子供用立体ガーゼマスクの作り方と無料型紙ダウンロードサイトをご紹介
ベトナムマスクのような立体マスクは、シンプルで少し怖い印象をもつ人もいるでしょう。
市販のマスクだと鼻や口がでっぱった印象で、黒や白など味気ない色味が多いです。
使い捨てのマスクで女性・子ども用にピンクの立体マスクもありますが、やや値が張る商品なので頻繁に買うにはお財布に負担がかかります。
立体マスクは鼻や口の呼吸が楽になる便利アイテムなので、お気に入りのガーゼマスクでかわいく、かっこよくきめましょう。
立体マスクを使うことで、息に含まれる水分が鼻や口をしっかり加湿してくれます。
ガーゼマスクならば着用したあとに何度も洗って使えるので、経済的で清潔です。
洗濯する手間を考えると、何枚か作っておくのがおすすめです。
特に、鼻水をうまくかめない子供の場合、鼻水でべたべたになってしまうため、一日何回でも取り替えたく感じる場合もあります。
ガーゼマスクは素材がふんわりしたイメージなので、立体にできるのか心配ではないでしょうか。
立体感を出す作り方のためには、接着芯を使うのがポイントです。
接着芯を使うと厚みが出るので、ミシンが手元にない人は少々難易度が上がります。
マスクの表布にリネンなどややしっかりめの布を選び、アイロンがけをしっかりするだけでも形を整えやすくなりますよ。
また、鼻のまわりにワイヤーを入れる、しっかりした作り方もあります。
この作り方は、ワイヤーが崩れないように洗濯するときや持ち運びに注意しましょう。
無料で型紙がダウンロードできるサイトを紹介します。
大人用と子供用の型紙がダウンロードできますので、おそろいで作ってみるのはいかがでしょうか。
また、立体マスクの作り方の手順やポイントを詳しく解説したサイトも紹介します。
こちらも作り方の参考にしてください。
立体布マスク(ガーゼマスク)
100均の材料を使ったガーゼマスクの作り方10選
100均の材料を使って作るガーゼマスクの作り方を紹介します。
布だけではなく、マスクをデコれるアイテムも100均で見つけましょう。
- ダブルガーゼを使った6重ガーゼマスク(水通し)
- ダブルガーゼを使った6重ガーゼマスク(製作)
- 手ぬぐいを使ったガーゼマスク
- カットクロスを使ったガーゼマスク
- キャラクター布を使ったガーゼマスク
- 刺繍糸を使ったガーゼマスク
- ワッペンを使ったガーゼマスク
- レーステープを使ったガーゼマスク
- 貼れる布を使ったガーゼマスク
- マスク用ゴムを使ったガーゼマスク
100均の材料を使ったガーゼマスクの作り方①:ダブルガーゼを使った6重ガーゼマスク(水通し)
ガーゼは水を吸って縮むことが知られています。
ガーゼマスクはひんぱんに洗って使うことでしょう。
洗ったときに縮んで、形が崩れないように水通しをしてからマスクを作る方が無難です。
水通しの方法は、マスク以外にもガーゼを使った小物を作るときに応用がききます。
赤ちゃん用のスタイなど、少し縮んだだけで首回りがきつくなってしまう小物もあります。
水通しは、たらいなどに水をいれ、ガーゼをつけるだけなので、布を裁断する前にぜひ、やっておきましょう。
取り出したら干して、ちょっと湿っているような状態でアイロンがけをすれば完成です。
100均の材料を使ったガーゼマスクの作り方②:ダブルガーゼを使った6重ガーゼマスク(製作)
水通しをした100均のダブルガーゼを使った、定番のマスクの作り方を紹介します。
ダブルガーゼを中表にして縦半分に折ります。
長い筒状になるように縫い合わせ、表の面をひっくり返します。
机に置いて、ぴったり長方形の形になるように丁寧にアイロンをかけます。
アイロンをかけるときに、ミシンで塗った面を長方形の真ん中にくるようにしておきましょう。
アイロンをかけないと、マスクの形がいびつになってしまいます。
長方形の左右の端をそれぞれ端ミシンをかけておきます。
ミシンがない人は無理にかけなくても大丈夫なので、あとで耳にかけるゴムを通すときに丁寧に縫うようにしましょう。
長方形の布を三つ折りにして、マスクの形にします。
最後にマスクのゴムを通して完成です。
マスクのゴムを通すのには市販のひも通しでもいいですし、なければヘアピンを使っても代用できます。
ひも通しもヘアピンも100均で買えます。
100均の材料を使ったガーゼマスクの作り方③:手ぬぐいを使ったガーゼマスク
手ぬぐいも100均で売っている布の一つです。
手ぬぐいを表布に使い、裏ガーゼにして仕上げましょう。
手ぬぐいは面積が大きいのでマスク数枚分くらいできます。
余った布でマスク入れやティッシュ入れを作ることもできるでしょう。
100均の材料を使ったガーゼマスクの作り方④:カットクロスを使ったガーゼマスク
カットクロスも100均素材のなかではおすすめです。
薄手で50cm程度の扱いやすいサイズの布なので、縫いやすいです。
100均の材料を使ったガーゼマスクの作り方⑤:キャラクター布を使ったガーゼマスク
キャラクターを使った布は、手芸センターで購入すると結構値がはります。
マスクのようなサイズの布なら、100均でもキャラクターものが買えます。
コスパ抜群なので、多くのキャラクターものに手がだせます。
利用しない手はありません。
100均の材料を使ったガーゼマスクの作り方⑥:刺繍糸を使ったガーゼマスク
小学校高学年くらいになってくると、キャラクターものは卒業したいという人もいるでしょう。
かわいくデコレーションするときにも100均の素材が使えます。
100均の刺繍糸を使って、名前やワンポイントを刺繍する作り方はいかがでしょう。
薄手なガーゼマスクなら刺繍針が通りやすいです。
裏に縫い目が出てしまうと、肌にすれて気持ちが悪い場合があります。
刺繍をしてからガーゼを重ねて縫い合わせる作り方だと、裏の縫い目がマスクのなかに入って装着時の違和感が減ります。
100均の材料を使ったガーゼマスクの作り方⑦:ワッペンを使ったガーゼマスク
100均はワッペンも充実しています。
アイロンプリントでもいいですが、洗濯に耐えうるように縫い付けるのもおすすめです。
100均の材料を使ったガーゼマスクの作り方⑧:レーステープを使ったガーゼマスク
女の子なら、レーステープをつけるのはいかがでしょう。
ゴムを通す部分の近くなど、通気性を妨げない部分につけます。
100均のレーステープは、シールタイプではないものが多いです。
布用ボンドを使ってくっつけ、ところどころ縫い付けるともちがよくなります。
マスクに使うだけでは、相当な長さが残ります。
日用品のワンポイントに使ってみてはいかがでしょう。
100均の材料を使ったガーゼマスクの作り方⑨:貼れる布を使ったガーゼマスク
裏にシールがついている「貼れる布」が売っています。
自分で好きな形に切って貼り付ければいいので、簡単にデコレーションできるでしょう。
小さい子供相手なら、ワンポイントの形を一緒に決めると、いっそう気に入ってくれるマスクができます。
布はチリメンやフェルトなど、マスクの素材とはだいぶ異なるものもあります。
貼り付けただけの作り方だと洗濯で取れる可能性が高いので、縫いつけておきましょう。
シールが仮止めしてくれているので、まち針を使わなくても、縫い付けは比較的楽にできます。
100均の材料を使ったガーゼマスクの作り方⑩:マスク用ゴムを使ったガーゼマスク
マスク用のゴムも100均にあります。
100均とはいえ、長さが3m~4m程度のゴム紐なのでマスクに換算すると10枚近く作れるでしょう。
ひも通しがついているものもあるので、マスク用のゴムは大変コスパが良い商品です。
プリーツ型ガーゼマスクの作り方
プリーツマスクは、じゃばらのように折りたたんだ部分があるマスクです。
何もしない時は平面ですが、装着してじゃばらの部分を指で広げると、鼻や口の回りに空間ができます。
ガーゼの布を2枚折にし、マスクの形に整えて縫います。
ガーゼを中表に合わせて、長方形の三辺のみ縫いとめ、あいている部分から表布が見えるようにひっくり返します。
あいた部分は、鼻を当てる部分になります。
市販のマスクから鼻の部分のワイヤーを抜き取ったものを組み込んでから閉じます。
市販のマスクのプリーツを参考に、マスクの布を細かく折っていきます。
まち針で留め、ミシンで横の部分を縫ってプリーツを作ります。
プリーツをきっちり作るにはアイロンがけがかかせません。
横の部分しか縫い留めていませんが、アイロンで押さえることで真ん中の部分までプリーツができます。
両端の部分を折り、紐を通して完成です。
手縫いでもいいですが、鼻のワイヤーを入れる部分や、プリーツで折り重なった布の部分などを縫うことを考えるとミシンがあったほうが作りやすいでしょう。
詳しい作り方は以下の動画も参考にしてください。
リバーシブルガーゼマスクの作り方
リバーシブルガーゼマスクのいいところは、両面がガーゼ素材なことです。
長いガーゼを折りたたんで使ってもいいですし、表裏別のガーゼを使ってもかわいいです。
子供が自分でぱぱっと装着すると、ガーゼではない方をうっかり顔に当てていることもあるでしょう。
両面ガーゼならそのような失敗はありません。
両面を同じ1枚のガーゼで作るなら、さきほど紹介した6重ガーゼのマスクのような作り方でOKです。
長方形に布を折りたたんで3つ折りにするという簡単な作り方で、手縫いでもできます。
両面を異なるガーゼの布で作る場合は、少し複雑になります。
表のガーゼ、裏のガーゼ両方をカットします。
寸法は表布が17cm四方、裏布を17cm×11cmです。
中表に合わせてミシンで縫い合わせ、筒状のものができます。
筒を半分に折って折り目をつけ、その線にむけて両端を折り返します。
この時点で表布がが表面にでてきますが、柄が半分に分かれている状態でまだ完成ではありません。
アイロンをかけてマスクの形を整えたら、もう一度マスクの内側が見えるようにひっくり返します。
ついに、リバーシブルマスクの完成です。
表の布が、裏面にまわりこんでいるのを確認してください。
マスクのゴムを取り付けて完成です。
ひっくり返す方法が難しいので動画を確認しつつ作ることをおすすめします。
おすすめのウイルス・花粉対策グッズ
あらいぐまがトレードマークの手ピカジェルのなかでも、ウィルス対策に強い威力を発揮するのがこの商品です。
アルコール除菌というと手荒れが心配な人もいるでしょうが、このジェルはなめらかに広がり、乾燥したりつっぱることはありません。
くしゃみを手でつい抑えたり、ショッピングモールでトイレやドアノブを触ったり、手の指にはウィルスがたくさんついています。
きれいにケアしてウィルス対策をしていきましょう。
ジェルタイプなので、手のひらからこぼれ落ちにくく使いやすいです。
速乾性なので、べたつくこともなく爽快な使い心地です。
お気に入りのガーゼマスクでしっかりウイルス・花粉対策しよう!
お気に入りの布を選んでガーゼマスクを作りましょう。
マスクの表・裏の両方ともガーゼマスクでなくても大丈夫です。
顔がふれない表の素材は、手ぬぐいやリネンなど固めで通気性のいい布を利用してもいいでしょう。
固めの布は、型崩れしない点もマスクに向いています。
100均の素材でも、ミシンが無くても手軽に作れるガーゼマスク。
ファッション感覚で自然と身に着けられるように、趣味に合ったマスクを手作りしてみてください。