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2019/04/12

しめじをおいしく保存する方法は?パックのまま保存するのはNG

美味しくて保存方法も色々あり、菌活として注目されている食材のしめじですが、実際どうやって保存するのが一番いいのかと悩む方は多い傾向にあります。
そこで今回は保存方法別にしめじの保存する際のポイントをまとめました。

しめじの保存の際に注意すべきところを押さえることで、保存期間も伸びますので、ぜひ参考にしましょう。

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しめじはパックのまま保存するのはNGって本当?

しめじ

知らない方も多いのですが、実はしめじは購入してきたときのままパックに入った状態で保存するのはNGなんです。
理由のひとつとして、保存期間が短くなってしまうことが挙げられます。

なぜパックのまま保存すると保存期間が短くなるのかというと、意外にもしめじ自身から少しづつ抜けていく水分による湿気でしめじの傷みが早くなってしまうのです。
そのため、パックのまま保存してしまうと保存期間がぐっと短くなりせっかく買ったしめじのおいしさも失われやすくなってしまうので止めましょう。

<下に続く>

しめじの保存方法は冷蔵・冷凍・乾燥の3つ!

しめじと野菜

ここからはしめじの保存方法をご紹介していきます。
長く美味しさを保てるポイントもあるので参考にしましょう。

  1. 冷蔵方法
  2. 冷凍方法
  3. 乾燥方法

しめじの保存方法①:冷蔵方法

基本的に冷蔵方法による保存は、ここで挙げている保存方法の中では一番保存期間が短いものになります。
また、しめじの種類によっても冷蔵保存が可能な期間が違うので、しめじの状態をみながら保存期間の判断をするとよいでしょう。

冷蔵保存する際のポイントは、近日中に使うときのみ冷蔵保存を選択することと野菜室を使うことです。
また、使用する物はキッチンペーパーと食品用ポリ袋で、しっかりと湿気対策をしつつ冷蔵による温度の変化が大きくなりすぎないように野菜室を使用すると冷蔵保存がしやすいですよ。

しめじの保存方法②:冷凍方法

最近注目されている保存方法のひとつに冷凍保存があります。
しめじなどのキノコを冷凍保存するとうまみ成分のグルタミン酸やグアニル酸がぐっと増えるので調理した際にしっかりとキノコのうまみを味わえる保存方法です。

また、冷蔵保存に比べて保存期間が延び、約2週間ほど保存できるので安いときに買いだめをしても使い切ることができるので安心です。
さらに、下処理をしてから冷凍することで切ったり割いたりといった手間がかからないので時短になり、時間がないときにも使いやすいしめじの保存方法です。

しめじの保存方法③:乾燥方法

しめじの保存方法の最後は、乾燥方法です。
いわゆる干ししめじのことをさすのですが、意外にも簡単に作ることができる上、保存方法としては一番保存期間が長いので、しめじのおいしさを長く楽しみたい方にはこちらがおすすめです。

乾燥することでしめじは水分がしっかりと抜けるので、保存する際に気にしなければいけない湿気もないため、干した後は密閉容器に入れて保存すればOKです。
常温で約3週間ほどの保存ができるので、長持ちしますし、乾燥したことでうまみ成分もアップしているので料理の味もグレードアップしてくれますよ。

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しめじを冷蔵保存するときのポイント

キノコの保存方法

しめじの冷蔵保存の際のポイントをご紹介します。
基本的な保存方法のポイントもあるのでチェックしましょう。

  1. 湿気に気を付ける
  2. 汚れは洗わず拭き取る
  3. 野菜室に入れて保存する

しめじを冷蔵保存するときのポイント①:湿気に気を付ける

しめじを冷蔵保存するときには、しっかりと湿気対策をしてから保存することが必須です。
湿気対策がなぜ大切かというと、しめじ自身から出る水分によって鮮度がどんどん失われてしまう上に余分な水分が付いたままだとおいしさも損なわれてしまうのです。

そのため、保存期間を長くして美味しく食べるためには湿気対策が必須なのです。
といってもその方法はとても簡単で、キッチンペーパーにくるむだけでOKなんです。

ですが、冷蔵庫内のほかの野菜の水分がついてしまうと同じように長持ちはしないので、さらにポリ袋に入れて湿気対策をしてから冷蔵保存しましょう。

しめじを冷蔵保存するときのポイント②:汚れは洗わず拭き取る

こちらは実践している方も多い傾向にありますが、しめじだけでなくキノコ全般はこのように汚れは洗わずにふき取りましょう。
他の野菜と同じように洗ってしまうと、キノコのうまみ成分も一緒に流れていってしまうので美味しさが減ってしまいます。

そういったことを防ぎ、美味しくしめじを食べるためにも汚れはふき取るようにしましょう。
汚れをふき取る際には、石づきが付いたままだとやりにくいので、石づきを取って適度な大きさに割いてから拭くとやりやすいですよ。

しめじを冷蔵保存するときのポイント③:野菜室に入れて保存する

しめじを冷蔵保存するときには、冷蔵庫内の野菜室に保存するように気を付けましょう。
通常の冷蔵庫内だと、臭いが強い食品や水分が多い食品も入っている場合があり、その際には湿気対策がうまくいかなかったりすることあります。

また、野菜室でない冷蔵庫内は、中に入っているものの量によって温度が変わってしまう場合もあり、冷えすぎてしまうこともあります。
一定温度を保つことや湿気対策をしっかり有効に働かせるために、野菜室での保存をするようにしましょう。

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しめじを冷凍保存するときのポイント

キノコのおすすめ保存

しめじを冷凍保存する際のポイントをまとめました。
冷蔵保存と同じポイントもありますが、注意すべき点なのでしっかりおさえましょう。

  1. 洗わないで汚れを拭いて落とすこと
  2. 新鮮なうちに保存すること
  3. 使いやすいように割いてからもしくは切ってから保存すること

しめじを冷凍保存するときのポイント①:洗わないで汚れを拭いて落とすこと

上記でご紹介した、しめじの冷蔵保存の時と同じですが、冷凍保存をする場合でも汚れは洗わずに拭いて落としてください。
布巾で拭くことによって、水で洗い流した場合よりもうまみ成分が残り、美味しく調理することができるので必ず拭き取るようにしましょう。

その際に使う布巾ですが、食品用に用意したものを使用するようにしましょう。
食器を拭く際のものなどを使用すると、万が一雑菌がついていた時にその雑菌がしめじに映ってしまう可能性もあるので気を付けましょう。

石づきは取ってから拭くほうが汚れを落としやすいですよ。

しめじを冷凍保存するときのポイント②:新鮮なうちに保存すること

冷凍保存する場合には、なるべく新鮮なうちに下処理をして保存することが望ましいです。
やはり、買ってきてから数日たってしまってから行っても鮮度が落ちた状態なので、せっかくの冷凍保存でも日持ちもせず、味も落ちている状態になってしまいます。

買ってきたその日のうちに下処理をしてしっかりと密閉容器に入れて冷凍保存することで、鮮度も保ちつつ美味しいうちに保存できます。
また、密閉容器に入れることで鮮度を保ってくれると共に、ほかの食材からの匂いうつりも防いでくれますよ。

しめじを冷凍保存するときのポイント③:使いやすいように割いてからもしくは切ってから保存すること

しめじを冷凍保存する際に気を付けたいのが、そのまま使いやすいように割いてからもしくは切ってから保存することです。
やはり、冷凍したしめじは解凍してしまうとうまみと水分が一緒に抜けてしまうので、回答せずにそのまま加熱調理することが多くなります。

その時に石づきも付いたままで割かずにそのままの大きさで冷凍してしまっていると、調理の際に困ってしまいます。
そのため、使いやすい大きさにあらかじめ下処理をした状態で密閉容器に入れて保存しましょう。

軽く凍ってきた状態で一度取り出してほぐしておくとより使いやすくなりますよ。

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しめじは冷凍保存するとうまみが増す!?

キノコのうまみ

実は、しめじなどのキノコ類は、冷凍保存するとうまみ成分が増すのをご存知でしょうか。
意外にも、冷蔵保存の時よりもぐっとうまみ成分が増し、調理した時も明らかに香りが強くなっており、味もぐっとグレードアップするんです。

元々キノコが持っているうまみ成分のグルタミン酸やグアニル酸、アスパラギン酸などが冷凍するだけで冷蔵の時よりも約3倍程度にうま味成分が増えるんです。
新鮮さなどのキノコの状態にもよりますが、かなりの量のうまみ成分が増えるので、調理して食べた時に味にあまり敏感でない人も分かるほどうまみがしっかり出ます。

何故かというと、キノコのうまみ成分は、キノコの細胞がダメージを受けたときに多く出るのですが、冷蔵保存ではその状態にはなりません。
冷凍されることでキノコの細胞がダメージを受けてうまみ成分を多く出し始めるのでしめじに限らずキノコ類は冷凍したほうがよりおいしく調理できます。

ですが、中には冷凍に向かないキノコもあるので、注意しましょう。

<下に続く>

しめじを乾燥保存するときのポイント

キノコ保存のポイント

しめじを乾燥保存する際のポイントをまとめました。
乾燥保存は難しいと感じがちですがポイントを押さえると簡単なのでぜひチャレンジしてみましょう。

  1. 石づきを取ってから乾燥させる
  2. 風通しの良い場所で天日干しをする
  3. フルドライになるまでしっかりと乾燥させる

しめじを乾燥保存するときのポイント①:石づきを取ってから乾燥させる

しめじを乾燥させるときは、石づきを取ってから乾燥させましょう。
上記の冷蔵、冷凍保存の時と同じですが、汚れを取りやすくするためとしめじをより乾燥させやすくするためです。

たくさん重なっている部分があると、まばらに乾燥し始めてしまうのでうまく乾燥しきらず半分生のままの部分が残ってしまうことがあります。
そういったことを防ぎ、しっかりとフルドライのしめじを作るためにも石づきを取ってから適度な大きさに割いておきましょう。

しめじを乾燥保存するときのポイント②:風通しの良い場所で天日干しをする

乾燥保存のしめじを作る際には、しっかりと風通しの良い場所で天日干しをしましょう。
天気が重要なポイントなので、天気予報をしっかりとチェックしていい日を選んで行うことが重要です。

雨が降って濡れてしまったりすると乾燥させる状態が失敗してしまうので、晴れの日が続くときを選びましょう。
また、風通しが悪い場所で行ってしまうと上記のようにまばらな乾燥具合のしめじになってしまうので、悉皆rと風の通る場所を選びましょう。

しめじを乾燥保存するときのポイント③:フルドライになるまでしっかりと乾燥させる

しっかりとフルドライになるまで、しめじは風通しの良い場所で天日干しをしましょう。
フルドライにすることで保存期間も伸びますし、美味しさもぐっとアップしてくれるので保存を長くしたい方にはフルドライがおすすめです。

セミドライの場合は、約1週間ほどの保存期間となるのですぐに調理に使う場合ならばよいですが、保存をメインに考えている場合はフルドライにしましょう。
フルドライにすると、乾燥を戻す時の戻し汁も料理に使えてぐっとおいしくなるのでおすすめです。

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しめじを乾燥保存すると栄養価アップ!

乾燥保存のおすすめ方法

しめじなどのキノコ類は、乾燥させることによって、もともと持っている栄養価がぐっとアップするんです。
タンパク質やカリウム、食物繊維やカルシウムなどが生の状態と比べて約3~11倍にアップします。

そうなると普段と同じ料理に乾燥保存させたしめじを使用することで摂取できる栄養価がアップするので、普段と同じ食事でもより健康的に栄養を摂ることが出来ます。
また、そこまで量を多く食べることが難しい方も、栄養価が上がった乾燥保存したしめじは使用しやすい食材です。

少ない量でも栄養価が高くなっていることで必要な栄養を適度に補給できるので様々な方に嬉しい食材に変化します。
この場合の乾燥しめじはフルドライをしたものを指しているので、乾燥しめじを作る際に栄養を気にされる方はぜひフルドライで作ってみましょう。

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しめじは保存食としてもおすすめ!

しめじ料理

しめじは保存食としてもおすすめの食材です。
そこでここからは保存食におすすめのレシピをご紹介します。

  1. なめたけ
  2. キノコのオイル漬け
  3. キノコのトマトソース
  4. キノコマリネ
  5. キノコソテー

しめじの保存食レシピ①:なめたけ

なめたけは購入する方が多い傾向にありますが、なんと自宅で手作りすると量も多くまたいろいろなキノコを入れて作ることができるので違ったうまみを楽しむことが出来ます。
作り方はとても簡単で、しめじ、エノキ、なめこなどお好みのキノコを入れますが、ぬめりや粘り気があるきのこを使うようにしましょう。

なめこなどを使うと市販されているなめたけと同じように、きのこのみでしっかりと粘りやぬめりが出るので簡単に作りやすくなります。
他には、出汁、うま味調味料、しょうゆ、みりん、少し白だしを入れても美味しく仕上がります。

出汁は鰹節や昆布で撮ったものを使用すると、うまみ成分が調和してよりおいしくなるので少し時間をかけて出汁をとるとぐっとおいしくなります。
なかなか時間が取れないという方は、もちろん粉末や顆粒出しでもOKです。

全て鍋の中に入れて煮るだけなのに、保存もきくのでおすすめです。

しめじの保存食レシピ②:キノコのオイル漬け

最近注目されている、食べるハーバリウムがありますが、その中に1つにもあげられることがあるほどぐっと注目されているのがキノコのオイル漬けです。
こちらは保存もききますし、すこしパスタなどの料理に加えても美味しくさらにそのまま食べてもお酒のつまみにもピッタリという優れものなんです。

作り方はとても簡単で、しめじやマッシュルーム、エリンギなど何種類かのお好みのきのこを使用します。
この時に、なめこなどの粘りがあるものを使用してしまうとオイルと分離することがあるので、粘りがあるのもは避けましょう。

何種類かのきのこを塩で炒め、少し水分が出てきたらオイルを加えて4分ほど煮ると完成です。
冷ましてから保存容器に移して保存してくださいね。

しめじの保存食レシピ③:キノコのトマトソース

きのこのトマトソースはパスタはもちろん、トーストに使ってもグラタンやドリアに使ってもいいので幅広く料理に活躍してくれます。
しかも、キノコとトマトのうまみが合わさってよりおいしくなりますし、細かく切ってキノコを入れると小さなお子さんも食べやすくなりますよ。

材料は、しめじなどのお好みのキノコ2~3種類、トマト缶(カット)、コンソメ、バター、お好みの野菜、塩、コショウです。
野菜とキノコをバターで炒めて、しんなりしてきたら少しの水とトマト缶を加えます。

この時に作る量に合わせてトマト缶のトマトの量を調節していれるようにしましょう。
火が全体に通ったら塩コショウとコンソメで味を調えて完成です。

お肉やウインナーをいれても美味しいですよ。
冷凍保存するとぐっと日持ちします。

しめじの保存食レシピ④:キノコマリネ

きのこのマリネはいろいろな味があり、少しから目に作ると立派なおかずの1品として食卓に出せますし、少しさっぱりとした風味で作ると夏にもピッタリなおかずになります。
保存がきき、しかも食べやすく作りやすいのが特徴なので、キノコのおかずレシピに困ったときは作ってみましょう。

材料は、しめじやエリンギ、エノキなどの数種類のキノコと、にんにく、鷹の爪、レモン汁、オリーブオイルです。
包丁の背でつぶしたニンニクと種を取った鷹の爪を香りが出るまでオリーブオイルで熱し、その後に適度な大きさに切ったキノコを入れます。

焼き色が付いたら火を止めてレモン汁とオリーブオイルを入れて全体に行きわたらせるように混ぜたら完成です。
冷めてから保存容器に移し替えて保存しましょう。

しめじの保存食レシピ⑤:キノコソテー

キノコのソテーは皆さん作ったことがある簡単なレシピですが、作っておくことでサラダの上に乗せたりパスタにもう少し何か乗せたいときなどに役立ちます。
上記のレシピのものより日持ちはしませんが、冷蔵保存で約3日ほど持つのでお弁当のもう1品などとして使うときは作っておきましょう。

キノコはしめじやエリンギなど食べ応えのあるキノコがおすすめです。
しっかり食感があることで満足感がUPするので食感の良いキノコを選びましょう。

また、合わせる料理によってオイルを使い分けるとぐっとおいしさが引き立つので、洋食に使うならオリーブオイル、和食ならごま油や米油がおすすめです。
塩コショウのシンプルな味付けでOKなので、しっかりと炒めてから冷まし、その後保存しましょう。

<下に続く>

おすすめのきのこレシピ本

毎日食べて糖尿病・高血圧・ガン・肥満を予防&改善! きのこレシピ
1188円

こちらの「毎日食べて糖尿病・高血圧・ガン・肥満を予防&改善! きのこレシピ」は、題名の通り、生活習慣病の予防と改善ができるメニューが紹介された本です。
菌活として注目されている点をしっかりと網羅している内容なので、ためになる情報がたくさんあります。

きのこの種類ごとに紹介されいるレシピが多いので、しめじやシイタケといったように種類で探しやすくなっているので便利で使いやすいです。
また、基本的なシイタケのグリル焼きなどといったレシピでも、焼き方のコツなどが載っているので、ポイントを押さえるとぐっとおいしく仕上がります。

<下に続く>

しめじを上手に保存して美味しく食べよう

キノコを使った料理

しめじの保存方法は3種類あり、自身の生活スタイルによって保存方法を変えて使用すると便利です。
意外にも保存方法の違いでうまみ成分が増えてぐっとおいしくなるということもあるので、保存の仕方をこの機会に見直したり、参考にしてみましょう。

保存期間や買った時のしめじなどのキノコの量などによっていろいろな保存方法を試して、自身に合う保存の方法で日々の料理をおいしく作りましょう。

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