ゆうパケットとは?
日本郵便株式会社が提供しているサービスの1つ、ゆうパケット。
ここでは、ゆうパケットの特徴をご紹介します。
- 全国一律料金
- 切手で料金支払い
- 郵便ポストへ投函
- 郵便受けへ配達
- 追跡サービスあり
- 365日配達
- 着払いオプションあり
- 集荷対応あり
- e発送サービス
- スマホアプリでラクラクあて名
ゆうパケットの特徴とは①:全国一律料金
ゆうパケットの1つ目の特徴は、全国どこでも一律料金ということです。
基本的に荷物の配達の場合、距離や荷物の重さ、サイズによって料金が変わりますよね。
しかしゆうパックは、全国一律料金で配達してくれます。
よくある離島での別料金もありません。
変わるのは荷物の厚さによってのみ!
ここに厚さごとの料金を記載しますね。
- 厚さ1cm以内 = 250円
- 厚さ2cm以内 = 300円
- 厚さ3cm以内 = 350円
料金体型がわかりやすいのは嬉しいですよね。
また大きさは3辺合計で60cm以内、重さは1kg以内です。
そのため小物や軽い衣服なら十分、ゆうパックで送ることが出来ますよ。
ゆうパケットの特徴とは②:切手で料金支払い
ゆうパケットの2つ目の特徴は、切手で料金を支払えることです。
これは一見、面倒に感じるかもしれませんね。
しかしこれは、とっても便利な点でもありますよ。
まず切手は郵便局だけで無く、あらゆるところで購入することが出来ます。
身近なところでは、コンビニやスーパーで購入できます。
よって仕事終わりの夜でも、配達の準備をすることができますよ。
また切手が家で余っている、ということありませんか?
そんな切手の有効活用に、ゆうパケットの支払いに充てることができます。
これで時間に縛られること無く、荷物の発送準備を行うことが出来ます。
時間の制約が多い方には嬉しいメリットですよね。
ゆうパケットの特徴とは③:郵便ポストへ投函
ゆうパケットの3つ目の特徴は、郵便ポストへの投函で発送が完了することです。
これも2つ目と同様、忙しい方にはとっても嬉しい特徴です。
基本的に荷物の発送をする際は、どこかへ持ち込むか、集荷のお願いをしますよね。
この場合、日中の時間帯しか発送が出来ない、ということになります。
日中に時間が取れない方には、なかなか難しいですよね。
そのために発送が遅れる、というのは避けたいはず。
その点、ゆうパケットは郵便ポストへの投函で、発送が完了します。
ポストが設置されているコンビニであれば、その場で切手を買ってそのまま発送もできますよ。
また概ねポストは、駅などの主要な場所に設置されています。
そのため夜の内に発送の準備をして、翌日の通勤中にポストへ投函、ということも出来ますね。
なおポストへの投函だけで無く、郵便局への持ち込みでも発送は可能です。
ポストへ投函した場合、集荷時間によっては配達までに時間がかかる場合もあります。
もし急ぐ場合は郵便局へ持ち込むことで、少しでも配達の時間が短縮することが出来ますよ。
ゆうパケットの特徴とは④:郵便受けへ配達
ゆうパケットの4つ目の特徴は、郵便受けへ配達されることです。
この特徴は、発送側よりは受け手側の嬉しいメリットですね。
荷物の発送も大変ですが、受け取るのもタイミングが必要ですよね。
さまざまなニュースにもなりますが、荷物を受け取るために在宅をすることはなかなか難しいです。
再配達になることで、相手方の要望通り期間内に発送したけど、荷物を受け取れないため必要なときに間に合わなかった。
それが相手方からの苦情になりかねませんよね。
そんな不便をゆうパケットは解消してくれます。
ゆうパケットの厚さが3cm以内ということで、相手方のポストへ配達されます。
これで在宅に関係なく配達が完了し、相手方の都合が良いときに荷物を取り出せますよね。
ゆうパケットの特徴とは⑤:追跡サービスあり
ゆうパケットの5つ目の特徴は、追跡サービスがあることです。
荷物の発送を頼んだとき、相手方にきちんと届いたか、気になりますよね。
そんな不安を解消してくれるのが、追跡サービスです。
このサービスは別途の追加料金等無く、利用できるサービスですよ。
今どこに荷物があるのか、いつ相手方へ到着したのか、このサービスによって確認することが出来ます。
荷物が届いたのか相手方に確認できない場合や荷物の状況を相手にお知らせすることも出来ますね。
これにより相手方とのトラブル防止にも繋がりますよ。
ゆうパケットの特徴とは⑥:365日配達
ゆうパケットの6つ目の特徴は、365日配達をしてくれることです。
どんなに急いで発送作業を進めても、配達するサービスがお休みでは意味がありませんよね。
特に土日や祝日に配達をしてくれるのか、気になりますよね。
ゆうパケットは、土日関係なく365日配達してくれます。
これにより曜日を気にすること無く、発送を行うことが出来ますね。
土日にしか発送作業が出来ない、という方でも関係なく実施することが出来ます。
お仕事の片手間でフリマアプリをやっている、という方には嬉しいメリットですね。
ゆうパケットの特徴とは⑦:着払いオプションあり
ゆうパケットの7つ目の特徴は、着払いのオプションを付けることが出来ます。
これは荷物の発送を行う上で、重要なサービスですよね。
荷物の発送を行うときは、色々なパターンがありますよね。
発送側が荷物の料金を負担するとき。
またはフリマアプリやオークションなどで、荷物を発送するので料金は相手方の着払いにしたいとき。
この着払いというサービス、全ての郵送サービスに付加できる物ではありません。
着払いにしたいのに、そのために基本料金が高くなるなんて、相手方のためにも避けたいですよね。
ゆうパケットであれば、配達運賃は安く、かつ着払いにすることが出来ます!
ただし着払いを使用する場合は、注意点があります。
ゆうパケットで着払いを頼んだ際は、手数料がプラスされます。
手数料については、相手方へ事前に知らせておいた方が、トラブル防止になりますよ。
ゆうパケットの特徴とは⑧:集荷対応あり
ゆうパケットの8つ目の特徴は、集荷をお願いできることです。
これは多くの荷物を出す方には便利なサービスですよね。
ハンドメイド作家さんやフリマアプリなどを行う方で、常に多くの荷物を発送するという方も中にはいらっしゃいますよね。
そんな荷物を都度、近くのコンビニとはいえ持って行くのは大変です。
ゆうパケットは小さい物しか送ることが出来ないため、他にも大きな荷物を一緒に発送したいと言う場合もあります。
そんなときに便利なのが、集荷サービスです。
プラス料金も無く、集荷に来てくれるのも嬉しいポイントですよね。
ただし、ゆうパケット1点のみは利用することが出来ません。
あくまで複数点ある場合に利用できるサービスですので、留意してくださいね。
ゆうパケットの特徴とは⑨:e発送サービス
ゆうパケットの9つ目の特徴は、e発送サービスが使えることです。
これは特定のアプリと連携しているサービスになります。
そのため全ての荷物の発送で、使えるわけではありませんので注意してくださいね。
しかし特定のアプリを利用している方にとっては、とてもメリットの多いサービスです。
特徴としては、発送時に支払うのでは無く、アプリ等で支払いを行います。
よって発送の都度、現金等を出す手間もありませんし、アプリで一括管理できますよね。
またプライバシー配送を行うことが出来ます。
フリマアプリなどの場合、氏名や住所を書くことに抵抗がある方も多いですよね。
相手方に個人情報を知られること無く、安心して取引を完了することが出来ますね。
ただしこのサービスを利用した場合、配達が遅れる場合がありますので注意してくださいね。
ゆうパケットの特徴とは⑩:スマホアプリでラクラクあて名
ゆうパケットの10個目の特徴は、アプリを利用してあて名ラベルを作ることができる点です。
発送作業の中でも特に面倒に感じるのが、宛名書きですよね。
あて名は間違えることが出来ないため、慎重に書かなくてはなりません。
また複数の荷物を発送する際は、自分の名前や住所を何度も記載するのも大変です。
そんなときに便利なのが、日本郵便アプリの「あて名ラベル作成機能」です。
アプリ上で入力するだけで、手書きが一切不要になりますよ。
また作成履歴も保存されるため、同じ宛先に送る際は再度の入力も不要になります。
ぜひ、使いたいサービスですよね。
ゆうパケットの料金
少し上記項目でも触れましたが、ゆうパケットはとっても安価で配達してくれるお得なサービスの1つです。
そんな料金について、今一度わかりやすく紹介しますね。
また着払いオプションがあることも、特徴の1つとして紹介しました。
そんな着払いにかかる手数料も一緒に記載しますね。
※税込み記載 | 基本料金 | 着払い |
---|---|---|
厚さ1cm以内 | 250円 | 250円+21円 |
厚さ2cm以内 | 300円 | 300円+21円 |
厚さ3cm以内 | 350円 | 350円+21円 |
こちらでわかるとおり、基本料金は厚さによって変わるだけ、ととてもシンプルな設計です。
なお包装の箱は、長い部分が34cm以内、縦・横・厚さを合わせて60cm以内であることが要件となります。
また重さは1kg以内となりますので、小物でも重い物を発送するときは注意してくださいね。
なお着払いについて記載をしましたが、荷物1つあたりの手数料金となります。
もし複数の荷物を頼む場合は、その荷物の個数に応じて着払い手数料がかかりますので注意してくださいね。
ゆうパケットの配達日数
目安のゆうパケットの配達日数
ゆうパケットは、安価で発送してくれるサービスですが、配達日数が遅くなっては困りますよね。
あくまで目安となりますが、配達にかかる日数は発送の翌日または翌々日に届く予定になります。
概ね翌々日に届くのであれば、フリマアプリなどを使っている方には十分な日数では無いでしょうか。
ただしあくまで確実な約束がされている日数ではありません。
ポストへ投函した時間、ポストを集荷した時間、道路状況によっても日数は異なります。
そのためあくまで目安として、考えてくださいね。
遠方に送る場合は時間がかかる
概ね翌々日に届くなら、大丈夫だな、と安心した方。
実は上記で記載したような時間に関する注意点の他にも、気をつけなければならないことがあります。
このゆうパケットはとても安く配達してくれるサービスで、日本全国どこに配達しても値段は変わりません。
しかしあくまで人の手で運ぶ物のため、運ぶ距離が長ければ長いほど、時間がかかります。
よって遠方には、翌々日には届かない場合が多くなります。
また配達の仮定で、飛行機などの空輸を利用していません。
本土の中でも遠方であれば時間がかかりますし、沖縄などは更に時間がかかります。
そのような遠方は、3日以上の日数がかかる、と考えてくださいね。
土日の配送について
ゆうパケットの特徴の1つでもある365日に配達してくれること。
これは上記の特徴の中でも記載をしましたね。
よって土日でも関係なく、配達が実施されます。
ポストへ投函する発送方法であれば、ライフスタイルに合わせてお仕事が休みの日に発送作業できるので嬉しいですよね。
また受け取り側も土日配送してくれるので、郵便受けに入るのは土日でも可能性もあります。
急いでいるような場合は、土日配送のサービスも有り難いですよね。
ゆうパケットの送り方
ゆうパケットについて、特徴や便利なサービスについて紹介してきました。
ここではそんなゆうパケットを送る方法を紹介します
- 荷物を梱包する
- 専用のあて名シールに記載する
- 荷物の料金を調べる
- 料金に合わせた切手を貼る 5. 発送する(ポスト) 6. 発送する(郵便局)
ゆうパケットの送り方①:荷物を梱包する
ゆうパケットの送り方1つ目の工程は、荷物の梱包です。
荷物を送るときに、当然と言える作業ですね。
ゆうパケットは特に、専用のBOX等はありません。
そのためご自身で送りたい荷物に合わせて、封筒等を用意してくださいね。
また荷物によっては、衝撃等に耐えられるような副資材を使ってください。
ゆうパケットは損害賠償を行わないことが、HPでも明記されています。
そのため壊れやすい物等の場合は、注意してくださいね。
そして梱包する封筒は、厚さだけで無くサイズにも注意が必要です。
大は小を兼ねる、でちょうど家にあった封筒で送ろう、ということありますよね。
その場合、ゆうパケットの制限サイズをオーバーしてしまう可能性があります。
上記でも記載をしましたが、長辺部分が34cm以内、縦・横・厚さを合わせて60cm以内であることが要件となっています。
この範囲内であることを確認して、発送してくださいね。
ゆうパケットの送り方②:専用のあて名シールに記載する
ゆうパケットの送り方2つ目の工程は、あて名の記入です。
ゆうパケットを送るには、専用のBOX等が無い旨は、上記で記載しましたね。
しかしあて名に関しては、専用のあて名シールがあります。
手紙のように書けば良いわけではありませんので、注意してくださいね。
ではそんなあて名シールですが、郵便局の窓口で貰うことが出来ます。
あくまでこのシールを貰うことは無料ですので、安心してくださいね。
また上記の特徴の中でも記載をしましたが、専用のアプリを使うこともオススメですよ。
アプリであれば、事前にシールをもらいに行く手間等が省けるので嬉しいですね。
またご自宅にパソコンとプリンターがあるのであれば、Webゆうパックプリントラベルというサービスの利用も出来ますよ。
詳しい情報はこちらのサイトをご覧ください。
ゆうパケットの送り方③:荷物の料金を調べる
ゆうパケットの送り方3つ目の工程は、荷物の料金を調べることです。
これは荷物の厚みですね。
ゆうパケットは荷物の厚みによって、料金が変わります。
きちんと計って、貼るべき切手を見定めましょう。
また着払いオプションを利用する場合は、この厚みによってかわる料金を事前に相手に伝えておくと丁寧な対応に繋がりますね。
ゆうパケットの送り方④:料金に合わせた切手を貼る
ゆうパケットの送り方4つ目の工程は、切手を貼る作業です。
3つ目の工程でわかった切手を、荷物に貼ります。
なお切手はコンビニ等でも購入することが出来ますので、ぜひ利用してくださいね。
また当然ですが、着払いの場合は切手を貼る必要はありませんよ。
ゆうパケットの送り方⑤:発送する(ポスト)
ゆうパケットの送り方5つ目の工程は、発送作業です。
発送作業は、2通りあります。
まず1つ目は、ポストへの投函で完了する方法です。
これはとっても簡単ですので、ゆうパケットの特徴でもありますね。
もし切手をコンビニで購入する場合は、レジ横にあるポストへの投函でも発送できます。
郵便ポストが設置されているコンビニが、自宅等の近くにあるのであるなら切手を購入してそのまま発送できますね。
ゆうパケットの送り方⑥:発送する(郵便局)
ゆうパケットの送り方6つ目の工程は、発送作業の2つ目の方法です。
2つ目は郵便局の窓口で出す方法です。
ゆうパケットはポストへの投函だけで無く、郵便局への持ち込みでも発送可能です。
もしゆうパケットとして発送できるか、心配な方は窓口へ持ち込むことをオススメします。
窓口へ持って行けば、サイズや重さを量ってくれるので、きちんとその場で料金の不足が無いか確認してくれます。
もし足りない場合は、配達の相手方に追加料金の集金がされます。
荷物の厚さが微妙だよな、というときなどは窓口に行ってくださいね。
また窓口に持ち込めば、事前に料金を調べることや切手を準備する手間も省けます。
もし郵便局が近くにある方は、ぜひ利用してくださいね。
おすすめのゆうパケット関連本
ゆうパケットの利用する機会として、多いのがメルカリなどのフリマアプリですよね。
その発送作業に便利な、厚さ測定スケールなどが付いている本の紹介です。
この本はフリマアプリでの売り方だけで無く、発送作業についても紹介されています。
ぜひ売り方だけでなく、発送サービスの選び方や作業についても参考にしてくださいね。
「ゆうパケットとは」をよく把握して
ゆうパケットはとても便利なサービスである反面、注意しなければならない点もあります。
ただその注意点は、きちんと把握して準備する、事前に対処することさえすれば、十分なものばかりです。
ハンドメイド作家さんやフリマアプリを利用する方には、特にオススメしたサービスでもあります。
とても安く荷物が送れるサービスですので、特徴や注意点を上手に使ってゆうパケットを利用してくださいね。