。
パンやケーキはなるべく早く食べてしまう方がいいですよ。

種類④:すすカビ

冷蔵庫の中などに発生しやすいのがこのすすカビです。
胞子が軽いので空気の中を漂っている場合が多いのが特徴。

いも類や古紙など、色々なところに生えているカビです。
冷蔵庫のすみっこにゴミがついているのかと思ったら、カビだったということがありませんか。

そんな時はこのすすカビであることが多いですよ。
空気中から自然と入ってしまうのでいつの間には生えていることが多いのが特徴です。

冷蔵庫の中も定期的に漂白剤や、カビ専用の洗剤を薄めたもので拭き掃除をしてカビを予防するのがおすすめです。

<下に続く>

カビによる健康被害4選

カビの生えたみかん

カビは健康によくありません
カビを食べたりして起こる、健康被害をご紹介します。

  1. 気管支喘息
  2. 感染症
  3. 食中毒
  4. ガン

健康被害①:気管支喘息

カビは空気中にもたくさん浮遊しているものです。
部屋の掃除を怠って壁やエアコンなどにカビが生えてしまった経験はありませんか?

カビが出てきたら掃除すればいいのですが、重い腰をあげるのに時間がかかってしまいますよね。
そうやってカビを放置してしまうと、カビに対するアレルギーが出てきてしまって気管支喘息になる場合があります。

健康被害②:感染症

カビが私たち人間に取り付いて起こすものに感染症があります。
水虫、タムシも感染症のひとつ。

さらに免疫力が低下している人には、カンジダ症となる場合もあります。

健康被害③:食中毒

カビが生えている食べ物はもう痛んでいる証拠。
そんな食べ物を食べたら食中毒になる可能性が高いです。

食中毒は下痢や嘔吐、発熱などを起こし、ひどい場合は死亡する例もあるほどです。
嘔吐や下痢は脱水症状を起こすことも多く、症状がひどくなる場合も。

健康被害④:ガン

カビが引き起こす健康被害でもっとも恐ろしいのがガンです。
天然の物の中で発がん性は最も高いのがカビによるガンなのです。

カビが生えた食品を食べたらすぐにガンにつながるわけではないのですが、カビは確実に少しずつ健康を脅かしていきます。
カビが生えた食品を食べないようにしましょう。

<下に続く>

食べても安全なカビ3選

カビになる前の食品

カビは食べたら悪いものばかりではありません。
わたしたちの生活の中にはカビを利用して作られている食品がたくさんあるんですよ。

食べても安全なカビもあるのでご紹介します。

  1. 白カビ(ペニシリウム・カマンベルティ)
  2. 青カビ(ペニシリウム・ロックフォルティ)
  3. 酵母カビ(ジオトリカム・カンディダム)

安全なカビ①:白カビ(ペニシリウム・カマンベルティ)

最も馴染みがあるのがこの白カビ。
カマンベールチーズについているのがこの白カビですね。

しっかりとチーズのまわりについた白カビですが、食べても安全。
ペニシリウム・カマンベルティという名前の白カビです。

カマンベールチーズの食感のしっかりとした部分と中のとろけるハーモニーは絶妙ですよね。

安全なカビ②:青カビ(ペニシリウム・ロックフォルティ)

ブルーチーズに生えているカビが、ペニシリウム・ロックフォルティという青カビです。
独特の味がするので食べるのが苦手な方が多いかもしれませんね。

チーズ好きにはたまらない味ですが、これも安全な青カビの力でできているんですよ。

安全なカビ③:酵母カビ(ジオトリカム・カンディダム)

このジオトリカム・カンディダムというのは、酵母カビです。
パンやケーキを作るときに使います。

普段食べたことのある食品でも、安全なカビの力を使ってできているものが多いんですよ。

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カビが生えているか見分ける方法2選

カビが生えないように冷蔵庫に入ったミルク

食べ物に生えているカビは、少し確認しずらい感じがしますよね。
パンやお餅、果物など見分けがつかない時があるので、カビを食べたら怖いですよね。

そんなカビの見分ける方法をご紹介します。

  1. 色で見分ける
  2. 形で見分ける

見分ける方法①:色で見分ける

カビは白・緑・赤などの色をしています。
食べたいものに、これらの色がついた場所があればカビの可能性が高いので注意が必要です。

見分ける方法②:形で見分ける

カビを見分けるには形を確認するのもひとつの方法です。
カビは水玉状に発生する特徴があります。

食べたいものに水玉模様の緑や赤の点々があれば、カビの可能性が高いです。
また、白カビは少し見分けにくい場合があるのですが、カビは胞子の塊なので白く盛り上がったところがあればカビの可能性が高いですよ。

<下に続く>

カビを防ぐ方法3選

カビにならないように冷蔵庫に入れる

では、食べ物にカビが生えないようにする方法をご紹介します。

  1. 密閉された容器に入れる
  2. 冷蔵庫で保管する
  3. 3~4日で食べきる

防ぐ方法①:密閉された容器に入れる

カビを防ぐには湿気や栄養分を与えないことがポイントとなってきます。
食べ物などを袋から出しっぱなしにしないように注意しましょう。

密閉できる保存容器に入れると、湿気から食品を守ることができるのでカビが生えにくくなりおすすめですよ。
どこの空気中にも浮遊しているカビなので、食品が触れてしまうとすぐにカビがついてしまいます。

そうならないためにも密閉された容器に入れるといいですよ。

防ぐ方法②:冷蔵庫で保管する

カビは湿度の高い場所や高温の場所を好みます。
カビが生えやすい食品は、冷蔵庫で保管するのがおすすめですよ。

温度が一定に低く保たれている冷蔵庫は、食べ物を保管するにはベストな場所です。
密閉された容器や袋に入れて、冷蔵庫に入れて保管しましょう。

防ぐ方法③:3~4日で食べきる

密閉された容器や冷蔵庫に入れていると、カビは発生しにくくなります。
ですが、一度開封した食べ物や生ものは3~4日で食べきるようにしましょう。

食べかけのものはどんなに気をつけていても、唾液などがついて不衛生になりがちです。
そんな食べ物に対してカビは栄養分をみつけて増殖する可能性が高いのです。

自分では大丈夫だと思っていても、小さなカビがついていて食べたりする場合があります。
食べ物はなるべく早く食べきってしまうのがおすすめですよ。

目安は3~4日です。
それまでに食べきれないようであれば、冷凍庫で保管するのもおすすめ。

冷凍してしまえばカビは発生しません。

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おすすめの保存容器

カビにならない容器

L.TSAプラスチック収納ボックス、食品収納タンク、冷蔵庫収納ボックスロータリートップカバー
4157円

カビを防ぐには、きっちりと密封するのが第一歩
そんな密封におすすめの容器をご紹介します。

こちらの容器は高品質なプラスチックで作られた密封容器。
ふたは丸いボタンを回転させることで、しっかりとロックしてくれます。

防虫効果もあり、食べ物を新鮮に保ってくれますよ。
透明な容器なので、何が入っているのか一目でわかるのもポイント。

サイズ展開が3つあるので、食べ物によって使いわけることが可能です、

<下に続く>

カビを食べたら落ち着いて対処しよう

カビの生えてない食べもの

カビは空気中に漂うもので、湿気を好み食品に生えやすい傾向があります。
そんなカビがついた食品を食べた場合は、落ち着いて対処しましょう

殺菌作用や整腸作用がある食べ物を食べたら安心ですよ。
とりあえず水はたくさん飲むことがおすすめです。

私たちの生活の中で、カビはいい働きをしてくれる場合があります。
醤油や味噌などの調味料や、チーズやパンにカビの力が欠かせません。

しかし、直接カビを食べたら健康に悪い場合もあるのでしっかりと注意しましょう。

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