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2019/06/03

ハンカチの作り方を一挙紹介!子供用のタオルハンカチから大人用のガーゼハンカチまで様々解説

外出する時の必需品、ハンカチ。
ハンカチと一言で言っても、ハンカチ売り場に行くと、色々な生地、デザインのハンカチが置かれていますよね。

どれにしようかと迷う方も多いのではないでしょうか。
それに加えて、お値段もなかなかのものですよね。

必需品なので数をある程度揃えたいけど高いとお悩みの方へ、手作りできるハンカチについて、作り方もご紹介していきます。

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ハンカチ作りにおすすめの生地3選

肌触りのいい生地

ハンカチと言っても素材は様々
作り方を見る前に、まずはハンカチにおススメの生地ベスト3を、しっかり押さえましょう。

  1. コットン(綿)
  2. リネン
  3. ガーゼ

ハンカチを作るときのおすすめ生地①:コットン

ハンカチにおススメの生地、トップは王道のこちら。
コットン(綿)です。

とにかく吸水性が抜群で、汗を拭くのも手を拭くのも、しっかりと水分を吸い取ってくれます。
更に何といっても柔らかさが魅力でもあります。

最初は生地に糊がついていたりして、少々肌触りが悪いかもしれませんが、そんな時は一度洗濯してみましょう。
洗濯すればするほど、生地が柔らかくなって、赤ちゃんのデリケートなお肌にもぴったりな触り心地になりますよ。

こだわりのある方にはオーガニックコットンがおススメです。

ハンカチを作るときのおすすめ生地②:リネン

ハンカチにおススメの生地、コットンに負けずに根強い人気なのがこちら。
リネンです。

魅力は、さらりとした肌触りですね。
蒸し暑くじめじめした日本の夏には、リネンのさらっとした感触が肌に心地よく、ぴったりです。

更にリネンは、乾燥が抜群に速いです。
何度も手を拭いたり、汗を拭ったりしてびっしょりと濡れてしまったハンカチも、しばらく干せばすぐに乾いてしまいます。

梅雨時、お天気がいまいちで室内干しが続く時期には、リネンは重宝しますよ。

ハンカチを作るときのおすすめ生地③:ガーゼ

おススメの生地、続いてはガーゼ。
ガーゼというと医療用のもの、というイメージが以前はありましたが、最近ではガーゼハンカチがずいぶん普及しましたよね。

普及した理由は、何よりガーゼの肌触りの良さ。
ふんわりと柔らかで、触れるものに不快感を与えません。

何重かにガーゼを重ね合わせることによって、ダブルガーゼ、三重ガーゼなど、いくつかの種類に分かれます。
吸水性もよく、汗や水分をしっかりと吸い取ってくれますよ。

ガーゼも丈夫で、何度洗濯しても、ごわごわになったりしません。
赤ちゃんや小さなお子さんが使っても、肌触りが優しいので、安心して使えますよ。

<下に続く>

ガーゼハンカチの作り方

生地をチェック

それでは、実際に四重のガーゼハンカチ(縦20cm×横20cm)の作り方を見てみましょう。
作り方は簡単。

ふわっとした手触りのガーゼを使って、お子さん用の小さめのガーゼハンカチを作ることができますよ。
作り方の前に材料を確認しましょう。

  1. 表面用ダブルガーゼ生地(縦22cm×横22cm) 1枚
  2. 裏面用ダブルガーゼ生地(縦22cm×横22cm) 1枚

お子さん用なので、生地をお子さん自身に選んでもらうのもいいですね。
この他に、待ち針、縫い針、縫い糸(ミシン糸が細くて丈夫でおススメ)、チャコペン(水で消えるものがおススメ)、定規(30cm程度のもの。なければ短いものでもOK)、布裁ちばさみ、アイロン、アイロン台を用意してくださいね。

目打ちも用意できればベストです。
ミシンがなければ手縫いでも簡単に縫えますので、ご心配なく。

それでは、作り方を確認していきましょう。

ガーゼハンカチの作り方手順①:生地を縫い合わせる

作り方の最初に使うのはチャコペン。
用意した2枚の生地の裏側にそれぞれ、縫い代を書きます。

縫い代は4辺とも、布の端から1cmです。
書き終えたら2枚の生地を中表にぴったり重ね合わせ、縫い代を待ち針で留めましょう。

縫い代に沿って4辺を縫いますが、4辺のうちの1辺は全て縫うのではなく、真ん中に5~6cmの返し口を残しておくのが作り方のポイント。
4辺全てを縫ってしまうと中表の生地を返せなくなりますので、注意してくださいね。

ガーゼハンカチの作り方手順②:生地の4隅を切る

縫い終えたら、縫い代を切り落とさないように気を付けて、布裁ちばさみで4隅の角を切ってしまいましょう。

ガーゼハンカチの作り方手順③:アイロンをかける

作り方手順③ではアイロンとアイロン台を用意します。
縫い代を割り、そこにアイロンをかけましょう。

縫い代に沿って真っ直ぐアイロンを当ててくださいね。

ガーゼハンカチの作り方手順④:生地を表に返してステッチをかける

作り方も大詰め、中表の生地を表に返しましょう。
先ほど残しておいた返し口から、中の生地を引っ張って、ゆっくりと裏返していきます。

作り方で気を付けたいのが、4つある角。
角がきれいに出ていないと、見た目が美しくないので、目打ちをお持ちの場合は角をしっかりと整えてあげてくださいね。

角が出たら、4辺の端から0.2cmのところにぐるりとチャコペンで印をつけてください。
チャコペンで印をつけたところを、ランニングステッチで一周縫いましょう。

このステッチは、木綿糸のようにミシン糸より少し太めの糸で縫ってもアクセントになりますね。
表側に印をつけるので、水で消えるチャコペンなら、洗えば印が残らずに便利ですよ。

作り方は以上で、ガーゼハンカチの出来上がり。
ダブルガーゼの生地を2枚使っていますので、4重ガーゼハンカチの完成です。

4重なので、吸水性もばっちりですよ。

<下に続く>

子供用のミニタオルハンカチ

生地を選ぶ

ガーゼハンカチに続いて、今度はタオルハンカチの作り方を見てみましょう。
ガーゼも吸水性、肌触りが優れていますが、タオル地もなかなかの肌触りなので、手をびしゃびしゃにしてしまいがちなお子さん用におススメです。

作り方の前に材料を確認。
材料は以下の通りです。

  1. 表面用生地(縦18cm×横18cm) 1枚
  2. 裏面用タオル生地(縦15cm×横15cm) 1枚

こちらを使って、裏がタオル地のハンカチを作ってみましょう。
お子さん用なので、小さめハンカチの作り方です。

子ども服の小さなポケットにも入るサイズです。
表面用の生地は、ダブルガーゼ生地が肌触りがいいのでおススメですが、コットンでもリネンでも何でも構いません。

気に入ったデザインの生地を使ってみましょう。
タオル生地は家の中で使っていないタオルで十分です。

但し、薄手のタオルがいいでしょう。
厚手の物や密度の濃いものは縫いにくいです。

この他に、待ち針、縫い針、縫い糸(ミシン糸が細くて丈夫でおススメ)、チャコペン(水で消えるものがおススメ)、定規(30cm程度のもの。なければ短いものでもOK)、布裁ちばさみを用意してくださいね。
ミシンがなければ手縫いでも簡単に縫える作り方ですので、ご心配なく。

今回は中表にした生地を返すという工程がないので、目打ちなども不要です。
それでは、作り方を確認していきましょう。

ミニタオルハンカチの作り方手順①:生地を水通しする

作り方の最大のポイントがここ
面倒でも、必ず水通しをしましょう。

タイミングは生地を裁断する前です。
水通しのやり方は、洗面器にぬるま湯を張って、そこに生地を入れ、軽くもみ洗いするだけです。

それもひと手間という方は、洗濯物と一緒に洗濯機で洗ってしまえばいいでしょう。
水通しの目的は、生地についている糊を落とすこと。

作り方手順の最初にこのひと手間を惜しまなければ、ハンカチを使い始めてからも、型崩れの心配がありません。
水通しをして乾かしてから、作り方手順の②に進みましょう。

ミニタオルハンカチの作り方手順②:生地を裁断する

作り方手順②は裁断。
材料の箇所で触れた通り、表面用の生地は縦18cm×横18cmのサイズに印をつけて、布裁ちばさみで切ります。

タオル生地はそれより小さい縦15cm×横15cmのサイズに切りましょう。

ミニタオルハンカチの作り方手順③:生地を合わせる

作り方は本当に簡単。
表面用生地(縦18cm×横18cm)を裏返しにして置きます。

その上にタオル生地(縦15cm×横15cm)を重ねて置きます。
この時、表面用生地の中心に合わせて、タオル生地を置くようにしましょう。

ミニタオルハンカチの作り方手順④:生地の角を折る

作り方手順④では表面用生地の4隅の角を、内側に向けて折ります。
ちょうど三角形になりますね。

この時、三角形の一番長い辺とタオル生地の角が触れる位置で折るのが作り方のポイントです。
しっかり折ったら、タオル生地が三角形部分の上に来るよう、直してください。

ミニタオルハンカチの作り方手順⑤:生地がずれないように留める

作り方で肝心なのがここ。
待ち針を使って、2枚の生地や三角形に折った部分がずれないように留めましょう。

待ち針がない方は、文房具のクリップを代用してもいいですよ。

ミニタオルハンカチの作り方手順⑥:縫い代を3つ折りにして、縫う

作り方も大詰め、表面生地のはみ出ている縫い代部分を、三つ折りにしましょう。
折り目をしっかりつけるには、定規などで折り目を何度かなぞれば大丈夫です。

三つ折りにしたら、ぐるりと4辺を縫います。
ちょうどハンカチの縁取りのようになりますね。

ここを細かめのランニングステッチで縫ってもいいですね。
縫い終われば完成、作り方は以上です。

<下に続く>

丈夫で長く使える簡単大人用ハンカチ

ミシンで縫う

ここまで子ども用ハンカチの作り方をみてきました。
子ども用ハンカチの作り方は簡単ですが、大人用ハンカチの作り方は難しいと不安になった方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、大人用の作り方も簡単なのです。
実際に作り方を見ていきましょう。

まずは材料の確認です。

  1. ハンカチ用の布1枚(縦22cm×横22cm)
  2. ミシン糸

この他に、待ち針、縫い針、チャコペン(水で消えるものがおススメ)、定規(30cm程度のもの。なければ短いものでもOK)、布裁ちばさみを用意してくださいね。
ハンカチ用の布は、リネンやコットン、ガーゼなど、手触りが心地良いものから選びましょう。

少し厚手のものなら、裏地の布が必要ないので、作り方も簡単ですよ。
それでは、作り方を確認していきましょう。

簡単大人用ハンカチの作り方手順①:水通しをしてアイロンをかける

具体的な作り方に入る前に、まず布の水通しをしましょう。
このひと手間で、完成後も縮んだり歪んだりしないハンカチが作れます。

水通しをして乾かしてから、アイロンをかけます。
布の中心から、8方位の方向にアイロンをあててください。

簡単大人用ハンカチの作り方手順②:布を裁断する

続いて作り方手順②では、布を裁断します。
今回は22cm四方のサイズでご紹介していますが、ご自身の使いやすいサイズに微調整してくださいね。

縦横が同じ長さなら、問題ありません。

簡単大人用ハンカチの作り方手順③:折り目をつける

作り方手順③では、またアイロンを使います。
布の四辺全て、端から5mmのところに印をつけてください。

端から5mmで布を2回折り込んで、アイロンをあてて、しっかり折り目をつけましょう。
ただ、四隅の角はこのままだと折りにくいですよね。

布も盛り上がってボコボコ。
作り方手順④で、角の処理をご紹介します。

簡単大人用ハンカチの作り方手順④:四角の折り目の処理をする

四つの角から対角線上に5mmのところを目印に、角を切り落とします。
切り落とした部分は三角形になっていますね。

残った部分を内側に折り込んで、しっかり折り目をつけましょう。
続いて角に交わる二辺を、端から5mm、2回折り込んで、アイロンでしっかりと跡をつけます。

そうすると、角で折り返した二辺が、きれいにぴったりと合います。
これで布がボコボコに盛り上がったりせずにすみますね。

アイロンで折り目はついていますが、心配な場合は、適宜待ち針を利用して留めましょう。

簡単大人用ハンカチの作り方手順⑤:布を縫う

いよいよ作り方も大詰め。
2回折り込んだ布の上を、縫っていきましょう。

ランニングステッチで縫うのも、アクセントになっていいですね。
その時は少し太めの糸を使うのもありですよ。

縫いはじめと縫い終わりは、糸がほつれないよう処理する必要があります。
始めと終わりだけ返し縫いにすれば、心配ないですね。

簡単大人用ハンカチの作り方手順⑥:一周縫って完成

布の四辺を、しっかりと一周縫ってください。
ぐるりと縫ったら、ハンカチ完成です。

作り方は以上です。

<下に続く>

ハンカチにおすすめガーゼ

ハンドメイドハンカチ

ハンカチは肌に直接触れるものですから、ごわごわした生地だと、悲しくなってしまいます。
どの生地で作るか迷っている方は、やっぱり肌触りがいいガーゼ生地をおススメします。

赤ちゃんからお年寄りまで、皮膚トラブルを抱えて敏感になっているお肌でも、ストレスなく使えるのが、ふんわりガーゼ。
ちょっとおしゃれなガーゼ生地を使いたいという方には、こちらをご紹介します。

手芸のいとや 生地 ダブルガーゼ デニム風ガーゼ ドットブルー 生地幅-約108cm×1m 綿100% 手芸・ハンドメイド用品
1134円

一見デニム生地のように見えますが、触り心地はふわふわガーゼなのです。
とてもおしゃれなガーゼ生地ですよね。

<下に続く>

手作りハンカチで、心地よい毎日を

好きな生地でハンドメイド

ハンドメイドのハンカチも、真っ直ぐ縫うことさえできれば、作り方はそれほど難しくありません。
作り方も簡単なオリジナルのマイハンカチ。

市販で気に入ったものがなくても、これなら自分でも作ってみようかなという気になりますよね。
好きな肌触りの好きな生地で作ったハンカチなら、いつでも持ち歩きたくなるはず。

ハンドメイドハンカチにチャレンジして、ストレスフリーで心地よい生活を送ってみませんか。

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