古い灯油の正しい処分方法3選
古くなってしまった灯油については、様々な処分方法がありますが、その具体的な方法についてここではご紹介していきます。
- ガソリンスタンドへ持っていく
- 灯油を購入した店舗へ持っていく
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
処分方法①:ガソリンスタンドへ持っていく
最も安全な方法として挙げられるのがこちらのガソリンスタンドに持っていくという方法です。
これに関しては専門の知識を持っている人にすぐに引き取ってもらえますし、どこでも近くにガソリンスタンドは存在していますのですぐに処理をしてもらうことができます。
処分方法②:灯油を購入した店舗へ持っていく
灯油を購入した店舗へ持っていくことで余った古い灯油を回収してくれます。
もしその場所が遠いようであれば近くの灯油販売店やバイク・車整備店でも回収はになってくれますのでそちらに持っていくのも良いでしょう。
特にバイクや車の整備を行っているところでは日常的に灯油のやり取りが行われていますので古い灯油を持っていけば喜々として受け取ってくれる店舗も多いです。
処分方法③:不用品回収業者に引き取ってもらう
そしてもう一つの方法としては不用品回収業者に引き取ってもらう方法があります。
古い灯油は不用品として扱われ、回収業者に依頼すればしっかり回収してもらえます。
また、古い灯油とは言え、状態として良質であれば買い取ってもらうこともできますので日々忙しさのあまりあまり外出してあずけることができないという方には最もおすすめの方法です。
古い灯油を回収してくれる業者3選
古い灯油を処分する方法としてご紹介した業者に引き取ってもらうというものについて、ここではさらに詳細をご紹介していきますのでぜひチェックしてみてください。
- アクト片付けセンター
- 不用品回収のコトブキ
- ダストマン回収センター
今回は東京都の古い灯油の引き取りを行っている優良業者3社をご紹介していきますのでご確認ください。
回収業者①:アクト片付けセンター
こちらの業者については、単なる回収業者ではなく、部屋の整理整頓や建具の修復なども請け負ってくれるサービスに充実しているので、普段片付けが苦手でなかなか部屋がキレイにならないという方にはとてもおすすめしたい業者の一つです。
回収業者②:不用品回収のコトブキ
こちらの業者は幅広い分野の粗大ゴミや不用品を回収しているという点です。
こちらの業者については時間の正確さを評価する声がよく見られており、確実に都合に合わせて駆けつけてくれるという保証がついているので安心して引き取りを依頼することができます。
回収業者③:ダストマン回収センター
この業者のおすすめするポイントは古い灯油を引き取ってくれる見積もり価格が業界トップクラスの格安さであるという点に由来します。
また、電話などの対応などもかなりクチコミで良い評判を得ているためこちらの業者に関しては古い灯油を安心して任せることができます。
古い灯油を使用するのは危険
古い灯油は安易に使用すると思わぬ被害をもたらす場合があります。
そもそも灯油自体が人体にあまりよろしくないのでその点はしっかりと認識をしてください。
では、古い灯油を使用することで生まれる危険な要素を以下で簡潔にまとめていきますので確認してみてください。
- 暖房機器の故障原因になる
- 点火・消化ができなくなる可能性がある
- 一酸化炭素中毒の危険性が増大
これらの要素が挙げられます。
特に3つ目の一酸化炭素中毒については最悪の場合死に至る可能性もありますので注意をしておきましょう。
そのため、古い灯油は絶対に使用しないことが最も賢明な判断と言えます。
もったいないからといって一年前の古い灯油などを安易に使用することは控えるようにしましょう。
古い灯油が危険な理由4選
そして、古い灯油が危険な理由について具体的な内容をここでご説明していきます。
主に4つありますので一つ一つしっかり認識をしてください。
- 石油ストーブ、ファンヒーターなどの故障の原因になるため
- 異常燃焼を引き起こす可能性があるため
- 刺激臭や煙発生の原因になるため
- 炭素が酸化を起こし、一酸化中毒の原因になる可能性があるため
理由①:石油ストーブ、ファンヒーターなどの故障の原因になるため
まずはじめに挙げられる理由としては、故障の原因になるという点です。
古い灯油を使うことによって点火や消化が上手くできなくなってしまい、結果故障してしまうといった事になりかねませんので古い灯油は使用を控えましょう。
理由②:異常燃焼を引き起こす可能性があるため
古い灯油には不純物やその他の汚れ等が多く含まれている場合があります。
その場合に、点火しようとすると、うまく火がつかずに煙が湧いてくる可能性があります。
そうなってしまうと最悪の場合引火や火事の原因になりかねませんのでよく注意することが必要です。
理由③:刺激臭や煙発生の原因になるため
異常燃焼に伴って煙が生じたり、とても刺激の強い臭いが鼻を突く可能性があります。
その臭いの原因は炭素と酸素が中途半端に化合してできてしまった一酸化炭素です。
それによって最悪の場合一酸化炭素中毒で死に至ることもありますのでこのようなことは絶対することはおすすめできません。
古い灯油を使って石油ストーブなどを使おうとするのはやめましょう。
理由④:炭素が酸化を起こし、一酸化中毒の原因になる可能性があるため
一酸化炭素が生成される危険性を帯びており、それが部屋に充満してしまうと当然人体に悪影響を及ぼします。
そうならないためにも古い灯油の使用は控えるようにしましょう。
少しでも灯油の色がおかしい、臭いが変だと感じた場合は古い灯油の場合がありますので必ず新しい灯油と交換するようにしましょう。
古い灯油の誤った処分方法5選
古い灯油の処理法には最適な方法が明確に存在しています。
古い灯油については、その使い道が家庭内では基本的にどこにも存在しません。
そこで、古い灯油は処分せざるを得なくなるわけではありますが、だからと言ってどんな方法でも処分ができるわけではありませんし、禁止されている処理法もありますのでそちらも一緒にご紹介します。
- 川に捨てる
- 土にばらまく
- 新聞紙に染みこませて可燃ごみに出す
- 容器ごと山奥に捨てる
- ペットボトルなどに入れて家庭ごみと一緒に捨てる
これらの5つの方法はそれぞれ危険をはらむため、処分方法としては誤っています。
古い灯油の処理扱いには十分注意しましょう。
処分方法①:川に捨てる
まず1つ目に挙げられるのは川に捨ててしまうというものです。
古い灯油をそのまま川に流し込むという方法です。
当然ですが、これは環境上大きな問題を生み出す可能性がありますので絶対にやめましょう。
川に住む生命体やその他私たちの生活の面にも悪影響が出てくるので川に捨てるという行為は絶対にやめましょう。
処分方法②:土にばらまく
こちらの方法も同じように環境衛生の問題から決してやらないようにしましょう。
土に古い灯油を撒き散らす事に関しては、土に含まれる栄養素を全て殺してしまうため、植物や土の栄養を吸って成長する生き物にとっては害悪でしかありません。
そのため川に捨てると同じように環境に対して悪影響を及ぼす可能性がありますのでここに挙げた方法をしないようにしましょう。
処分方法③:新聞紙に染みこませて可燃ごみに出す
新聞紙に染みこませて可燃ごみに出すというのはかなりリスクが高い処理方法です。
その理由は、古い灯油を新聞紙な可燃ごみに出してしまうと、いざ償却処分した際に思わぬ被害を被りかねないためです。
なのでこれに関しては業者側の処理にかなり迷惑が掛かってしまうのでこの方法もかなり危険で絶対にしないようにしましょう。
処分方法④:容器ごと山奥に捨てる
古い灯油を容器ごと山にそのまま捨てること起こりうるのは、山の生物が間違って飲んでしまったり、それを浴びてしまった際に害を及ぼしてしまう可能性です。
なので古い灯油は人がいないからといって山の奥に捨てるなどの行為が許されるということは決してありませんので注意しましょう。
処分方法⑤:ペットボトルなどに入れて家庭ごみと一緒に捨てる
ペットボトルなどについては家庭ごみと一緒に出すこと自体が禁止されている自治体も多いので古い灯油は家庭ごみとして絶対に処理しないようにしましょう。
もしも加熱されたり燃焼処理された場合、大爆発に繋がる危険性もありますので注意が必要です。
そうした危険を避けるためにも絶対にこのような処理はしないようにしましょう。
古い灯油の見分け方3選
古い灯油かそうでないか、という点に関しては、しっかりと見分けることができます。
実際、その見分け方ができないまま古い灯油なのにそのまま使ってしまい結果ストーブなどの故障の原因に繋がってしまいますのでここでしっかり古い灯油の見分け方を覚えておきましょう。
- 2つのコップに水と調べたい灯油を入れる
- 2つを並べて見比べる
- 臭いを嗅いでみる
見分け方①:2つのコップに水と調べたい灯油を入れる
まず、透明のコップを2つ用意してそこにそれぞれ水と調べたい灯油を入れます。
これをすることで古い灯油の色合いを見分けることができますのでまずはこの手順を踏みましょう。
見分け方②:2つを並べて見比べる
そして次の手順としては、先程用意した2つのコップを隣に並べて色を見比べます。
本来の正常な色は灯油も透明ですが、古い灯油は黄色く濁っています。
これでもしも黄色く濁っているようであればそれは古い灯油なのでしっかり正しい手順で処理をしてしまいましょう。
見分け方③:臭いを嗅いでみる
そして臭いを嗅いだときに酸っぱい臭いがしたらそれはまた古い灯油として認識しても問題はないかと思います。
そもそも古い灯油とはいえもともとの灯油の臭いも刺激の強い臭いを放っているので多少の要素にしかなりません。
灯油の保管方法4選
- 容器は基本ポリタンクで保存
- 直射日光が当たらない場所に保管
- 高温多湿を避ける
- 屋外の保存はカバーをかける
灯油には適切な保存の仕方があります。
これらの保存方法が基本ですが、これによって少しでも灯油の劣化を防ぐことができます。
保管方法①:容器は基本ポリタンクで保存
まずご紹介するのは保存容器についてです。
保存容器に関しては基本的にポリタンクで保管するのが王道ですが、他にも金属製の物等に関してもポリタンクのような大型で不透明容器であればある程度もたせることができます。
保管方法②:直射日光が当たらない場所に保管
灯油は思っているよりも繊細であり、紫外線を受けると劣化の進みが早くなってしまいます。
なので室内でなるべく直射日光が当たらない場所に保管しておくと長持ちに繋がりますのでおすすめです。
保管方法③:高温多湿を避ける
また、灯油に関しては高温多湿にも弱い部分があり、これによって灯油の中で菌が繁殖してしまい、結果不純物が混じり込んで古い灯油になるのが早くなってしまいます。
なので保管する際には温度調整にもしっかりと気を配らなければなりません。
くれぐれもこの点にも気をつけるようにしましょう。
保管方法④:屋外の保存はカバーをかける
灯油は紫外線に弱いので室内にスペースがなくて外のベランダなどに保管する場合は、必ずカバーなどをつけるようにしましょう。
そうすることで紫外線から鮮度を守り通常よりも長持ちさせることができます。
灯油は古くなる前に使い切る
灯油は古くなってしまっては様々な支障をきたしていくことになります。
なのでそうならないためにも古い灯油になってしまう前に使い切ることを考えておきましょう。
古い灯油の使い道
古い灯油は灯油としての使い道はもうありませんが、他に可能性を見るならば様々な使い道が存在しています。
ここではその使い道を簡潔にご紹介していきます。
例えば、主な使い道としてここでご紹介するのはサビ取り油として使用することです。
これは、自転車などにサビが生じた際に、古い灯油を使用してサビに塗りこむことによってサビを取り除いてくれますので大きく貢献してくれるものとして重宝できます。
ぜひ自転車などをよく利用する方はこのようなときのために古い灯油をとっておくのも1つです。
おすすめの灯油用ポリタンク
では、ここでおすすめの灯油用ポリタンクをご紹介していきますのでぜひチェックしてみてください。
まずはこちらのポリタンクから見ていきます。
これは物持ちがよく約5年間の耐久力がありますので、同じものを長く使い続けられる方におすすめです。
そして次の灯油用ポリタンクは全体的に高性能を持っており、入れられる灯油の量が他の商品よりも多く存在しています。
容量の割に値段も格安で耐久力もそれなりに備わっていますのでこちらも整備だけしっかり整えてあげれば自然な形で様々な方向に気を向けるようになります。
こちらの商品については優れた耐薬品性を有しており、様々な薬品に対して耐性を持っているので減菌作用が望まれます。
また、一度開封すると開封済か未開封かの確認がとれるスタイルのものなのでいつでも開封したかどうかを確認することができ、間違えて使いかけのものがあるのに新しいものを開封するということが起こりません。
これらを参考に、ぜひ気になったものや興味のあるものに関しては実際のページで確認してみてください。
古い灯油の正しい処理の仕方を知り、正確な取り扱いを
今回の記事では、古い灯油の扱いについて様々な面から解説をさせていただきました。
その扱い方において最も注意すべきは処理の仕方です。
捨てたり廃棄するにしても勝手に自然物に対して捨てたりせずに、しっかりと処理の仕方を知っている専門知識のある方に預けるのが賢明と言えます。
なので皆さんも処理の仕方には十分に気を使いつつ、快適な状態でストーブなどを使うようにしましょう。