紙粘土工作に必要な材料・道具
紙粘土での工作に必要な材料や道具には、どのようなものがあるでしょうか。
こちらでは、5つの材料や道具について具体的にご紹介していきます。
- ヘラ
- 粘土板
- 絵の具
- はさみ
- ボンド
紙粘土工作の材料・道具①:ヘラ
紙粘土工作の材料・道具の1つ目は、ヘラです。
粘土用のヘラは、道具として用いることでより細かい作業を行いやすくなります。
例えば、指先だけでは形を整えることができない小さなパーツを作る工程や、表面をより上手に整えたい場合などに重宝するでしょう。
また手先だけでなく専用の道具を使って作業することで作業の幅が広がるため、より頭を使って作品を作りやすくなり、高齢者の方の頭の体操にもなります。
紙粘土工作の材料・道具②:粘土板
紙粘土工作の材料・道具の2つ目は、粘土板です。
粘土板を用いることで、作業をする場所を汚しにくくなり、後片付けがより楽になるでしょう。
粘土板が用意できない場合にはラップを広げて敷いて代用することもできますが、板を使うことでより安定して作業しやすくなります。
またはさみやカッターを用いた作業も机を傷つけずに行いやすくなるため、小学生の低学年の方が作業をする際などには特に用意すると良い道具となっているでしょう。
紙粘土工作の材料・道具③:絵の具
紙粘土工作の材料・道具の3つ目は、絵の具です。
粘土そのものの色味を活かして作品を作るのも良いですが、絵の具を用いて色付けすることでより見た目にこだわって彩り豊かな作品を作り上げることができます。
絵の具を粘土に練り込んで色付けしても良いですが、より色味を調節しながら作業を行いたい場合は追加で筆やパレットを用意しておくと良いでしょう。
パレット上で好きな色味を作ることで、色付けする時にも意図したような形に仕上げやすくなります。
紙粘土工作の材料・道具④:はさみ
紙粘土工作の材料・道具の4つ目は、はさみです。
粘土は手でちぎって好きな分量を取り分けることもできますが、はさみを使うことでより小さな量だけ取り分けることができます。
また、粘土がある程度固まったあとに道具として用いることで、より好みの形に切り抜くことができるようになり、作業の幅も広がるでしょう。
特に、粘土細工に使える専用のはさみは、手を怪我しないようにプラスチックでできていることが多く、小さな子が使う場合にもより安全な道具となっています。
紙粘土工作の材料・道具⑤:ボンド
紙粘土工作の材料・道具の5つ目は、ボンドです。
木工用に使えるボンドを用いることで、色々なパーツをあらかじめ作って固めてから貼り付けて作品を仕上げる、というやり方ができるようになります。
またビーズなどの装飾を用いてより個性的な見た目の作品に仕上げたい場合にも有用な道具でしょう。
より強力な接着剤を用いると長持ちする作品になるため、作る作品によって用意するボンドのタイプを変えるのもおすすめです。
夏休みの自由研究にもおすすめの紙粘土工作
夏休みの自由研究にもおすすめなアイデアには、どのようなものがあるでしょうか。
こちらでは10個のアイデアについてご説明していきます。
- 動物を象った作品
- リアルに作るフルーツ
- 針金と組み合わせて作る花
- 貝殻やヒトデを象った作品
- おもちゃを包んで作る作品
- 文房具を入れられるスタンド
- 写真立てに貼り付ける作品
- 缶を包んで作る貯金箱
- 地球や惑星を象った模型
- ポップな色使いのお菓子に見せる様品
自由研究にもおすすめの紙粘土工作①:動物を象った作品
自由研究にもおすすめの紙粘土工作の1つ目は、動物を象った作品です。
絵を描くことが好きな場合はキャラクターのような動物を複数作って土台に配置すれば立体的な作品を作ることができます。
また、リアルな動物の模型を大きく作って、一緒に動物の体の構造などについて情報をまとめれば、より自由研究として評価されやすい作品にすることもできるでしょう。
同じカテゴリーの動物を複数作って並べて、土台に文字を書いて特徴を説明したり、比較するのも宿題のテーマとしておすすめです。
自由研究にもおすすめの紙粘土工作②:リアルに作るフルーツ
自由研究にもおすすめの紙粘土工作の2つ目は、リアルに作るフルーツです。
色付けによっては、よりリアルな見た目に仕上げることもできるため、美術が好きな方におすすめのアイデアとなっているでしょう。
紙にスケッチするよりも立体のリアルさが求められるため、より難しい美術の課題として挑戦したい場合におすすめです。
夏をイメージしやすいフルーツとして、すいかをモチーフにしたり爽やかな柑橘類をモチーフにするのも良いでしょう。
自由研究にもおすすめの紙粘土工作③:針金と組み合わせて作る花
自由研究にもおすすめの紙粘土工作の3つ目は、針金と組み合わせて作る花です。
針金をニッパーなどを用いて曲げ、花びらや茎のパーツを作り、薄く紙粘土を巻きつけて固めることで、より繊細な作品を作ることができます。
リアルな印象に仕上げたい場合は、作りたい花の写真を見ながらパーツを作るようにしたり、パレットに作った色を試しに粘土に塗ってみて、どんな発色になるか確かめながら作業を進めると良いでしょう。
自由研究にもおすすめの紙粘土工作④:貝殻やヒトデを象った作品
自由研究にもおすすめの紙粘土工作の4つ目は、貝殻やヒトデを象った作品です。
夏休みに海に行った経験を活かしたテーマ選びをしたい場合におすすめなのは、貝殻やヒトデを再現した作品です。
手で丸めて大まかな形を作ったら、ヘラを使って縦に線を入れて貝らしく見せてみたり、細い5本のパーツを作って組み合わせ、おしゃれなヒトデを作ってみると良いでしょう。
透明なボトルなどに青いカラービーズを敷き詰めて、作った作品を飾るとより綺麗な見た目に仕上げることもできます。
自由研究にもおすすめの紙粘土工作⑤:おもちゃを包んで作る作品
自由研究にもおすすめの紙粘土工作の5つ目は、おもちゃを包んで作る作品です。
100均などで手に入る小さな宝石を象ったおもちゃに薄く粘土を貼り付ければ、造形の工程を簡単にして作品を作り出すことができます。
手芸のコーナーなどで売られているアクセサリー用のパーツなども包めば、より小さく精巧な作品を作り上げることもできるでしょう。
膨らませた風船を包んで固めてから内側の風船を割れば、独特な形状に仕上げることもできます。
自由研究にもおすすめの紙粘土工作⑥:文房具を入れられるスタンド
自由研究にもおすすめの紙粘土工作の6つ目は、文房具を入れられるスタンドです。
牛乳のパックやペットボトルを半分に切って粘土をやや厚めに貼り付ければ、日常生活でも使えるスタンドを自分で作ることができます。
そのまま捨ててしまうとごみになってしまう資源を活用して便利なアイテムを作り出すこともできるため、エコな作品として夏休みの自由研究に適した題材を選ぶこともできるでしょう。
装飾品を使って模様をつけたり、アクセサリーのパーツなどを埋め込んでおしゃれに仕上げるのも個性的な印象になるためおすすめです。
自由研究にもおすすめの紙粘土工作⑦:写真立てに貼り付ける作品
自由研究にもおすすめの紙粘土工作の7つ目は、写真立てに貼り付ける作品です。
100均などで手に入る小型の写真立てを用意したら、粘土を貼り色付けするとオリジナルの写真立てを作ることができます。
表面を覆うだけでなく、装飾品も固めて作ってパーツとして貼り付けると、より豪華な見た目になるでしょう。
植物をモチーフにしたパーツを作るとナチュラル雑貨のような印象に、キャラクターをモチーフにして貼り付けると写真立てとして使う時にも楽しい作品にできます。
自由研究にもおすすめの紙粘土工作⑧:缶を包んで作る貯金箱
自由研究にもおすすめの紙粘土工作の8つ目は、缶を包んで作る貯金箱です。
空き缶をよく洗ったら、外側を包んで色付けすれば自分だけの貯金箱を作り出すことができます。
コインを入れるたびに金属の音がなるため、より本格的な貯金箱のように仕立てることができるでしょう。
貯金したお金を出したい時には缶切りが必要になるため、取り出し口付きにしたい場合は底部を切り抜いた紙パックを土台に使い、取り出し口のパーツを別にして作って組み合わせる方法がおすすめです。
自由研究にもおすすめの紙粘土工作⑨:地球や惑星を象った模型
自由研究にもおすすめの紙粘土工作の9つ目は、地球や惑星を象った模型です。
丸めた後で彩色して、地球や惑星を象った模型を作ると、理科の宿題としても適した作品を作ることができるでしょう。
針金に模型を刺し、惑星の距離を反映してダンボールなどに配置すると、どんな惑星があるかだけでなくどのくらい離れているのかなどの情報が分かる作品になります。
自由研究にもおすすめの紙粘土工作⑩:ポップな色使いのお菓子に見せる作品
自由研究にもおすすめの紙粘土工作の10つ目は、ポップな色使いのお菓子に見せる作品です。
かわいいお菓子の作品は、女の子向けの題材として適しているでしょう。
ドーナツなどの形が特徴的なお菓子をモチーフにすれば彩色した時にそれらしく見せやすくなるため、簡単に上手な作品に仕上げやすくなります。
自由研究のアイディアについてはこちらの記事もぜひご覧ください。
自由研究の工作アイデア紹介!低学年・高学年・女の子向け実例など解説どんな工作が自由研究に向いている? 工作は、学校へ持って行かなければなりません。
どんな工作...
大人も楽しめる紙粘土工作
大人も楽しむことができる工作のアイデアには、どんなものがあるでしょうか。
こちらでは、10個のアイデアについてご紹介します。
- モールドと組み合わせてプロ風に作る
- インテリアにもなる人形
- 型取りして固めるお皿
- アクセサリーのパーツ
- 小さな箸置き
- 型抜きして固めるクリスマスのオーナメント
- ぬくもりのあるガーランド
- ボトルとエッグライトで作る小さな家
- 薄紙を貼って作る小物入れ
- 貼り付けて作るおしゃれなフック
大人も楽しめる紙粘土工作①:モールドと組み合わせてプロ風に作る
大人も楽しめる紙粘土工作の1つ目は、モールドと組み合わせてプロ風に作ることです。
100均などでも手軽に手に入るモールドに粘土を入れて固めれば、プロ風の造形に仕上げやすくなります。
特に花を象ったモールドや、フランス風の雑貨のデザインのモールドをチョイスすると、よりおしゃれな印象の作品を作り上げやすくなるためおすすめです。
大人も楽しめる紙粘土工作②:インテリアにもなる人形
大人も楽しめる紙粘土工作の2つ目は、インテリアにもなる人形です。
胴体を大きめにして座っている形の人形を作れば、そのまま置いても倒れず固定されやすい作品にできます。
顔を球体で作ったら髪の毛のパーツをかぶせて、胴体は円柱にして腕と脚をボンドで貼り付ければ、簡単に人形型のオブジェを作ることができるでしょう。
大人も楽しめる紙粘土工作③:型取りして固めるお皿
大人も楽しめる紙粘土工作の3つ目は、型取りして固めるお皿です。
実際に家にある深型のお皿を使って型取りしたら、固まる前にお皿の表面にレースのリボンやクッキー型などを上から軽く押し付けて模様付けしてみましょう。
模様が固まったらその部分だけ違う色で彩色すれば、よりおしゃれな小皿として使うことができます。
大人も楽しめる紙粘土工作④:アクセサリーのパーツ
大人も楽しめる紙粘土工作の4つ目は、アクセサリーのパーツです。
アクセサリーのパーツとして自作することで、より個性的なペンダントを作ることができたり、好みのデザインのキーホルダーなどを仕立てることができます。
固まる前にネックレスや丸カンなどのパーツを埋め込めば、簡単にパーツを固定してアクセサリーを作ることができるでしょう。
大人も楽しめる紙粘土工作⑤:小さな箸置き
大人も楽しめる紙粘土工作の5つ目は、小さな箸置きです。
季節の野菜や植物などを象った小型のオブジェを作れば、箸置きとしても活躍します。
薄めの細長い直方体の形状であればお箸を置けるアイテムにできるため、簡単な形状から始めて段々と複雑な形に挑戦すると作品を上手に作りやすくなるでしょう。
大人も楽しめる紙粘土工作⑥:型抜きして固めるクリスマスのオーナメント
大人も楽しめる紙粘土工作の6つ目は、型抜きして固めるクリスマスのオーナメントです。
星型に型抜きしてリボンを埋め込んで固めれば、クリスマスに合うオーナメントを作ることができます。
丸い球体やクッキー型で作ったジンジャークッキー風など、簡単に色々なオーナメントを作ることができるため、子供と楽しみたい時にもおすすめでしょう。
大人も楽しめる紙粘土工作⑦:ぬくもりのあるガーランド
大人も楽しめる紙粘土工作の7つ目は、ぬくもりのあるガーランドです。
紙とひもを使うのではなく、旗の形にした紙粘土をひもに巻きつけて作ることで、よりぬくもりを感じられる柔らかい印象のガーランドを作ることができます。
簡単に吊るしやすい軽量のガーランドに仕立てるため、ずっしりとしたタイプよりも軽いタイプを材料に用いると良いでしょう。
大人も楽しめる紙粘土工作⑧:ボトルとエッグライトで作る小さな家
大人も楽しめる紙粘土工作の8つ目は、ボトルとエッグライトで作る小さな家です。
ペットボトルを家の窓になる部分を残して包んで固めたら、円錐型の屋根を作って固めましょう。
ペットボトルの内側にエッグライトを入れて屋根をふた代わりにして上に乗せれば、柔らかい光が内側から漏れるかわいい家のライトを作ることができます。
大人も楽しめる紙粘土工作⑨:薄紙を貼って作る小物入れ
大人も楽しめる紙粘土工作の9つ目は、薄紙を貼って作る小物入れです。
絵の具を使って色塗りするのではなく模様が綺麗な薄紙を貼り付けることで、よりおしゃれな印象の入れ物を作ることができます。
小物が入るような深さのある容器の形に仕立てることで鍵や使いたい小物を入れておくケースを作ることができるでしょう。
大人も楽しめる紙粘土工作⑩:貼り付けて作るおしゃれなフック
大人も楽しめる紙粘土工作の10個目は、貼り付けて作るおしゃれなフックです。
壁に付けられるタイプのフックに粘土で作ったモチーフをボンドなどで貼り付ければ、よりおしゃれで個性的な見た目に仕立てることができるでしょう。
スマイルマークなどのデザインにするのもおすすめです。
紙粘土工作をうまく仕上げるコツ
うまく作品を仕上げるには、どのようなコツがあるでしょうか。
こちらでは、5つのコツについてご説明していきます。
- 型取り用のアイテムを用意する
- 予想図を用意する
- 水を使って柔らかくする
- ニスを用いて見た目を綺麗にする
- ラメを練り込んで豪華な印象にする
紙粘土工作をうまく仕上げるコツ①:型取り用のアイテムを用意する
紙粘土工作をうまく仕上げるコツの1つ目は、型取り用のアイテムを用意することです。
型を1から作るのではなく、型取りできるアイテムを用意しておくことで、より綺麗な造形に仕立てやすくなります。
作業にかかる時間を短縮したい時にもおすすめなコツでしょう。
紙粘土工作をうまく仕上げるコツ②:予想図を用意する
紙粘土工作をうまく仕上げるコツの2つ目は、予想図を用意することです。
特に色々なパーツを組み合わせて作品を作る場合には、どんな見た目にしたいのか、どんなパーツをいくつ作る必要があるのか確認できる予想図を作っておくと全体像をイメージしやすくなり、うまく仕上げやすくなります。
紙粘土工作をうまく仕上げるコツ③:水を使って柔らかくする
紙粘土工作をうまく仕上げるコツの3つ目は、水を使って柔らかくすることです。
水を付けて柔らかくしたり、上から塗って表面を滑らかに仕上げると、よりひびわれにくく、また綺麗な見た目に仕上げやすくなります。
指を濡らして水をつけるのも良いですが、筆を使うと水分量を一定に保ちながら表面を平らにしていくことができるでしょう。
紙粘土工作をうまく仕上げるコツ④:ニスを用いて見た目を綺麗にする
紙粘土工作をうまく仕上げるコツの4つ目は、ニスを用いて見た目を綺麗にすることです。
造形を終えて綺麗に彩色できたら、最後にニスを塗るようにするとひび割れを起きづらくしたり、汚れが付かないようにすることができます。
紙粘土工作をうまく仕上げるコツ⑤:ラメを練り込んで豪華な印象にする
紙粘土工作をうまく仕上げるコツの5つ目は、ラメを練り込んで豪華な印象にすることです。
使う粘土にラメを練り込んでおくと、よりキラキラとした見た目にすることができ、特別な印象を与えられる作品に仕上げやすくなります。
おすすめの紙粘土工作用品
おすすめの紙粘土工作用品は、「パジコかるいかみねんどかるがる」です。
こちらの商品は、手に取った時にベタつきすぎず軽い質感になっているため、扱いやすいという特徴があります。
色味が白いため、着色した時にも思い通りの色味に仕上がりやすく、作品の出来栄えにこだわりたいという方にもおすすめでしょう。
単品でも購入でき、また10個セットで買うこともできるためたくさんの作品を作りたい時にも重宝するのも嬉しいポイントです。
紙粘土での工作について知って取り入れてみよう
紙粘土での工作についてどのようなものがあるか知って、取り入れてみましょう。
工作に使う材料として用いやすい紙粘土は、作品のアイデアや上手に作るコツなどについて知ることで、より色々な作品を作って楽しみやすくなります。
自分が挑戦してみたい作品や取り入れてみたいアイデアを見つけて、工作をより楽しんでみましょう。