オキシクリーンは数種類ある
オキシクリーンには様々な種類があるのをご存知ですか?
まずはどんなものがあるのか見ていきます。
- オキシクリーン
- オキシクリーンEX
- オキシクリーン デオドラントパワー
- オキシクリーン ベイビー
- オキシクリーン ホワイトリバイブ
- オキシクリーン 洗濯槽クリーナー 粉末タイプ
様々な種類のオキシクリーンがあります。
では次にそれぞれどんな特徴があるのかご紹介します。
オキシクリーンシリーズ①:オキシクリーン
スタンダードなオキシクリーンです。
マルチに使えるのが特徴で、コップについた茶渋からガンコな汚れのお鍋、更にはカーテンなどもオキシ漬けに使用できます。
オキシクリーンシリーズ②:オキシクリーンEX
①のオキシクリーンに油汚れに強い洗浄成分がプラスされたものです。
ガンコな油汚れ・シミ・ニオイ落としをしたいときに使用すると良いです。
こちらは日本製の商品名ですが、コストコで買えるオキシクリーンはこれにあたります。
オキシクリーンシリーズ③:オキシクリーン デオドラントパワー
消臭力に特化したオキシクリーンです。
普段の洗濯にプラスするだけで、ニオイ落とし・シミ抜きをしてくれる優れモノです。
オキシクリーンシリーズ④:オキシクリーン ベイビー
香料・蛍光増白剤が使用されていないオキシクリーンです。
洗浄力は変わらないのに、赤ちゃんにも安心して使えます。
赤ちゃんと洗剤をわけなくていいのがうれしいですよね。
オキシクリーンシリーズ⑤:オキシクリーン ホワイトリバイブ
その名の通り、色物衣類の白さを蘇らせる効果があります。
色柄物にも使えるのに、くすみを除去してくれます。
オキシクリーンシリーズ⑥:オキシクリーン 洗濯槽クリーナー 粉末タイプ
ドラム式も縦型も、どんな洗濯機にも対応できる洗濯槽クリーナーです。
オキシクリーンという名の通り、酸素によるブクブクとした泡で洗濯機を泡パックしてくれます。
塩素不使用なのでさわやかな香りもうれしいですね。
洗濯機掃除をする時のオキシクリーンの量
洗濯機の掃除をする際のオキシクリーンの量は、お湯約10リットルに対して約100グラムが適量です。
例えば5キロの洗濯機であれば、高水位設定で約45~50リットルの水をためることができますので、約500グラム投入することになります。
500グラムとなると結構な量なので、もったいなく感じてしまうかもしれません。
ですが、オキシクリーンの量は多すぎても少なすぎても効果が出にくくなってしまいます。
ご自宅の洗濯機には何リットルの水がためられるのか把握した上で、オキシクリーンの量を調節してください。
また、アメリカ版・日本版のオキシクリーンはそれぞれで付属している専用スプーンの容量が異なりますので、箱に記載されている分量を参考にするといいでしょう。
分量をしっかり守り、思い切って使いましょう!
オキシクリーンで洗濯機を洗う方法
では実際にオキシクリーンで洗濯槽の掃除をする手順についてご紹介していきます。
- ゴミ取りネットを外す
- 洗濯機に40度~50度のお湯をためる
- お湯に溶いたオキシクリーンを投入する
- 5~10分程洗いコースを使って攪拌する
- 浮いてきた汚れをすくい取る
- 30分~6時間放置する
- 浮いてきた汚れをすくい取る
- 通常通り洗濯機を回す
- 脱水まで完了したら、洗濯槽内に残った汚れをぬぐい取る
- 洗濯機の蓋を開けたままにして、洗濯槽内を乾燥させる
以上が基本の手順となります。
更に各手順の詳細を見ていきましょう!
手順①:ゴミ取りネットを外す
洗濯槽内にゴミ取りネットなどがついているタイプの洗濯機の場合は、予め取り外しておきましょう。
外しておくことで、ゴミ取りネットがついていた部分も掃除できます。
手順②:洗濯機に40度~50度のお湯をためる
洗濯機に高水位設定でお湯をためます。
この時冷たい水は使用しないでください。
オキシクリーンの効果が十分に発揮されにくくなってしまいます。
オキシクリーンの力を最大限に引き出すため、必ず40度~50度くらいの温度のお湯を使用してください。
※50度以上のお湯を使うと洗濯槽を傷める可能性がありますのでご注意ください。
洗濯機までシャワーが届く方は、温度設定を上げたシャワーをそのまま洗濯機入れてお湯をためることができます。
他にも、熱めにバスタブにためたお湯を、残り湯ホースを使って洗濯機に入れる方法もあります。
手順③: お湯に溶いたオキシクリーンを投入する
オキシクリーンを40度~50度のお湯に溶いてから洗濯機に投入します。
そのまま投入してもいいのですが、溶け残りなどがあると洗浄力が落ちる原因となります。
完全に溶いてから洗濯機に投入するようにしましょう。
手順④:5~10分程攪拌する
洗濯機に槽洗浄モードがある方は、ここで槽洗浄モードをスタートします。
槽洗浄モードのない方は、洗いコースで5~10分程洗濯機を回し、オキシクリーンを完全に溶かしていきましょう。
洗いが終わった後、漬け置きするので必ず洗いコースのみにしてくださいね。
手順⑤:浮いてきた汚れをすくい取る
この時点で汚れが浮いてくる場合があります。
この汚れはゴミすくいネットなどを使ってすくい取っておいてください。
ゴミすくいネットは大きめのものを用意しておくと便利です。
100均などでももちろん手に入りますが、針金ハンガーとストッキングでも代用できます。
漬け置きしたあとにもう一度汚れをすくい取るので、この時は完璧に取り切らなくてもOKです。
手順⑥: 20分~6時間まで放置する
お好きな時間だけ放置してください。
オキシ液は、20分が経過すると効果を発揮しはじめ、6時間経過すると効果を無くすと言われています。
なので、20分~6時間の間で漬け置きすると良いでしょう。
手順⑦:浮いてきた汚れをすくい取る
ここまできたらあと少し!
浮いている汚れをすくい取りましょう。
なるべく浮いてきた汚れを残さないようにすくい取ってください。
手順⑧:通常通り洗濯機を回す
通常通り、洗い→すすぎ→脱水コースで洗濯機を回しましょう。
この時洗剤などはいれなくてOKです。
始めに外しておいたゴミ取りネットはこのタイミングでつけましょう。
手順⑨:脱水まで完了したら、洗濯槽内に残った汚れをぬぐい取る
洗濯槽の内側に張り付いている汚れをキッチンペーパーや布などでぬぐい取ってください。
手順⑩:洗濯機の蓋を開けたままにして、洗濯槽内を乾燥させる
洗濯機の蓋を開けっぱなしにして、よく乾燥させましょう。
オキシクリーンで洗濯機の汚れが思ったより出てこない時の対処法
手順通りやったはずなのに思ったより汚れがとれない!なんて時は、以下のことを試してみてください。
- オキシクリーンの量は適切か見直す
- お湯の温度は必ず40度~50度のものを使う
- オキシクリーンはお湯で完全に溶かしたものを使う
- 漬け置きの時間を長めにしてみる
- 入浴剤の入ったお湯を使用していないか確認する
対処法①:オキシクリーンの量は適切か見直す
先にご説明した通り、オキシクリーンの目安量はお湯約10リットルに対しオキシクリーン約100グラムが適量です。
洗濯機の大きさにもよるので、オキシクリーンの量は適切かどうか見直してみてください。
また、オキシクリーンにはアメリカ製と日本製があり、それぞれ付属しているスプーンの容量が違います。
インスタグラムやネット記事を見ると「スプーン〇杯」と記載されていることが多いですが、杯数というよりはグラム数で見るようにしましょう。
箱の表示を目安にするなどして、適切な量をはかって使用してくださいね。
対処法②:お湯の温度は必ず40度~50度のものを使う
オキシクリーンは50度前後で一番効果を発揮すると言われています。
40度のお湯でも大丈夫ですが、ためている間にお湯が冷めていってしまうので少し熱めのお湯をためるようにしましょう。
ただ、50度以上の温度のお湯は洗濯槽を傷めてしまう原因となる場合があります。
洗濯機の取り扱い説明書を確認するなどしてください。
対処法③:オキシクリーンは完全に溶かしたものを使う
オキシクリーンは必ず熱めのお湯でしっかりと溶かしてから使用しましょう。
ボウルやバケツにオキシクリーンとお湯を入れ、使わなくなった泡だて器などでかきまぜると溶けやすいです。
溶かしている最中にもお湯は冷めていってしまうので、オキシクリーンを溶かす時は少し熱めのお湯を使うと良いですよ。
対処法④:漬け置きの時間を長めにしてみる
オキシクリーンは20分経過してから効果を発揮し始めます。
ですが、やはり長く漬けた方が汚れは浮きやすいです。
漬け置きの時間が短すぎないか、確認してみましょう。
ただ、先に説明したように6時間以上経過するとオキシクリーンは効果を失います。
6時間以上漬けていても効果はないので注意してくださいね。
対処法④:入浴剤の入ったお湯を使用していないか確認する
前日のお風呂の残り湯を使うのはOKですが、入浴剤を使用した場合のお湯はオキシ漬けには使えません。
入浴剤の成分がオキシクリーンの邪魔をしてしまうからです。
入浴剤を使用したあとのお風呂の残り湯は使用しないようにしましょう。
洗濯機掃除のおすすめ頻度
洗濯槽の掃除は、1~2か月に一度するのが理想です。
汚れやすいゴミ取りネットや糸くずフィルターなどは週に1度は掃除したほうがよいでしょう。
お子様のいる家庭は、洋服についた食べカスなどが残る場合があります。
こまめにやっていれば、水で洗って古歯ブラシなどでこすると簡単に綺麗にすることができます。
こまめにお掃除すると衛生的でいいですよね。
塩素系と酸素系の洗濯槽クリーナーを月に1度ずつ、交互に使っているという方もいらっしゃいました。
洗濯槽の掃除は様々な方法があるのでライフスタイルにあった方法を取り入れていきましょう。
洗濯機の排水ホースも半年~1年に1度は掃除するようにしましょう。
意外と汚れがたまっています。
ちなみにこちらもパーツを外してオキシ漬けするときれいになります。
漬けておくだけなら手間になりませんね。
その他のおすすめ洗濯槽洗剤
流行のオキシ漬けについてとてもわかりやすく紹介されています。
今回紹介した洗濯槽掃除はもちろん、家中の掃除について様々な使用方法が載っていますので是非一度手に取ってみてください。
それぞれの場所に適したお掃除アイテムが紹介されています。
適したアイテムを使用することで、時短&楽にきれいにすることができます。
一度チェックしてみてください。
掃除・洗濯の珠玉ネタが詰まった一冊です。
100均やホームセンターの神グッズも紹介されていますよ。
漬けておくだけのオキシクリーンを活用して家中キレイにしちゃおう!
今回は洗濯機をメインにご紹介してきましたが、オキシクリーンは今回ご紹介した方法と同じ要領で家中のお掃除に使える万能な洗剤です。
洗濯槽だけでなく、お風呂グッズやキッチングッズ、洋服やカーテンまで家中なんでもオキシ漬けできれいにできちゃいます。
漬けておくだけなら手間にならず、日々のお掃除に取り入れることができますよね。
是非この機会にオキシ漬けにチャレンジしてみてください。