シンプリストとは
シンプリストという言葉にあまり聞きなれていない方も多いでしょう。
シンプリストとは物を無くさずに簡素な暮らしのことを指します。
言葉の通り、単純で質素、簡単と意味をシンプルという子t場は持っていますからシンプリストとは、暮らしが単純化している人のことを指すのです。
必要なものは取っておく、しかし無駄に感じるものや必要以上に物を買いためてしまうようなことがないのをシンプリストと表します。
シンプリストとミニマリストの違い
生活を単純化させると聞くと、ミニマリストという言葉を思い浮かべるかもしれませんが明確にはシンプリストとミニマリストでは違いがあります。
大きな違いはシンプリストは自分にとって必要なものを残すことです。
ミニマリストとは、最小限や最小値の生活をする人を指すので極端に物を持ちません。
不要だと感じたものはすべて排除して生きていくので、家具や家電さえも持たないことがあります。
このように最低限の生活をするミニマリストと、簡単でありながらも自分が必要だと思うものは残すシンプリストとでは実はかなり違いがあるのです。
物の量は物理的に違いますし、シンプリストは人によって残しておくアイテムは異なるでしょう。
シンプリストになる方法15選
シンプルな生活がしたい、そう思ったらまずは自分の生活を見つめ直してみましょう。
シンプリストになる方法を15選にまとめましたので、是非参考にしてみてください。
- 物を床に置かない
- 収納グッズを使う
- 使っていない物を仕分ける
- ときめくものだけを残す
- 置く場所を決める
- 簡単な家具だけ残す
- 配線はなるべく隠す
- 好きな物は残す
- 思い出は捨てない
- 長く使用している物から残す
- 統一感を持たせる
- 自分のライフスタイルを確認する
- 一人でリラックスできる場所を作る
- お気に入りや趣味の場所にこだわる
- 他人に執着しない
方法①:物を床に置かない
まずシンプリストになるためには物で溢れかえっては行けません。
基本的に部屋の床は見えるようにしましょう。
かばんや小物、コートなど収納場所ではなく、床にそのままおいてしまうのは避けてください。
しっかりとクローゼットや押し入れなど、決められた場所にしまうようにするだけでもかなり部屋の中がすっきりとして見えます。
方法②:収納グッズを使う
シンプリストになるためには、簡単なもので問題ありませんから日常的に収納グッズを使うようにすることです。
しまう場所があるだけでも、かなり片付けられます。
スマートフォンやメガネ、筆記用具といった小物であっても収納スペースを作ってそこにしまう癖をつけましょう。
物を床に置かない対策にもなりますよ。
方法③:使っていない物を仕分ける
シンプリストになるためには仕分けを行うことも重要です。
必要ではない物をわけましょう。
物が多く、ごちゃごちゃとしているとどうしても必要な物とそうではない物の区別がつかなくなるのです。
まずは目の前の物の中で、本当にそれは自分にとって必要なのかどうかを見極めましょう。
また使っていない期間から仕分けてしまうのもおすすめです。
一年以上使ったことがないならば、必要がない物として仕分けてしまいましょう。
方法④:ときめくものだけを残す
シンプリストになりたい人の中で、特に女性におすすめしたいのが自分がときめくと感じる物だけを残す方法です。
例えばずっと持っているのに長く使っていないものを見て、自分の心がときめかないならば捨ててしまいましょう。
女性は特に服をたくさん持ってしまう傾向がありますが、一年前の物や流行が終わってしまう物などに対して、自分が素敵な気持ちにならないならばあなたにとって必要のない物です。
必要のない物を捨てることでシンプリストに近づいて行きますよ。
方法⑤:置く場所を決める
適当に物を置いてしまうからごった返してしまう可能性もあります。
決められた場所がないからこそ、床やテーブルなどにおいて放置してしまうことも考えられます。
小さな物であっても、あるべき場所を作ってあげましょう。
必ず持ち出したらその場所に戻してあげる習慣をつけることで片付けたりシンプルに見せたりする効果があります。
方法⑥:簡単な家具だけ残す
ごちゃごちゃとした家具はなるべく置かないように心がけましょう。
クッションやソファなど、かさばるようなものを理由をつけて買ってしまっても結局使わないこともありますよね。
来客用の家具や、普段使っていない家具はなるべく処分してしまって簡単で自分だけが使う物だけを残す**ようにすればシンプリストらしい生活が望めるはずです。
方法⑦:配線はなるべく隠す
シンプリストになりたい場合は、部屋の見え方にもこだわりましょう。
テレビやパソコンなどの配線はなるべく隠すのがおすすめです。
配線が見えるとごちゃごちゃしているように見えますし、ほこりや汚れなどがたまりやすく、そして目立ちます。
配線用のボックスなどを使えば綺麗に片付けることができますし、ほこりもたまりにくく衛生的です。
また部屋のデザインや家具に合わせたボックスのカラーを選べば、配線ボックスだけが浮いて見えてしまう様な心配もありません。
さまざまなデザインが販売されているので、自分のお部屋にあった物を選んでみましょう。
方法⑧:好きな物は残す
シンプリストの特徴でもあるのが自分が好きだと感じた物は残すことです。
極限まで物を減らしてしまうミニマリストとは違い、他人からすれば無駄だと感じる物でも本人にとっては大切な物を残すのがシンプリストでしょう。
「無駄な物だけれど私が好きな物だから」という意思があるのもは確実の残しておきましょう。
何もない簡単な生活ではなく、自分がときめくもの自分らしい生活でシンプルにしているということです。
方法⑨:思い出は捨てない
好きな物を残すのと同時に思い出は捨てないのもシンプリストとしては重要です。
思い出もミニマリストからすると必要がない無駄な物と捉えていることもあります。
シンプリストを目指すのであれば、無理やり思い出を捨ててしまうのは避けましょう。
自分にとってデメリットになってしまうことだってありますよね。
大切な思い出であるならば、捨ててしまわずにむしろディスプレイなどを作って飾っておきましょう。
思い出は残してシンプルに生活を整えるのです。
方法⑩:長く使用している物から残す
シンプリストになる方法として十個目に上げられるのが使っている物は残してあげることです。
使っているのであればわざわざ捨てる必要はありません。
物をのなくすのが目的なのではなく、物をシンプルにするのが目的です。
長らく使っているのであれば残して長期間使っていない物から処分して行きましょう。
昔から使っていて古いけれど、今でも使っているという様な物は無理に捨てる必要はありません。
使っている物は残すのも判別要因です。
方法⑪:統一感を持たせる
シンプリストの生活において重要になってくるポイントは統一感を持たせてあげることです。
全く系統の異なった家具で揃えられていたら、やはりごちゃっとした印象を抱きます。
また大きさや、装飾によっても可愛く思えたりスタイリッシュに見えたりと変わってきますよね。
全くイメージの異なった物を部屋に置いてしまうのは統一感がなくシンプリストとしては好ましくないのです。
方法⑫:自分のライフスタイルを確認する
シンプリストになるために、自分のライフスタイルを一度見つめ直しましょう。
自分のライフスタイルに合わない物を部屋に置いたり部屋に残しても、自分が暮らしにくくては意味がありません。
自分の生活の中で使用する物や不可欠に感じる物は必ず残しましょう。
そのためには自分の一日の生活スタイルを見つめ直すのが大事になってきますよね。
方法⑬:一人でリラックスできる場所を作る
シンプルに片付けながらも、一つの空間で良いですから自分が落ち着くと感じる空間や場所を作るようにしてください。
片付いていなくても問題はありません。
自分が心地よい、休めると感じる空間を作りましょう。
シンプルでありながらも、自分らしいスタイルで暮らすのがシンプリストの生き方ですから一つ自分だけのスペースを作ってみてください。
方法⑭:お気に入りや趣味の場所にこだわる
シンプリストの生活スタイルでも忘れては行けないのが自分のお気に入りや趣味です。
コレクションやお気に入りの物がある場合はしまい込むのではなく場所を作ってこだわりを見せましょう。
シンプルに整えられているからこそ、好きな物や趣味には全力でこだわるのです。
シンプリストの多くは、家具や部屋作りは素朴でも趣味にはこだわっている方が多いですよ。
方法⑮:他人に執着しない
シンプリストというのは部屋のこだわり以外にもあります。
自分の生き方にもあまり複雑さを感じさせずシンプルな考え方をしましょう。
人間関係に悩むことも、誰しもがあることですが自分以外の人にあまり執着しないように心がけてください。
他人との関わりも、自分が窮屈に感じるのであれば無理に関わる必要はありません。
シンプリストの参考例【部屋編】
シンプリストになる方法についてご紹介してきました。
では続いて、具体的なシンプリストの参考例をまとめましたので是非参考にしてみてください。
- モダンなお部屋
- ホワイトに揃えられた部屋
- 自然さを思わせるお部屋
参考例①:モダンなお部屋
まず一つ目はモダンなお部屋です。
シンプルで勝つ落ち着いた空間が演出できます。
現代的で、利便性に長けてしますし見た目もスタイリッシュでかっこ良く洗礼された雰囲気を醸し出すことができるでしょう。
余計な装飾もほとんどないので、ごちゃごちゃとしたイメージも抱きません。
参考例②:ホワイトに揃えられた部屋
シンプリストのお部屋のイメージとして、参考にしていただきたいのが白を基調にしたお部屋です。
ホワイト系やモノクロな色味は、まさにシンプルらしいデザインですよね。
キャラクターものや奇抜な色というのは、それほど大きくない家具であってもシンプル性に書ける部分がありますがモノトーンに揃えられているとそれだけでもすっきりとした印象を与えてくれるでしょう。
参考例③:自然さを思わせるお部屋
シンプリストのお部屋として、ご紹介するのが自然な心地よさを感じさせるお部屋です。
自然に囲まれた生活に憧れを抱く方もいますよね。
家具の一部として、観葉植物などをさりげなく取り入れてあげると、シンプルな生活の中でゆとりが生まれます。
自然の心地よさを感じながらの生活は、気持ち的にも楽になりますしリラックスできますよ。
シンプリストの参考例【キッチン編】
続いてはキッチン周りのシンプリストの参考例を見て行きましょう。
参考例の中から是非自分にあった物を見つけてみてくださいね。
- ログハウスをイメージ
- 配置をわかりやすく
- 収納を十分に活用する
参考例①:ログハウスをイメージ
ログハウスっぽさを思わせるキッチンは、洗礼されていてかつ生活感をあまり見せない雰囲気を醸し出します。
キッチンはごちゃごちゃとしているように見やすいため、キッチン周りをいかに見た目が煩く見えないようにするかが鍵でしょう。
収納系をログハウス家癒え揃えても良いですし、昨今では貼って剥がせるシートや、マスキングテープなどを使用するとキッチンのデザインを自分で変更することができます。
参考例②:配置をわかりやすく
シンプリストのキッチンとしておすすめしたいのが使う物の配置をわかりやすくすることです。
キッチンはどうしてもフライパンや包丁、ボウルにまな板などなどキッチン用品がたくさんありますよね。
しかしキッチン用品を減らすというのはなかなか難しいものです。
ましてや自炊を行う人であれば、こだわりの物だってありますから減らすのは上手く行かないでしょう。
ですので、キッチン用品を減らすのではなくただおきっぱなしにしていた物を置く場所を決めるだけでかなりすっきりして見えます。
現代ではキッチン用品向けの収納グッズも多数ありますから活用してみてくださいね。
参考例③:収納を十分に活用する
キッチンスペースというのはかなり収納のために作り込まれている場合が多いです。
元からある収納スペースを十分に活用しましょう。
特に賃貸などでは、気づいていなかった収納スペースがあったりもします。
仕切り版などを活用しながらキッチン用品をすっきり収納してみてください。
シンプリストの参考例【洋服編】
お部屋とキッチンを見てきたら、特に物で溢れやすい洋服の簡略化について見て行きましょう。
シンプリストらしい洋服の参考例をご紹介いたします。
- 収納箱の活用
- ボックスで区分ける
- 縦のスペースを活用
参考例①:収納箱の活用
自分が必要だと思ったお洋服は残しつつ、しっかりと収納箱を使って片付けるように心がけましょう。
床やクローゼットにそのまま放置してしまうのはシンプリストらしくありません。
クローゼットの下のスペースが空いているならば、衣装用の収納ボックス等を活用してください。
分け方として簡単なのは、季節によって分ける方法です。
衣替えの時期などに合わせて、今着るものとシーズンではない物を分けてください。
わかりやすく季節によって分けるだけでもかなりすっきりしますよ。
参考例②:ボックスで区分ける
衣装用のボックスを使って区分けてあげるとよりシンプリストらしいクローゼットになります。
またボックスに用途を記入しておけば、中に何が入っていて何に使うのかがわかりやすくなるでしょう。
何がどこにあるのかをしっかりと把握できれば、必要な物とそうではない物とを区分けることもできますから、洋服を減らすこともできるようになりますよ。
参考例③:縦のスペースを活用
クローゼットや押し入れなどのスペースは縦に空いたスペースを活用することでよりすっきりと片付けることができます。
特にクローゼットは下に物を置いても上のスペースが余りがちです。
突っ張り棒などを設置して、アウターやカーディガンなどのアイテムを引っ掛けられるようにすると場所の有効活用ができます。
またシワになってほしくないブラウスやTシャツなどもハンガーでかけておけますから便利です。
シンプリストの参考例【持ち物編】
シンプリストの参考例として最後にご紹介しますのはシンプリストの持ち物についてです。
豊かにしてくれる様なシンプリストの持ち物はどのようなものなのでしょうか?
- こだわりの物は必ず入れる
- 色の統一感
- 機能性の重視
参考例①:こだわりの物は必ず入れる
シンプリストに大事なのはまず自分の好きな物やこだわりのもを必ず入れることです。
コスメや香水、お気に入りの本など物は何でも良いでしょう。
自分がこれだけは外せないと感じているこだわりの物は常にカバンに入れておきましょう。
持ち物を簡略化させつつ、自分にとって大切な物は残すのがシンプリストのスタイルです。
参考例②:色の統一感
シンプリストの持ち物は色味の統一がされていることが多いです。
持ち物さえもごちゃごちゃとして見えることがありません。
筆記用具や財布など、自分が常に持ち歩いている色の系統が統一されていると何打が落ち着いて見えますよね。
色味の統一も一種のこだわりでもありますよ。
参考例③:機能性の重視
シンプリストの根本は実用性や機能性の重視です。
自分が使いやすいもの、便利だと思うものを重視して持ち歩いてみましょう。
ガジェットケースやノートパソコン用のカバンなどなど、昨今ではさまざまな便利な物が登場してきていますので、自分にとっての利便性を追求してみても良いですね。
おすすめのシンプルライフ本
99の持ちもので、シンプルに心かるく生きるというこちらの本は、生活の中で必要な物を99まで絞り込むコツについて示されています。
物に束縛されることなく、自分の心を豊かにできるそんな書籍です。
手放してみると見えてくる本質や、手放すことの難しさについて詳しく解説されています。
自分自身と向き合える様なそんな本です。
自分らしく物を残して上手にシンプリストになろう
何でもかんでも捨てるのではなく自分に必要な物は残すのがシンプリストとして重要なことです。
自分自身のココをと豊かにし、必要な物とそうではない物を仕分けることでより自分のスタイルを見つけられるかもしれません。
参考例を見ながら、自分にとってどんなスタイルや何を残すことがシンプリストとして豊かに暮らせるのか、今一度考え直す機会になるでしょう。