性格の4大タイプ
性格は千差万別ですが4つにカテゴライズすることが出来ます。
性格の4大タイプは以下のとおりです。
- 平均的(Average)
- おとなしい(Reserved)
- 模範的(Role Models)
- 自己中心的(Self-Centered)
性格タイプ①:平均的(Average)
4つのカテゴライズのうちの一つが「平均的(Average)」です。
神経質で外向性があるけれど、開放的でないことが多いのが「平均的」な性格の特徴。
男性より女性のほうがこの性格が多いようで、男性より女性の方が物事を理論的に合理的に解釈する傾向があり、開放的な心理状態になりにくいことが要因かもしれません。
国や文化によっても男女の差はありそうですね。
性格タイプ②:おとなしい(Reserved)
カテゴライスの一つに「おとなしい(Reserved)」があります。
そのネーミング通りおとなしく控えめで、「平均的」な性格同様で開放的な面が少なくひかえめである特徴があります。
意見があっても発言をせず、同意出来ない他人の意見に従って行動してしまうことも。
自分に自信がないという心理が働いているのかもしれません。
性格タイプ③:模範的(Role Models)
4大タイプの一つとして「模範的(Role Models)」というのがあります。
この性格は優等生タイプで、殆ど全ての特性があてはまるのに対して“神経質”の部分だけ低い値なのが特徴。
神経質でないぶん、おおらかに物事を考えて行動できる術を身に着けているのかも。
ほぼ全ての特性があてはまる安定した性格といえそうです。
性格タイプ④:自己中心的(Self-Centered)
最後のカテゴライスとしては「自己中心的(Self-Centered)」があります。
「模範的」性格の真逆で、外向性が強く協調性がないのが特徴。
周りの反応などは全く気にせず、自分の考えのみを尊重した行動をとる傾向があります。
いわゆるわがままな性格を「自己中心的」な性格と言います。
性格を表す単語・ポジティブ編
ポジティブシンキングな性格を表す言葉はどのくらいあるのでしょう。
ポジティブな性格を表す単語一覧は次のとおりです。
- 楽天的
- 献身的
- 社交的
- 道徳的
- 堅実
- 純真
- 勤勉
- 明朗
- 真面目
- 几帳面
- 冷静
- 謙虚
- 爽やか
- おおらか
- のんびり
ポジティブな性格を表す単語①:楽天的
ポジティブな性格を表す単語一覧の中には「楽天的」があります。
楽天的な性格の人は小さいことではくよくよ悩まず、物事を良い方向に考える思考回路の人。
落ち込んだりせず人としても羨ましい、好ましい性格と言えますね。
考え方がおおらかで陽気なため「のんき」と言われることもありますが、憎めない性格で人から好かれやすい特徴があります。
ポジティブな性格を表す単語②:献身的
ポジティブな性格を表す単語一覧の中には「献身的」がありますが、非常に日本人の美徳を感じる単語ですね。
「献身的」な性格とは“何でも尽くす”ことが出来る性格で、尽くすことに対して見返りを求めず自己犠牲の精神を持っている人のことを言います。
他人や周りの人のために自分のことを顧みずに助けたり出来る限りのことをする人なので、強靭なメンタルの持ち主であるということも言えます。
ポジティブな性格を表す単語③:社交的
ボジティブな性格を表す単語一覧の中でよく知っているものといえば「社交的」があります。
初対面の人にも気さくに積極的に話しかけたり、恋人や友達を作るのが上手な性格の人を言います。
控えめな性格が多い日本人の多くが憧れる性格でもあり誰でもなれる性格ではありませんね。
「社交」とは社会的な評価も含まれているので、周辺の人に対しても積極的にコミュニケーションをとり人間関係を上手くこなしていく能力が必要です。
ポジティブな性格を表す単語④:道徳的
ポジティブな性格を表す単語一覧の中には「道徳的」がありますが、この「道徳的」な性格というのは100%これに当たる人は聖人でない限り無理なので、ここでいう道徳的な性格とは模範とする人としてあるべき行動を積極的にしている性格、と言っておきます。
浅い部分で言うならば社会のルール、一般常識、マナーを守ることが出来る人であり、会社の仲間や上司などから安心して物事を依頼されたりする性格であり、安定感のある人格でプライベートや仕事、学校でも評価されるという特徴があります。
ポジティブな性格を表す単語⑤:堅実
ポジティブな性格を表す単語一覧の中には「堅実」があります。
堅実な人は周りから高い評価を受けることが多く、確実性の高い行動などで人から信頼されます。
例えば将来の目標や日々の生活のルール、お金や人間関係などにおいて、全て自分の中で決まった指標がありそれらを全てパーフェクトにこなしていく力のある性格を言います。
そつなくオールマイティに全てをやり遂げられる真面目な性格とも言えるでしょう。
ポジティブな性格を表す単語⑥:純真
ポジティブな性格を表す単語一覧には「純真」があります。
純真な人は子どものような純真無垢な気持ちがあり、人をはじめから疑うようなことはしません。
ベースとして人は皆いい人だという入り口から入っていくタイプ。
人間関係というものはなかなか難しい場面もありますが、純真な性格の人を見習って人を信じる心が持てたら楽になれるかもしれません。
なんでも素直に受け止める性格で言ったことをそのまま受け止めてしまうので、冗談などは慎重に考えてから発言するようにしてくださいね。
ポジティブな性格を表す単語⑦:勤勉
ポジティブな性格を表す単語一覧には「勤勉」があり、日本人の特性というべきものです。
「勤勉」な性格とは自発的に継続的に真面目にコツコツと取り組む性格で、仕事や勉強などに対して誰に指図を受けなくても自ら真面目に取り組みそれを続けていける人です。
勤勉な人はなにかを成し遂げることに喜びを感じるので、粘り強く責任感が強いと言えます。
ポジティブな性格を表す単語⑧:明朗
ポジティブな性格を表す単語一覧にはよく使われる「明朗」があります。
明るく朗らかな性格の人をよく明朗な人と表現することが多いですね。
そして常にさっぱりとしていて引きずらず気持ちの切替えがすっきりと出来る粘着性がない人を言います。
嘘や誤魔化しをしないという点でも周りの人から好感を持たれる性格です。
持って生まれた性質、気質が朗らかで明るいとも言えます。
ポジティブな性格を表す単語⑨:真面目
ポジティブな性格を表す単語一覧には「真面目」があります。
真面目な人、というと何事にも真剣で誠実で真心がこもっている人というイメージですね。
ともすると悪い方のイメージにもなりかねない単語ですが、仕事や会社などでの評価が高い性格であり社会的には良いイメージとして捉えられる傾向があります。
信用できる、よく気がつく、行動が堅実で間違いが少ないなど、頼りがいのある性格とも言えます。
ポジティブな性格を表す単語⑩:几帳面
ポジティブな性格を表す単語一覧に「几帳面」がありますが、この単語もまたネガティブイメージと捉えられることもありますがポジティブな面を表す単語でもあります。
思い浮かぶのは時間に正確できっちりしている、細かい修正点にも気づく、綺麗好き、準備が念入り、といったことがあげられます。
時間にルーズな人やおっちょこちょいの人と一緒に行動するより、几帳面な人と行動したほうが時間を無駄にせず効率よく動けるので仕事のパートナーとして良い性格かもしれません。
ポジティブな性格を表す単語⑪:冷静
ポジティブな性格を表す単語一覧に「冷静」があります。
冷静な人は感情を上手にコントロール出来るので人間関係も円滑。
感情や他人の意見に左右されず、落ち着いて自己判断出来る能力は感情的な人が見習ってほしい性格ですね。
人や物事に対して好き嫌いを態度に表すことをなるべくしない大人な性格とも言えます。
ポジティブな性格を表す単語⑫:謙虚
ポジティブな性格を表す単語として「謙虚」があります。
謙虚な人は自分の話よりも人の話を聞くほうに重きを置き、聞いてほしいという気持ちよりも話を聞いてあげたいという気持ちのほうが強いのが特徴。
人の話をよく聞くという性質からアドバイスや意見をよく聞き入れて行動するので、頼れる存在になり好かれることが多いです。
そして会社のみならず家族にも素直に謝ることが出来たり、失態を誰かのせいにしたりしません。
ポジティブな性格を表す単語⑬:爽やか
ポジティブな性格を表す単語一覧に「爽やか」がありますが、この単語はなかなか定義が難しいですが万人受けの証拠でもある単語。
性格のみならず身なりや表情、外観なども含むもので、身だしなみに清潔感がある、白が似合う、ポジティブシンキング、笑顔が多い、等々があります。
少し漠然とした表現ではあるものの、「あの人は爽やかな人ね」と言われて嫌な気持ちはしませんよね。
顔の表情など外観的要素も多く含む単語でもあります。
ポジティブな性格を表す単語⑭:おおらか
ポジティブな性格を表す単語一覧には「おおらか」があります。
おおらかな人はいつも穏やかな笑顔で嫌なことがあってもあまり気にせずに笑い飛ばすイメージ。
子どもを細かく叱らないおおらかなお母さんになりたい、と思う女性も多いのではないでしょうか。
おおらかな人は心に余裕があり毎日の時間の使い方も上手。
現在の状況に不満不平を抱くより満足をして感謝の気持ちを持てる前向きな発想が出来るのです。
ポジティブな性格を表す単語⑮:のんびり
ポジティブな性格を表す単語一覧の中には「のんびり」がありますが、こちらはともすると忙しい日本人にはネガティブイメージもありますが、だからこそ憧れる性格でもあります。
いつも穏やかでニコニコとしていて話しかけやすい雰囲気で、おっとりしていて焦らないのが特徴。
自分の世界観をしっかり持っているスローペースな人と言えるでしょう。
急がない世界で生きているのんびり屋さんには少し憧れてしまいますね。
性格を表す単語・ネガティブ編
ネガティブシンキングな性格を表す言葉はどのくらいあるのでしょう。
ネガティブな性格を表す単語一覧は次のとおりです。
- 悲観的
- 卑屈
- 傲慢
- 小心者
- 冷徹
- 頑固
- 神経質
- お節介
- 心配性
- 卑怯
- 大雑把
- 短気
- 自己中心的
- 気弱
- 無責任
ネガティブな性格を表す単語①:悲観的
ネガティブな性格を表す単語一覧には「悲観的」という言葉があります。
その名の通り物事をマイナス方面へ考えてしまう性格で、生活や人生が後ろ向きになる傾向があります。
悲観的な人がよく思うことは“どうせ上手くいくわけがない”、“こんなことをしても意味がない”、“全部わたしのせいだ”、といったようなこと。
このような考え方では楽しいものも楽しくなくなり夢もなくなってしまいますね。
ネガティブな性格を表す単語②:卑屈
ネガティブな性格を表す単語一覧には「卑屈」があります。
卑屈な人は自分に不利なことがちょっとでもあると“どうせ自分には無理なんだ”などという後ろ向きな考えに陥りやすく、自分の行動に自信が持てない人が多いのが特徴。
とはいえ、みんなの前では失敗したくない!というプライドがあるので少々扱いづらい性格です。
劣等感を感じやすく、すぐ物事を諦める傾向もあります。
ネガティブな性格を表す単語③:傲慢
ネガティブな性格を表す単語一覧には「傲慢」があります。
傲慢な人というのは思い上がっていていろいろな物事を疎かにする人で、人のことを上から目線で見下し優越感に浸ります。
人に対する礼儀やマナーというものを疎かにし自分は人より上だという思い上がった考えを持っています。
仕事や会社での人間関係などで出くわすと非常に厄介な存在と言えるでしょう。
ネガティブな性格を表す単語④:小心者
ネガティブな性格を表す単語一覧には「小心者」があります。
小心者の人は臆病で弱いというイメージがありますが、要因として心に余裕がないことがあります。
臆病であるからこそ心に余裕がなく自分が見下されないように初対面などは特に気を張るようなことを言いますが、想定外のことが起こると臆病な行動をとってしまいおどおどしてしまいます。
自分自身のことで精一杯でキャパシティが狭い人ということが出来ます。
ネガティブな性格を表す単語⑤:冷徹
ネガティブな性格を表す単語一覧に「冷徹」がありますが、こちらは一般的には思いやりのない義理人情のない冷たい性格と思われていることでしょう。
しかし特にビジネス面においては冷静に物事を見通し適切な判断をするという良い部分としてとらえられることも。
時には非情な判断で物事をクリアしていく側面はあるものの、「冷徹」という言葉の与えるイメージはネガティブ傾向で、人に好かれるタイプの性格とは言い難いところですね。
ネガティブな性格を表す単語⑥:頑固
ネガティブな性格を表す単語一覧に「頑固」があります。
頑固な人は自分の考えが1番正しいのだという信念を曲げず、他人のアドバイスや意見を聞く耳を持たない傾向があります。
また、一度怒らせてしまうと謝ったとしてもなかなか機嫌が直らないことも。
語尾に「べき」とか口頭に「普通は」という言葉を言うことが多く、固定概念に縛られているところがあるのもこの性格です。
ネガティブな性格を表す単語⑦:神経質
ネガティブな性格を表す単語一覧の中には「神経質」があります。
神経質な人は責任感が非情に強い傾向があってそのために周囲の人を細かくチェックし神経質に見てしまいます。
また人が普通は気にしないようなことも気になってしまいそれを注意し、人から敬遠されてしまったりします。
真面目という点では良いのですが、完璧主義なところがあるので周囲とうまく協調できない場合があります。
ネガティブな性格を表す単語⑧:お節介
ネガティブな性格を表す単語一覧には「お節介」があります。
昔はお節介を焼いてくれる近所の人などは良いこととして捉えられましたが、現代において「お節介」な人はなかなか受け入れがたい存在になってきています。
お節介な人は自分には関係ない他人同士の問題に口を出したり、人のためにやろうとしている行為が返って迷惑になるような余計な世話をしがち。
人からうざいとか迷惑行為だと言われてしまう人はたいていお節介な人であることが多いです。
ネガティブな性格を表す単語⑨:心配性
ネガティブな性格を表す単語一覧に「心配性」があります。
心配性の人は一度確認したことがまた気になって確認したり、些細なことも気になって仕方がないので細かいことによく気づく人とも言えます。
ただし周囲の人にとっては何度も同じことを聞かれたりして面倒なことも。
何事も用意周到なのにいざ心配事が的中するとパニックを起こしてしまう性格でもあります。
ネガティブな性格を表す単語⑩:卑怯
ネガティブな性格を表す性格一覧には「卑怯」がありますが、本来は臆病な性格の人が多いです。
臆病であるからこそ自分がなにかしら周囲の人より秀でているところを見つけ人を見下す行動をとります。
それが見つからないとひがみがちになり、その劣等感は今までの家庭環境なども深く影響していることが多いです。
卑怯な手を使ってでも自分が優位にたち優越感に浸ることで自我を守っていると言えます。
ネガティブな性格を表す単語⑪:大雑把
ネガティブな性格を表す単語一覧には「大雑把」がありますが、大雑把と聞いてポジティブなイメージを抱く人も多いかもしれません。
大雑把な人は細かいことは気にせず、あまりよく考えずに行動してしまう傾向があります。
そこを良しとするか否かは人にもよりますが、時と場合にはよっては何かに支障をきたすことも。
無計画でいいことと悪いことの分別をつけることは大事ですね。
ネガティブな性格を表す単語⑫:短気
ネガティブな性格を表す単語一覧に「短気」があります。
短気な人は常に小さなことでキレやすいので、怒りのスイッチがどこにあるのかわからず周囲が腫れ物に触るように接しなければなりません。
特徴としては他人の意見を受け入れず自分の意見がいつも正しいと思いがちで、神経質でちょっと嫌なことがあると過剰に反応してしまうところがあります。
ネガティブな性格を表す単語⑬:自己中心的
ネガティブな性格を表す単語一覧には「自己中心的」があります。
自己中心的な性格とはとにかく自分を中心に物事が進まないと嫌なタイプで、周囲との協調性に欠けるところがあります。
「自己中」という言葉あるように残念ながらこのタイプの人はかなり多いと言えます。
周囲の言動を聞き入れず配慮が出来ない、勝手な行動をとる人物は自己中心的な人と言えます。
ネガティブな性格を表す単語⑭:気弱
ネガティブな性格を表す単語一覧に「気弱」がありますが、この単語は「内気」と同類です。
気弱な人は主張も殆どない上に、暗い感じの人が多くおとなしく話しかけずらいタイプ。
人の反応に敏感で恥ずかしがり屋であり、人付き合いが苦手な特徴があります。
自信がなく話すのが苦手な人が多いので、周囲がゆっくりコミュニケーションをとると良いかもしれません。
ネガティブな性格を表す単語⑮:無責任
ネガティブな性格を表す単語一覧には「無責任」があります。
無責任な人は自分に甘くすぐに物事から逃げ出す傾向があり、周囲から反感を持たれます。
危機感がないので大事な仕事も適当にやり途中で投げ出したり、約束の時間に遅れたり頼まれたことも平気で忘れてしまうことも。
人のせいにすることも多く、この手のタイプはあまり関わりたくない性格と言えます。
就活で高く評価されやすい性格一覧
いろいろな性格がある中で就職活動に有利なものもあります。
就活で高く評価されやすい性格をあげていきます。
- 慎重な性格
- 生真面目な性格
- 調和的な性格
- 明朗な性格
就活で高評価される性格①:慎重な性格
就活で高評価される性格としてあげられるのが慎重な性格。
仕事によっては失敗が許されない業務もありますので、慎重かつ冷静な判断能力が問われます。
面接の問答の内容やしぐさ、態度などで面接官はよく性格も見ているはず。
日頃からよく物事をよく吟味し順序立てて計画できるような慎重さを身につけることが大事ですね。
就活で高評価される性格②:生真面目な性格
生真面目というと日頃の生活の中や遊びの場面だとマイナスイメージとして捉えられることが多いですが、就活では別。
非常に真面目ですべての物事に真摯に向き合い対処できる能力は仕事をする面でとても大切なことです。
友達として付き合うと少し面倒な気がする人でも、一緒に仕事をするととても頼りがいのある良きパートナーとなる人もいます。
就活で高評価される性格③:調和的な性格
就活で高評価される人の最も重要な性格は調和的であるということ。
面接官も心を持った人間なので、「この人と一緒に仕事をしてみたい」と思うような雰囲気のある協力的で人と上手に付き合っていける能力のある人を採用したいはず。
非常に頭脳明晰であっても人と有効な関係を築けそうにない話しっぷりや態度だと、一緒に仕事をしてもうまくいかないであろうと判断されるわけです。
社会人になると相性の悪い人との仕事もあるので調和的な性格は非常に大事と言えるでしょう。
就活で高評価される性格④:明朗な性格
就活で高評価される性格でとても大事なのは明朗であるということ。
仕事はきっちりこなすことも大事ですが、その前に働く仲間同士が信頼しあい楽しく仕事を進められることが肝心であり、面接官は明るく社内の雰囲気を良くしてくれそうな人物を採用したいと思っています。
日頃からどんな人にも明るく接することが出来るように色々な人と交流を持つ機会があると良いかもしれませんね。
就活で性格の短所を説明するときの表現方法一覧
就職活動では面接の時などに自分の短所を言う場面もあります。
就活で性格の短所を説明するときの表現方法をご紹介します。
- 心配性であるからこそ慎重になり綿密な計画を立てて行動する
- 頑固だからこそこだわりを持ってしまう
- 神経質なので細かい点が気になり対処したくなる
就活での短所の表現方法①:心配性であるからこそ慎重になり綿密な計画をたてて行動する
心配性であるということは職人や技術者、研究者にとっては非常に有効な長所になり得る性格。
よく新しいものを開発したりする仕事の人は、自分は心配性であるからこそ何度も同じことを繰り返し確認しながら良い物を作りだすことが出来ると言います。
メーカーなど物作りに関わる仕事での面接では非常に有利な短所と言えるでしょう。
業務によってはスピードが肝心な時もあるので事前準備に時間をかけすぎないように注意します、といったことを付け加えるとさらに良いでしょう。
就活での短所の表現方法②:頑固だからこそこだわりを持ってしまう
頑固であることは仕事面でマイナスになる場面もありますがプラスにつながることもあります。
物づくりなどの現場では、皆が反対していたことに対して一人だけ必ず売れると確信して頑固にもつき進めた結果大ヒット商品が生まれたということが良くあります。
むしろ大ヒット商品には非常に信念のある頑固な性格の人がいたからこそ生まれたものが多いかもしれません。
面接では、柔軟に対応していく基準を見極めて最善の方法をとれる努力をしたいといったような一言を付け加えると良いですね。
就活での短所の表現方法③:神経質なので細かい点が気になり対処したくなる
神経質であるということは細かいことに気づきそれについて指摘が出来るということで、これも仕事の面でいうと長所になり得る短所と言えます。
どんな仕事でも神経を尖らせて用意周到、準備万端にしておくことで業務が成功します。
面接では神経質なので細かいところが気になってしまいますが、時と場合によっては細かい部分について指摘しなくて良い場合もあることを見極めて対応したいと思います、などと付け加えると良いでしょう。
性格はずっと同じではない
これまで性格一覧を一通りご一読頂きましたが、だからと言って人の性格は生まれてから死ぬまでずっと同じというわけではありません。
むしろ成長し大人になり徐々に柔和になったり頑固になったり明るくなったり、その人の過ごす環境や人間関係、特別な出来事などが要因で性格は変化していくもの。
“あの人はネガティブな性格だから”とか、“あの人はとても明るく朗らかな人だったから”といった意見は時とともに通用しなくなってくる場合もあるのです。
久しぶりに会った友人が以前より明るく素敵になっていたりその逆だったりするものそうした性格の変化があるから。
人の性格を決めつけて考えてしまうのは自分の性格に柔軟性がないと考えて控えたほうが良いかもしれませんね。
性格の特性は状況次第で長所にも短所にもなる
就活の場面でもそうですが、自分が短所と思っていたことが実は仕事の場面などでは長所になり得ることがあります。
わたしは口うるさい性格だと思っていても工場などで指示を与える仕事に向いていたり、神経質で細かい性格だとしても本の編集作業などの仕事に向いているなど、短所は長所になり得ます。
中には短所が長所にならないものもありますが、だいたいの短所は何かしらの長所として活かされるので自分の短所が気になる人もあまり重く考える必要はありません。
ある人からは短所と思われていても、また違ったある人からは長所と見られている場合もあるのですから。
病気になりやすい性格があるって本当?
昔から「病は気から」という言葉がありますが、性格や気持ちは本当に病気につながるのでしょうか。
答えはイエスのものもあります。
例えば現代人がもっとも多くかかっていると言われる心筋梗塞は、競争心が強くせっかちで周囲の評価を求めるような性格の人がなりやすいという研究結果があります。
また認知症は中年期に無口で頑固、非社交的な人がなりやすいという結果が出ています。
病気に関しては遺伝であったり食生活など他の要因も多々原因としてあげられますが、実は性格も原因としてあげられることがわかっているのです。
おすすめの性格心理学本
“嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え”は、対人関係に悩む現代人にとって必読すべき一冊。
フロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠、アルフレッド・アドラーの思想を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式でまとめています。
他者は自分の期待を満たす為に生きている訳ではない、という言葉が印象的なこの本は、あるがままの自分で生きていくことが人生において正解、と言っているよう。
この本を一読することで、人生が、生き方が、性格が変わるかもしれません。
性格一覧を見ながら自己分析を
自分の性格をじっくり考えることはそうないと思いますが、一度じっくりと自己分析をしてみると自分の長所や短所が改めてわかり、ちょっとした気付きがあるかもしれません。
忙しくて心の余裕がないときや育児などでストレスがたまっているとき、仕事がうまくいかないときなど、人はどうしても本来の性格と違う性格になってしまいがち。
落ち着いて自己分析をすることで、本来の自分を取り戻しもっとこうなりたいという自分に近づけると良いですね。