マスキングテープはいろいろな使い方がある!
もともとマスキングテープは、「マスク」という意味で「隠す」ために使われていました。
たとえば、塗装するときにインクが付いてしまう部分にのみテープを貼って、インクがかわいてから剥がす使い方が本来の使い方です。
ホームセンターには車の塗装に使われたり、養生テープのように粘着力が強いものなど色々なマスキングテープがあります。
今回紹介するのは、雑貨屋や100均で売られているようなデザイン性が高いマスキングテープです。
セロテープとは異なり、はがしやすいところが特徴のマスキングテープ。
手帳やカードをデコレーションしたり、ラッピングで使ったり、アクセサリーに加工するなど、楽しい使い方がいっぱいです。
マスキングテープのおすすめの使い方5選!
まずはマスキングテープのおすすめの使い方を紹介します。
貼るだけなのでどなたでも、簡単にできます。
- 手帳をデコる使い方
- アルバムをデコる使い方
- 色紙をデコる使い方
- ラベリングテープにする使い方
- ビニール傘の目印にする使い方
マスキングテープのおすすめの使い方①:手帳をデコる使い方
手帳はマスキングテープと同じ紙媒体なので、相性抜群の組み合わせです。
大事な予定や記念日のところに目立つマスキングテープで印をつけましょう。
もちろん、なんとなくかわいいからマスキングテープを貼ってみてもOKです。
手帳がかわいければ、毎日手帳を開く楽しみにもなります。
マスキングテープのおすすめの使い方②:アルバムをデコる使い方
スクラップタイプのアルバムなら貼り付けるテープとして使えます。
イベントごとにマスキングテープで囲ってみたり、色々試してみましょう。
日にち、イベント、メッセージなどをラベリングするときにもマスキングテープが使えます。
マスキングテープの柄を揃えると統一感があるアルバムになります。
マスキングテープのおすすめの使い方③:色紙をデコる使い方
色紙にマスキングテープをリボンのように貼りましょう。
写真などとコラージュすると華やかな色紙になります。
絵心やセンスに不安があり色紙づくりに悩むときも、デザイン性が高いマスキングテープに頼ってしまいましょう。
色紙のふちをマスキングテープでぐるっと囲むだけでも、かわいくできますよ。
マスキングテープのおすすめの使い方④:ラベリングテープにする使い方
ラベリングテープとして使うのもおすすめです。
マスキングテープは貼ってはがせる素材なので、再利用したい瓶やケースに貼ると便利です。
たとえば冷蔵庫の保存容器に、日にちを書き入れたりするのに使えます。
100均のサンプルケースなど、直接マジックで書きにくい素材にもマスキングテープを使えばラベリングできます。
マスキングテープのはじの部分をめくっておいて、はがしやすくしておきましょう。
マスキングテープのおすすめの使い方⑤:ビニール傘の目印にする使い方
みんなが持っているビニール傘は間違えやすいです。
そんなつもりはなくても、他の人の傘をうっかり間違えて使ってしまった人もいるのでは?
マスキングテープを傘の持ち手に貼っておけば、間違える心配を減らせます。
マスキングテープの柄はとてもたくさんあるので、他の人とかぶる確率はかなり低いでしょう。
マスキングテープの便利な活用法5選!
マスキングテープの実用的な使い方を紹介します。
仕事や生活、パーティーでもマスキングテープが活躍します。
- インデックスとして活用する使い方
- 付箋代わりにする使い方
- クリップと組み合わせてしおりにする使い方
- パーティーで使う紙コップなどの目印にする使い方
- 果物などの表面をデコる使い方
マスキングテープの便利な活用法①:インデックスとして活用する使い方
マスキングテープは薄いので、インデックスとして使ったときにかさばりにくいです。
ページを挟み込むように手帳やルーズリーフの端に貼りましょう。
重要なページに付けておいて、必要なくなったらいつでも剥がせます。
普通のインデックスなら強くはり付きすぎてしまって、ページが破れることも。
マスキングテープの便利な活用法②:付箋代わりにする使い方
付箋は貼り付ける部分が少なく、すぐはがれ落ちてしまうことがあります。
重要なメモなら、しっかり貼りついてくれないと安心できません。
マスキングテープなら全面が貼りつくので、安心です。
少し多めの伝達事項でも、長めに切って書き込めば、グチャグチャに詰め込まなくてすみます。
デザインがかっこいいマスキングテープなら、雑然とした中でも見つけやすいのも助かります。
なお、テープのはじの部分を少しめくっておくと、はがすときにらくちんですよ。
マスキングテープの便利な活用法③:クリップと組み合わせてしおりにする使い方
クリップと組み合わせてしおりを作りましょう。
普通のゼムクリップに巻き付けるだけです。
インデックスのように利用することもできます。
マスキングテープの便利な活用法④:パーティーで使う紙コップなどの目印にする使い方
パーティーで使い捨ての紙コップやお皿を使う時、持ち主がわからなくなりがちです。
マスキングテープで自分のものに目印をつければ、自分のものが一目瞭然!
もともと色分けしてある使い捨ての食器も売ってはいますが、この方法なら普通の食器も活用できます。
マジックで名前を書いてもらうより、マスキングテープをちぎって貼ったほうが早いです。
色々マスキングテープを用意しておけば、子どもだって楽しみながら貼ってくれます。
マスキングテープの便利な活用法⑤: 果物などの表面をデコる使い方
パーティーで果物をテーブルに出すとき、飾り切りができなくても個性的に演出することができます。
りんごやバナナなど、皮をむいて食べるものならマスキングテープでデコれます。
マジックで表面に書き込むこともできますが、食べるものと考えるとマスキングテープのほうが安心でしょう。
マスキングテープのおしゃれな使い道5選!
マスキングテープのおしゃれな使い道について紹介します。
賃貸住宅の壁や、素材的に無理だろうとあきらめているものまで、マスキングテープで飾れます。
- ウォールデコへの使い方
- ノートの背表紙をデコる使い方
- 爪楊枝に貼ってお弁当のピックにする使い方
- マスキングテープでイラストや文字を描く使い方
- ランプシェードに貼る使い方
マスキングテープのおしゃれな使い道①:ウォールデコへの使い方
賃貸住宅だとどうにもならないと思い込んでいる壁。
マスキングテープなら、引っ越すときに壁をもとどおりにできます。
ポイントは、幅が広めのマスキングテープを使うことと、はがすときはゆっくり慎重に行うことです。
幅が狭いマスキングテープだと何度も往復して貼るのが大変です。
壁紙用のマスキングテープでも、場所によっては1年程度たつと粘着力が強めになることも。
勢いよく引っぺがすと、ビニールの壁紙が破壊されることもあります。
マスキングテープのおしゃれな使い道②:ノートの背表紙をデコる使い方
ノートの背表紙もマスキングテープでデコりましょう。
自作ノートもマスキングテープで作れます。
マスキングテープのおしゃれな使い道③:爪楊枝に貼ってお弁当のピックにする使い方
キャラ弁当が無理でも、マスキングテープでかわいいお弁当にできます。
爪楊枝に巻き付けてフラッグのようにカットすれば、自作のお弁当ピックが完成。
一本のマステと爪楊枝で何本もつくれるのでコスパ抜群です。
マスキングテープのおしゃれな使い道④:マスキングテープでイラストや文字を描く使い方
マスキングテープ自体でイラストや文字を描いてみましょう。
すでにある壁を生かせます。
マスキングテープのおしゃれな使い道⑤:ランプシェードに貼る使い方
マスキングテープは薄手なので、光が透けます。
シンプルなランプシェードに貼り付ければ、暗闇で素敵なデザインが浮かび上がります。
クリスマスの電飾を、マスキングテープでバルーンのようにくるむという活用方法もあります。
色とりどりに光るバルーンにすると、かわいさが際立ちます。
窓ガラスに貼る専用のマスキングテープもあります。
紫外線をやわらげ、目隠しもしてくれる実力派ですが、かわいいので生活感を出しません。
もちろんきれいにはがせるので、賃貸住宅でも問題なし!
マスキングテープを使ったアクセサリーもおしゃれ!
DIYではおしゃれなアクセサリーはできないのではと思っていませんか?
すでにおしゃれにデザイン済みのマスキングテープを使ってアクセサリーを作りましょう。
- デコパージュでスマホケースなどをデコる使い方
- プラ板アクセサリーをアレンジする使い方
- ネイルアートへの使い方
- UVレジンアクセサリーへの使い方
- くるみボタンにアレンジする使い方
マスキングテープを使ったアクセサリー①:デコパージュでスマホケースなどをデコる使い方
透明なスマホカバーにマスキングテープを貼り付けるだけでもいいですが、より長持ちさせるならデコパージュしましょう。
スマホケースは平らな部分が多く、初めてデコパージュする人でも比較的取り組みやすいです。
マスキングテープなら貼り付けながらデザインを考えられ、シワになっても剥がしてやり直せます。
マスキングテープを使ったアクセサリー②:プラ板アクセサリーをアレンジする使い方
100均でも売っているプラバンとのアレンジです。
縮めたプラ板に、マスキングテープを貼り付けます。
貼り付けたあとは、UVレジンでコートして、ツヤツヤさせるのがおすすめです。
マスキングテープを使ったアクセサリー③:ネイルアートへの使い方
ネイルアートにもマスキングテープが使えます。
全部マスキングテープを貼らなくても、ワンポイントで使うこともできますよ。
キャラクターなどを切り抜いて使ってもOKです。
おすすめなのは、直線的なデザインです。
指の先に貼り付けてると、きれいなラインのフレンチネイルに。
塗りムラも心配不要です。
マスキングテープを使ったアクセサリー④:UVレジンアクセサリーへの使い方
UVレジンアクセサリーに使えます。
UVレジン、マスキングテープ、UVレジンという風に重ねて固めていくと、透明感のあるキラキラアクセサリーができます。
ラメや押し花なども使って、立体的にコラージュするイメージでやってみましょう。
太陽光で固まるUVレジンもあるので、特別な機械がなくても時間をかければ作れます。
マスキングテープを使ったアクセサリー⑤:くるみボタンにアレンジする使い方
くるみボタンは薄い素材てボタンの表面をコーティングして作ります。
100均でもくるみボタン作成キットが売っています。
実はくるみボタンは、かわいいチラシやお菓子の包み紙、そしてマスキングテープでも作れます。
最小サイズのくるみボタンなら、数センチ程度のマスキングテープがあれば作れますよ。
マスキングテープはラッピングにもおすすめ
粘着力があるマスキングテープなら、デコと梱包の一石二鳥の使い方ができます。
ただ貼るだけではない、立体的なラッピング方法のコツがわかりますよ。
- ラッピングリボンにアレンジする
- ロゼッタ風にアレンジする
- 小さいガーランドにアレンジする
- 袋の口を留める
- メッセージカードに貼る
マスキングテープを使ったラッピング術①:ラッピングリボンにアレンジする
立体的なかわいいちょうちょリボンが作れます。
ポイントは、リボンにしたマスキングテープの輪っかの部分を膨らませることです。
マスキングテープを二枚貼り合わせて細長いテープにします。
テープを輪っかにして、真ん中を固定します。
真ん中をテープで巻くときに、中心部分をつぶして厚みを出すようにすると立体感が出ます。
本物のリボンのように、巻き付けた部分をキュッとつぶしておきましょう。
マスキングテープを使ったラッピング術②:ロゼッタ風にアレンジする
ちょうちょリボンの要領で、リボンの部分が長めになるように8~10本程度作ります。
リボンを組み合わせて、お花のような形にして、中心部分にシールや折り紙をはりつけるとロゼッタの完成です。
マスキングテープを使ったラッピング術③:小さいガーランドにアレンジする
糸や、ビーズ細工に使うワイヤーなどに、ひし形に切ったマスキングテープを貼り付けていくとガーランドができます。
マスキングテープを切り抜くときは、クリアファイルに貼り付けてからファイルごと切ると簡単です。
あとでシールのようにファイルを剥がして使いましょう。
マスキングテープを使ったラッピング術④:袋の口を留める
超シンプルなラッピングテクニックです。
袋の口をテープではなくラッピングテープで固定するだけです。
小分けのお菓子を大量に用意するときなど、同じものを大量につくりたいときにおすすめです。
マスキングテープを使ったラッピング術⑤:メッセージカードに貼る
メッセージカードにマスキングテープを貼るのも簡単なテクニックの一つです。
普通の厚紙を名刺サイズに切っただけでも、テープを貼るだけで特別感を出せます。
おすすめのマスキングテープ活用本
スクラップブッキングという、写真を使ったデコブックの作り方を教えてくれます。
デコの方法だけではなく、写真の効果的な取り方や、スクラップブッキング向きの材料がどこで買えるかなど、初心者にもやさしい内容が魅力的です。
テンプレートもついています。
自分で型紙を切り抜く必要がなく、統一感ある切り抜きができますね。
ポップアップなど、立体的に見える工夫や小物使いも参考になります。
スクラップブックに使えそうな雑貨屋がわからない人は、通販サイトの紹介も参考にしましょう。
デコる以外にもマスキングテープを使ってみよう!
マスキングテープには、おしゃれさと実用的な部分を兼ね備えた使い道がたくさん!
貼ってはがせるので、失敗してもやり直しがきく部分も魅力的です。
普通のセロテープより粘着力は負けるかもしれませんが、貼ってはがせる部分とおしゃれさに着目すれば楽しいアイテムです。
部屋や日用品が味気ないと感じたら、マスキングテープでイメージチェンジしてみましょう。