ゆうパックはコンビニで出せる
ゆうパックは郵便局以外にはコンビニでの発送も可能なのは知っていましいたか?
ただし、全てのコンビニで出せるというわけではありません。
ゆうパックの取り扱いがあるのは以下の4つのコンビニのみです。
- ローソン
- ローソンストア100
- ミニストップ
- セイコーマート
意外と少ないですよね。
では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
ゆうパック発送が可能なコンビニ:ローソン
全国47都道府県展開のコンビニで、ゆうパックを送れるのは意外にもローソンのみ。
ローソンから送れるゆうパックのサイズは、郵便局と同じく、縦・横・高さの合計が1.7m以内で、重さは25kg以内です。
大口や法人専用のゆうパックは郵便局のみでの取り扱いです。
ゆうパック発送が可能なコンビニ:ローソンストア100
ローソンの100円均一ショップであるローソンストア100。
2013年5月20日から、まずは福岡県内のローソンストア100でのみ取り扱いがスタートし、その後6月1日より全国展開しました。
発送できる荷物など、条件等はローソンと同じです。
ゆうパック発送が可能なコンビニ:ミニストップ
ミニストップもゆうパック発送の条件等はローソンと変わりありません。
ただし注意したいのは、ミニストップでもゆうパックを扱っていない店舗もあるんです。
ミニストップでゆうパックを発送したいと考えている人は、一度店舗で取り扱いがあるか確認するのがベター。
ゆうパック発送が可能なコンビニ:セイコーマート
北海道を中心に展開しているコンビニのセイコーマート。
ほかのコンビニのゆうパックの重量制限が25kgまでなのに対して、セイコーマートでは30kgまで送ることが出来ます。
25kgまでは通常のゆうパック、26kg~30kgは重量ゆうパックとなり、ゆうパックの基本料金の+500円で送ることができるんですよ。
ゆうパックをコンビニで発送する方法
コンビニでゆうパックを出す方法は、荷物を梱包した状態でコンビニに持って行って、店員さんにゆうパックで発送したいと伝えれば、荷物の種類や、送る方法・個数によって、店員さんがそれにあった伝票を用意してくれます。
全て伝票を書けば、店員さんが荷物の大きさや配送距離などから値段を出してくれるので、それに従って料金を払えばOK。
何も難しいことはありません。
ただし、ゆうパックで発送可能な荷物のサイズの制限は前述したとおり、3辺の和が1.7m以下、25kg以内(セイコーマートは30kg以内)ですのでサイズを超えないように注意しましょう。
コンビニに置いてあるゆうパック伝票の種類
コンビニからいつでもゆうパックを発送できることは忙しい人にとっても非常に便利ですが、コンビニでは全ての種類ゆうパックを取り扱ってはいないんです。
コンビニに置いてあるゆうパックの伝票の種類は以下のとおりです。
- 発払いゆうパック
- 着払いゆうパック
- ゴルフ・スキーゆうパック/空港ゆうパック
コンビニ伝票の種類①発払いゆうパック
荷物持込時にコンビニでゆうパック料金を支払うタイプの伝票。
荷物の大きさと配送距離により料金が決まるので、その分をコンビニのレジで払えばOKです。
また宛先が同じ荷物を同時に2個以上配送する時は、荷物1個につき60円割引になるうれしいサービスも。
コンビニ伝票の種類②着払いゆうパック
荷物を受け取る側が受け取るときにゆうパックの料金を払うタイプの伝票。
コンビニでの支払いはありません。
複数口割引は、着払いでは適応されないので要注意です。
コンビニ伝票の種類③ゴルフ・スキーゆうパック/空港ゆうパック
ゴルフ・スキーゆうパックは、プレイ前日までに、ゴルフやスキー用品を宿泊ホテルなどに発送してくれるサービスです。
空港ゆうパックは、搭乗日の前日までに、荷物を空港カウンターに発送してくれるサービス。
こちらはどちらも、片道/往復選べて、往復だと割引もありますよ。
どちらも身軽で出かけられるのがうれしいですよね。
伝票は、ゴルフ・スキーゆうパックも空港ゆうパックも共用のものになるので、どちらか〇をつけて選択する形式です。
コンビニのゆうパック発送料金は?
エリア | 北海道 | 東北 | 関東 | 信越 | 北陸 | 東海 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道 | - | 3 | 4 | 4 | 5 | 5 | 6 | 6 | 6 | 6 | 11 |
東北 | 3 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 3 | 4 | 4 | 6 | 11 |
関東 | 4 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 3 | 3 | 4 | 9 |
信越 | 4 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 3 | 3 | 4 | 10 |
北陸 | 5 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 3 | 10 |
東海 | 5 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 3 | 9 |
近畿 | 6 | 3 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 9 |
中国 | 6 | 4 | 3 | 3 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 8 |
四国 | 6 | 4 | 3 | 3 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 | 9 |
九州 | 6 | 6 | 4 | 4 | 3 | 3 | 2 | 1 | 2 | 1 | 7 |
沖縄 | 11 | 11 | 9 | 10 | 10 | 9 | 9 | 8 | 9 | 7 | - |
地帯別でわかるゆうパックの料金
ゆうパックは、配送距離によって料金が決まります。
従って、コンビニから発送しようと、郵便局から発送しようと料金に変わりはありません。
上の図は左が送り主の場所、上が受け取る側の場所を表しています。
この図では日本全国を第1地帯~第11地帯まで割り振っていて、例えば、北海道から東北に荷物を送ると、第3地帯の料金が基本料金となります。
サイズと距離で決まるゆうパックの料金
県内あて | 第1地帯あて | 第2地帯あて | 第3地帯あて | 第4地帯あて | 第5地帯あて | 第6地帯あて | 第7地帯あて | 第8地帯あて | 第9地帯あて | 第10地帯あて | 第11地帯あて | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
60サイズ | ¥800 | ¥850 | ¥950 | ¥1,080 | ¥1,280 | ¥1,400 | ¥1,510 | ¥1,010 | ¥1,210 | ¥1,330 | ¥1,440 | ¥1,520 |
80サイズ | ¥1,010 | ¥1,080 | ¥1,180 | ¥1,290 | ¥1,500 | ¥1,620 | ¥1,720 | ¥1,270 | ¥1,480 | ¥1,600 | ¥1,700 | ¥1,730 |
100サイズ | ¥1,260 | 1,310 | ¥1,410 | ¥1,530 | ¥1,730 | ¥1,860 | ¥1,960 | ¥1,540 | ¥1,740 | ¥1,870 | ¥1,970 | ¥1,970 |
120サイズ | ¥1,500 | ¥1,560 | ¥1,660 | ¥1,770 | ¥1,980 | ¥2,100 | ¥2,200 | ¥1,800 | ¥2,010 | ¥2,130 | ¥2,230 | ¥2,230 |
140サイズ | ¥1,750 | ¥1,800 | ¥1,910 | ¥2,020 | ¥2,220 | ¥2,350 | ¥2,450 | ¥2,070 | ¥2,270 | ¥2,400 | ¥2,500 | ¥2,500 |
160サイズ | ¥1,970 | ¥2,020 | ¥2,120 | ¥2,230 | ¥2,440 | ¥2,560 | ¥2,670 | ¥2,280 | ¥2,490 | ¥2,610 | ¥2,720 | ¥2,720 |
170サイズ | ¥2,300 | ¥2,370 | ¥2,480 | ¥2,590 | ¥2,800 | ¥2,930 | ¥3,040 | ¥2,650 | ¥2,860 | ¥3,000 | ¥3,100 | ¥3,100 |
Japan postより参照
ゆうパックは、配送距離だけではなく、荷物のサイズによっても料金が変わります。
サイズは、縦・横・高さの3辺の和の合計です。
先ほどの表と、この表を合わせて、どのサイズの荷物をどの地帯まで送るかですぐに料金がわかるので便利ですね。
重さは全て25kgまでになりますので気をつけてくださいね。
コンビニにゆうパックを持ち込むと受けられる割引一覧
コンビニでも郵便局でも、ゆうパックを持ち込むと荷物1個につき120円の割引になります。
ただし、コンビニでは、元々120円割引になった状態の料金でレシートに載るので、割引としては記載されていませんが、ちゃんと安くなっていますので安心してくださいね。
また、こちらも郵便局でもコンビニでも受けられる割引ですが、同一宛先割引サービスというのがあります。
これは、1年以内に出したゆうパックで、同一宛先の伝票を持っていくと、1個につき60円割引になるんです。
こちらは、複数口割引とは併用できませんので注意してくださいね。
ゆうパックの箱はコンビニでは買えない
ゆうパックを発送する際に必要な箱は、コンビニでは買うことができないんです。
そのため、家でしっかり梱包した状態でコンビニに持ち込むようにしましょう。
箱は、特にゆうパック専用の箱でなくても大丈夫です。
家にある適当なサイズのダンボールを使ったり、ネットショッピング等でもダンボールは簡単に購入することができるので、事前にしっかり準備しておきたいですね。
もし家に箱がなくても、中身の見えない袋などでもOKですので、サイズをしっかり確認して、紙袋や不透明のビニール袋等で代用するのも◎です。
ただし、袋だとダンボールよりもどうしても弱くなってしまうので、プチプチを巻いて保護するなど工夫が必要ですね。
コンビニだけのゆうパック料金支払い方法
ゆうパック料金の支払いは、基本的には現金のみです。
そんな中、ローソンでは、現金の他にクレジットカード・電子マネー・クオカードでしい払うことが出来ます。
各種ポイント等を集めている人にとっては、クレジットカードや電子マネーを使えるのはうれしいですよね。
また、ミニストップでは、現金とWAONの利用が可能です。
ただし、WAONポイントは付与されませんので注意してください。
ちなみに、郵便局では、現金の他にも切手での支払いも可能です。
コンビニでゆうパックの着払い発送はできる?
ゆうパックの取り扱いのある全てのコンビニでゆうパックの着払いの発送は可能です。
ゆうパック着払い用の伝票が用意されていますので、そちらに記入して発送すればOKです。
注意が必要なのが、ローソンで着払い発送する場合。
ローソンではゆうパック料金をクレジットカードや電子マネー、クオカードで支払うことができますが、発払いの時のみです。
着払いゆうパックにしてしまうと、受け取る側は現金でしか支払いできませんので注意しましょう。
コンビニでゆうパック発送時の注意点
コンビニでゆうパックを出すには、24時間受け付けてもらえるのでとても便利ですよね。
しかし、あくまで代理の窓口であり郵便局ではないことで、サービスも少し限られてしまいます。
- 扱っていない種類のゆうパックがある
- 伝票を切らしている場合がある
- 郵便局からもらってきたストックしていた伝票が使えない場合がある
コンビニでゆうパック発送時の注意点①扱っていない種類のゆうパックがある
コンビニでは一般的なゆうパックや、ゴルフ・スキーゆうパック、空港ゆうパックのとり扱はありますが、大口・法人専用ゆうパック、チルド・冷凍ゆうパックは取り扱いがありません。
また、オークション等で宛名を番号化して送る宛名変換サービスも利用できません。
コンビニでゆうパック発送時の注意点②伝票を切らしている場合がある
ほとんどないかと思いますが、コンビニでゆうパックを送る際に、まれに伝票を切らしているということがあります。
ほとんどのコンビニが十分な伝票を準備しているかとは思いますが、郵便局ほどでもないので、タイミングによっては使いたい伝票がなかった、ということもなくはないようです。
よくゆうパックを利用する人は、郵便局などで予備のストックをもらっておくといいかもしれません。
コンビニでゆうパック発送時の注意点③郵便局からもらってきたストックしていた伝票が使えない場合がある
ゆうパックの元払い伝票は2種類あって、CラベルとBラベルのものが存在します。
コンビニで使うことができるのは、Cラベルのみになります。
Bラベルは、大口・法人ゆうパックや、宛名印字サービスを利用したゆうパックに使われている伝票で、コンビニでは使うことができませんので注意するようにしましょう。
C,Bの表記は伝票の左上に記載がありますので、確認してみてくださいね。
また、ゆうパックの伝票は、webゆうパックプリントなどのサービスを使って自宅で印字することもできるのですが、自宅印刷したゆうパックの伝票もコンビニでは使えませんので、要注意です。
もし使えるかどうか分からなければ、コンビニで一度使えるかどうか確認してみるのがいいですね。
おすすめのコンビニゆうパックで使える箱
こちらはゆうパックの一番小さいサイズの60サイズ対応のダンボールが10枚入ったセットです。
5枚セット、10枚セットから100枚セットまであり、よくゆうパックで荷物を送る人にはとても便利なセットです。
また、60サイズの箱で探すとA4サイズの雑誌などが入るような薄い箱が大半なのですが、この箱は高さがあり、その分縦横のサイズは小さくなりますが、少し高さのある小さいものなどを発送するのに便利なサイズなので、重宝すること間違いなし。
蓋もワンタッチでできるタイプなので、梱包も楽チンでオススメです。
コンビニを賢く利用して多くにゆうパックを出そう
仕事で忙しくて郵便局になかなか荷物を持っていくことができない人には、コンビニからいつでも発送できるのは嬉しいでサービスですよね。
しかも、集荷に来てもらうよりも120円もお得になるなら、使わない手はないですよね。
コンビニでは特殊なゆうパックの取り扱いはありませんが、一般的な荷物を送る分には申し分ありません。
ゆうパック支払い方法も、郵便局より選べるコンビニもあるので、賢く活用してすこしでもお得に荷物を発送したいですね。