ティッシュを一緒に洗濯!一度はやったことがあるはず
ティッシュを一緒に洗濯したことがある人は、大勢います。
ツイッターでもティッシュによる洗濯トラブルが多数報告されています。
ティッシュが無数に散らばった洗濯物を見ると絶望的な気持ちになるでしょう。
手でつまんでティッシュを取り除こうとするとイライラしてきますし、あきらめてもう一度洗濯機を回しても時間がかかります。
なるべくストレスを感じずに、ティッシュを取り除けたら嬉しいですね。
この記事では、洗濯機の機能や柔軟剤、ガムテープなどの日用品を使って簡単にティッシュを取り除く方法を説明します。
洗濯機にこびりついたティッシュを取り除く方法もあるので、参考にしてください。
ティッシュを洗濯機で回した時はもう一度洗濯するしかない?
ティッシュを洗濯機で回したときに、まず一番目に思いつくのがもう一度洗濯すべきか?ということでしょう。
ティッシュを手で取ってから洗濯し直すかという点も悩みどころです。
結論をいうと、もう一度洗濯する必要はありません。
ティッシュを取り除くことが目的なので、洗剤を使って衣類を洗い直す必要はないのです。
ただし、水で洗い流すというのは、ティッシュを落とすのに効果的です。
洗濯機でなくても、水の中でジャバジャバ洗えばティッシュは落ちます。
シャワーの勢いで洗い流すという手もあります。
時間がない時は、洗濯機のすすぎ機能を使うのがおすすめです。
洗濯機のすすぎ機能と柔軟剤を使った技はのちほど紹介します。
ティッシュを洗濯してしまった時の4つの対処法
ティッシュを洗濯してしまった時の4つの対処法を紹介します。
洗濯機のタイプによって、おすすめの対処法が異なります。
- ドラム式洗濯機の乾燥機能を使う
- 干して乾かしてからガムテープで取る
- 生ゴミのネットなどで擦って取る
- 酢ですすぐ
対処法①:ドラム式洗濯機の乾燥機能を使う
自宅の洗濯機がドラム式洗濯機ならば、乾燥機能を使うのが一番簡単です。
ドラム式洗濯機でカラカラに乾かせば、ティッシュは落ちやすくなります。
水にぬれた状態だとティッシュの繊維が服の凹凸に密着しやすいので取れにくいのです。
日立やパナソニックなどドラム式乾燥機のメーカーをお持ちの人は、乾燥前後の様子を比較してみて下さい。
対処法②:干して乾かしてからガムテープで取る
ドラム式洗濯機がない人もいるでしょう。
コインランドリーに持っていくのもいいですが、生乾きの洗濯物を大量に持ち運ぶのは辛いです。
また、大事に使いたい服の場合は、乾燥機能を使うことがためらわれる場合もあるでしょう。
ジーンズなど丈夫な素材ならともかく、繊細な素材をドラム式で乾燥することは不安があります。
乾燥機能が使えない時は、普通に干した後にティッシュを取り除くこともできます。
ガムテープやカーペット掃除に使うコロコロなど、粘着質のもので取りましょう。
対処法③:生ゴミのネットなどで擦って取る
生ゴミの水分を取るネットや、野菜を入れるネットで擦ってもティッシュは取れます。
この方法も乾かした後にやりましょう。
ネットの細かい網目にティッシュが絡まりやすく、手でつまんでいくよりも効率よく作業ができます。
対処法④:酢ですすぐ
柔軟剤を使ってティッシュを取り除くという方法は有名ですが、柔軟剤を持っていない人もいるでしょう。
柔軟剤の代わりに、酢でも代用できます。
酢をコップ一杯洗濯槽に入れてすすぎと脱水を行います。
酢をいれても洗濯槽や衣類は無事で、酢の臭いがつくこともありません。
重曹と酢を使ったエコな掃除方法が着目されていますが、酢には、洗浄効果があります。
酢で洗濯すると洗濯槽のカビを防止する効果があります。
また、生乾きの洗濯物の臭いを抑える効果も期待できます。
ティッシュが洗濯物に絡んだ時以外にも、酢を洗濯に使うことは、このようにメリットがたくさんあります。
ヒルナンデスでも紹介された柔軟剤を使う方法
テレビでも「あさイチ」、「ソレダメ!」などの情報番組でティッシュを洗濯した時の対処法がたくさん紹介されています。
今回は「ヒルナンデス」で紹介された柔軟剤を使ってティッシュを取り除く方法を紹介します。
この方法では、ティッシュがついた洗濯物を柔軟剤をいれてすすぎ、脱水します。
すすぎと脱水はそれぞれ1回でOKです。
汚れはすでに落ちているため洗剤を入れて回す必要はありません。
すすぎと脱水だけならそれほど時間がかからないのも、嬉しいところです。
柔軟剤は衣類の表面をコートして、衣類とティッシュの間にはたらく静電気を和らげます。
また、柔軟剤という名前だけあって衣類の繊維の毛羽立ちを柔らかく抑えてくれるため、ティッシュがひっかかりにくくなります。
この柔軟剤を使ってティッシュを取り除く方法のポイントは、脱水後に取り出した時点ではティッシュが衣類の表面に残っていることです。
水でぬれた状態では、ティッシュが衣類の凹凸に入り込みやすくなっているので効果を実感できません。
干して乾かすと、きちんとティッシュは取れやすくなっているので改めて効果を確認してください。
洗濯機のケアはどうしたらいい?
洗濯機のケアは、洗濯機の種類によって異なります。
乾燥機能がない縦型洗濯機の場合は、洗濯機に水をためて回してティッシュを浮かせます。
浮いてきたティッシュをザルのようなものですくいます。
ゴミを集めるフィルターにもたくさんのティッシュが入っていると思われるので、忘れずに取り除きましょう。
ドラム式洗濯機の場合は、乾燥させてからゴミを取り除きます。
ドラム内が乾いた状態で、ドラム内をチェックします。
乾燥直後はドラム内は高温になっているため、ある程度時間がたってからティッシュを取り除きましょう。
蓋の周りのゴム付近もよくチェックしてください。
濡れたティッシュのゴミが、隙間に入り込んでいる可能性が高いです。
排水口のゴミの受け皿も掃除しておきましょう。
ドラム式洗濯機は、ゴミが詰まっていると乾燥能力が低下します。
生乾きのホコリやゴミがあると清潔とも言い難いので、ティッシュを洗濯したときに限らず頻繁に掃除をしておきましょう。
おすすめの洗濯の本
手洗いではあるまいし、洗濯は洗濯機にまかせておけばいいと考えている人におすすめの本です。
ワイシャツなど仕事で使う大切な服やオシャレ着を、頻繁にクリーニングに出していた人は、ぜひ読んでみてください。
洋服を長くきれいに使うためのコツが細かくかかれています。
赤ちゃん用の服や、厚手の上着や毛布の洗い方まで解説されています。
初めて一人暮らしをするので、家事を一から学びたいという人も、読んでおいて損はないでしょう。
乾燥機能を使えるかで対処法を考えよう!
ティッシュを洗濯してしまった経験は、多くの人がもっています。
落ち着いて対処すれば大丈夫です。
ドラム式洗濯機の場合は、乾燥機能を使うのがおすすめです。
乾燥機能を使いたくない場合は、柔軟剤ですすぎ・脱水をしてから普通に干す方法が簡単です。
水にぬれた状態では効果を確認しにくいので、干して乾かしてから改めて効果を確認してください。
最後に、洗濯槽の掃除も忘れずにやっておきましょう。